★ 小4女児死亡 「娘は廊下と浴室で生活させた」母親が供述
千葉県野田市で小学4年生の女の子が自宅で死亡し両親が逮捕された事件で、このうち、母親が「娘は冬休みごろからほとんど廊下と浴室で生活させていた」などと供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。警察は、虐待がエスカレートしたいきさつを調べています。

先月24日、千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さん(10)が自宅で死亡しているのが見つかった事件では、父親の勇一郎容疑者(41)と母親のなぎさ容疑者(32)が傷害の疑いで逮捕されています。

このうち、勇一郎容疑者は、ことし初めにかけても心愛さんに、胸の骨を折る大けがをさせたとして、14日、再逮捕されました。

その後の警察の調べに対し、母親のなぎさ容疑者が「娘は冬休みごろからほとんど廊下と浴室で生活させていた。廊下で娘が眠ると夫がたたき起こすこともあった」などと供述していることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。

心愛さんは冬休みが終わっても学校の欠席が続き、亡くなったときは自宅の浴室に倒れていたことが分かっています。

この間、十分な食事も与えられない中、断続的に暴行を受けていたと見られ、警察は、虐待がエスカレートしたいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190215/k10011815501000.html