"生後11か月娘"シーツでくるみ浴槽に水没させ殺害した33歳母親「殺人罪」で起訴 鑑定留置し地検判断
2020年7月3日17:00

北海道釧路市で生後11か月の長女を湯を張った自宅の浴槽に沈めて殺害したとして、33歳の女が殺人罪で起訴されました。
殺人の罪で起訴されたのは北海道釧路市の無職・河口美穂被告(33)です。

起訴状などによりますと河口被告は、4月23日午前7時30分ごろから午後5時ごろまでに、自宅で生後11か月の長女・楓ちゃんを着衣の上からシーツでくるんで浴槽に沈め、シャワーで湯を注ぎ、窒息死させて殺害しました。

河口被告は夫と楓ちゃんと3人暮らしでしたが、出産直後から釧路市役所に「心が不安定で育児が不安」「ネットで子育て情報を見すぎてわからなくなることがある」などと相談、沐浴やミルクの与え方のサポートを受けていました。

夫も食事の支度や保育園の送り迎えなどを行い、支えていたといいます。

釧路地方検察庁は河口被告の認否を明らかにしていませんが、刑事責任能力を調べるため5月8日から6月29日まで鑑定留置し精神状態などを調べた結果、7月3日付で起訴しました。

https://www.uhb.jp/news/single.html?id=13457