叡王戦、高見が初タイトル獲得 金井に4連勝
毎日新聞2018年5月26日 20時53分(最終更新 5月26日 21時01分)
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 今期から将棋界で八つ目のタイトル戦となった第3期叡王戦七番勝負(ドワンゴ主催)の第4局は26日、群馬県富岡市の富岡製糸場で行われ、
高見泰地六段(24)が金井恒太六段(32)に147手で勝ち、4連勝で自身初のタイトルとなる叡王を獲得した。
高見は規定により七段へ昇段した。
 高見は横浜市出身。2011年に棋士になった。
今期叡王戦本戦で、豊島将之八段、渡辺明棋王、丸山忠久九段を連破して七番勝負へ進出。
本格的な居飛車党で、第1、第2局を連勝して迎えた第3局は千日手指し直しの末に勝利し、ストレートで決着をつけた。

【取るつもりだった 】
 叡王になった高見は「タイトル戦は初出場だったが、出るからには取るつもりだった。
タイトルに恥じないよう頑張らなくてはと感じる」と喜びを語った。