アマチュアからプロに編入する
奨励会を使わないもう一つのプロになる方法が、「プロ編入制度」を利用することです。
これは10勝以上、勝率6割5分以上という規定を満たす好成績を収めプロ棋士からの推薦を受けたアマチュア棋士が、プロ棋士相手に対局し5対局中3勝できればプロ棋士に昇格できる制度です。

2005年に当時アマチュア棋士だった瀬川晶司四段のプロ編入の嘆願書を連盟に提出し、編入試験を突破したことから制度化されました。
アマチュアから奨励会を経ないでプロ棋士になった例は1944年の花村元司九段以来の快挙と言えます。
奨励会と違い、年齢制限はないのが特徴ですが奨励会入りするよりも条件が厳しいと言えます