運営「次の１手は△６一金か」
千田「△７二金の２択ですね完全に」
運営「（△同金と）取るということは考えられないですか」
千田「（△同金と）取るは考えないですね」
千田「ほぼ無いと思います。それで△同金と取られたら笑うしかないですけど」
△同金の変化を解説
千田「えー△同金もあるって（たぬきが）言っているな。でも評価値が物凄く揺れ動いているんで」
千田「いやーでも流石に△同金は人間の感覚にはあまりないと思うんですけどね」
藤井「△同金（パチッ）」
千田「うわーすごいですね」「これは指せないですね」
千田「一目先手良しですけどね」「+200は先手がいいかなと」
▲７二銀に△５四角と打つ変化を検討。千田は手が読めてない
千田「案外、後手玉に詰めろがかかりにくいですね」
千田「▲７二銀に△８六飛とかができたらいいんですが、△８六飛で勝ちと断定できるほどのものがないんですよね」
千田「今ソフトにかけたらとんでもない手が飛び出してきて△８六飛でアウトみたいですね」
飯野「ほんとに読みが深いですね」
少し沈黙
千田「対局者やったら全部の変化読むんで見えるかもしれないですけれど、しかしながら解説的にはちょっとそこまで深く普通読まないよねって感じで打ち切る変化ですね」
千田「ソフトもちょっと進めると△６三同金って手を出しますね。ただ通常探索で気づくかどうかって言われたら微妙ですね。深い探索だったら多分気づきますね。」
千田「MultiPVとかで読んでいたら指せますね間違いなく。正確には▲７二銀の局面でMultiPVだったら絶対最善手逃さないですね」
千田「こういう局面からは詰む詰まないが物凄く関わってくるんでソフトの評価値もアテになりにくいんですよね」
千田「多分通常探索のソフト的には読みにくい手ですね。Multi ponderとかやったらあっさり指せるかって手ですね」
