羽生の真の強さも2013年ソフトで解析したのではわからない
2017年ソフトで解析してこそ、まぐれの勝ちでなく、羽生の正確な読みと感覚の勝利であることが理解できる
しかし、勝つときは相変わらず強い勝ち方ができる羽生だが、敗着となる悪手も増えてきた
そうした敗着が以前より多いことは勝率をみれば分かること
だから、勝局内の平均悪手率を算出できれば棋力は判定できる
勝局内の平均悪手率が同じ棋士なら勝率が高い棋士のほうが強い
勝率が同じなら勝局内の平均悪手率が低い棋士のほうが強い
悪手の定義に検証は必要だが、強い棋士を判定する方法論としては理解が得られやすい技法であろう
山下的手法に頼る時代ではないのは明らかだ