将棋は、自分が考えうる最善を尽くして競い合うゲームですので、
対局中にコンピューターが5手代わりに指してくれる機能を持つウォーズは、
将棋ではありません。

ウォーズをリアル道場に例えるならば、
「困った局面で席主にお金を払うと道場で一番強い高段者が現れ、
助っ人として5手代わりに指してくれる」ようなもの。

個人と個人が真剣に技量を競う将棋において、
こんな行動が許されるでしょうか。

ウォーズを野球に例えるならば、
試合中、相手チームの投手がいきなりピッチングマシンを使って
300km/hの球を投げてくるようなもの。

人間と人間が真剣に技量を競うスポーツにおいて、
こんな行動が許されるでしょうか。

ウォーズを利用するユーザーは、将棋が趣味の人間としてのモラルが
欠けていると言わざるを得ません。