豊島がんばれ

"大レースではいつも二、三着に善戦するも勝ちきれないのである"
"このようにいつも二、三着に善戦する馬は不思議と人気が出る"
"山野浩一の定義によれば、「底力」とは「ゴール前で全能力を出し切って、もうこれ以上は無理だというところから、さらに絞り出される力」のことだという"

https://books.google.co.jp/books?id=QEfGBwAAQBAJ&;printsec=frontcover&dq=%E5%85%89%E9%99%B0%E3%80%81%E9%A6%AC%E3%81%AE%E3%81%94%E3%81%A8%E3%81%97&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwjXxamgjpraAhWMUrwKHTZjAuEQ6AEIKDAA#v=onepage&q=%E5%85%89%E9%99%B0%E3%80%81%E9%A6%AC%E3%81%AE%E3%81%94%E3%81%A8%E3%81%97&f=false
光陰、馬のごとし  1 著者: 芳野星司 ゴマブックス株式会社 (2015/4/5)

ステイゴールドは大型馬が増えた昨今の男馬にしては小柄で、大レースではいつも二、三着に善戦するも勝ちきれないのである。
一流には少しばかり届かなかったのだ。
このようにいつも二、三着に善戦する馬は不思議と人気が出る(かつてメジロファントムというのがいた)。
ステイゴールドは GI レースを勝ち上がるには何かが欠けていたのだ。それはおそらく「底力」である。
山野浩一の定義によれば、「底力」とは「ゴール前で全能力を出し切って、もうこれ以上は無理だというところから、さらに絞り出される力」のことだという。