>>903
過学習か・・
https://shogi.zukeran.org/2017/05/13/human-over-fitting/
将棋と過学習 ず’s 将棋 2017/05/13 2017/05/14

近年のコンピュータ将棋は機械学習やDeep Learningを取り入れて人間を超える棋力に到達し、さらに強くなりつづけている。機械学習をするときに気をつけないといけないのは過学習(学習した局面では正解を出せるが、それ以外では間違ってしまう)状態になることだ。Bonanzaの昔から、過学習に陥らずに適度に学習するためのノウハウが積み重ねられている。

※1 ponanzaは1兆局面を見てきた? | やねうら王 公式サイト
http://yaneuraou.yaneu.com/2017/02/25/ponanza%E3%81%AF1%E5%85%86%E5%B1%80%E9%9D%A2%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%EF%BC%9F/

別の局面を与えてみる
以前、「駒落ち戦のすすめ(2) 実は上手の勉強になる」の記事で駒落ち上手を持つと強くなるかも、という話を書きました。駒落ち上手では四間飛車党が遭遇しなかった局面がいくらでも出てきます。四間飛車党はそもそも美濃に囲えないと困る……美濃に過学習していたのだと思います。

居飛車党の方は駒落ち上手でもさほど違和感はないという話も聞きました。たしかに、横歩や相掛かりだと思えば似ているようなそうでないような。また、居飛車党の場合は横歩、相掛かり、矢倉、角換わり、対好形とさまざまな戦型に対応する必要があるので、過学習には陥りにくいような気がします。

別のゲームをやってみる
実は似て異なる局面だけではなく、似て異なるゲームをするのも過学習の対応になるのではないかと、最近思っています。囲碁とかチェスやチュンジーですね。

将棋ばかりやっていると、考えずに直感だけで指していると感じることがあります。もちろん考えなくても直感でわかることは大事だけど、考える力が落ちているんじゃないかと。
似て異なるゲームをすると、全然知らないゲームであればあるほど頭を使って考える必要があり、脳の基礎体力の維持になるように思います (その意味では、長手数の詰将棋を解くのもいいのかもしれません)。

羽生三冠や森内九段がチェスを指したり、多くの棋士が囲碁も嗜むのは、もしかしたらそのような理由もあるのかも?