>>102
ああ、こんなことも言っているね

岩瀬:次の手を考えている時に「今日はリスクを取ってこっちの手を打ってみよう」とすることが、まさにアクセルを踏んでいる状態なんですね。

羽生:そうですね。公式戦の「待った」ができない状況の中で対峙する時が、やはり一番勉強になります。そういう時に挑戦していくかどうかが、長い目で見て重要なのだと思います。まあ、そういうことをするとたいてい負けますけどね(笑)。

岩瀬:その時、後悔はしませんか?

羽生:もちろん負けるつもりでやっているわけではありませんが、リスクを承知の上での判断なので、それをどこまで許容できるかが大事だと思います。