ソフト依存度の高い、増田は感覚的に着手がソフトっぽいかどうか分かるレベルに達している
数少ない棋士の一人だ。

藤井くんはソフトの手を参考に自分の読みを積み重ねているので時間がかかる。

A.増田は対局中は極力読まないし考えないと言ってた。ひたすらソフトっぽい手か
どうかを判断しているだけ。時間を使わなくても指せる。

B.逆に言えば増田の弱点は終盤の読みが必要な局面にある。

藤井くんは序中盤を増田に評価値300〜500以内の差で付いてゆくだけで良い。
終盤になれば増田の読みの力をはるかに上回る藤井くんが逆転するのは
難しいことではない。

これは千田にも言えるソフト依存タイプの棋士は必然的に終盤の読みに問題を
抱えることになる。これが彼らが弱い相手に取りこぼす原因となっている。

これを今後藤井くんは是非念頭において戦ってもらいたい。