羽生二冠 前人未到の通算100期へ きょう「棋聖戦」最終局
2018年7月17日 4時00分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180717/k10011535921000.html

将棋の羽生善治二冠は、17日、八大タイトルの1つ「棋聖戦」の最終局に臨み、勝てばタイトル獲得数が前人未到の通算100期となります。
棋聖戦の五番勝負は、タイトルを保持する羽生善治二冠(47)に豊島将之八段(28)が挑み、ともに2勝2敗で17日の最終局を迎えます。

羽生二冠は、この対局に勝つと「棋聖」のタイトルを防衛し、平成元年から積み重ねてきたタイトル獲得数が、前人未到の通算100期となります。

一方、豊島八段が勝てば、初めてのタイトル獲得を果たし、羽生二冠は「竜王」のみの一冠に後退します。

日本将棋連盟によりますと、この場合は、同時に複数のタイトルを保持する棋士が31年ぶりにいなくなり、すべてのタイトルを別々の棋士が持つことになります。

対局は東京都内で17日午前9時に始まり、17日夜に勝敗が決まる見通しです。