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将棋上達の科学
【棋王戦挑戦者決定トーナメント】菅井竜也王位vs藤井聡太七段の棋譜速報!先手番中飛車 2018/9/3
(抜粋)
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▲2八玉に対して、△8六歩と仕掛けていきます。

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△7六歩と角を引かせて、△5四歩。
取れば角成りですね。
▲7八金とあがって、△5五歩▲4五銀とかわします。

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菅井王位は▲7四歩と切り替えします。
△8七銀成なら▲7三歩成△同桂▲9五角と出て、桂取りが受けにくいです。
△7二金とすると、▲8三歩△同飛▲8四歩で成り銀が取られてしまいます。

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藤井七段は5筋に飛車を回って、菅井王位は▲6五歩と銀を狙っていきました。
銀が引けば後手を引くので、△5五歩と攻め合いですね。

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▲5三と と飛車道を通して金取りにもなっています。
なので、△6八馬と取って、▲4二と△同金としてから▲6八金。
先に銀を取らないと、と金がタダで取られてしまいますので、銀を取ってからですね。
△7七歩成▲同金としてから香を取って、藤井七段は駒得を主張にしていきます。

▲6三角△6四飛として、桂馬を取って藤井七段は龍を作ります。
そこで、▲5八銀としっかり受けて、自陣を堅くしていきます。
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