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言葉はすべて単純明快。自分を飾らず何事も楽しむ。棋士・渡辺明 34歳。
2018年10月2日 17時0分

渡辺と話しているとそういう印象をまるで受けない。将棋も人生の一部で、将棋を含む全ての事象を楽しんでいるといった感じだ。しかも渡辺は自分を飾らない。素直な気持ちを伝えることを常に意識しているため、将棋界への忖度は一切ない。
それどころか自分自身の弱みも平気でさらけ出す。だからこそ渡辺の話はとても興味深く、頷ける部分も多いのだ。これまでの4人と大きく異なる渡辺ならではの将棋観は、我々の将棋に対する関心をさらに広げてくれることは間違いない。(編集部)

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―「将棋世界」のインタビューで「あまりにも変化が激しいんでついていけない」というようなことを仰っていましたが、今でもそう感じていますか。
30代になると結構そういうこともありますからね。流行というのは、どの時代も10、20代が作るので、30代になるとその流行を見て、付いていくというか、まねるということが必要になってきますから。
10代20代の頃は、自分がやっていたものが最新、最先端だったりするんですけど、逆にまねる側になってきたという変化は感じます。若い人の流行型に自分の将棋をどう埋め込んでいくかっていうか、その辺は課題ではありますね。

みんなが同じ形をだいたい知っている訳で。っていうことはすごく細かいところから戦いが始まる。立合いで微妙に有利な体勢を取るのは大事なんですけど、それより組み合ってからの力が必要になるかなって感じはします。組み合ってから全部は研究でカバーできないですからね。中盤力がやはりプロの課題なんじゃないですか。その中盤力を上げる方法が分かれば苦労しないよ、っていう感じです。

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