>>48
それは仕方ない
理由は2つある

1つは棋譜解析による推計方法の問題
これ結局は棋譜の悪手から指し手のクオリティを測ってるので長時間の対局ほどミスが減って数値が上がる
江戸時代には御城将棋、木村以降はタイトル戦という長時間の重要対局があっのでこの棋譜を解析すればいい値になる
しかし明治時代にはそういう舞台がなかったので多少持ち時間の少ない対局の棋譜を解析してるので低めに数値が出てる

2つめは実際に棋力が落ちてた可能性
というのは江戸時代には家元三家が棋書を門外不出としていたので家元だけが歴代名人の研究成果を独占して圧倒的棋力を保っていた
それが明治時代になると家元が棋界を離れてしまって家伝の棋書たちが失われてしまったので一時的にレベルが下がった
とはいっても関根はもちろんほとんどの棋士が家元門下で修行していた人たちだからそこまでの影響はないだろうけどね
一般的に明治維新後レベルが多少下がったのは間違いないと言われている