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友沢がバルカンズに電撃トレードされ、私もその後を追うようにバルカンズに合流したことで、今まで続けていた「勝負」は一旦中止となった。
とはいえ、モチベーションの維持やパフォーマンスの向上に一役買っていたそれが無くなっては困る面もある。
だから、色々と条件を付けて(勿論、チーム全体の利益を考えた上で)試合に臨もう、ということで私達の意向は一致していた。
……のだけれど。

「……いや、もう、なんていうかね……脱帽っていうか、呆れ返るのを通り越して称賛ものの活躍だけどさ」
「おう」
「いきなり卸したてのユニフォームでプレイはやめない!?まだシーズン初日よ?!汗臭いし、」
「い・や・だ」
「ひえー?!」

私が馬鹿だった。エロ沢のエロ沢たる所以を侮っていた。
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