――現在の将棋の勉強法は?

藤井 普段は将棋ソフトに自分の指した将棋などを入力して、形勢判断が正しかったかどうかを照らし合わせています。

――ソフトの使い方では形勢判断が一番重要?

藤井 そうですね。

――試したい戦法をソフトにかけることは?

藤井 序盤の研究にソフトを使う棋士は多くて、自分も全く使ってないわけではありませんが、
結局最後は自分で考えることが必要といいますか、ソフトを使うにしても、
ソフトの読み筋や評価値を自分で解釈することが必要なのかなと思っているので、ソフトだけに研究をさせることはないです。

――スマートフォンの活用法は?

藤井 基本的には棋譜中継を見るものだと思っています。後は連絡用。LINE(ライン)はしていないです。
スマホは将棋の検討には向かないかなと思いますが、空いた時間に(ソフトと)対局するのにはちょうどいいかなと。割といい勝負に。

https://mainichi.jp/articles/20200117/k00/00m/040/134000c