「予選免除対象者に関して想定外の状況」とは森内九段が予選に出場した事です
成績優秀者次点と思われていた近藤誠也七段が予選免除になるという想定外が起きました
十八世名人資格は持っていますが、現在は「森内十八世名人」とは呼称されていません
71回以降は谷川九段と共に別に予選免除権を獲得しなければ予選出場が普通になってしまいました
「永世称号資格者」では予選免除権は得られないという事です
「谷川十七世名人」「森内十八世名人」を襲名すれば予選免除権が復活します
今まで森内九段はどうして予選免除になっていたかと言うと
66回後 A級降級後宣言
67回 予選免除 A級所属による (フリクラ1年目)
68回 予選免除 B1所属扱い (フリクラ2年目)
69回 予選免除 B2所属降級点0扱いで本来予選だが前回Best4進出により予選免除 (フリクラ3年目)
70回 予選出場 B2所属降級点1扱い状態 (フリクラ4年目)
なんと今期から予選出場となっていた可能性があったのです (Best4進出で回避された)
フリクラ宣言者は65歳か15年後と引退年が決まっているように見えるが
実は15年+順位戦在籍可能年数分がたされる事になっています
16年後引退 ← C2降級点2
17年後引退 ← C2降級点1
18年後引退 ← C2降級点0
19年後引退 ← C1降級点1
20年後引退 ← C1降級点0
21年後引退 ← B2降級点1
22年後引退 ← B2降級点0
23年後引退 ← B1
森内九段はB1で宣言したので引退は23年後(65歳が先)になります
その間順位戦クラスが1年毎に落ちていっている過程の段階なので
現在はB2棋士扱いで棋戦のシード等が決まっています
今期銀河戦も8回戦から登場している事でB2棋士扱いとなっています