【おゆき】内藤國雄スレ
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谷川の弟子の都成は四段になれたけど
弟子にする以上は名人になれる器と思ったはずだから
見込み違いだったかもしれんな 奨励会なんてほとんどの子供が地元では大天才で名人候補
他の実業界の分野でもそうだが成功した人のエピソードばかり取り上げられる 故・木村義徳は「失敗体験記」のほうが有効と言っていた 昔、将棋マガジンにラジオ収録の模様が載ってたけど
にこやかそうにしゃべる内藤に対し
アシスタントの女性が露骨に嫌そうな顔してたな
内藤って外面だけ良いから嫌われてたのかな 全盛期の内藤先生はユーモラスな反面、どこかとんがったところがあって、周囲は
扱いにくかったのかも知れない
豊川先生とかサトシン先生のような憎めない面白さとは違っていた その二人と違って内藤先生は強豪だから
当時のトップ連中は癖のあるタイプばかりだし 芹沢先生によると内藤先生は無茶苦茶酒に強いらしい
酒好きの芹沢先生がつぶされてしまうくらい飲む 勝負に淡白な所があって
長手数の将棋を指してる最中に
「こんな将棋を誰が並べるのだろう」と思ったりするようだが、
長手数の詰将棋を作って
「こんな詰将棋を誰が解くのだろう」
とは思わないのだろうか 升田と東京と大阪の間、食堂車で飲み続け、升田より飲んでいた話ああり 升田が毒づいてその場に居合わせた人を小バカにして
その人が怒り出しそうになると升田はフォローしてたが
そんな風にからかわれて面白い訳がなく徐々に升田から人が離れていった
ある時酒席で一斉にやり込められる升田を見かねて違う店に連れ出したなどと
升田シンパぶりを語っていた内藤も
結局離れていき
升田は最後は高島弘光しか飲み相手がいなくなった 高島は50歳代で現役のままガンで逝去
エルモ囲いを偶然好んでいた
テレビ早指し戦で穴熊の大山を撃破し決勝へ 高島は日本一の攻めといわれる猛攻が身上だったからな
相手が大山でも撃破することがあった スレチご容赦
エルモ囲いで大山に勝ったテレビ早指し戦
飛車取りの馬に当て返した☗3七飛
最後の頓死を誘う大山のうっかりが印象的
エルモ囲いの先駆者として、今の時代、話題にされるべき 完全形でなくても雁木と称しているので、☗7九金と囲っていれば、エルモの先駆とは言える
少なくとも、当時でも他に見かけず
スレチご容赦 内藤有吉の不仲説はプロレス的なものだが
内藤桐山の不仲はガチ
いったい何があったの? 芹沢と有吉が、仲が悪くなるほど接点があったとは思えないが 堅物の有吉も、破天荒すぎる芹澤も、
接点が少なくてもお互いを生理的に嫌ってそうなのはわかる
内藤と有吉はそこまでひどくないが
対局時のピリピリした雰囲気で
「内藤と有吉を同じ場にセッティングしてはいけない」と
周囲が必要以上に気を遣いすぎた
晩年、連続じゃないけど3期B2で一緒だったのに
なぜか順位戦で手合いがつかなかったのも作為的な配慮を感じた 芹沢のほうが有吉を嫌っていたらしい
芹沢は山田道美、加藤一二三のことも嫌っていた 内藤は山田道美とは付き合いもないけど
大山アンチで一致する所もあって嫌ってはいない 大山名人のほうは内藤九段を軽んじているような態度だったな
将棋の内容もあまり評価していなかった 二上は終盤だけ、加藤は無駄が多い、
山田は中終盤が非力で挑発的言動が目に余る、内藤も本格派とは言い難いって事で
大山は、中原が出てくるまで誰も認めなかったのはわかる 大山は内藤の将棋を「アマチュアの方々が好むような指し方」とか言っていたな 塚田正夫が16人制(順位戦上位のみが原則)だったNHK杯戦では、見る人がワクワクする将棋を、と言っていたのをなぜか連想した 内藤の空中戦素敵やん
読み抜けや構想ミスってぼろ負けとかもあったのかな あと、気分屋で出来不出来の差が激しい
大山が「面白味がある内は天才」と言ってたのも内藤あたりを指したのか
面白味があって本格派でもあって強い中原が一番 中原名人の解説はわかりやすいよ
でも、米長永世棋聖や内藤九段のように冗談を交えることはない >>101
何が有ったという以前に根本的に馬が合わない
パリピー系で気心有る仲間とワイワイやるのが好きな内藤と
基本一人で静かにじっくりした時間を楽しむ桐山
派手な空中戦的魅せる将棋の内藤と
いぶし銀の異名通りの渋い堅実な将棋の桐山
酒好きでは有るけどギャンブルやゲームは好まない内藤と
ギャンブルやゲーム等を好んで酒呑まずによくやってる桐山
何から何まで接点が正反対過ぎて自分の好きは相手の嫌い(もしくはその逆)
って言うノリや気性だったんで自然にお互い口すら利かない仲に
>>102 >>104
芹澤は一時期「将棋は才能とセンス、努力や研究でやる奴は偽者。」とか言ってたんで
努力で研究家の山田や有吉を暗に嫌ってたのは実際有る
その山田は芹澤は芹澤の盟友の佐藤尚平を滅茶苦茶嫌ってたって話が有るとか >>107
芹澤が内藤の将棋を絶賛してて素晴らしい卓越した将棋って言ってたのに対して
大山は内藤の将棋をアマチュアの方々に見せるには面白い将棋って
暗に器じゃない言い回ししてたからな
因みに内藤、有吉、桐山、芹澤の4人はそれぞれ色々有るんだけど
奇しくも4人一致していたのは加藤一二三が大嫌いだった部分
で山田はその加藤の生涯の盟友だったんだな
山田ってある意味畠山鎮を更に過激に二回りほど強くしたタイプって評してた人いたな >>122
アマチュアの方々だけど
谷川将棋には華があるが内藤将棋は見てて疲れるだけ >>122
山田の棋書は非常に緻密で、「将棋の本」というより「将棋論文」といった感じ
加藤一二三が若いころに書いた棋書も緻密だった
互いに共感するところがあったのかもしれない 山田は研究会を主宰して若手を集めて研究していたから、今の将棋の先駆者ともいえる 本将棋 内藤九段将棋秘伝はコンピュータ将棋選手権に出場した唯一の家庭用ゲーム機ソフト >>125
昭和50年ごろの雑誌『近代将棋』巻末の山田が主人公のシリアスな劇画
ひふみんが登場してきて、仲よく語り合っていた
山田の日記をもとにしたらしく、登場したひふみんが驚いて、翌号の読者投稿欄に感想をしみじみ述べていた コンピューターソフトにも理解があった
今お元気だったら激指の監修とかをされていたに違いない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています