C2の厳しさの調節具合によって棋士の引退時期が決まるから
単純に若手優遇すればよい、という話でもない

今若い棋士だって20年後にはロートルになる
自分が40歳でロートルになると棋士免許を剥奪されるような制度よりは
上がるのが厳しくてもある程度将来の安定を
保障してくれる制度の方がいいと考えるだろう

棋士になるような才能ある人は子供の頃はみんなタイトル戦を夢見ている
現実に三段リーグからプロになる頃に、自分はどういう位置の棋士か見えるようにもなる
タイトル戦に出るようなクラスの棋士になれないのならすぐに辞めて転職しろ
というような世界では、奨励会のうちに辞める人が続出する
囲碁に比べるとまだしも棋士免許を得れば将来設計が立つのが、将棋界の魅力ではある