40代半ばをすぎるとどの棋士も下降線を描くようになるわけですが、平均勝率をいちばん下げてしまっているのは森内九段です
十八世名人の資格を得ている棋士ではありますが、このグラフの棋士のなかでピークの山がいちばん低いのが森内なので意外という気はしません
36歳時の0.674が最高平均勝率なので森内のピークは33歳だったことになります
ピークの山がいちばん高いのは35歳時の升田で0.789、32歳がピークだったと考えられます
次が二上で36歳時(ピークは33歳)の0.729、米長37歳時(ピークは34歳)の0.716と続いています
谷川は読み取りにくいですが、32歳(ピークは29歳)のときに最初の山があります(0.705)
二上と谷川の推移線は峻別しにくいので色を変えればよかったですね