升田幸三もそうだし、伊藤匠もそうなっていくのかも知れないけど、

「〇〇さえいなければ時代の第一人者になっていただろう」⇒「偶々そういう絶対王者が同世代にいなかった羽生善治と同格かも」

って安易に考える人は後を絶たないが、
この主張が一定の説得力を持つには、
最低でも羽生善治が無謬の第一人者だったのと同じくらいの安定感で
二番手以内の地位を維持していなきゃ話にならないんですよね。

升田幸三さんも米長邦雄さんも、全然そんな成績は残していないんですわ。
「この時代の二番手は誰?」
って言われたら対抗馬が居ないと言える程度の成績を残してるってだけで。