素人考えだけどスポーツの実況と棋譜の公開はちょっと性格が違うと思うけどなあ
野球サッカーは人間がその身体を使って動きを見せることが主旨で、いくら実況してもプロの動きそのもののを伝えることはできない

野球だと
レフト前ヒット! バックホーム!ランナー滑り込みましたがアウトになりました!
ってプレイ上の事実は実況で伝わるが

レフトのイチローがスーパーキャッチからのレーザービームでバックホームしてぴったりキャッチャーミットに収まる「中継映像としての凄さ」は実際に観戦してる人しかわからない

却ってプロ棋士の対局はしかめっ面した棋士が数分~数時間かけて一手に悩んでる様子の中継はほとんど需要なくて、しょっちゅう退席して二人ともいなくて記録係と盤面しか映ってないとかあるし「映像としての価値」はほぼ無くて、大事なのは指し手と棋譜に集約されてる

サッカーだったらフリーキックを◯◯選手が蹴ってゴールしたって事実は実況できるけど、長距離からボール蹴ってディフェンスの壁を越えてゴールの右肩にギリギリ入る「映像」は観ないとわからないじゃん
ボクシングだったら実際に殴りあってる迫力や音や飛び散る汗とか選手の表情とかを観たいわけじゃん

スポーツ実況と棋譜のリアルタイム公開は性格が違うし同列に語れるもんなのかなあ?