僕を男として復活させてくれた本

僕がこの本を購入したのは2017年前半、僕が48歳の時だ。
当時の僕は、ポリアモリーに向け性的エネルギーが非常に高まっている時期だった。
当時の結婚相手とは早い段階からセックスレスになっており、セックスを定期的にする相手はおらず、マスターベーションに依存する状態が長く続いていた。
実際にポリアモリーがスタートしたのは2017年夏、僕が49歳になった後だったのだが、その年前半に、何度か単発的に体を交える女性がいた時期があった。
その時僕は、自分の中でイメージしている「理想の自分のペニス」と、ベッドの中での「現実の自分のペニス」の落差に愕然とすることになった。
端的に言うと、僕のペニスはベッドの中で思うように勃起しなかったのだ。
定期的にマスターベーションは行っていて、その時には勃起していたため、数年ぶりのセックスで初めての相手で緊張していたとはいえ、まさか肝心の時に自分の下半身が勃起不全に陥るとは夢にも思っていなかった。
しかし、現実問題として、数年間誰ともベッドを共にすることなく、ひたすらマスターベーションばかりしていた僕のペニスは、いざという時に自分が思うように屹立できない状態に陥っていた。
僕はひどく落ち込んだし、相手の女性とも気まずい雰囲気で別れ、その後関係が続くことはなかった。
その後別の女性とまた身体を交える機会があったのだが、そのときもプレッシャーもあったかもしれないが、やはり僕のペニスは思うように機能してくれなかった。
一瞬僕は「年齢のせいかな」とあきらめかけた。
しかし、僕は30代の105kgの肥満体から25kgのダイエットに成功し、体も心も大いに若返った経験を持つ。
今回の下半身に関しても、 老化が原因ではなく「長年正しい形で使っていなかったから一時的に衰えているのだろう」という仮説を立てた。
そして、その仮説を立証できるような資料となる本やネット上の情報を探し求めた。
その中でたどり着いたのがこの「渡辺ひろ乃のちんトレ」という本だった。