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■ 7. 美しい言葉を紡ぎたい
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今月3日に開催した独白セミナーが終わってから、
自分の中で何ともいえない違和感というか、
言語化できていない想いのようなものが湧いていました。
端的にいうと、「今までの自分の発信をしたくない」という感覚です。

それでもポツポツと発信はしていたのですが、お盆ごろからその想いが強くなっていき、
発信を休むというか、止めてみることにしたのです。
でも思えばこの違和感は先月、
自分の誕生日をすぎたあたりからずっと抱えていたとも感じます。

発信しない、文章を書かない日々の中でいろいろな想いが湧いては消え、
昨日くらいから「こういうことがしたい」というイメージが湧いてきました。
まだそのやりたいことを文章にすることは難しいのですが、
少しずつ言語化をしていきたいと思います。

僕は若いとき、20代後半から30代前半の時期に、
小説家になりたいと思って何本か長編と中編を書いて新人賞に応募していました。
村上龍さんの「限りなく透明に近いブルー」の文体にめちゃくちゃ憧れて、真似していました。

当時は小説のストーリーも大事ですが、
「美しい言葉を紡ぎたい」という想いがすごく強かったのを、
今回発信を休んでいる間に思い出しました。

ビジネス書作家になってからは、文体の美しさより
「分かりやすさ」「読みやすさ」を追求することが主眼となりましたが、
やはり僕は美しい言葉を紡ぐことが好きなんだな、と思います。

今後その想いをどのように具現化していくのか、
また小説を書くのか、別の形があるのかは分かりません。
ただ、これからの自分のテーマの一つに
美しい言葉を紡ぎたい、を加えてみたいと思った日々でした。

追伸:このメルマガの後にnoteの有料記事にロングバージョンを書きました。
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☆ 聞こえるか?僕の、新しい歌だ|立花岳志
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