内田百閒 第六阿房列車
【作家紹介】内田百閒（1889～1971）
小説家・隨筆家。岡山の造り酒屋の一人息子として生れる。
東大獨文科在學中に夏目漱石門下となる。
陸軍士官學校、海軍機關學校、法政大學などでドイツ語を教へた。
『冥途』『旅順入城式』『百鬼園隨筆』『阿房列車』など著書多數。
1967年、藝術院會員推薦を辭退。酒、琴、汽車、猫などを愛した。
本名、内田榮造。別號、百鬼園。
【前スレ】内田百閒 第五阿房列車
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1276084264/
【第四スレ】内田百閒先生の第三阿房列車
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1106390689/
【第三スレ】内田百鬼園 第三阿房列車
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1104122404/
【第二スレ】【百鬼園】内田百閒先生の第二阿房列車【先生】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1045663068/
【第一スレ】 内田百閒先生について語り倒したいのだった。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/981980934/
明治大正昭和、戦前の匂いというか、醸し出されるセピアの映像が脳内にに染みとおる
先生は昭和４６年までご長寿でらしたんだけど >>771
うん、まさにそういうことが言いたかったんだよw
だから「たとえにはならんけど」って書いたんだw 漱石の続編を期待してるなら全然ちがうので面白くないと思う わがままおぼっちゃんがそのまんま大人になった感じ
しかも屁理屈こねて自分を弁護・正当化したりってのが一切ないから気持ちいい
「イヤナモノハイヤダ」 贋作吾輩は猫である
本屋で立ち読みしてきたけど面白そうでしたよ
買おうかな 百閒先生を本当に崇拝しているのであればすべての作品を読むべし！読むべし！
そうでなければ読む必要無し。 ↑なら読むな！時間の無駄にしかてめーにはならねーしな 全作品となると図書館で全集コースだから大変だよね
青空文庫にもまだなってないし
でもやっぱり隠れた名品もあるから是非読んでみてほしいわ とりあえず文庫で刊行されているものを読むしかない
絶版本は諦めます
いつか全集ほしいな 『内田百閒全集』（全10巻、講談社、1971-73年）
『新輯内田百閒全集』（全33巻、福武書店、1986-89年）
「決定版」は後者だろうけど、これって日記とか書簡も収録？さすがにそこまでは手が回らないな
前者は2万円弱程度で神保町で買える
でも俺はコツコツ古本で旺文社文庫を集めている
カヴァーイラストと平山山系氏の解説がナイス！
福武文庫やちくま文庫は新仮名なのでパス どっちも旧かな
講談社版なら神保町で1万円台だが2段組み 旺文社文庫集めてるけど、どうして文庫で全集出してくれないかな？ 百閒先生に限らず 最期を迎えるときには
百閒先生の本を読んでつかれたらウクレレをポロンポロン弾きながら逝きたい。
百閒先生のように琴は弾けないので。ちなみにウクレレも弾いたことないけれども…
理由は漱石や芥川を死ぬ直前まで読むのはヘビイだから。 近所の書店に置いてなかったんだけど
「ノラや」は中公文庫と筑摩文庫でどっちが字が大きいですか？ ノラや (中公文庫) 321ページ
ノラや―内田百けん集成〈9〉 ちくま文庫 325ページ 岡山の幼少時の追想エッセイで風景描写があるんだけど
これがなかなかアタマのなかでビジュアル化できない
川沿いの描写や祖母に連れていかれた寺とか 田舎とかせめて昭和３０年ごろの生活していないと
脳内で映像は難しいかも ストリートビューで岡山の界隈見たけど正直見ない方が良かったような。
そういえば百閒先生も岡山へは帰りたがらなかった。 >>806
空襲と大火で先生の故郷は一変したからね。
阿房列車でも通過するだけだったと思う。
山や川は変わらなくても先生にとっての岡山は70年前に無くなったんだろうな。 久々に大阪のとある古本屋で旺文社の冥途 旅順入城式を入手
思えば阿房と百鬼園2作とその他もこの店で集めたのを思い出した 先生は花粉症だったのだろうか
「鼻をかんだチリ紙が山のようになった」という記述をどっかで読んだ気がする そりゃ大なり小なり何らかの被害は出てるんじゃないかな しかしこの人人から金借り手返さなかったって相当の泥棒だよな。
森田草平の夏目漱石の（二）にも名前は書いていなかったがこの人だってわかった。
やっぱだめだね。この人は。人間として。小説はそれ以上にだめだが。 それがキャラクターでもあり文業でもありperfect humanたるゆえんでもあり 作家に倫理観を求める人も未だいるんだな
むしろ役にたつとか人生の規を示すなんてのから必死に逃れようとした人ってのが一般的な評価じゃないかな
でもまぁ独特のロジックの、まさにその独特さにはまらない人には、単なるいい加減なクソ爺でしかないのは解らんでもない しかしこの人、人間関係の誤解のいいわけを随筆でやる所が面白い。
常識はずれな所があって誤解されやすい人物ではあるんだろうな。 >>814
そういう問題じゃねーだろが。立派な犯罪者じゃねーか
何が倫理観だ？？？
おまえの頭って狂ってるぜ 死んだ時はほとんど借金は返していた、と読んだ記憶はあるが >>816
頭狂ってるのはお前だチンカス
犯罪者だとしてそれが何だって話だよ
犯罪者だから悪い奴で評価しないとか幼稚園児かよ
まず、法律に反するかどうかと倫理的善悪は一致しない
さらに、倫理的善悪と文学的評価は全く関係ない別のことだ
大江健三郎や石原慎太郎は人間の屑と言ってもよいぐらいの正真正銘の悪人だが
二人の作品の文学的価値は疑いようがない ところで、「眠り姫」見たひといる？
今年こと行きたいんだが、どんな感じなのか知りたい。 「気ちがいと神経衰弱とは違う。極度の近眼でも目くらではない。吃りと唖を一緒くたにしてはいかん」 >>818
完全無欠の犯罪だよ
オマエ頭あるのか？ 完全無欠って、犯罪みたいな悪いことにも使える表現なのか
ポジティヴ寄りの表現だと思ってた >>828
まさに食堂車が｢よく空いております」的な、文法的には間違っちゃいないけど表現として熟してないって奴だなw 自分は一人旅が大好きだが、
そんなときに持参する本のなかには必ず百閒本がある。 >>812
内田百？は、いまもそしてこれからも読まれ
続けられること確定なのだが、なぜ、小説家
として駄目なのかな？
ただ単に、きみの無能な感受性を証明している
だけだよな。すくなくとも幻想的短編集として
の「冥途／旅順入城式」の文学的な地位はもは
や完全に確立していて、その事に気づいていな
いのはきみぐらいしかいないわけだが、何か？ >>838
それ以前に作家に聖人君子を望むのがどうかと思うけどね 泥棒や詐欺師は犯罪者だろが。
おめーらどこまでぼけてんだ？？？
だから今の日本になってんだぜ。
漱石は号泣してるぜ。
って漱石と漱石夫人の鏡子からも相当借金してすべて切踏み倒したんだよな。
この人の最初の奥さんもどうしようもない女だったらしいぜ。 漱石門下生の中で一番迷惑をかけた人はこの人に決定！
森田宗平を軽く凌駕したwww 百閒好きの私におすすめ作家を教えでください。ちなみに百閒以外の好きな作家は泉鏡花、岩本素白、江戸川乱歩、室生犀星、小川洋子、梨木香歩、長嶋有、堀江敏幸、吉田篤弘、とか。 >>843
それだけ好みがはっきりしてるのなら、もう自分で探した方が良いと思う 武田百合子が好き
百閒好きの眼鏡にかなうかどうかはわからない なるほど、沢山ありがとうございます。
読んでみます。 百閒先生に加えて>>843で挙がっている室生犀星、小川洋子、堀江敏幸あたりも好きな私は
>>846武田百合子と>>847寺田寅彦も好きだ
やっぱり読書の好みってどこかしら通ずるものがあるんだな 自分は乱歩と泉鏡花ぐらいだな >>843との共通点は 小川洋子は百閒文学賞、堀江敏幸もたしか、内田百閒について書いてた気がする。
なにかどこがで、影響受けているのかもしれませんね。 本屋に新刊の「阿呆の鳥飼」(中公文庫・解説 角田光代)があった お盆に岡山行くけど、ここは行った方がいいっていうのある？ >>858
やはり墓所と生家跡は欠かせないですね
お父さんが脚気で療養していたお寺もきれいです
路面電車の終点からハイキングがてら歩いて行きました 豚は個体としては食べられることを嫌がっているが、種全体としてはもう
諦めている。という文章が記憶に残ってる 全く関係無いが、「肉屋を支持する豚」のフレーズを連想した
まあ、どんな個体だって、自分が餌になるのは嫌に決まってるんだろうがなｗ 古川ロッパ昭和日記
昭和十四年
三月三十一日（金曜）
有楽座舞台稽古。伊藤松雄に電話して舞台稽古に来ないかと言ったら、何か怒ってるらしく、来ないやうな返事、又うるさいな、放っとく。
座へ二時近く出た。セリフやってると、ヌウッと部屋へ入って来たオットセイの標本みたいなのが「私が内田百間です」成程変ってゐる。
「百鬼園先生」の稽古が三時すぎから。妙な味の芝居で、一寸いゝかも知れない。内田先生づっと見てるので、弱った やっぱり『件』だろ。
色んな作家が、アンソロジーに入れているが、
おれも、これが一番好き。 
