泉鏡花part3
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>>775
鏡花はキルケーの話を知っていたのではないか説 露伴の對髑髏なんかも似た感じだよね
人里離れた山奥で謎の美女に出会い、彼女の家で一夜を明かす 草迷宮を読み始めたけど読みづらい、いまいち状況が把握できない 世間の暮らしの様相が変わった、という程度の意味では >>784
やはりそれはきれいなおねえたんのお店が引っ越ゲフンゲフン・・・・
(>>785が正解)
「朱日記」のアニメってDVDあるんだ。宣伝用で市販されてないみたいだけど。
ケース開くと猿がウキーと襲って来る仕組みとか凝った作り。 佐藤史生という人の漫画「夢喰い」
主人公に百鬼夜行を引き連れて少しずつ迫って来る化け物の名が化鳥。
きれいなお姉さんじゃなくて妖怪だったのか。 義血侠血を読んだこういうのも書いてるんだ
泉鏡花ワールドを展開する人なのかとおもってた 昔、どこかの偉い人が、「若い頃、泉鏡花の『滝の白糸』という小説を読みました。」と書いていた。 マオトコ事件の後逃して貰った画師はどこへ行っていたのか……
どなたかえろい人教えてくれませず 死語日前から六七回目の『 日本橋 』を、やっぱいいな、無人島に一冊ならコレやね、但し北海道辺りの無人島で酒肴暖は完備とする、 そして>>792には熱燗とスカスカ湯豆腐が毎日供された 外科室
最後のくだりが笑ってしまう
伯爵夫人が麻酔を使わないといってメスを胸に刺す
その外科医が「忘れません」何故麻酔を拒んだか
こころに思っている事を言ってしまうのを拒んだ
極端な話だがなぜが魅入ってしまう文章
この世にはない霊のような美しさ 外科室、陽炎座は映画化されて泉鏡花の世界がつかみやすい
映画DVDを観てから原作読むとスラスラ入っていく
玉三郎が演じた安土城の物語あれも泉鏡花だったと思う作品名が分からない
妖怪の・・・
滝の白糸、婦系図も昔の映画にあるよね
湯島とおれば思い出すおツタ 力 の〜だっけ あっ天守物語だ。←玉三郎の映画化されたもの
湯島の白梅→お蔦 主税 でした 「姉さんが、魂をあげます」――辿りながら折ったのである。
……懐紙の、白い折鶴が掌にあった。
「この飛ぶ処へ、すぐおいで」
ほっと吹く息、薄紅に、折鶴は却って蒼白く、花片にふっと
乗って、ひらひらと空を舞って行く。 【一草一木の裡、或は鬼神力宿り、或は観音力が宿る】
(1907年・泉鏡花「おばけずきのいわれ少々と処女作[談話]) 2013-08-23
「泉鏡花を読む」(その2)反戦小説
http://d.hatena.ne.jp/nisijimadokusyo/20130823/1377230401
鏡花は第一次日中戦争(日清戦争、1894年から)を扱った反戦小説をいくつも書いている。
太平洋戦争(第二次日中戦争)中に刊行された「鏡花全集」には、これらの作品は収録されていない。
『海城発電』は、中国軍に捕虜になり帰還した赤十字の看護員が、日本軍人にある屋敷に拉致され尋問される。
『琵琶伝』は、親の約束で好きな男がいるのに陸軍将校と結婚させられ、その将校は嫉妬で妻を軟禁する。
『凱旋祭』『予備兵』は、愛国心に集団で参加しない人に対して、非国民と非難し暴力やヘイトスピーチをする集団の醜さを描いている。 鏡花が今の韓国人見たら日帝軍人よりも忌み嫌いそうw 君しみたもうことな枯れ じゃないけど 婦系図を読んでいる。
不健康な小説ってだけか。他ゼミだと。 >>814
でもプテスタンティズムやドイツ文学のお世話にはなっている・・・ 企画展「KYOKA MANIA―鏡花会/九九九会―」
KYOKA MANIA 集結!!
明治40年代有名無名を問わず、鏡花作品を愛好する人々が集まったという鏡花会=B
そして鏡花を囲む文化人の懇親会として大正から昭和にかけ行われ、鏡花の逝去直前まで開催された、九九九会=B
愛読者として、また友人として、鏡花の作家活動を支えた人々に光りを当てる展覧会です。
「小学時代に『誓之巻』を読んで以来、先生の作品によって、自分はこの世に生れて来た甲斐のある事を痛感した」
水上瀧太郎(『貝殻追放抄』「はじめて泉鏡花先生に見ゆるの記」)
http://pbs.twimg.com/media/Ch_qLN0VEAANkI8.jpg
泉鏡花記念館
さて、館内では次回展の準備が佳境!
チラシのツーショット写真の相方・江木定男(推定)の妻は、柳原白蓮、九条武子とともに大正三美人≠ニして知られた江木欣々異母妹で、
鏑木清方の名作「築地明石町」のモデルとされる江木マセ(ませ子)です。
http://pbs.twimg.com/media/ChVmI0GU4AAUH4J.jpg
2016年4月30日 >>818
つまりその母親である黄色人種の女も生物として駄目なのがわかるんだね 話の筋とか、いろいろ言ってるけど、この人は言葉しか信じてないでしょうよ >>821
鏡花宗信徒だから敢えて言うが、鏡花の小説はちゃんとした起伏のある物語に
なっているのが全体の6割もあればいい方だぞ。
細部の描写や文章はやけに丹精を込めるのに、作品としてはまとまりが無くて
一体何が言いたいのかわからない、という例が多いんだ。
例えば「高野聖」や「歌行燈」、「婦系図」「日本橋」みたいな有名どころは
ちゃんとストーリーがあるけれど、「絵本の春」や「山海評判記」みたいな最近
注目されてきた短編や長編は傑作かも知れないが読んだ後何コレ?な感じだよね。
東京帝国大学とかで高度な教育を受けていない、むしろ言葉のアルチザンのような
人だからこそなのかもしれないけれど、そういった全体としては消化不良気味に
見える作品にも良いものはあるから、色々読んでみてごらん。 >>823
そうだったかスマン
てっきりあなたが「鏡花の魅力は文章や文体”だけ”」と
思っている人なのかな、と誤解しちゃったよ なんか会話嚙み合わねえけど、鏡花の魅力は言葉にこそあると思って言ってんだよ
だからここでストーリーがー、あの話はー、って言ってんのみて、まあそこは二次的な話であって、言葉の一つひとつ見たほうがおもろいやろって言ってんの
お前が何言いたいのかわからんが ストーリーは無理があるものが多いし、登場人物も似たような描写ばかり それはよく言われてるね、典型的なキャラクター。まあでも、天才だろうね、本当文学史上唯一やないか。 お邪魔しますよ
投票実施中 9/11(日)23:59までに投票して下さい
文学板ID制を導入に関する投票スレ [無断転載禁止]©2ch.net
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/vote/1473074707/ >>829
是非お願いします
825みたいな無知で馬鹿な奴が湧いてこないように 日本橋冒頭の「髭へ押着けやがるじゃねえか」の意味がわからん全くわからん
どういう意味だ >>832
前後の文脈から判断するに髯=男性客、と思うけど(違ったらスマン)
小説の日本橋は鏡花でも読みにくい方だから、古い資料で悪いんだが
「注解考察泉鏡花日本橋」 朝田祥次郎/著 明治書院/刊 1974年
この本に詳細な注釈が載っているので大きな図書館で探してみるといいよ。 今映画館でやってる「君の名は。」、そんなにヒットしているなら
まあ試しに観てみるかと思って昨日行ってきたら、このスレの住人が
好きそうな映画だった件
「外科室」とか「春昼」、あと「夜叉ヶ池」っぽい感じはする >>835
話が似てるのは似てるとは言わん
文章が全て >>838
「婦系図」の冒頭かな?それは声ではなくて酸漿の鳴る音だよ。
「婦系図」といえばここには昨日までやっていた新派の婦系図を観た人は自分以外にはいない?
初代喜多村緑郎の脚本に依るということだったんだけれど、鏡花と親交のあった喜多村のもの
であっても随分原作を、例えば「湯島の境内」の場面でもそっくりそのままではなくて、
かなり改変してあって驚いた。
新派でまた「日本橋」「滝の白糸」「白鷺」「歌行燈」「南地心中」とかやってくんないかな〜 ビチチチチチって感じじゃない・・・?
下手糞なだけかな 全集買おうと思ったら一冊5000円ですって、すごいわね。 「山海評判記」みたいなミステリアスな高層和風旅館っていまあるんかな >>842
あんないい感じの旅館に鏡花全集の一冊を持っていって布団の中で夜の読書を…なんて考えたら
素敵、というか鏡花文学の物語の中の人になった気分が楽しめそうw
鴻仙館のモデルになった旅館(「初稿」の解説では有名人も泊まった老舗だったらしんだが
1980年頃に残念ながら廃業らしい)の写真が七尾市の公式サイトに載ってるから、よければ↓
和歌崎館本館・別館
ttp://www.city.nanao.lg.jp/bunka/wakasaki2.html
和倉温泉 和歌崎館パンフレット
ttps://www.city.nanao.lg.jp/bunka/wakuraonnsen/documents/wakazaki.pdf 「鏡花はわけわかめ」
歌行燈の時系列を映画でやっと理解した自分・・・ >>843
ありがとー
昔の様な高層木造は今の建築基準じゃ建てられないしなぁ
迷路みたいな建て増し旅館は残ってるかな
数十年前名古屋の娼館跡みたいな旅館に泊まった事あったな。
うなぎの寝床で薄暗くて雰囲気満点だったが今も残っているだろうか。 なにげに「海神別荘」でぐぐってたら
台湾の人形師が作った公子の画像が出て来てびっくりぽん。
最近放送されたEV人形劇「東離剣遊記」も耽美ゲーマーピジュアルに進化してて
玉様舞台のFFを手がけた天野デザインと色々共通点あって違和感無しw 「海神別荘」に出てくる鏡はテレビの実用化で現実のものになったけれど、
あの不思議な辞書がインターネットの普及でまさか実現するだなんて、
流石の鏡花も夢にも思わなかっただろうな
昔の「ユリイカ」に「鏡花がもし現代に生きていたら番町の家の2階で
これは愉快、とブラウジングに興じたことだろう」とか書いてあるんだが、
あながち嘘でもないよねw 世界文化遺産・国宝姫路城の観光案内に活用しているAR(拡張現実)技術について、兵庫県姫路市は来年1月から、
携帯端末で映像などが視聴できるポイントを現在の15カ所から24カ所に拡充する。城にまつわる伝説を紹介するア
ニメーションなど、子どもも楽しめる内容を追加。記念撮影用のオリジナルフレームなども入手できるようにする。
姫路城では「平成の大修理」を終えた昨年3月、城内の解説板を最小限にとどめるため、AR技術を導入。無料アプリ
「姫路城大発見」をスマートフォンなどにダウンロードすれば、かつての城下町の風景や火縄銃を構える兵士の映像など
を見ることができる。
新たなポイントは、西の丸や備前丸、お菊井戸、大天守3階など計9カ所。「千姫物語」や「播州皿屋敷」、「宮本武
蔵の妖怪退治」などの伝説を紙芝居風のアニメーションなどで紹介するほか、市のイメージキャラクター「しろまるひめ」
が石垣の構造を解説する。
また、三国堀前などでは記念撮影用のフレームを入手でき、実物の大天守を背景にしろまるひめのイラストと一緒に写真
撮影することも可能だ。
姫路城管理事務所は「今回は子どもや家族連れが城内を楽しみながら散策できるよう内容を工夫した。ぜひ多くの人に活
用してもらえれば」としている。
このスレで期待するのはやはり・・ 山海評判記、冒頭から描写が理解できなくて全然進まない
ホント鏡花作品は読むのに苦痛を伴うな!
読了にどれだけ時間がかかるやら >>850
普通の作家なら話始める時点で終わるとか「壮大なる序章」だもんな・・・ 昨日放送のなんでも鑑定団で「婦系図」と「夜釣」の原稿3点が750万円ついていた件
原稿どころか掲載された新聞のマイクロフィルムが一部見つかっていないために
全集でああなった「黒猫」の欠落箇所も、どこかで切り抜きが見つかったとかで
何とかして発見できないものだろうか…。 出世作は「夜行巡査」かとおもっていたが「外科室」と紹介されていた 外科室 最後の下りが難解であまり好きじゃないのよねえ 21日土曜日の24:00〜25:55(22日日曜日の深夜0:00〜1:55)にEテレで
白井晃演出の「天守物語」を再放送するよ NHKラジオアーカイブスって番組で鏑木清方のインタビュー音声があったのに
本放送も再放送も聞き逃してショック… 金沢市の調査
げんだいでも「朱日記」の危険アリ・・・ 外科室って最後そんなに難解でしたっけ?
さっそく青空文庫で再読したけれど
最後のくだりは内容から現代口語に直訳すると
この二人がプラトニックラブだけど心中を図ってしまったことは
罪悪であるとして天国に逝くことはできないのだろうか?
というような感じですよね。
このどこが難解なのだろうか??? >>445
何年も前の書き込みにレスするけど
現在の確立された鏡花への評価というのは
もしかしたら三島由紀夫の影響が大きいのでは
なんて思ったりするんだけど、どうだろ 長文スマン
445だが、まず60年代に三島と澁澤の評価があったことと70年代の全集の再刊、
そして何より1972年に「別冊現代詩手帖」で「泉鏡花 妖美と幻想の魔術師」
という特集が組まれたことが今の”美と幻想の作家・泉鏡花”という再評価に
結び付くわけなんだよね。
1960年代までの政治の季節に疲れてしまった人々が(鏡花自身は決してノンポリ
ではないとは自分は思っているが)当時の潮流で”癒し”として鏡花を読み始め、
今に至っているという流れがあるわけ。
1992年の「幻想文学」35号で堀切直人が「今日、特に若い世代に鏡花が人気があるのは
ポストモダンの精神状況にその作品世界が適合的であるからではないか」という旨の
興味深いコラムを書いているから、探して読んでみるといいよ。
(こういったら荒れるかな)個人的にはそろそろ”幻想作家”としての鏡花の読み方
読まれ方のオルタナティブ、例えば”マージナルな世界に目を向ける作家””とか
”中間の世界に着目する作家”とかがそろそろ大々的に模索されてもいいんじゃないかと
思ってる。
…しかしかくいう自分こそ「草迷宮」とか「夜叉ヶ池」、「菎蒻本」に「袙奇譚」に
「山海評判記」とか大好物だけどw 「文豪とアルケミスト」ってゲームの鏡花
ttp://bungo.dmmgames.com/ 外科室を読んだ感想です、男女の運命的な出会い、不思議な邂逅というのは往々にして
あることです、これもそのような男女を題材にしたものですが、それにしても庭園を散策中
にたった一度すれ違った男女が九年後にこういう結末を迎える
そんな事があるのか、言葉を交わしたわけでもなく単にすれ違ったにすぎない男女です
私はあると思います、私も高峰に似た経験をしたことがあるからです、それは全く不可解な
ことでしたが、現実にもあることだと言えます 女系図がお薦め。なんか男ばかりの世界にささってて、取って読むのも申し訳なかったけど。 >>865
お前、読んでないだろホラ吹き!
『婦系図』だマヌケ!
消えろよ低能! 何故「外科室」の夫人は麻酔で眠ることを嫌がったのでしょう。心の秘密がばれそうってのは表向き用で抽象的ですよね。
親しい文学部の教授は、華族である夫人が手術をすれば平民と同じ肉体であることが明らかになってしまい、天皇の神格化にも揺らぎが出てきてしまうからだとおっしゃいます。
やはり高峰への恋心が心の秘密なのでは?って思っちゃいます。この仮説はなんだか無理があるような… >>869
その教授は頭が左巻きのパヨク教授でしょう、パヨク脳だとそういうとんでも解釈が出てくるから相手にしてはいけません 麻酔も完全には安全でないらしい。当たり前に支障が出るよな。 簡単だけど、あの独特の雰囲気が失われていない作品ありますか?
難しくていつも斜め読みしちゃう…
でも所々妙に印象に残るところがあって、いつも買っちゃいます。最初から最後までしっかり理解したい… 個人的に1番読み易いのは「活人形」という作品だと思うけど、例の独特の調は全く見られないんだよね
やっぱり眉隠しの霊や高野聖をしっかり読むのが良いんじゃないかな
と言った手前こう紹介するのもなんだけど、教科書を買うために止むなく売ってしまった絵を取り返そうとする話……「国貞えがく」だったかな。
その作品なら短くて独特な調も味わえると思う オススメありがとうございます。
あの独特さがないのも物足りなそうですが、読んでみますね!
国貞えがくは読みました。確かに面白かったです! 草迷宮は難しくても入り込めたんですよね。なんでだろう。 最近ちくま文庫から今日泊亜蘭の本が立て続けに出てる。
この人鏡花の崇拝者だったんだよな。
鏡花的な幻想作品も書いてるけど今の所入手できるのは「まぼろし奇譚」と「渺々譚」くらいか 散々頻出の”鏡花読みのための例のお助け帳”から、ハイ↓
「湖のほとり」
◆あらすじ◆
湖に一夜にして島ができた。その島は高名なる長者・浦島の持ち物で、新夫人・桂子が
命名にその島へ来ることになっているのだという。親からも見限られ、金をつぎ込んだ
芸妓のかしくからも相手にされない畠山猛は、自暴自棄となって浦島一行の行列に躍り込む。
命はいらぬが金と女が欲しい、と。すると桂子は金を出そうと言い、かしくは女になって
やろうと言う。
◆解説◆
枝葉が多いが、それが生かし切れていない感のある短編、ラストの顛末もやや不自然である。 >>876-877
山田風太郎がドロドロの修羅場小説にしてたっけ?
あと山田は「天守物語」と同ルーツの話も書いてた覚えが・・
全く救いのない地獄絵だったような ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています