【虚体】埴谷雄高=般若豊スレッド第四章【死靈】
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日本文学大賞を取った埴谷の死霊や小林の本居宣長などの巨編を書く作家ってとんと居なくなったな 分かる人はたった一節読むだけで全て理解できると思います。 「自同律の不快」は分かるような分からないような
埴谷の言によると与件としての存在様式に
個別的存在者たる個人の思惟が拘束されることへの不快感らしい
まあ、一種の疎外論であり、ヒューマニズムでしょうね
でもねマルクス主義は
たとえばドイツイデオロギーの時点でも
産業労働者たるプロレタリアートという存在様式が
個別的思惟を横断的に連結し
これが人種や国境の垣根をこえて全体化されるという発想なんですよ
獄中で何を考えていたのかな?
産業労働者ではなく獄中で思惟していたので俗流疎外論に陥るんじゃないの? >>726
前段も後段も、これ以上ないというくらい間違ってるw 人間が他の動植物を食べないと生きていけない現在の存在のあり方に反対する
意識だけで存在し、いかなる他の存在をも迫害しない未出現宇宙への憧憬
これが虚体だ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています