まず<骨董趣味>という言葉が「伝統と反逆」に出てくるのは、一か所だけだ。
引用してみる。

坂口 僕が小林さんの骨董趣味に対して怒ったのは、それなんだ。

講談社文芸文庫の『小林秀雄 対話集』でいえば該当頁は9ページの一行目。

だから、この<骨董趣味>という言葉が何を指すか?というテーマに限定して議論したいと思う。

ここまでおっけい?