[怒りの葡萄]ジョン・スタインベック
俺も好きな作家だ。もっと読まれるようになればいいのに 「怒りの葡萄」とか新訳文庫で出ないかな 文体がかっこよすぎる ヘミングウェイ、フォークナー、シンクレア・ルイス ルイスかスタインベックといえばスタインベックかな 『菊』を初めて読み終えた時は 数回程一人でうなずいたな 「好きな短編ベスト10を挙げよ」 なんてあふぉな質問されることがあったら きっと『菊』は外せないな 戦場カメラマンの渡部陽一さんの一番好きな小説らしいぞ! 俺はまだ読んでないんだ。岩波か新潮どちらが良い? 最近、怒りの葡萄読んで感動した俺に お勧めの文学ありますか? われらが不満の冬かな これは葡萄ほどのリズムはないけど リアリズムの眼の研ぎ澄まされたものがある みな、ありがと。 ケルアックは好きです。とりあえず順に読んでいきます。 ところで、「怒りの葡萄」の素晴らしいとこって 人それぞれだと思うのですが?いろんな人の解釈や感動したところなどを 聞いてみたいです。 ちなみに俺は、おっ母の言葉です。大袈裟かも知れませんが 人間の真理をついてきます(俺にとっては)・・。 長文すいません。 >>16 魔術的リアリズムについては?リアリズムって・・・・ 怒りの葡萄の基軸ってリアリズムか?? スタインベックの他の作品同様、大いに演劇的意匠を凝らされているだろ? だから、どうもいまいちのめり込めないんだなあ、おれは。 英語で読んで時間を取られたせいもあるかもしれないけど。 (読解力の問題ではなく、読書のリズムが少し悪くなるという意味で) 疑似リアリズムとでもいおうか、そのスタイルはそれはそれでかっこいいと思うよ。 欧米人にはなるほど受けるだろうね。 くだらない箇所が好きだから許して欲しい。 心理描写が一つもない、と最後のページに書いてあった。 ドライブインのシーンは面白かった。 アップルパイを最初に頼むが、最後にはアップルパイじゃないものを頼むシーンがある。 あのもっていきかた、すごく面白い。 運転手「アップルパイ。他には何がある」 店子「○○パイ、○○パイ・・・」 運転手は最後の○○パイを注文する。 そして次の運転手もまったく同じことをする。 行間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 何て面白いんだろう。 でも一番は最後の小屋のところだよね。 日本文学っぽいよねあれはw 怒りの武道は書き下ろしなんだよね? まさか、連載打ち切りで無理やりあのアクロバチックなフィナーレじゃないだろうね? それまでのすべての段階において消極的で受け身だった彼女が、 突然あそこでアレで・・みんな納得してるわけ? 女心の問題より、 ドラマのバランスの話をしてるんじゃないのか? あのエンディングは確かに、鮮やかにも思えるかたわら、 はぐらかされているんじゃないかという気もして、 おれも判断を保留してしまったよ。 間違いなく面白いアイデアだが。 で、搾ってから与えるわけにはいかんの? 吸わないとだめ? >で、搾ってから与えるわけにはいかんの? 吸わないとだめ? 怒りの葡萄のアンチテーゼ、微笑みの熟した葡萄(オッパイ) ちなみにオクラホマはインディアンが集められた不毛の土地が多いところ エデンの東読んだ方はいませんか? 二十日鼠と人間や怒りの葡萄と比べてどうでしたか? 自宅本棚に新潮社日本文学全集の「小林多喜二/徳永直」集を 見つけた。 >>31 さん、まだいる? 俺は全部、原書で読んだけど、『エデンの東』は、 作者の志の高さと野心と、この作品を書くための準備、勉強、努力が 推し量れるが、小説としての完成度は、 他の2作におよばない。 『エデンの東』は、「作者の言いたいこと」が、物語からやや遊離しており、 作中人物のセリフのみからそれが表現され、物語の進展にあまり寄与していない。 発表後、60年ちかく経つのに、日本のメジャーな出版社から、 文庫本や「世界(アメリカ)文学全集」の収録作品としていまだ発売されていないのは、 おそらくはその辺の事情から。 あれなら、あえて「小説」という形式でなくても、D.H.ロレンスの『アポカリプス論』や、 K,G.チェスタートンの『正等とはなにか』のように、論文やエッセイのかたちで 表現したほうがよかったようにも思う。 だけど、もしあなたが映画版の『エデンの東』を観たならば、 それとはちがった発見やキャラの描かれ方が読み取れるはずなので、 すこし長いけど、翻訳版でいいから読んでおくべき。 スタインベック自身は、『エデンの東』が自身のライフワークであると とらえているみたいだし……。 おれは「エデンの東」のペーパーバックを三年ほど積読なんだが・・ そうか、読後感がすっきりしないのか? 英米メディアの傑作小説ベスト100に挙げられている場合が多いんだけどね。 エデンが葡萄よりも上位のリストもあったと思う。 ちなみに葡萄はおれも英語で読んだ。 印象は百点満点で84点。 (緋文字86、白鯨92、ハックルベリー94、大いなる眠り84、 北回帰線88、陽はまた昇る82、ギャツビー92、アラバマ物語88) >>34 >そうか、読後感がすっきりしないのか? いや、それなりに感動もあるし、キャラはみな立っているし、 なにより、主人公が次々とかわっていくサーガであるところは、 他に類を見ず、新鮮。 ただ、俺が>>33 で言ったように、作品がいまいち小説の体をなしていないのと、 たとえばドストエフスキーのように、自己の思想を昇華させ、 物語のレベルで説得性をもたせるといったような力量が、 残念ながら、スタインべックには足りていないというだけ。 でも、もう60年も前の作品だけど、当時の最新の心理学の成果などをとりいれているだけあって、 父権の喪失とそれにともなう家族の崩壊や、 「サイコパス」という精神破綻者(キャルの母、アダムの元妻のケイト) の描写などは、よくできていて、そのへんの作者の研究は、 現代核家族の問題や、臨床の精神病理学などでも使えそうなくらいで、 けっして読んで損はない作品。 ただ、上述したように、「小説としての」完成度は高くないというだけ。 残念! チ●ポの情報交換しようゼ☆ もうハンパじゃ終われない!* モコは大自然の命と男のチ●ポとをいただいて生きております!* 釜石湾の入り口に南北からせり出した防波堤は全長約2キロメートル!* 地震前は海上に高さ約8メートル、厚さ約20メートルでそびえ、 港湾を守っていました☆ しかし 今、上空から見ると、 北側の防波堤は約800メートルにわたり大きく崩落し、 かろうじて残った部分が海面に虫食い状に残っているのです!* 海面に出た部分には、残ったコンクリートブロックが 様々な方を向いて崩れた姿をさらしているたんだヨ!☆ だから! 今こそ、『スーパー堤防』が必要なんです!* 今すぐ、『スーパー堤防』を作ってください!☆ たとえ 、『スーパー堤防』を作るのに400年かかっても イイじゃないですか!!* 人が死んでいるんだヨ!!☆ たとえ 、『スーパー堤防』を作るのに、 4000年かかっても イイじゃないですか!!* 人の命は 地球よりも 思いのです…☆ レンホウ議員よ! どうか、『スーパー堤防建設費の仕分け』を 今一度、見直してみてください!* あと、それから、皆さ〜ん!☆ 自衛隊やハイパーレスキュー隊が 来てくれました〜!☆ もう だいじょうぶで〜す! 安心してくださ〜い! * 放水してくれたおかげで 放射線量が下がりました〜!☆ 水を かけてくれたので もう 怖くないですヨ〜!* 逃げないで その場にいてくださ〜い!☆ 自衛隊やハイパーレスキュー隊を増やすために 増税をしてくださ〜い!* 消費税を 今すぐ70%に 引き上げてくださ〜い!☆ 原発安全対策費、および 原発広報費を もっと もっと 増やしてくださ〜い!* 草食系のヤング童貞たちが 恐怖心を克服して モコのマ●コにチ●ポ命中!☆ 日本中が 大絶賛!* しかし! 草食系のヤング童貞たちは 今、 「こんな大変な時は もう モコのマ●コは思い出したくないです」 と 言っております* くやしいヨ!!* 怒りよりもハツカネズミや馬のが面白い スタインベックは長編だとただでさえジラす構成がくどくなる。 あのさ、葡萄面白いという奴はどこが?あれなんか短編にできる チャンドラーが言うように「バカな読者は長ければ得したと思ってる」風な皮肉に該当しそう 長編とはまた別に、 この人の短編はすごくいいよねえ 「蛇」なんていつ読み返してみても、ぞくぞくする スタインベックのハツカネズミ最高 怒りの葡萄は見てないや キャナリーロウ抱腹絶倒だった アメリカ版北杜夫って感じ >>20 その場面しおりつけてますwww 思わずハードロックカフェでパイ頼んだしwww こんな部分があるからベストセラーにもつけて いつまでも愛されてるんだと思う しかしアメリカのユーモア小説にカエルねたは絶対だな お笑いを描こうと考える作家は誰でもマーク・トウェインに 挑戦しようと思うのか 「疑わしき戦い」読んだ 最後はベック得意の背負い投げにかるく死んだ ☆4 マックかっけー 「収穫するジプシー」も読んだので、これで葡萄の背景は掴んだ でもそれだけでは葡萄は書けないと思った。 葡萄は本当に別格だと思う。 「コルテス」の こまい魚を大量に揚げて食べているシーンもうまそうだな。 スタインベックは基地外出すの好きだが (特に産まれた子が基地外だったというのが多い) 田舎だと近親婚が多くて基地外が多かったりとかしたのかな マックに右フック ジョージに左アッパー トム・ジョードにボディ喰らって 真珠でKO 四大悲劇が上がったところで 勝手にイケメンベスト 1.ファン・チーコイ 2.スリム 3.アーロン・トラスク ベピーンベスト 1.キャサリン・トラスク 2.カミール・オークス 3.カーリーの妻 異論は認める。 我らが不満の冬に出てくるタロットって やっぱりマルセーユ版かな。 つるされた男の解釈はGDだけど 英単語と専門書3冊を読み込めば早稲田大学大学院に合格確実。 今なら3000万円を1800万円でそのノウハウを伝授します。 早稲田大学大学院入試研究会 担当 吉崎玲於奈 名誉代表 倉石和彦 ↑↑↑ 1800万円って高くね?だれか確実に受かるノウハウの情報持っているいたら方教えてください。 英単語と専門書3冊を読み込めば早稲田大学大学院に合格確実。 今なら3000万円を1800万円でそのノウハウを伝授します。 早稲田大学大学院入試研究会 担当 吉崎玲於奈 名誉代表 倉石和彦 ↑↑↑ 1800万円って高くね?だれか確実に受かるノウハウの情報持っているいたら方教えてください。 保守がてら >>10 有島武郎「カインの末裔」 長塚節「土」 熱狂的な信者とかがいないせいか地味な存在だけど、優れた作家だよな 「ピピン四世三日天下」が好きなんだけど 「エデンの東」はあまり好きではない 「蟹工船」が大ヒットしているのならば、「怒りの葡萄」にも同じくらいの 評価を与えてもいいのではないかな。 中学のとき給食のパンからほじり出して 気にくわん奴に「怒りの干し葡萄!」て 投げる遊びが流行ったな 怒りの葡萄より二十日鼠と人間のほうが切れ味があって好き ハツカネズミは名作。 でもあまりにドラマチック過ぎるね。 舞台向きだ。 エデンの東を読んだけど大傑作だった。 他のジョンの本でつぎによんだほうがいいのある? ハツカネズミは哀感はんぱないっす。 叶わない夢を語るとこと黒ん坊のとこはよく覚えてる。 怒りの葡萄は 訳が2つでてるんだけどどちらがいいでしょうか? 原作読んだあとに映画見たんだけどノアいつの間にいない人になっちゃっていたけどどこ行ったの? ノリス的自然主義者スタインベックは《怒りの葡萄》(1939)で農民の窮境を叙事詩的に語り,コールドウェルは南部の貧しい白人を, J.T.ファレルは都会の不良少年を,黒人作家R.ライトは抑圧された黒人の姿 物欲と性欲、つまり原始的な人間の欲望が表面に出て来るこうした脱落農民の生活が、どの程度まで彼らの本当の生活なのか、我々は判断する資料をもっていない。 少なくも、同じ時代の脱落する農民を措いたスタインベックの「怒りのぶどう」とはかなり感触のちがう小説ではある。 もっともこれは、黒人やプーア・ホワイトなど多くの困難や問題をかかえていた「ディープ・サウス」に生れたコールドウェルと、カリフォルニアの美しい肥沃な渓谷のサリーナスに生れたスタインベックの差なのかもしれない。 1930年代は1929年の経済大恐慌の後を受けて、不況不安の時代であり、社会的関心が強い。このような時代は 「マルクス的30年代」とか「アメリカの赤の時代」といわれて、アメリカの思想傾向が個人主義から社会主義への方向をとりはじめたころである。 文学の世界でいえば、スタインベック、コールドウェル、ウルフ、ファレル、サロイヤンたちが、アメリカ30年代作家として登場してきた 結婚して8年、いまだに子供ができずに悩んでいた夫婦が不妊治療のため 病院に行ったところ、実はセックスという行為自体を知らなかったことが わかりました。 治療にあたった病院によるとこんなケースが急増しているとのことです。 医師が一連の検査をしても身体的には全く健康であり、医師が彼ら夫婦に どのくらいの頻度でセックスをしているのか尋ねたところ、この夫婦は 怪訝そうな顔つきで「セックスって何ですか?」と聞き返したのです。 病院関係者によると、彼等は理工系の大学の卒業生同士で、単に理工系の勉強しかしない 環境の中で育ったため、出産するにはセックスするという事を知らなかったのです。 赤ちゃんはどうやって生まれるのか? これは小さな子供が抱く定番の疑問であるが、 優秀な子供なら、自分で医学書を調べるなりして、 男は陰茎から精子を出すことができる、 女の膣の奥にある子宮の卵子と精子が合わされば子供が出来る、 ということまでは、子供が堂々と読める書籍から理解できる。 どうやって、男の陰茎から出る精子を、 女の膣の奥にある子宮の卵子に入れるのか? 優秀な子供なら「病院」が思い浮かぶはずである。 つまり、病院は、病気を治すと同時に、 精子を子宮にある卵子に受精させる役割も行う。 スタインベックの「怒りの葡萄」は、オクラホマの話ですよね? オクラホマの貧しい小作人はオーキーと呼ばれていたと聞きます。 当時のアメリカには東欧などからおびただしい貧しいユダヤ人が流入しました。 それらの人たちを、裕福なユダヤ人は大変いやがったらしいです。 オーキーの大半はこの貧しいユダヤ人だったのでしょうか? ユダヤ人がどうかは知らんが当時オクラハマで砂嵐の自然大災害 が起きて職を求めてカリフォルニアに流入してきたんだけど 底辺既得権益者が差別して鬱憤を晴らしてんだよ 東北の正社員が地震で首になって東京に来て派遣社員に放射能野郎とかいわれるのと同じですね >>81 80です。レスありがとうございます。オーキーについてはドキュメンタリーを 昔見たのですが記憶違いかもしれません。 怒りの葡萄を読めないやつはスタインベックを語れない。 少し前だけど、読売新聞で「ソチ五輪日本代表選手に聞く、愛読書は何ですか?」みたいな特集記事があった。 多くの人が、例えば長谷部誠の『心を整える』とかつまんない本を挙げてるんだけど、名前は忘れたけど一人だけ文芸作品を挙げている人がいて、それが『エデンの東』だった。 おおっと思い、ちょっと感動した。 >>85 スケートの人じゃね? その人は原書で読んでて 何か単語をあげてそれの説明してて浮世離れしてた フィギュアスケートの町田選手ですね ティムシェルの話をしてて面白い人がいるなと思った 「ハツカネズミと人間」おもしろかったんだけど「怒りの葡萄」も読んだほうがいい? 長いので読み通せるかちょっと不安 読むべきだろ。 それなりに長いので、読むのに疲れるけど。 合間に、短編集も読むといい。 全集買おうと思ったけど高いよお その前にもう売ってない 487位とあまりにも下に沈んでいたのであげておきます。 最近エデンの東を読みはじめました しかし長いなこれは… CAMEL - Dust&Dreams 「怒りの葡萄」 (〜^3^) 怒りの葡萄 新訳版 (ハヤカワepi文庫)NEW ジョン・スタインベック (著), 黒原 敏行 (訳) ttp://www.hayakawa-online.co.jp/shopbrand/author_SAgyo_SU_2023/ 朗報ですね。 新潮の訳も悪くはなかったが、少々古くささが否めなかった。 エデンの東。 ペーパーバックを年末から読み続けて残り200ページ弱。 第一部だけでも、主演級の二人が生死の境目までボコられて、、 二人の主要な脇役が惨殺され、二三人が自殺するとか、 なんじゃこのバトルロワイヤルは!? その後も主要な登場人物は死に続け、今や生き残っているのは 立派な中年になってもなお人生の目的もプリンシパルも定まらず、 精神の輪郭が曖昧なままのアダム・トラスクと 法の裁きがなぜか届かない気ちがいモンスター・ビッチだけ。 イベントは頻繁に起こるので少しも退屈はしていないけどね。 このドラマがこの奇々怪々な展開から、いったいいかにしてあざやかな着地を決め、 世界文学上位に推されるだけのことはあるなと納得させてくれるのか、 くれないのか、いやはや、楽しみだわ。 サリナスに移住したアダムのご近所で友人(恩人)のサミュエル・ハミルトンが どうしてもジェイムズ・ステュワートに脳内変換されてしまいます。 おれはステュワート大好きなんだよなあ。 世渡り下手だが自由闊達な実験精神と気骨の持ち主であり、 ユーモアを愛し、誰にでも思いやり深い・・ サムというキャラクターの人物造形は素晴らしいね。 彼が動き出してようやく、ドラマの基軸が浮かび上がってきたようだ。 East of Edenのペーパーバック、ようやく読み終わった。 でも二ヵ月半だから、予定よりも早かった。 いやはや、いろいろと考えさせられる不思議なドラマだったなあ。 read.cgi ver 07.4.7 2024/03/31 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる