煙霞の癖。漂泊の思ひやまず、ついフラフラといったところであろうか。
砂糖菓子のように言えば、風が誘うんです。甘い泣き事である。
されど開高よ、泣きたくなるぜ、この人生。
そんな危険な夜の訪れには、磨いた酒と手垢のついた地図に自身を慰めて、
我が田に水を引く半句をひねり出す。
旅は男の船であり、港である。
そして男は自殺するかわりに旅にでる。では。

↑これ、開高さんの代理で佐々木さんという
コピーライターが書いたサントリーオールドのコピー。
最初は、まんまと騙されたわw。