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志賀直哉が「小説の神様」って。。。
0427DJgensei artchive gemmar2018/05/11(金) 16:23:13.32ID:l/uKMSlq
国定教科書制度でも、内地では翻訳でもいいわけで仕上がったのが後の方を
つかうべきという意味も。
0428吾輩は名無しである2018/06/08(金) 06:05:29.19ID:6lHnTKaH
>>424

お前は録音という物を知らんのかww
0429DJgensei artchive gemmar2018/06/08(金) 14:02:14.61ID:N1m55xpg
志賀にも賭けずか。歌論は
0430DJgensei artchive gemmar2018/06/08(金) 16:14:34.38ID:N1m55xpg
掛けず。
0431吾輩は名無しである2018/07/04(水) 09:41:50.60ID:rZg4s+qy
>>428
「録音」た〜な〜んぞなもし、教えてつか〜さい

恐らく二十世紀の化石でやんすw
0432吾輩は名無しである2019/06/29(土) 12:29:44.67ID:/p7G2d+s
今の日本語の文体は基本的に志賀直哉(白樺派)の文体と同じ
夏目漱石も夢十夜では今に通じる文体だったが
歳をとるにつれて古い文体になってしまった
ちなみに新しい文体と古い文体を見分けるには
「のである」と「のだが」で簡単にわかる
新しい文体ほど「のである」と「のだが」が使われない
0433学術2019/06/29(土) 15:05:13.20ID:QoQI3V67
帝大や国営が出版物に乗り出してほしくないんだけどな。損得勘定で。
0434学術2019/06/29(土) 15:07:40.61ID:QoQI3V67
帝大でも併願が落ちて第一志望なんていないし、国営も内定取れず落ちてるから
失点を自覚させろよ。人生の敗北を。
0435学術2019/06/29(土) 15:08:42.90ID:QoQI3V67
小説の神様なんて帝国大学国営の後の前座だぜ。小説に凝りすぎてる時間の無駄の労作。
0438吾輩は名無しである2019/07/19(金) 18:47:09.51ID:uEKbtwUv
あいうえ37
0439吾輩は名無しである2020/10/21(水) 10:41:28.81ID:eLSc98pK
『暗夜行路』は最高の小説だが、この良さを理解できない人が多いだろう
音痴な人をいくら指導しても歌を上手に歌えないように、
文体の良さを理解できない人には、何を言っても無駄だ
0440吾輩は名無しである2020/10/27(火) 13:44:21.96ID:8llGObDN
これまで文庫でしか読んでこなかったが、初めて全集の一冊を購入した
岩波書店が1999年に刊行した全集第4巻『暗夜行路』
紺色の布装丁が素晴らしい感触だ
0441吾輩は名無しである2021/01/10(日) 02:21:08.60ID:F65z2Wir
「暗夜行路」
大袈裟な題をつけたものだ。彼は、よくひとの作品を、ハッタリだの何だのと言っているようだが、自分のハッタリを知るがよい。
その作品が、殆んどハッタリである。詰将棋とはそれを言うのである。
いったい、この作品の何処に暗夜があるのか。ただ、自己肯定のすさまじさだけである。
何処がうまいのだろう。ただ自惚れているだけではないか。風邪をひいたり、中耳炎を起したり、それが暗夜か。実に不可解であった。
まるでこれは、れいの綴方教室、少年文学では無かろうか。それがいつのまにやら、ひさしを借りて、母屋に、無学のくせにてれもせず、でんとおさまってけろりとしている。

座談会の記事の中に、「どうも、評判のいいひとの悪口を言うことになって困るんだけど」という箇所があって、何という醜く卑しいひとだろうと思った。
このひとは、案外、「評判」というものに敏感なのではあるまいか。それならば、こうでも言ったほうがいいだろう。
「この頃評判がいいそうだから、苦言を呈して、みたいんだけど」少くともこのほうに愛情がある。
彼の言葉は、ただ、ひねこびた虚勢だけで、何の愛情もない。見たまえ、自分で自分の「邦子」やら「児を盗む話」やらを、少しも照れずに自慢し、
その長所、美点を講釈している。そのもうろくぶりには、噴き出すほかはない。作家も、こうなっては、もうダメである。
0442吾輩は名無しである2021/01/12(火) 22:20:36.03ID:JuTtpdCF
『暗夜行路』の良さがてんでわからないとは、可哀想な人だね
文学音痴のくせして偉そうなヤツって、サイテーw
0443吾輩は名無しである2021/01/12(火) 23:18:31.05ID:NJxOS7OC
あれは詩だからな
わからん人には永遠にわからん
0444吾輩は名無しである2021/02/03(水) 02:14:13.29ID:Qwd0Fv86
中学当時の先生が「俺白樺派嫌いなんだよね」といってたの覚えてる
逆さまから読むと「ハー馬鹿らし」って

若い戦後派の織田や太宰に前頭とかなんとかこき下ろされてそれに噛みついてるのが先輩作家として物凄いみっともない
正に老害って呼ぶのにふさわしい
太宰が自殺した後あわてて言い訳丸出しの文書いてるし

志賀の文に詩は感じないな
宮沢賢治には詩を感じるけど
上に安吾の文で「志賀の文学に問題はない」とかなんとかいう評論あるけど結局志賀の文章って「偉い俺様」でしかないよね
「小僧の神様」のオチの余計な言い訳がすべてを表してる
因みに中学の時に読書感想文の課題で「清兵衛と瓢箪」も出されたけどこんな見え透いたオチ書いてるようなのが
太宰の作品のオチがどうのこうの書いてるのがほんと滑稽
0445吾輩は名無しである2021/03/01(月) 21:18:53.86ID:LpHqO6Ic
昔つまんなそと思って敬遠したけど初めてまともに岩波文庫の短編集読み始めてみたけどなんか不気味だなこの作家は
0446吾輩は名無しである2021/03/01(月) 22:19:32.19ID:xaeSB0D5
創価の好きな作家だ。
サタイアもユーモアもないからね。
現代文学じゃないから。
現代では志賀直哉は宗教に近い。
0447吾輩は名無しである2021/03/01(月) 22:52:03.72ID:AinVrsVl
城の崎にてって文学と言うより随筆だろ
それも文学史に残るほどのものとは思えない
0448吾輩は名無しである2021/03/01(月) 23:34:48.64ID:LpHqO6Ic
なんか小説ではないのではないかと思いつつ小説であるという奇妙な感覚
なんか読んでてこの作家は根本的な何かが壊れてるんじゃないかと思わせる薄気味悪い感覚

しかし小説の神様とか言って持ち上げるようなもんとも思えない

なんでそんな崇拝されたんだろう?わからんw
0449吾輩は名無しである2021/03/01(月) 23:47:24.01ID:aUIufgM2
『暗夜行路』の別格的すごさ
まあ、わからんヤツには絶対にわからんだろう
優越感にひたる
0450吾輩は名無しである2021/03/02(火) 08:50:07.18ID:6iHPO9DG
まったく精巧な文章を書く人なのに、終戦直後日本語を棄て
フランス語(か何か?)を用いようと、提唱しだしたという
話しには、マジ仰天したね。
その話を聴いて以来、あまり作品の方へも目が向かなくなった。
0451吾輩は名無しである2021/03/04(木) 18:38:35.36ID:DFisUBuj
志賀直哉って本当に全然思考力、想像力がないから小説家って云って良いのかさえ疑問なのに神様?
文章がうまいだけで頭悪いと思う、漱石とかと比較にならんと思うけど。
ちゃんと文学部で勉強した人、面倒だからちょっと説明してよ。
0452吾輩は名無しである2021/03/05(金) 09:07:16.22ID:fTKoHix0
志賀直哉はとっくの昔に「仏様」だ
0453吾輩は名無しである2021/03/05(金) 22:38:13.62ID:ZTETcMCc
>>451
>文章がうまいだけで頭悪いと思う

漱石や芥川だと小理屈をこねくり回して論証に持って行き
それ故に冗長になったり自家中毒に陥るようなところを
「…と感じた」「…と思った」で断定する我の強さが
文章に簡潔性と強靭さを与えている
そういう自己を確立した意志の強い奴には人が群がるんだよ

それが神様として崇拝される理由だけど
この崇拝者群にはたとえば小林秀雄のように
小理屈をこねくり回す我の強い奴が紛れ込んでいたりするので
そう考えると意志薄弱なくせに自己顕示欲と名声欲だけは突出している
気狂いぞろいの日本文壇では別格の存在だとは言える
ああいう人間が小説を書いていたのがいちばん不思議な所だけどね
0454吾輩は名無しである2021/03/05(金) 23:22:50.14ID:/NhO1LPM
『暗夜行路』は散文詩だ
それが理解できれば、この作家の偉大さに納得がいく
詩の良さがわからない人には無縁だろう
0455吾輩は名無しである2021/03/06(土) 09:54:03.93ID:4pELEcUC
あの江戸戯作以来のスタイルを完全に断ち切った文章と私小説な形式が当時のヤングには福音だったのかねえ?
0456吾輩は名無しである2021/03/06(土) 10:09:43.44ID:ID6zv9ak
志賀直哉が他の作家に余計な批判などしなければ、
滋賀などどうでも良いと歯牙にもかけなかったろう
が、生憎、志賀はそういう謙虚な性格ではなかった
し、世界の文学に対する視野も遠近把握も全く欠け
ていた。
サタイアを攻撃するのは志賀も創価も同様だが、サ
タイアは今日の文学では不可欠といって差支えない。
志賀をや創価は地の下に埋めるべきなんだ。
そうでないと日本は生きられない。
0457吾輩は名無しである2021/03/06(土) 23:06:56.28ID:YlLK3Muj
>>454
>詩の良さがわからない人には無縁だろう

それを小説の形式でやるので議論が生じる
まあ、日本の近代小説は短篇が主流であり、詩的なものが多いけどね
川端や梶井もそうだし丸山健二の短篇もそう
ただこの「詩小説」の草分けはなんといっても志賀直哉であろう
芸術派の総帥と言われるゆえんだ
たしか伊藤整は超世俗的出家遁世の文学者の1人として挙げていたと記憶している
たしかに「焚火」なんて詩そのものだからね
0458吾輩は名無しである2021/03/06(土) 23:46:39.65ID:eT3c4DmX
>>457
おお、伊藤整か
彼の『氾濫』は手に入れにくくなっているね
それはともかく、志賀直哉が大衆小説を書かなくて済んだのは、
金持ちの家に生まれ、暇つぶしで文学をやっていたからだね
0459吾輩は名無しである2021/03/07(日) 18:30:50.32ID:YSfxohev
その裕福な実家を飛び出しているでしょう?
志賀は有島武郎心中の報を聞いて「弱いッ!」と呻いたそうだけど
たとえ相手が身分の低い女性やその他障碍があっても、
意思を貫くためなら勘当覚悟で平気で家出して自活する
それでも別の女性を好きになればそちらに傾いて平然としている
たとえば太宰治の心中事件に際しても
「そこまで太宰君の心が弱っていたとは…」と反省する位で
ものすごく強靭な精神の持ち主なんだよ

志賀を批判する、織田、太宰は女絡みでレールから外れて
それが生涯のトラウマになるような弱い人間であり
それゆえなのか志賀に対するあこがれも隠せない
舌鋒鋭く批判した坂口安吾なども
落ちこぼれとして追放された実家の父母に対する屈折した思いや
片思いの女性にたいするウジウジした考えが
心理主義的傾向の強い創作の原動力となっている
0460吾輩は名無しである2021/03/07(日) 18:34:09.81ID:YSfxohev
>>459(続き)これが志賀だと家柄や財産そして世間体もかなぐり捨ててでも
自分の望む方向に進んでそのことを全然後悔しないで平然としている
志賀の言う自然とはあらゆる制度よりも自己の素朴な感情と意思を優先させるもので
それが創作と人生の根幹にある

こういう常人には真似のできない自己本位的な生き方や倫理意識
その反映とも言うべき作品が広く支持されているんだよ
ただあまりに自己本位的で超俗的なので他者への配慮や葛藤がない
それだと社会や人間一般を描く小説としては弱く、
自己の観照中心の詩的表現にとどまる
まあ、近代日本文学者の理想なんだろうけどね
禅宗や老荘思想あるいは芭蕉の流れを汲む俳句のようなことを小説でやっている
0461吾輩は名無しである2021/03/07(日) 22:36:49.38ID:Vz+HreUx
>あまりに自己本位的で超俗的なので他者への配慮や葛藤がない
田中英光の晩年のエッセイで、愛人を包丁で刺したのをあたかも相手の性格に原因があったように
書いたやつ思い出したわ
0462吾輩は名無しである2021/03/08(月) 06:30:48.31ID:ocNal6FG
>志賀の言う自然とはあらゆる制度よりも自己の素朴な感情と意思を優先させるもので
>それが創作と人生の根幹にある

並べてる事は立派でも年下の戦中戦後作家を老大家といわれた自分の立場利用して言いたいようにコキ下ろしてる卑俗っぷりがね
不倫してんのも結局周囲への配慮や道徳なんかよりも「下半身がおっ勃ったんだからしようがないじゃないか」と
”禅”じゃなくて瀬戸内ナントカのような鬼畜の開き直りでしょうそれは
志賀は他人の文(風景描写)について「よく見てないで書いてるね」なんて言ってたそうだけど
逆説的に自分が俳句的に一言で描写できない事の言い訳にしか思えないね
宮沢賢治はたとえば交響曲で表現されたものを数行で表現してみせるとして執筆に臨み「銀河鉄道の夜」など数度改稿を繰り返した
志賀の文は結局創作ではない
乱暴な言い方をすれば「大風景画を描こうとして省くところを省けないで草木一本まで拘泥して全体構成が結局破綻している、
気取った、多少絵が得意なのを周囲に自慢したい年頃の中学生の絵日記」である


amazonにあるレビュー”天然小説家の〈作為嫌悪〉:志賀直哉論”
customer-reviews/R3LSBYC77Z3FUS/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4101030057

↑志賀については概ねこれに同意する
特に芥川が漱石を訪ねて訊いたとされる志賀の文のくだりは同じ感想持った
みんなあれを”志賀の文はあの漱石でさえも認めた”と解釈してるみたいだけど
0463吾輩は名無しである2021/04/23(金) 04:39:53.29ID:uLlCkJYD
「灰色の月」はさすがに老大家の眼と腕が、日本の伝統的小説の限界の中では光っており、作者の体験談が「灰色の月」になるまでには、
相当話術的工夫が試みられて、仕上げの努力があったものと想像されるが、しかし、小説は「灰色の月」が仕上ったところからはじまるべきで、
体験談を素材にして「灰色の月」という小品が出来上ったことは、小説の完成を意味しないのだ。いわば「灰色の月」という小品を素材にして、
小説が作られて行くべきで、日本の伝統的小説の約束は、この小説に於ける少年工の描写を過不足なき描写として推賞するが、
過不足なき描写とは一体いかなるものであるか。われわれが過去の日本の文学から受けた教養は、過不足なき描写とは小林秀雄のいわゆる
「見ようとしないで見ている眼」の秩序であると、われわれに教える。「見ようとしないで見ている眼」が「即かず離れず」の手で書いたものが、
過不足なき描写だと、教える。これが日本の文学の考え方だ。最高の境地だという定説だ。猫も杓子も定説に従う。亜流はこの描写法を
小説作法の約束だと盲信し、他流もまたこれをノスタルジアとしている。頭が上らない。しかし、一体人間を過不足なく描くということが可能だろうか。
そのような伝統がもし日本の文学にあると仮定しても、若いジェネレーションが守るべき伝統であろうか。
日記や随筆と変らぬ新人の作品が、その素直さを買われて小説として文壇に通用し、豊田正子、野沢富美子、直井潔、「新日本文学者」が推薦する
「町工場」の作者などが出現すると、その素人の素直さにノスタルジアを感じて、狼狽してこれを賞讃しなければならぬくらい、日本の文学は不逞なる
玄人の眼と手をもって、近代小説の可能性をギリギリまで追いつめたというのか。
純文学大衆文学を通じて、果して日本の文学に「アラビヤン・ナイト」や「デカメロン」を以てはじまる小説本来の面白さがあったとでもいうのか。
脂っこい小説に飽いてお茶漬け小説でも書きたくなったというほど、日本の文学は栄養過多であろうか。
0464吾輩は名無しである2021/09/16(木) 03:55:56.77ID:k7L1C7jz
太宰を自殺に追い詰めたのが引け目だったのか「人間失格読んだら少しも厭な気はしなかった」とか必死に言い訳してんだよね
太宰が目にして如是我聞書くきっかけになったとされるどっかの座談会の速記録では太宰の「犯人」読んで
くそみそにコキ下してる事が書いてあったとされるけど志賀は上の文では「8年くらい前にたまたま読んだ短編はよくなかった」からそれ以降
戦後の太宰は一切読んでないと言ってる
そのくせ「斜陽」を「華族が山出しの女中のような言葉使いしてる」とハッキリ書いてる
つまり太宰は速記録を読むかぎり既に小説家として大家の志賀が、阿諛追従した取り巻きと一緒にベストセラーにさえなってる太宰の単行本を前にして尚
文才も認めず「どうも評判のいいひとの悪口を言うことになって困るんだけど」とボロクソに叩いているのを目にしたことになる
汚いやつだよ志賀は
太宰が如是我聞で書いてるとおり「このひとは、案外、評判というものに敏感なのではあるまいか」
芥川が安孫子に志賀を訪ねて小説が書けないと相談持ち掛けたけど志賀の答えに失望したのは想像に難くない
0465吾輩は名無しである2021/09/17(金) 21:52:03.90ID:Yhu/7617
しかしやはり暗夜行路は凄い
0466吾輩は名無しである2021/09/18(土) 07:54:15.36ID:G06EzjFc
暗夜行路あそこで終わるのが勿体なかった
いつまでもダラダラと読み続けたい欲望を抑えられなかったw
0467吾輩は名無しである2021/09/18(土) 14:07:51.16ID:s5ydFT4u
志賀さんは、小説家としての才能が凡庸だから、
せいぜい一作しか、これといった作品を書けなかった人
まあ、最低二作品は、世に問う小説を残さないとダメ

志賀さんは、私小説風なものしか書けなかった
つまり、文章は上手いにしても、創造力や構想力に欠ける

頭の善し悪しでは、三島さんのほうが数段優れている

凡人をえがくにしても、川端さんのほうがダントツに優れている

やっぱりノーベル賞作家や候補作家は違うよ

戦前から戦後に至るまで、文学作品や作家に対し、
お花畑の日本文学を取り巻く環境と違って、
本物を見極めようとする欧米人の目は厳しい
0468吾輩は名無しである2021/09/18(土) 14:24:16.37ID:0xRUliS0
『暗夜行路』は散文詩として唯一無二の魅力を持つ類まれな日本語作品
翻訳したら、その魅力は消え失せる
日本語を読める外国人にもその文体に溢れる日本人の郷愁を感じとれるか
0469吾輩は名無しである2021/09/18(土) 15:52:17.66ID:G06EzjFc
いや詩というより散文としていいんでないの?
あと本人は単に作りごとめいたものは嫌だくらいの心算だったのかもしれないが巧まずしてなのか見事にイメージ批判、物語批判の小説になってるとこが凄い
0470吾輩は名無しである2021/09/18(土) 17:29:35.93ID:ajwSAG9I
写生的な俳諧を散文化して昇華したという点が魅力なのかな

味わい深い簡素が稚拙になりかねないギリギリの所で
品格に至っているような文体が人を魅するのだろうか
0471吾輩は名無しである2021/09/19(日) 01:53:36.08ID:BjLX18Vb
志賀直哉の暗夜行路の文章、文体・・・詩的とか味わい深いとか郷愁を誘うとかなんか違和感がある
簡潔過ぎて一歩間違えると稚拙スレスレというのはよく分かります
読んでて心地いいんだけど名文と言われると違和感あるが駄文とは当然言い難い
これは良い文章なんだかさっぱり分からないまま引っ張られていく感じで・・・
目下思案中w
0472吾輩は名無しである2021/09/19(日) 11:22:15.78ID:a1YofqVb
優れた小説とは、
文章の上手さ+卓越したストーリー(日記的ではないもの)
と仮定すると、

それぞれ50点+50点
として、100点

志賀直哉はたとえ文章が50点満点としても、
ストーリーはなんちも陳腐なのでせいぜい20点で、合計70点

太宰治は、40点+35点=75点
三島由紀夫は、50点+45点=95点
川端康成は、50点+40点=90点
芥川龍之介は、45点+30点=75点
谷崎潤一郎は、50点+40=90点
夏目漱石は、50点+35点=85点
坂口安吾は、35点+40点=75点

90点以上は、ノーベル賞候補クラス

天才は、天才でしか理解できないというが、そういうことだ
川端が三島を見いだしたように

志賀直哉は、基本、独自の物語を語れない、島国日本という、
世界からすればローカル的な小説家であった
ただ文章が上手いので教科書の素材となる

文章の上手さは頭の良い努力する人であれば、ある程度の水準に達する

しかし、卓越したストーリーをえがけるかどうかは、
生まれつきの才能によるものが大きい
それだけに才能のない人たちから嫉妬される
0473吾輩は名無しである2021/09/19(日) 11:42:58.45ID:6LPIZvhO
>優れた小説とは、
文章の上手さ+卓越したストーリー(日記的ではないもの)
と仮定すると、

この仮定がそもそも間違っている
>>469がいうように、物語批判の小説があっていいし、
ノーベル賞がそんなに大事なら、アンチロマンのクロード・シモン
の小説を読んでくれと言いたい
フローベールは文体のみで屹立した小説を目指したというが、
志賀直哉とクロード・シモンこそはその達成者である
0474学術@死廃狂鬼神舞幻妖呪魔術軍師悪魔召喚居士2021/09/19(日) 11:52:13.41ID:Ms9oyYNy
ミシマは株の相場までしきれないよ滋賀。
0475学術@死廃狂鬼神舞幻妖呪魔術軍師悪魔召喚居士2021/09/19(日) 11:52:41.18ID:Ms9oyYNy
鉄砲修理まで。
0476学術@死廃狂鬼神舞幻妖呪魔術軍師悪魔召喚居士2021/09/19(日) 11:53:18.98ID:Ms9oyYNy
ある意味バウンディハンターは神撃の後だけどね。
0477吾輩は名無しである2021/09/21(火) 08:24:45.16ID:AIOMq48F
フローベール、志賀直哉、クロード・シモン
蓮實重彦はこの三人を賞賛する
0478吾輩は名無しである2021/09/21(火) 22:22:01.56ID:tBO8CsuP
志賀直哉、谷崎潤一郎、大江健三郎が近代日本文学の最高峰ですな
0480吾輩は名無しである2022/02/19(土) 02:11:39.31ID:tbvDo7S+
太宰治が書いている暗夜行路を読んで述べた「自己肯定のすさまじさだけ」がこの作家の結局本質でしょ
自分のことしか考えてない、他人への同情がない分どうしたって文章が簡潔になる
その簡潔さがたまたま日本語的表現のある種の完成として評価されているに過ぎない
世界に伍する作家とはいえない時点で近代日本文学の最高峰ではないと思う
0481吾輩は名無しである2022/02/19(土) 02:25:33.28ID:VufvtyMF
医師になるのは、めちゃくちゃ簡単だよ。
どんな馬鹿医大でも国家試験の合格率7割以上はあるし、自治医大以上ならほぼ100%。

弁護士の場合は難関ロースクールを卒業しても、国家試験を通るのは10%程度。

医師になるには金と時間がかかるが、試験自体は簡単。
うちは従兄弟三人医師になったが、英検二級すら落ちるレベルの頭だからね。

医師国家試験の合格率ランキング見てみ。
一番低い杏林大学ですら、79.4%。

奈良県立大以上の偏差値の25校は95.0%超え。

これのどこが難関試験なの?
医学部に学費を支払える財力のハードルが高いだけで、医師にはバカでもなれる。

弁護士、司法書士、会計士、英検1級あたりは、バカには絶対に無理。

まとめると
医師国家試験→バカでも受かる。しかし、医学部6年間で1,000万以上かかる学費のハードルが高い。
司法試験→ロースクール卒業しても、合格できるのはごく一部。非常に難関な試験。
司法書士→ロースクールに行かなくても受験できるが、難易度は司法試験並み。
英検1級→英語がずば抜けて優秀でないと合格できない。英語の偏差値100必要。(実際にはそんな偏差値はないが)
会計士→おそらく、最難関試験か。会計大学院修了者の合格率は7.6%しかない。
不動産鑑定士→鑑定理論が地獄。単体の科目としては最難関の一つ。経済学などは公務員試験より簡単か。
0482吾輩は名無しである2022/02/19(土) 07:40:44.06ID:gTjdVnPo
>>471
川端は三島だけを見出したんじゃなく、むしろ見出しまくってるな

今の時点で志賀の文章を評価する人いるのかなあ?
一時的な通過点に過ぎなくて、今だとあまりに単調で、くさみが強いと思う
0483吾輩は名無しである2022/02/22(火) 22:53:02.85ID:nkN/2PZO
お前ら和歌山県出身の下村拓郎様(35歳独身、元自衛隊)をご存知か、この方は将来素晴しい人物になるから覚えておいて損はないぞ
0484吾輩は名無しである2022/02/24(木) 05:39:30.61ID:7A7ix6CK
まあ神様は言い過ぎだよね
せいぜい田山花袋と同じくらいの評価が妥当かと
0486吾輩は名無しである2022/04/16(土) 04:49:52.11ID:QHefnzDz
今の大学文学部って何教えてるの
未だに志賀直哉が日本近代小説の最高峰とか教えてるの?
0487吾輩は名無しである2022/08/04(木) 16:09:58.72ID:L5roAZk7
些事とか晩秋がかなり読みにくい
登場人物とかが把握しづらい
イライラするから読むのやめちゃっと
0488吾輩は名無しである2022/08/04(木) 23:02:10.92ID:PMdD3y6w
高校入学時に配布された国語総覧の近代文学史では、
『暗夜行路』を近代日本文学の代表的な作品としている
これが分からない人間は文学オンチということだ
0489吾輩は名無しである2022/08/05(金) 00:23:29.44ID:0Pael5tF
>>486
大学の文学部は教わるところではなく、自分で研究テーマを決定し、先行研究を読み、自分で論を立てるところです。講義としては教授の研究を教えてもらう感じです。文学史の概論は基礎教養ではありますが、イタリアとかドイツとかならまだしも、さすがに日本近代文学はやってないと思う。
0490猫喫茶2022/10/24(月) 13:13:54.17ID:bYwLQTZO
作家は数学者のようなもの。
解の正しさを信じまたは疑い、証明するための手法を研究選択吟味する。
然るに、志賀直哉は、とっくに真だと証明されている命題を、改めて証明して見せているだけ。過去の証明をなぞっているだけ。だからつまらない。苦悩の跡がない。考えたふりをしているだけ。
謙虚なようでいて尊大。
小説の界隈にもいろいろ神様がいるようだが、自身を全知全能の神だと思い込む作家だけは勘弁してほしい。
0491吾輩は名無しである2022/10/24(月) 17:51:43.32ID:TKBz2DbA
短編集をいろいろ読んだが、玉石混交とみた。

それから、「和解」という中編だが、
「不愉快」という言葉が、何度も何度も出てくるのが不愉快だった。
0492吾輩は名無しである2022/12/01(木) 04:45:28.97ID:K3qnTRnZ
志賀直哉?
嘘の名人。
「自分が軍国少年にならなくて済んだのは◯◯先生のおかげ」とさらっと言うが、見事なほどの軍国少年だったではないか。
前提部分に事実と違う記述を入れ、論点を別のところに持っていくのは詐欺師の常套手段。
志賀直哉の小説はあくまで作り物である。妄想世界で楽しむ分には差し支えないが、現実社会を生きるに当たっては何の糧にもならない。
0493吾輩は名無しである2022/12/03(土) 01:32:12.94ID:JAtLtTPp
志賀直哉にしろ正岡子規にしろ、自然派が正しいとして他を貶すのは
結局自分の作品に劣等感持ってる裏返しでしかない
写実にしろ当時の流行ってだけだし海外のそれを追っかけてたのは「洋楽サイコーJPOPダサい」っていうのとなんら変わらない
0494吾輩は名無しである2023/06/21(水) 02:06:26.43ID:lXvpG2v2
婦人画報
骨董にはドラマがある!読む骨董、観る骨董
2022/08/28
文=上野昌人[骨董ライター]
まずは書籍ですが、『暗夜行路』や『城の崎にて』で有名な志賀直哉の短編『万暦赤絵』。
万暦赤絵といえば中国・明時代の色絵を一般的には指しますが、
ここでは一つのキーワードとして出てくるだけで、
夫婦の一見他愛もない会話が続いています。骨董好きな方には思いあたるような会話なのですが、
そこはかとない夫婦の情愛が行間から滲み出ている好短編です。
実は志賀の骨董好きは筋金入りで、
『座右宝(ざうほう)』という自らチョイスした古美術・絵画の名品図版集もあるほど。
大阪市立東洋陶磁美術館には志賀旧蔵の李朝白磁壺が寄贈されています。
0495吾輩は名無しである2023/07/01(土) 09:14:32.94ID:+6VW+yNu
志賀直哉の短篇から三つ好きなものを選ぶ
『小僧の神様』
『雨蛙』
『真鶴』
0496吾輩は名無しである2023/09/07(木) 18:52:34.24ID:7zPe5EXn
この際、日本語を捨てて、自分は不案内だが、フランス語「でも」
国語に採用したらどうかしらん。

もしそうなら、日本人は自国の古典を完全に読めなくなる訳だ。
朝鮮人が漢字を捨てて自国の歴史が理解不能になったように。
ベトナムも同じ。

森有礼という馬鹿がいた。日本語を廃止して英語にせよ、と。
自国の伝統文化を馬鹿にした文部大臣、伊勢神宮参拝の時、
御簾をステッキでまくったので有名。明治天皇の大喪の朝、
暗殺された。
直哉君幸運だったね。
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