X



ドン・キホーテ
0001吾輩は名無しである垢版2011/02/27(日) 00:56:42.90
はい
0510吾輩は名無しである垢版2018/02/28(水) 20:16:15.52ID:f43xhGaZ
>>488
>小説を読みすぎて現実を小説のように知覚してしまうボヴァリー夫人が
>ドン・キホーテの影響を受けていることは有名
>フローベールが恋人にあてた手紙の中で、
>「エンマ・ボヴァリー」を書きながら何度も「ドン・キホーテ」を読み返し、絶賛している

現実と虚構の区別がつかなくなったというよりは
不快な現実に対する挑戦として
「スカートを穿いたドン・キホーテ」エンマ・ボヴァリーを作り出した
ボヴァリー夫人が象徴的技法で書かれているのはそういう理由による

ということをオルテガは「ドン・キホーテをめぐる省察」で述べている
オルテガのドン・キホーテ解釈によると
新規臭い実在(ギリシア的理念主義)に対する意志に基づく闘争劇であり
それゆえ死という敗北で終わるのだが
この敗北劇は悲劇としてではなくアリストパネス喜劇を起源とする
哄笑なのだ、としている
このあたりはハイネの評価に近い
0511吾輩は名無しである垢版2018/03/01(木) 22:28:15.94ID:+D6CgWfF
セルバンテスが友人に相談するドン・キホーテのプロローグを読む限り
そんなあれこれこじつけて大層に語る小説でもないと思うが
0512吾輩は名無しである垢版2018/03/02(金) 03:46:14.77ID:yd/KlaKL
マルケスとかリョサとかラテンアメリカ文学に最初触れた時は「なんだこの作品群は? どこの世界の話だよ」と思ったけど、ドン・キホーテ読んでからだとそれほど突飛なものに見えなくなった
ちゃんと伝統が受け継がれてるんだなと
0513吾輩は名無しである垢版2018/03/02(金) 11:58:23.68ID:dMvyYMpz
>>511
自分自身が面白いと思えた作品について語ることから始めたらどうかな
他人が面白がっている作品を理由をつくりあげて拒絶するのでなくて、さ

多分だけど、人生損するよ?
0514DJ学術 垢版2018/03/02(金) 16:49:17.20ID:/7O9Jpbp
よし。
0515吾輩は名無しである垢版2018/03/02(金) 20:18:39.23ID:SNHKhLGq
>>511
>そんなあれこれこじつけて大層に語る小説でもないと思うが

19世紀の作家たちに再評価されるまでは忘れ去られた存在だった
これはシェークスピアもにたようなもので
批評が多いのはそのため
そういう批評無しで常識的に判断すれば単なる狂人の物語だよ
0516吾輩は名無しである垢版2018/03/02(金) 20:31:32.76ID:Kb929Og3
ドン・キホーテがこんなふうに有名になるのは、やはり19世紀に入ってからが決定的なのですが、
ドイツ・ロマン派の哲学者・文学者を皮切りに、誰もが『ドン・キホーテ』を賛美し憧れるようになります。
ドストエフスキーも、たとえば『白痴』という小説は、ドン・キホーテとの影響関係を考えないですますわけにはいかない作品です。
「『ドン・キホーテ』は人間の天才によって創造されたあらゆる書物のなかで、最も偉大な最も憂鬱な書物だ」と
ドストエフスキーは『作家の日記』の中に記しており、
これは、ドストエフスキーだけでなく、世界中の誰もが認めるところでしょう。

ツルゲーネフには「ハムレットとドン・キホーテ」という講演があります。

アメリカへ眼をやれば、マーク・トゥエインの『ハックルベリー・フィンの冒険』、
ハーマン・メルヴィルの『白鯨』など、ドン・キホーテを見据えた作品です。

夏目漱石は、ロンドンへ留学したとき(明治33年)さっそくにドン・キホーテの英訳を
(当時2種類の英訳版があってその2種類共)購入し、一冊は克明に読んだようです。
『文学論』に引用もしているのは当然、『坊っちゃん』にはドン・キホーテの影響が濃く落ちています。
『我輩は猫である』のユーモアも、ドン・キホーテから学だといえましょう。
というより漱石が留学して手にした当時のイギリスの17世紀、18世紀の文豪たち、
デフォーもスモレットもスターンもフィールディングも、みんな『ドン・キホーテ』を文学の師と仰いで作品をつくっていた人でした。(註)

坪内逍遙にもドン・キホーテ論があり、内村鑑三だって論じています。

『ドン・キホーテ』は、日本近代の歩みに伴走した英雄でした。
http://kinoshitan.com/archives/archivesq.html
0517吾輩は名無しである垢版2018/03/02(金) 22:12:28.06ID:8P0gBiUs
>>513
いやいや、俺は客観的事実を述べてるだけだから
セルバンテスも有名人の名前を羅列した虚仮威しをドン・キホーテの冒頭で嘲笑している
0518吾輩は名無しである垢版2018/03/03(土) 01:59:25.56ID:0J1/gUEQ
はじめはつまらんよ
岩波文庫でいうなら二巻のはじめ辺り入っても面白くなかったら諦めよう
0519吾輩は名無しである垢版2018/03/03(土) 02:30:00.34ID:iU9ozyDs
〇〇は面白いとされているけどつまらない

これは客観的な意見なのかね
その根拠が拾い読みした序文だけだったりする
面白さを見出している人間からすれば、ああ、楽しめなかったんだな、とほほえましくなる
自分が楽しめなかった作品を、『いや、お前らだって「本当は」楽しんでいないんだ』とかわめいているお子様は、楽しめる作品を探しなさい、と窘めたくなる

聞く耳など持たないことは知っていながら、ね
0520吾輩は名無しである垢版2018/03/03(土) 02:34:24.82ID:iU9ozyDs
一度読んで楽しいと思えなくても、ハイネに導かれて読んで楽しめなくても、ジョン・バースに導かれて楽しく読めるかもしれない
ジョン・クッツェーに導かれて楽しく読めるかもしれない
人生何度でも楽しめなかった本が楽しめるようになるきっかけなんていくらでも転がっている
乏しい読書経験で、作家を全否定してはいけない
0522吾輩は名無しである垢版2018/03/03(土) 08:54:42.17ID:0J1/gUEQ
読書経験乏しい頃で挫折しても情景がずっと残ってたりすんだよな
後日あっさり読めてあのときの俺もうちょい頑張れとか仕方ないかと思ったりする
0523吾輩は名無しである垢版2018/03/04(日) 14:58:52.58ID:8sLWu2Up
他人の発言をねつ造したり関係ない人のレスと繋げて得意げに藁人形論法してる恥知らずがいるな
偉い人の名前をコピペするだけの読者が偉いとでも勘違いしてる正にリアル・ドン・キホーテだ

自転車で電柱に突撃すんなよ?
0525吾輩は名無しである垢版2018/03/05(月) 00:13:19.78ID:RV4fc2l5
藁人形論法された!って言いたがる人間は「自分の言っていることをかっこよく解釈してくれなかった!」ってだけなんだよね
「俺は客観的事実しか書いていない」
「ドン・キホーテは大層に語る価値はない」
「俺は偉い人の名前に騙されない」

中二病のお子様は、なんで自分の書き込みが馬鹿にされるのかをいつか知ると思うよ
0526吾輩は名無しである垢版2018/03/05(月) 21:26:01.25ID:NA/EcP8+
あちゃー、客観的事実を突きつけられて発狂してる引きこもりがいるね

>〇〇は面白いとされているけどつまらない
誰も書いてないことを捏造し、嘘の理由を作り上げ、その被害妄想を前提に風が吹けば桶屋が儲かると人格攻撃を書き綴るとはみっともないね
正にハイネの金魚の糞で、ジョン・バースの腰巾着、ジョン・クッツェーとママのスカートの中に隠れて威張る小物だな
羅列している名前の人たちは立派なのだろう。しかしコピペして悦に入るだけの君には何の価値もない

他人の受け売りを書き散らすだけの自分が偉いと勘違いしている中二病のお子様は
なんで自分が馬鹿にされて笑われるのかを何時かではなくいま思い知らされたんだよ
0527吾輩は名無しである垢版2018/03/05(月) 21:37:40.29ID:NA/EcP8+
セルバンテスも有名人の名前を羅列した虚仮威しをドン・キホーテの冒頭で嘲笑している
さあ現実と向き合えw
0528DJ学術 垢版2018/03/05(月) 21:42:52.12ID:0orrwri4
中華二廟
0529吾輩は名無しである垢版2018/03/05(月) 22:46:54.00ID:3tnvHtck
ドン・キホーテは大層に語る価値はない

これは否定しなくていいの?

きみの尊敬するバースもクッツェーも創作姿勢の根幹としてドン・キホーテをそれは大層に語っている

セルバンテスの序文をキンカギョクジョウの如く引用しておきながら、セルバンテスを讃える作家たちを尊敬するという

で、ドン・キホーテは狂人のたわごと?

もともと権威に弱いくせに、攻撃しているのは結局なんなのか?

バースが、クッツェーが、数えきれない人びとが面白さを見いだしたドン・キホーテは、語る価値がないか?
そんなにつまらない小説か?

序文だけを読んで、読まなくていいと判断していい小説か?

多分きみの人生において読む価値のない小説であろうことは否定しない
他人の人生に価値があるかは関係がない
君は今の時点で自分の人生に不要な小説と判断している、それは別にいいんでないの

ただなぁ、やっぱり読む価値のある小説なんだよ
なんでわざわざ語る価値のないと思う作家のスレに大層に語る価値がないとか書き込むのかなぁ

話は通じないだろうし、ずっと変わらないそういう人がずいぶんいるのはわかってるんだけど、なぁ
0530吾輩は名無しである垢版2018/03/05(月) 23:18:53.99ID:NA/EcP8+
ふわふわした言説、君は統合失調症の狂人かな?
それとも自分には神様の声が聞こえるとか思い込みが激しい痛い人なのかな?
いつもの被害妄想が爆発してるけど、盗聴されてるとか幻聴が聞こえるのかな?

カッとなって書き込む前に、君は自分の恥ずかしいレスを声を出して読み返してみよう!
0531DJ学術 垢版2018/03/05(月) 23:19:58.55ID:0orrwri4
投合失笑
0533DJ学術 垢版2018/03/05(月) 23:25:30.87ID:0orrwri4
👠👞 蝶
0534吾輩は名無しである垢版2018/03/06(火) 01:19:21.21ID:Nwjy8fdf
>>529
>で、ドン・キホーテは狂人のたわごと?

あの作品のテーマは根拠なき「理想」を掲げることは
たとえ正義であっても狂気と紙一重になるということだろう
まあ人間自体無根拠でその生にも大した意味はないけれど
であるのなら人間の生は家畜のそれと変わらなくなる

ドストエフスキーが
これこそが人間の生であり人間そのものだ
と激賞しているのはそういうことだと思うけど
0535吾輩は名無しである垢版2018/03/07(水) 23:54:55.81ID:gUT2tOuH
ドストエフスキーはセルバンテスに反駁する観念論者か
0537吾輩は名無しである垢版2018/03/08(木) 13:33:01.19ID:wrfqci5Q
人生は暇つぶしであって、意味なんぞない
それを『ドン・キホーテ』は描いた
0539吾輩は名無しである垢版2018/03/08(木) 21:12:56.46ID:5hoE6yvP
将棋は生身の人間が1対1で間接的に相手の最重要物を奪い合おうとする競技だ。
同じ盤の上でも得意戦法や得意とする局面など各棋士の特徴や能力は様々に異なるからこそ、
有利不利が複雑に絡み合い、勝負の機微が生まれる。

それはすべて、「お互いの棋力をぶつけ合う」という前提あってこそである。
そこに電脳の力を持ち込むのは卑劣の一語でしかない。

しかし もともと電脳の力を使ってる説最濃厚だった者が
仲間たちと共謀し 嫌ってた棋士を陥れ社会的に抹殺しようとしたのは

「卑劣を通り越したゲロ以下の匂いのする 吐き気を催すような邪悪な行為」である!!


もし三浦の扱いが変更され、記録の上では「ダークグレー」から「冤罪」に変わったとしても、
その騒動で受けたダメージや、当時の挑戦者変更で感じさせられた絶望感、その他すべてが
きれいになくなってしまうわけではない。

また卑劣な手を使って(その時は)成功した側も、
すべてが白日の下に晒されたら、地位とタイトルと賞金を返せばいい、処分を受ければいい、というものでもない。
それこそ棋士としての、人間としての根底の部分が問われなければならない問題だ。

今回の騒動に関しては、三浦に関しては最終結果が出たわけだから
連盟は三文芝居な藤井フィーバーなんぞ工作してないで
即刻、渡辺明と久保利明そして島朗を永久追放処分にすべきである。
0540吾輩は名無しである垢版2018/03/08(木) 23:21:02.41ID:MpFP+KfP
セルバンテスは唯物論者のユダヤ人
0543吾輩は名無しである垢版2018/03/09(金) 14:06:05.19ID:T/yN6s+L
読書経験乏しい雑魚は黙ってて
0547吾輩は名無しである垢版2018/03/10(土) 22:10:10.91ID:9F/AI37i
セルバンテスも有名人の名前を羅列した虚仮威しをドン・キホーテの冒頭で嘲笑している
冒頭すら読んでない奴、冒頭すら理解できなかった奴は現実と向き合え
0548DJ学術 垢版2018/03/11(日) 07:37:37.11ID:451fXFlj
世界文学全集に載ってないカスだろ。
0549DJ学術 垢版2018/03/11(日) 07:38:23.55ID:451fXFlj
嵐が丘 月と六ペンス 怒りの葡萄 あたりがお薦めだけど。
0550DJ学術 垢版2018/03/11(日) 11:05:22.46ID:451fXFlj
車輪の下が一番いいかな。
0551吾輩は名無しである垢版2018/03/11(日) 22:13:34.15ID:93c0QB75
生まれ故郷を後にする ランサローテに いやまして
淑女らの下にも置かぬ歓待を 受けし騎士は よもやあるまじ
清らかな乙女ら 騎士にかしずき 麗しき姫たちは そのロシーノに……!
0552吾輩は名無しである垢版2018/03/11(日) 22:25:36.58ID:93c0QB75
これは騎士に叙任される旅籠で水商売の姉ちゃんたちに聞かせたランサローテのロマンセだ
水戸社だと「麗しき姫〜」が「老女(家令)みずから馬の世話をしたよ」になっていて、おそらくこちらが正しい
(後編でサンチョが公爵家で同じロマンセを引用して老女に驢馬の世話をさせようとする)

でも水戸社によるここの翻訳は説明調で詩的な良さに欠けてると思った
0553吾輩は名無しである垢版2018/03/12(月) 11:14:24.14ID:P7kZaCFm
翻訳は何種類か揃えなくっちゃ
おカネはかかるけど
0556吾輩は名無しである垢版2018/03/13(火) 01:52:35.69ID:X4hcUewE
「水戸社」じゃなくて「水声社」の該当箇所も老女とかないな
ちょっと、きちんとページ数とか明記してもらえる?

植田祐次が訳しているドンキホーテは何という出版社から出ているの?
0557吾輩は名無しである垢版2018/03/13(火) 17:36:39.82ID:0IOQ39WB
>>555
ちゃうで〜

>>554
ちょっと違うな
書き写してきたからちょいと待ってて
0558吾輩は名無しである垢版2018/03/13(火) 21:16:24.74ID:uZq0SFNM
岩波文庫 前編 牛島信明訳
「生まれた故郷をあとにした時のドン・キホーテにいやまして
淑女らの下にも置かぬ歓待を受けし騎士はよもやあるまじ
清らかな乙女ら騎士にかしずき麗しき姫たちはその乗り馬(ロシーノ)に……」

岩波文庫 前編 注釈 ランサローテのロマンセ
「ブルターニュより出で来し時のランサローテにいやまして
淑女らの下にも置かぬ歓待を受けし騎士はよもやあるまじ……」

水声社 後編 P307 サンチョとドニャ・ロドリゲスのやりとりにて
「ブルターニュよりきたるとき乙女ら騎士にかしずけば老女は馬の世話を焼く」
0559吾輩は名無しである垢版2018/03/13(火) 21:37:30.15ID:uZq0SFNM
彩流社 P59
「お上臈方にかく慇懃にかしずかれ冥加に付きる果報者ドン・キホーテをおいてあるまじ
故郷を離れてまかり越し乙女らの手厚い介抱乗馬には姫君方」

水声社 セルバンテス全集 ドン・キホーテ P49
「生まれ故郷をいでしわれドン・キホーテを婦人らは下へも置かずもてなして痒きところへ手が届く。
腰元われにかいがいし。姫君たちは馬の世話」

新潮社 P52 これだけ会話文と繋がってる
「ドン・キホーテにあやかりたや、と後の世は歌いましょうぞ。
かのランスロットのごとく、故郷より出で来りて、恭しき女衆に傅かれ、
芳しき淑女に甲斐甲斐しくもてなされ、いと高き姫君のお手に先の廃馬ロシナンテを委ねおいたり。
さよう、我が愛馬の名はロシナンテ、かく申すみどもはドン・キホーテ・デ・ラマンチャ。
お二人のために赫赫たる功をなせば(略」
0560吾輩は名無しである垢版2018/03/13(火) 21:47:04.83ID:uZq0SFNM
他にも種類があったが、もういいだろう。めんどうくさいし・・・
老女がどうのというのはサンチョが改変した方だけだったわ
0561吾輩は名無しである垢版2018/03/14(水) 00:07:06.06ID:6M777EHU
>>560
やっぱり引用思いっきり間違っているよね
おかしいと思った

苦言を二点
まず指摘した通り551は引用が間違っていた(文脈から「ドン・キホーテ」が入っていないと意味が通じない)
水声社の引用も間違っていて、二章ではいもしない老女を持ち出している

>でも水戸社によるここの翻訳は説明調で詩的な良さに欠けてると思った
これは違うものを比較したでたらめな感想でしかない

拾い読みで比較するのは自由だけれども、他人に見せようとするなら最低限もう少し気を配りましょう

この場面はドン・キホーテが騎士になって最初の冒険で、せっかく考え付いた「ドン・キホーテ」(ついでにロシナンテ)と名乗りたい
けれど騎士は軽々しく名乗ってはいけない
だからつい「ランスロットの有名な歌に当てはめて」自分の名前をうっかり伝えてしまった(という体をとる)
自分が思いついた名前を披露したくて仕方がないドンキホーテの名前が出てこない551はあからさまにおかしいし、552はほかの場面と勘違いしている、と思ったわけ
0562吾輩は名無しである垢版2018/03/14(水) 01:04:54.03ID:Iw3OYqf6
なるほど、騎士道小説の熱烈なファンとしてロマンセの再現をしたり自身を重ねたいわけではなく、自己陶酔で自分をアピールしたいのね
0563吾輩は名無しである垢版2018/03/14(水) 01:24:20.17ID:6M777EHU
第一章で一週間もかけて名前を考えて、高揚しているところから直結している場面なんだけどな

こんな自分の好みにぴったりした名前を馬につけてみると、今度は自分自身にも名前をつけたくなって、その思いにふけっているうちに、さらに一週間を過ごしたが、 ついにみずから『ドン・キホーテ』と名乗ることになった。

この名前はさきに己れみずからをはじめ己が持ちものにつけた一切の名前と同じように、彼としては音楽的で、変っていて、しかも含蓄の深い名前であった。

物語はじまった冒頭なんだから、通り過ぎるのでなくてちゃんと文脈読まなきゃあ楽しめないと思うけれど、この面白さを全く理解しないで読み進めてもいいことない
涙ぐましい第一章の彼の苦労と対比して読まないとね

本屋とかで立ち読みしたのかと思うけれど、それはいいことなんだけれど、まずはしっかり腰を据えて「ドン・キホーテ」の面白さを読んでいくことがいいと思う
0564吾輩は名無しである垢版2018/03/14(水) 02:02:29.69ID:6M777EHU
ついでに言うと、二章の旅籠に付くまでの道でも、独り言を延々言っている

こうやってわが成りたての冒険家は旅路をつづけながら、われとわが胸にひとりごとを言いつつ歩を進めて行った。

世にも名高き騎士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャはものぐさの褥の羽毛を蹴りて、音に聞こえし乗馬なるロシナンテに打ちまたがり、名も古りたるモンティエールの野にぞさしかかる』と

the famous knight Don Quixote of La Mancha, abandoning the downy bed of idleness, mounted his famous steed, Rocinante, and commenced to ride through the ancient and illustrious countryside of Montiel.’”

声に出して読みたい日本語、でなくて「自分の名前やロシナンテ」を口ずさみながら上機嫌で旅路を進むドン・キホーテ
原文で言うと
famoso caballero don Quijote de la Mancha
(名高き騎士のドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ)
famoso caballo Rocinante(名高き騎馬のロシナンテ)

ついつい、旅籠の人々に披露してみたくなってしまう可笑しみ
0565吾輩は名無しである垢版2018/03/20(火) 15:41:21.00ID:WOHWTBJL
ドン・キホーテが石を投げられて、大怪我をして、それを"愉快な話"として扱われてるのも、
彼が単なるコスプレオタクだからではなくて己惚れ屋だからか
0567吾輩は名無しである垢版2018/04/01(日) 04:34:32.34ID:XpQEaHBA
七人のシェイクスピアとかいう漫画がなかなか面白いんだが
セルバンテス本人も漫画にして面白そうな波乱万丈の人生だ
0571吾輩は名無しである垢版2018/04/17(火) 22:57:29.58ID:notL/Gcz
ペルシーレスとシヒスムンダの冒険 (セルバンテス全集)
ミゲル・デ セルバンテス (著), Miguel de Cervantes (原著), 荻内 勝之 (翻訳)
出版社: 水声社 (2017/12/22)

兄妹を名乗る美しい男女が数々の苦難に遭いながらも、極北の地から聖都ローマを目指す“魂の巡礼”の物語。
著者の死の四日前に完成した、全著作の最後を飾る一大冒険小説。
0572吾輩は名無しである垢版2018/04/17(火) 23:25:47.19ID:XkrRBTvU
新訳か。
荻内勝之訳は国書刊行会の幻想文学大系でお世話になった。
0575吾輩は名無しである垢版2018/08/28(火) 01:03:46.06ID:7SKEMJcH
贋作の魔法使いアルキーフェってアマディスシリーズかなにかの人物なんだろうか?
フリストンと違って作中で全然説明されてないから謎すぎる
0576吾輩は名無しである垢版2018/09/01(土) 01:25:49.18ID:qnqMTD/B
わかった! 「ギリシャのドン・ベリアヌス」に出てくる魔法使いにして
アマディスをサポートする女魔法使いウルガンダの旦那らしい>アルキーフェ
0577吾輩は名無しである垢版2019/02/21(木) 17:55:50.46ID:FSnjl0Fj
ドンキホーテが中二病主人公として有名だけど
ファウストも中二病主人公だよな

むしろファウストのほうがメフィストを美少女や美少年にすればサブカルチャーとして親和性ありそう
0578吾輩は名無しである垢版2019/07/12(金) 03:52:25.30ID:e7013bnG
哲学者ニーチェが後期の著作で、『ドン・キホーテ』を深さのある哲学的な考察を述べていた
が、『ドン・キホーテ』はただの滑稽本ではないようだ。
0581吾輩は名無しである垢版2019/07/19(金) 18:36:14.87ID:uEKbtwUv
へとちりぬ
0582吾輩は名無しである垢版2019/07/20(土) 16:57:36.22ID:Ni4itZCC
ニーチェのドン・キホーテ評価聞きたいね
マルクスが絶賛してたのは意外だった
0583吾輩は名無しである垢版2020/03/14(土) 11:35:05.33ID:FrSehqwO
8ヶ月も書き込みがないとはね
中途で放り出したままなので、そろそろ再開しようかな
0584吾輩は名無しである垢版2020/03/14(土) 16:47:44.39ID:hlkl8HvS
車の艶出し剤とラーメンとか買いに行くか。
0585吾輩は名無しである垢版2020/03/14(土) 17:00:50.37ID:tOAPoYOR
オルテガも評価しているし
ナボコフもユーモアではなく人生の惨苦という側面で論じていたと記憶している
0586吾輩は名無しである垢版2020/03/23(月) 20:49:49.57ID:nWHYjXsa
ドンキで大麻CBDオイルが売ってたがあれいいな
0587吾輩は名無しである垢版2020/03/24(火) 20:09:16.16ID:+D4Q8h0f
この小説の登場人物皆饒舌な人ばかりだなあw
前編の後半の旅籠のエピソード,「愚かな物好きの話」を読むだけで
どれぐらい時間がかかるんだろう
0588吾輩は名無しである垢版2020/04/14(火) 08:40:52.58ID:dhgJpEG/
>>34
スペイン語で韻を踏んでいる所を,日本語+スペイン語で
韻を踏ませている所かな?
0589吾輩は名無しである垢版2020/04/14(火) 11:51:52.43ID:MAkuvVHI
牛島訳で「由良之助」(歌舞伎の仮名手本忠臣蔵)「鹿島立」とあえて江戸時代の言葉遣って訳してる所後半にあったよね
その事かな
0590吾輩は名無しである垢版2020/04/15(水) 00:40:15.13ID:UqE+BA9x
荒唐無稽を現実に持ち込むコメディとしての前篇と狂気ではありながら現実に違いないものを荒唐無稽を愛するという建前の下に愚弄し続けるもう一つの狂気を攻撃するサタイアとしての後篇
読者に対して現実とは何か、と問い続ける大傑作
0591吾輩は名無しである垢版2020/04/15(水) 18:48:09.14ID:U2eF/z+8
後編のドン・キホーテは狂ってるんじゃなくて狂ったふりをしている
ように思うことがあるなあ
あと,公爵夫妻は酷すぎる
0593吾輩は名無しである垢版2020/04/18(土) 17:45:20.08ID:172VX/hR
>>591
正義を追求、履行しようとする事自体が狂気だと作者は訴えたかった
と解釈した。
0594吾輩は名無しである垢版2020/04/18(土) 18:38:30.08ID:RKRlctjb
ドン・キホーテなりに世の中の不正を正そうとしたんだろうけど,
思い込みで行動したあげく逆に迷惑になってるところが悲しい
0596吾輩は名無しである垢版2020/04/18(土) 18:58:46.45ID:RKRlctjb
あ,失礼しました。
0597吾輩は名無しである垢版2020/04/18(土) 19:36:50.61ID:v7C82fRD
後編のどこをどう読んだら正義の追求は狂気みたいなしょうもない解釈が出てくるの?謎
0598吾輩は名無しである垢版2020/05/09(土) 21:46:44.44ID:ki0AMEly
岩波文庫版後編(二)の表紙は(二)に含まれない挿絵が表紙に使われている
小舟の冒険の挿絵とか,サンチョがドン・キホーテから祝福を受ける挿絵とか
使えばよかったのに
0599吾輩は名無しである垢版2020/05/15(金) 19:13:41.40ID:2TI8qP4H
>>34
後編で「~あるよ」と,中国人みたいな言い方してるところがあったな
0600吾輩は名無しである垢版2020/07/24(金) 12:50:17.81ID:A96VkDiJ
一冊11000円で前後編二冊で22000円の辞書みたいなドン・キホーテを本屋で見かけたけど、スゴく欲しくなった
ドンキは未読だけど、この本の訳文はマトモですか
0601吾輩は名無しである垢版2020/07/24(金) 13:41:09.67ID:aY1h2uev
>>600
値段だけ言われても…
(まぁイスパニヤ語が全く判らない俺ではどうにもならんが)
0602吾輩は名無しである垢版2020/07/26(日) 02:32:37.18ID:6Mi5RYrS
世界一の小説と呼ばれる理由がわからない
0603吾輩は名無しである垢版2020/07/26(日) 06:13:11.76ID:fxMbSjsz
会田訳は本文は読みやすいんだが詩が古語を使うから何言ってるのか分からん
本田訳のラ・ガラテアも詩が古語つかうから意味が入ってこない

翻訳者は海外詩の翻訳で古語使うのいい加減やめてくれないかな
誰もが古文読めると思ったら大きな間違いだぞ
0604吾輩は名無しである垢版2020/07/26(日) 06:18:55.77ID:fxMbSjsz
>>602
オレもまだ前編しか読んでないけど
少なくとも前編はそんな大した小説じゃないと思った

話の語りが一本調子で抑揚がない
さっき死ぬほどボコボコにされたばかりなのにまたボコられての繰り返しで時間の流れがわからん
なぜこんな書き方をするのか? 有名な作品だからきっと意図があるのだろうと思ってたけどガラテア読んで分かった
単純にセルバンテスが小説書くの下手くそなだけだわ
0605吾輩は名無しである垢版2020/07/26(日) 08:00:25.73ID:UDGl1OoD
>>603
でも原典も古語で書かれてる箇所なんじゃないの。それを現代語で訳すのは悪しき迎合なのでは
0607吾輩は名無しである垢版2020/07/26(日) 21:37:50.75ID:m7lQCekV
>>606
ありがとう。ますます欲しくなりました。値段が値段だけに買う決心がつくかどうか
0609吾輩は名無しである垢版2020/07/28(火) 01:01:09.98ID:m8UF+Lp0
ドンキといえば牛島訳
レスを投稿する


ニューススポーツなんでも実況