「葵」の巻まできた。
葵の上の死と紫の上との新枕は同じ巻だったんだな。

源氏と頭の中将は、好色な老女「源典侍(げんのないしのすけ)」とも穴兄弟だったんだ(「紅葉賀」)。
しかも、夕顔と違って、同時進行だし。

「色婆(1688)と名誉革命血が出ない」って年号暗記法を思い出した。

そういえば源氏物語に月経、それを思わせる描写は一切出てこなさそうだ。
多分、経血が穢れと捉えられていたから、物語中でも書くことを忌んだのだろう。
http://www.jinken.ne.jp/gender/minamoto/minamoto_2.html

紫の上との新枕のタイミングも、初潮と露骨には関連づけられていない。
>姫君の何ごともあらまほしうととのひはてて
がそれを暗示しているか。

「たけくらべ」の美登利変貌の原因が初潮か初店(水揚げ)か(性病検査説もあるが)
という論争も思い出した。
http://skumbro.cocolog-nifty.com/edo/2005/01/post_7.html