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中村光夫
0001まぐな2011/12/08(木) 00:17:33.11
忘れられかけているようなので。
0002吾輩は名無しである2011/12/08(木) 13:04:42.38
なにもかも、忘れないで記憶にとどめる必要はありません。
覚えておいても意味のないものは忘れたほうがよいのです。
年はとりたくないものです。
0003まぐな2011/12/09(金) 03:20:55.88
まあまあ、そうは言わず。
小林秀雄の著作が普通に店頭で買えるのに、中村の著作の殆どが絶版なのは石が浮かんで木の葉が沈むようなものだ。
0004吾輩は名無しである2011/12/09(金) 03:29:43.93
ほほう、これは渋いところ持ってきたなー
いま、中村訳のベラミはどうしたら読めるのだろう
0005N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/09(金) 03:35:11.53
おいおい、なかなか煽るじゃねーかw
0007神戸土人の悪は底無し。関西ゲス以下の頽廃癌種2011/12/09(金) 03:44:07.36
これは小谷野止めだね。間違いない。まぐな=柄谷、性悪土人のかんがえつきそうな嫌がらせだ。
0008N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/09(金) 03:46:46.83
>>6
もっとマシな煽りしてみろよw
0009吾輩は名無しである2011/12/09(金) 03:49:16.10
>>8
おまえは芸がないというか文才ないなー
マシなとうかいうなら、もう一ひねりした言い方があろう
0010N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/09(金) 03:50:25.14
>>9
まあ、>>6からたいして進歩ないな。 おまえの力はそんなものさ。
0011吾輩は名無しである2011/12/09(金) 03:56:54.62
>>10
だから芸がないっていうのさ
つーか、文章の基本がなってないな、こいつは
0012N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/09(金) 03:57:56.37
うーん、>>9から退歩してんぞ? やはり>>9で全力か。
0013吾輩は名無しである2011/12/09(金) 04:00:42.43
退歩って言葉使いが低脳なんだよな
センスのないオタクに言っても仕方ないが
0014N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/09(金) 04:01:56.98
退歩がどう低能なのか、見事説明できたら、Bをやるよw
0015吾輩は名無しである2011/12/09(金) 04:11:16.69
ふふ、ほんじゃきくがな、>>5の煽り云々、詳らかにしてみ
小林秀雄がどうこうだったらマジ馬鹿認定
0016N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/09(金) 04:15:16.26
マグナの>>3に煽りを感じたんだよなー。

でもまあ、中村の著作ほとんどは絶版だっていうからなあ。
そう考えると、>>3の表現もそれほど過剰とはいえんのか?
中村のほうが、小林より明らかに上といってるように聞こえたからねえ。
でもまあ、実際そうなのかな? そのへんはまだよくわからん。

中村の全集ってのはあるんだろうか。
0017吾輩は名無しである2011/12/09(金) 04:21:17.05
っち、やっぱその程度のアホだったか
その程度で煽りどうたらいうから、所詮2ちゃんの住人なんだよ
お前に教えるのはもったいないが、中村の全集は筑摩
戯曲がいい
0019吾輩は名無しである2011/12/09(金) 04:25:32.84
ふん、なにがサンキューだ
そのまえに失礼の段あやまれ、ばか
0020N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/09(金) 04:27:34.68
>>19
失礼って、あんた>>4? >>5は別にあんたに宛てたわけじゃなかったんだが。
まあ、誤解させるような書きかたしてすまんかったなw
0021吾輩は名無しである2011/12/09(金) 04:32:30.90
ふん、まあ、わしも大人気なかった
許せ
どうも2ちゃんだと口がぞんざいになっていかん
中村の作家論(谷崎とか志賀とか)は、いまは批判の的というかバカにされとるが、当時と思えば勇気ある発言だな
0022吾輩は名無しである2011/12/09(金) 07:16:57.06
名無しはバカっぽいな
0023まぐな2011/12/09(金) 13:10:44.48
>>16
>>3は三島が書いた坂口安吾が評価されず、太宰治ばかりが読まれるのは……
というチワワがよく貼ってたコピペをパスティーシュした。三島は煽る才能があるからな、俺だとそこまではできない。
「文章読本」で三島も中村を取り上げていてなかなか魅力的な比喩を使って褒めてる。
0024まぐな2011/12/09(金) 13:16:21.47
中村全集は出てることはでてるが、生前刊行なので、それ以後の文章が収録されておらず、
しかも本人の意向で収録されなかった文章もあるのではないか。
そのあたりもきちんと収録した完全版全集を出すべきだろうな。
0025ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 2011/12/09(金) 13:25:04.15
中村光夫は二葉亭の評論とか「戦争まで」とか良いよ
もっと評価されるべきだな
少なくとも福田とかよりは上
0026吾輩は名無しである2011/12/09(金) 20:59:56.02
小説は面白いけど‥
0027吾輩は名無しである2011/12/09(金) 21:53:43.76
僕には今中村光夫全集を読む読者の顔が見えません。しかし、1970年代前半
頃までは中村にも確かな読者層はあったのです。文芸評論家としては福田恒存や
吉田健一より遙かに高く評価されていたのです。現代の若い人には想像もできないかも知れませんが、
そのことは三島由紀夫の中村に対する高い評価からも想像できるはずです。
福田や吉田のスレッドは昔からあるのに何故中村のスレッドはいままでなかったのか。
そこに僕は単なる文学史家の怠慢にだけ帰すことのできないない、平成文学史の辿った皮肉な運命を
感ぜざるを得ないのです。それはこの時代を生きる僕らも免れないはずです。
0028吾輩は名無しである2011/12/09(金) 23:17:52.60
もっとかんたんに考えていいことだよ。
例えば、「風俗小説論」や「フローベルとモーパッサン」。
今読んでも、なんにも面白くないんだ。
あのころはまだ、吉田健一がまったく評価されていない時代だった。
文芸評論家としては平野謙と中村光男の活躍が目立ったと思う。
今、読みなおすとすればむしろ平野の方が面白いという気がするね。断然。

三島が評価したなんて関係ないよ。三島は中村と個人的な付き合いがあったし、
ににより中村は三島作品を高く評価・宣伝してくれる宣伝マンをやってくれてたというだけ。
三島事件の時、いちばんテレビに映ってもっともらしい解説をしてかせいだのは中村。
0029まぐな2011/12/11(日) 01:05:15.90
いや、風俗小説論、面白かったぞ。
0033吾輩は名無しである2011/12/11(日) 02:04:36.25
風俗小説論面白い。今度講談社学芸文庫入りする。
小説入門も面白い。
頭いい人って感じ。テクノクラート。
0034まぐな2011/12/11(日) 02:13:43.28
小説入門も文藝文庫入りだと? マジか。
0035吾輩は名無しである2011/12/11(日) 02:17:43.83
いや小説入門はしらない。
0036吾輩は名無しである2011/12/11(日) 02:23:04.62
中村の本は小説の読み方の勉強になる。

小林秀雄は好きだけど、あまり小説読むための実学的な部分がない。
0037吾輩は名無しである2011/12/11(日) 06:43:01.80
風俗小説論って今となっては全く意味失ってしまいましたね
女にはすごくもてたらしいけど
0038吾輩は名無しである2011/12/11(日) 08:59:59.29
この人はゲイとまでは言わないけど女みたいな人だったでしょう?
0039アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 2011/12/11(日) 10:21:49.47
この人はもっと読んでみたい批評家の一人だなあ。
中村が「『わが性の白書』」を書かなかったら(括弧の付け方がよくわからないw)
蓮實も「陥没地帯」を書かなかったかもしれないと思ってみたり。
0040吾輩は名無しである2011/12/11(日) 11:49:11.02
>風俗小説論って今となっては全く意味失ってしまいましたね

こういうこと書くなら、同時代の意味を失っていない評論教えて
0041まぐな2011/12/11(日) 14:15:19.46
アセンションは中村も押さえているのか。やはり流石だ。
>>37
美男とはいえないがどこが上品な部分もあるからな。そこで人気があったのだろう。
0042吾輩は名無しである2011/12/11(日) 18:06:16.03
まぐなは下品だな
0043アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 2011/12/11(日) 21:30:12.79
>>41
いやまだ数冊しか読んでないよ。
上のほうに出てる「戦争まで」もまだ読んでないから、これから押さえていきたいな。
小林秀雄のことがちょいちょい話題に出てるけど、
初めて小林に会ったときのことは「今はむかし」か「憂しと見し世」に書いてあった。
文庫になってる三島との対談は面白かったねえ。
0044N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/12(月) 03:44:13.00
中村と三島の対談? 俺も読んだわ―。 それなりに面白かったw
0045まぐな2011/12/12(月) 11:45:23.27
それは読んだ。三島主体な感じがしたけどな。三島中心に読んでいたからかもしれないが。
0046アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 2011/12/12(月) 17:37:28.31
三島が中心だね。
中村の控えめな態度や丁寧な言葉遣いにもかかわらず
行間から何となく感じられる不遜なスタイル。
それが対談に奥行きを与えてる印象だった。
0047吾輩は名無しである2011/12/13(火) 05:06:09.15
まぁ中村光夫は小説家としての三島はたいしたことないと思ってたからね
0048吾輩は名無しである2011/12/13(火) 09:48:27.72
>>46
それだ。
そのボソッとして一見お行儀よく、しかし不遜な態度。
あんな悪いやつはいないな。
昭和文学史の悪人ナンバーワンと言われるユエンだ。
0049アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 2011/12/13(火) 21:26:00.94
そうなん?w

不遜さというか野心というか、それがなければ
「『わが性の白書』」みたいな小説は書けないよねえ。
0050N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/22(木) 15:08:03.92
>>23
なるほど、そういう元ネタがあったのか。

小林秀雄が絶筆の白鳥論で中村の著作について、ちょっと触れてるね。
絶筆でふれたのが福田でも江藤でもなく、中村ってのは、何か意味が
あるかのように感じてしまうな。つまり小林は後継の批評家のなかでは
中村を一番評価してたと。 深読みすぎるかもしらんが、そんな気が。

蓮實は江藤と対談だしてたけど、中村とも面識はあったんだろう確か。
0051吾輩は名無しである2011/12/22(木) 15:32:22.00
わりとよくテレビには出てたよな
0052N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/22(木) 15:34:13.98
え、中村ってテレビによくでてたのか。
0053吾輩は名無しである2011/12/22(木) 16:01:32.76
>>52
よくって言っても年一回くらいだろうけど
80年以降で少なくとも3回は見たな
江藤淳はジョン・レノンが撃たれたときインタビューに答えてアメリカの病理語ったの
一回しか見てないから
それよりは多い
0054N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/22(木) 16:03:28.66
>>53
なるほどー。 なんだろう、やはり文学解説者としてNHKあたりに
でてたのだろうなー。
0055吾輩は名無しである2011/12/22(木) 16:23:56.23
>>54
一度は小林秀雄、中村光夫を語るみたいなテープが流れて
「批評ってもんが欲しかったんだよ、批評ってものがね、その点中村君はよく勉強していたから云々…」
若い頃の写真も出てたしどっちにしても批評家中村光夫自身に焦点を合わせた番組で
勿論、教育テレビだった
0056N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/22(木) 16:25:21.03
>>55
へー、教育テレビの中村光夫特集か。それは観てみたいなあー
NHKのビデオライブラリにはいってるかな?
0057吾輩は名無しである2011/12/23(金) 22:30:23.55
60年代頃までは文学者の社会的地位は遙かに高かったし、影響力も大きかったのです。
NHKもそういう文化人たちをうまく活用し、テレビで座談会、鼎談、対談のたぐいをよく放映していました。
特に年末年始はさういう特別番組が必ずありました。地方在住者たちはさういうメディアを通じて
生きた文学者の姿に接したのです。中村光夫は良く出ていた。一度中村光夫、福田恒存の出ていた座談会があったな、
他は誰だったか忘れたが、懐かしい。
0058アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 2011/12/26(月) 22:11:23.44
へー×10くらいの話だなあ。
雑誌の座談会なんかだと酒を入れてやるケースも珍しくなかったみたいだけど。
0060吾輩は名無しである2011/12/27(火) 10:43:45.31
中村光夫がよく出ていたと言っても>>57さんのアンテナが中村を求めていたから
そう感じたんじゃないのかな。たしかに三島事件の直後は出ずっぱりだったけれど。

スポットで多かったのは加藤周一あたりの印象。カイヨワとか海外知識人が来日した際など
加藤がよくテレビ対談なんかやった。

それと江藤とか福田はレギュラーを持ってたから出ていたどころじゃない。
0061吾輩は名無しである2011/12/27(火) 13:22:47.25
いつも眠そうな目をして
クチをとんがらかして
才槌アタマにちりちりした毛をたよりなく靡かせて
ボソボソなにを言ってんだかようも分らんおっさんをそんなにテレビにだしゃしません。
0062吾輩は名無しである2011/12/27(火) 16:10:42.56
>>55
教育テレビが中村にスポットをあてた番組を作ったとは思えない。
しかも小林が元気だったころで、小林の談話まで流れたとは、ちょっとありえない。

あるとすれば、たぶん東京12チャンネルでやっていた「人に歴史あり」という番組。
交流のある人の談話を流すようなスタイルでの人物紹介はこの番組が採用した手法だし。
結構人気番組で作家などもだいぶ取り上げられた。
0063N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/27(火) 22:32:08.76
>>55
中村君は勉強してた…云々で、ちょっと思い出したけど
中村はアリストテレスの美学を研究してたって話、どこかで
読んだのを思い出したね。

>>57
小林の対談集に、小林、中村、福田の鼎談がはいってるけど
ひょっとして、テレビの座談会を元にしたものだったのかなあ。
0064アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 2011/12/28(水) 09:48:38.92
小林、中村、福田の鼎談って「文学と人生」かな。
昭和38年の「新潮」に掲載されたものだけど、
冒頭で「新潮」の創刊の話から始まってるやつだよね。
0065吾輩は名無しである2011/12/28(水) 10:34:49.77
>>37
それは確かだね
嫁さんは明大の教え子だったはず
愛人には隠し子までいたらしい
0066吾輩は名無しである2011/12/28(水) 12:47:25.56
風俗小説論の意味は
少しも失ってはいない
0067吾輩は名無しである2011/12/28(水) 21:10:43.81
>>63
小林秀雄はテレビでみたことがありません。
0068吾輩は名無しである2011/12/28(水) 22:05:27.61
>>67
ゴルフ姿なぞ、見た気がするなあ。井上靖とか、あと財界人なんかと一緒にね。
0069吾輩は名無しである2011/12/28(水) 23:13:18.29
>>68
見たような気になっているだけでしょう
偽記憶ですよ
0070吾輩は名無しである2011/12/29(木) 18:50:36.15
小林秀雄はテレビ露出に耐えないんじゃないかな
なにせ神様だからね
0071N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/29(木) 19:08:18.49
>>67
小林はテレビに出るの、そんなに好きじゃ無かったって話は
読んだことあるな。 中村福田との鼎談の媒体は何かと
おもったら、新潮だった。

小林の対談集3のうしろに、対談がのっていた媒体の一覧が
でていて、NHKで対談やった記録がいくつかあるね。このNHK
って、TVのことだよな… 中村光夫と小林は、昭和三十四年
一月二十一日、NHK第二放送で「文化と伝統」という対談を
やったことになってる。

まあ、NHKにはでてたらしいけど、民放には全然だったみたいね。
小林のところに一度、ウイスキーのCMにでてくれないかって
依頼があったんだけど、断ったという話は読んだ。 CMに
でて、「ああ美味い」っていうだけで、一千万くれるっていうんだ
けど、額が安いから断ったって。一億くれたなら考えたそうだけど。
0072吾輩は名無しである2011/12/29(木) 19:24:48.58
>>71
小林が推薦する国産ウィスキーをある外人に勧めたところ
『たしかにうまい、しかしキックがない。』と言われたそうだ
新潮文庫の江分利満氏の華麗な生活の解説だったかなに書いてあったな。
0073N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/29(木) 19:31:17.91
>>72
俺が読んだ話だと、CMの対象であるウィスキーに
キックがないから、CMにはでたくないって、小林が
いったという風に書いてあったよ。

どっちが正しいんだろうね。
0074N ◆.a7VUr.VD. 2011/12/29(木) 19:34:29.21
中村って、小林の弟子筋のなかじゃ、いちばん小林に説教され
まくったらしいね。 毎年、年始めに小林から猛烈な説教されたそうで。
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