カズオ イシグロ
>>1 時代に追い越されてしまった典型、として記憶される作品。 従来の想像力の枠組みでは もはや捉えられないほどの速度で 「人類」は変化しつつある。 日本ではすでに血管も備えた肝臓が、ips細胞からつくられた。自分の細胞から新たな臓器をつくり 病んだ臓器と取り替える再生医療が、じき実現する。 うろんだ旧弊な想像力は、たちまち瓦礫と化す。いかにして おのれの脳内を日々再生& 活性化するか、その努力ができない椰子らは とっとと逝ってよし! 舞台背景上の技術を現実がほんのちょっと追い越したってだけで不要扱いとか どんだけ想像力が欠乏してんだか… クローンへの脳移植による身体総とっかえ若返り・不死技術が確立した未来 もちろん部分移植も可能って想定しても別にいいのだが? たしかに良い作品とは思うけど 「イシグロ=私を離さないで」みたいな扱いになってきてることに違和感を覚える 代表作は日の名残りだろうと > 「イシグロ=私を離さないで」みたいな扱いになってきてる そうなの? 俺も、カズオといえば真っ先に「日の名残り」だが まだ私を離さないで読んでない(~_~;) 映画もあるが、時間がない。 とりあえず近いうちに日の名残り買うか。 ネタバレか? 1ページ目から提供者って表現が出てくるし >>7 大丈夫ですよ。 スレ作製した時点で、私に責任があります。 この人デビューが遅いってこともあるかもしれないけど、最初の「遠い山なみの光」から圧倒的な完成度だよな 「わたしを離さないで」は未来の先端医療を描く話じゃないでしょ。 2000年代に書かれたものなのに、物語の設定は1980年代だっけ?一種のパラレル過去。 だから現代の技術の方が進んでいてもなんの問題もない。 むしろありえない設定によって、人間が根本的にかかえる問題を逆照射する作品だと思う。 人間が死をまぬがれない、普通の生活や命に対する愛おしさを感じて感動した。 レイ・ブラッドベリの火星年代記を時代に追い越されたというようなものだな >>13 ブラッドベリいいですよね。 夜想曲集買いました。 私を放さないで読んだけど、何も感じなかったな。 あの優等生の日記みたいな文体をたんたんと追っていったら、いつのまにか読み終わってた。 ttp://www.globe-walkers.com/ohno/interview/kazuoishiguro.html 参考に イシグロと村上じゃあ格が違うだろ、村上に絶賛されてもなぁ >>19 格ってなんだい?だれが決めるの? まあ、おまえなんかに答えられてもなぁ、ってなもんだけどw >>20 まぁ、教えるのはムリだなw わからない人間には永遠にわからないことがある >>21 ブー、28点。不合格。 もう少しマシな返しが来るかと思ったが(笑 >>16 私を離さないでに関して言うならちょっと抑制が効きすぎてるんじゃないか 書きたいテーマははっきりしてるのに登場人物の思考や行動が なんだか他人事みたいで真に迫らないというか >>15 みたいに感じる人がいても不思議はないと思う うん、「私を離さないで」の登場人物たちは、まるで日本人のように従順でおとなしいな >>26 夜想曲集は面白い短篇集だよね 老歌手とか読むとヴェニスに行きたくなるなー わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 ここのスレのプアさにゃニートさんはどう思いますか? ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? ジャンルありきで読んでるわけじゃないからどうでもいい >>31 あほだろ、おまえ。そりゃ、返答にも反論にもなってへんわ 要するに、小説としてダメだってことを言ってるんだよ。おまえの人生と一緒で最低なんだよ 読み直せ、このオチコボレ! わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? SFとしてもだめ。純文学としてもダメ って言えば、小説として最低っていってるのだが、 バカは、「俺はジャンルを気にしない」と言ったら反論になるつもりなのか? ほんとバカってアホだな 三流大の文系のオチコボレで、ヘリクツばっかり言ってる間抜けなんだろうな わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? 相変わらず語りの技術はずば抜けてるけど話としては新味はないね 深く掘り下げてもいないし ぶっちゃけると 谷崎、川端、三島と読んで来た自分にはこの人の日本を舞台にした作品は底までいいと思えないんだよね。 悪くはない。 わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい (要するに小説としてダメ) SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい (要するに小説としてダメ) SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? iPS細胞の山中教授は『わたしを離さないで』読んでるだろうか これから授賞式に向かえば海外のプレスから、同じ日本人同士だし絶対に質問されると思うんだけど ぶっちゃけドナーにするならロボトミーとかにすると思うけどな >>5 このスレでもわたしを離さないでの話題ばっかじゃん >>43 わたしを離さないでの陳腐さは呆れるものがあるからな 設定があんだけ陳腐だとダメだがや。 SFじゃ使い古されたネタだし、文学小説としては下手糞。 設定がさ腐yの無能さのせいで不自然。 SF設定やファンタジー設定でもいいんだが、設定が作者の無能さのせいで不自然。 まともな読者なら呆れて放り出すような低レベルな話だがや SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 わたしを離さないでの陳腐さは呆れるものがあるからな 設定があんだけ陳腐だとダメだがや。 SFじゃ使い古されたネタだし、文学小説としては下手糞。 設定がさ腐yの無能さのせいで不自然。 SF設定やファンタジー設定でもいいんだが、設定が作者の無能さのせいで不自然。 まともな読者なら呆れて放り出すような低レベルな話だがや SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 わたしを離さないでの陳腐さは呆れるものがあるからな 設定があんだけ陳腐だとダメだがや。 SFじゃ使い古されたネタだし、文学小説としては下手糞。 作者の能力不足のせいで、設定が不自然。 SF設定やファンタジー設定でもいいんだが、これはまともな読者なら呆れて放り出すような低レベルな設定だがや SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 SFのパクリじゃんこれw で思考停止しちゃうんだろうな 馬鹿は >>48 みたいな馬鹿が、「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 SF設定やファンタジー設定の文学小説はたくさんあるんだよ。 sの中には成功作も失敗作もある。 わたしを離さないでは失敗作だな 設定が不自然。作者がそれを狙ったわけではなくて作者の能力がなくて不自然。 わたしを話さないでって小説は イシグロが「わたしは無能なので、みんなで わたしを話さないで」 って頼んでるんだよ SF設定やファンタジー設定の文学小説はたくさんあるんだよ。 その中には成功作も失敗作もある。 わたしを離さないでは失敗作だな 設定が不自然。作者が狙って不自然な設定になったわけではなくて作者の能力がなくて不自然な設定になってる。 >>41 ips細胞のニュースを聞いて自分も同じこと思ったよ 設定が不自然というが、あれはイシグロの芸風というかワザとやってんだよ。 その証拠に、どれ読んでも大体どっかしら変だろ。 SF設定やファンタジー設定の文学小説はたくさんあるんだよ。 その中には成功作も失敗作もある。 わたしを離さないでは失敗作だな 設定が不自然。作者が狙って不自然な設定になったわけではなくて作者の能力がなくて不自然な設定になってる。 彼は毎回全く違った題材、違った切り口に挑戦しようという気概にあふれている。 一人称単数描写ながら読者は一歩引いて見る事ができる。 「日の名残り」の最後で、直接書いてはいないけど主人公が大泣きしてるのがわかるようになっている。 イシグロは村上春樹を尊敬しているらしいが 自分にとってはイシグロの方が春樹より上にいるぜ >>61 村上春樹さんも雑文集か何かでイシグロさんについて語っていたね。 互いにリスペクトしてるいい関係なんだろうね。 どう考えても石黒のほうが格上だろう。 まあ誰かと違ってノーベル賞とは縁がないだろうけどな。 (そういうの狙ってなさそうだし) そりゃ読者としては作品は大いに越したことはないけど、 どっかの国の作家みたいに編集者に要求されるがままに 駄作を量産すればいいってもんでもない。 ぶっちゃけ土屋政雄って人の翻訳いまいちじゃね? 訳者が変わったら日本でももっと読まれるんじゃないだろうかと思った どちらかというと原書でも読みやすい作家じゃないかな。 日の名残と離さないでを読んだけど後者の方が自分としては好きだった。 でもオーソドックスな作家やね。複雑な設定にしたり非現実を入れたり構成が普通じゃない文学が主流になってきてるなかでね。 そういうの抜きでこんなに面白い小説を書けるのはすごいねー。細部の文章がほんと作り込まれてるね。 日本を舞台にした小説とか読むと 三島や川端、谷崎に完全に負けてる 何冊もよみたいとは思わないな SF設定やファンタジー設定の文学小説はたくさんあるんだよ。 その中には成功作も失敗作もある。 わたしを離さないでは失敗作だな 設定が下手糞。作者の能力が無くて下手糞な設定になってる。 >>67 カズオ・イシグロは自分でも原書で読めるからありがたいです。 「夜想曲集」は早川のやつで読んでいるんだけど いかにもな英米文学風な訳で、自分にはなんかしっくりきませんでした。 私を離さないでの翻訳をペラペラ眺めていたが、 大人になりいじましい程に自己抑制しているトミーが 「俺」と言っているのにはちょっと違和感があった むろん子供の頃の癇癪持ちのトミーは「俺」でいいんだろうけどね 日本語にする際に一人称、二人称をどう使うかは特に難しいよなぁ >>72 >日本語にする際に一人称・二人称をどうするかが難しい 確かにそうですね。日本語には本当の意味での人称代名詞がないですからね。 村上春樹訳だとみんな僕になっちゃいますね。 実際ヨーロッパに留学した時、どんなシチュエーションでも「I」「you」で済むので楽でした。 SF設定やファンタジー設定の文学小説はたくさんあるんだよ。 その中には成功作も失敗作もある。 わたしを離さないでは失敗作だな 設定が下手糞。作者の能力が無くて下手糞な設定になってる。 イシグロの小説はどれもスクリーンに映し出されてるみたいな ワンクッション置いて見てるような不思議な味わいがある わたし、私、ぼく、僕、おれ、俺、あたし、あたい、あっし、わし、わて、おいら、ぼくちん、ぼくちゃん あなた、貴方、貴女、貴公、おまえ、お前、貴様、汝、そなた、君、あんた、てめえ SF設定やファンタジー設定の文学小説はたくさんあるんだよ。 その中には成功作も失敗作もある。 わたしを離さないでは失敗作だな 設定が下手糞。作者の能力が無くて下手糞な設定になってる そうかしら?よかったと思うけどw まぁイシグロ作品の中では異質というか、一番一般受けし易い本よね この人の本を読んでるとカフカの「アメリカ」を凄く思い出すの、何故かしら? SF設定やファンタジー設定の文学小説はたくさんあるんだよ。 その中には成功作も失敗作もある。 わたしを離さないでは失敗作だな 設定が下手糞。作者の能力が無くて下手糞な設定になってる わたしを離さないでを良かったと思うやつは一生頭が悪い。 SF設定やファンタジー設定の文学小説はたくさんあるんだよ。 その中には成功作も失敗作もある。 わたしを離さないでは失敗作だな 設定が下手糞。作者の能力が無くて下手糞な設定になってる わたしを離さないでを良かったと思うやつ(=>>81 )は一生頭が悪い。 新作まだか? しかし英語圏の作家は3年に一冊くらい出せば食ってけるんだから羨ましいな 512 名前:記憶喪失した男 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:30) :2013/01/26(土) 09:30:43.21 発信元:115.39.242.14 2BP(333) 「わたしを離さないで」 カズオ・イシグロ 109位/155作品。翻訳小説SF以外。 イギリスに住む日本人の書いたSFっぽい純文学なのだろうか? 2005年に書かれた本である。IPS細胞について、今では科学的にまちがっている描写があるそうだが、 よくわからなかった。 どちらにせよ、この本の主筋である提供者という設定は、誰でも思いつく凡庸なものであり、 とりたてて読む必要もないであろう。 なぜか、提供者になる子供たちは妊娠しない設定なので、頻繁にセックスしているが、 この作品にエロさはない。あまりうまいとはいえない。 子供たちの青春ものとしても二流であり、わざわざ読む必要はないだろう。 村上春樹の新作読んだ。やはりカズオイシグロの方が好きかな… 村上春樹は世界観が独自のもので、そこに入れるかは読者次第って感じだけど、 カズオイシグロも世界観は独自なんだけど、何処かに誰でも入り込めるドアがある感じ。 このドアが、リアルな描写だと思う。会話だったり、その状況に落ちた人間がやりそうな行動だったり。 このリアルな描写は村上春樹より上だと思う。設定の発想は村上春樹の方が突き抜けていると思うけど。 村上春樹かイシグロかって二者択一してる時点で読書能力ゼロでアホ丸出し 日の名残りを数年ぶりに読み直した 改めて良い小説だなあ〜と思ったわ 読み終えたあとにジ〜ンと来るんだよなあ 私たちが孤児だった頃や私を離さないで読んだよ 面白く読めたけれど、やっぱり日の名残りが好きだ 日の名残りについては、すでに作者の手を離れて名作だと思う 日の名残りは今でも年に1度は再読する 土屋さんの訳も素晴らしい。この作品で威厳について少しだけ理解できた気がする >>89 充たされてないのはお前(=>>89 =キモヲタ童貞)の生活じゃ。 前にNHKでカズオイシグロの特集やってたときに 自分にとって重要なものは思い出とか過去の記憶とか言ってたな 思い出だけは誰にも干渉されないとかなんとか言ってたのが印象に残ってるわ 考えてみたら作品にも色濃く出てるよな >>89 誰かが見ている夢を忠実に言語化したような小説だと思った。 私を離さないでは山中さんに梯子を外された感がでかいんだよなー 理系の話題をとりあげる文学がもっと出てきて欲しいんだけど こういう展開見ちゃうと萎縮しちゃう人もいるかもしれん… 私を離さないでは寓話だから現実の科学や時間とは無関係 大江の治療塔やオーウェルの1984、ヴォネガットのスローターハウス5なんかと同じような作品と捉えてるな、俺は 私を離さないでを読んだがSFって感じは全くしなかった おばさんにウケそうなラブストーリーだと思った 読んだことない人へのオススメなら、『日の名残り』『私を離さないで』 長いのを読むのがダルいなら『夜想曲集』 もっと読みたいと思ったなら『浮世の画家』や『わたしたちが孤児だったころ』とかも読むといい。 『充たされざる者』はオススメしない。 実際に本屋とかで手に取って心惹かれたなら読んでみてもいいけど。 『わたしたちが孤児だったころ』を読んだ、パフィンのかあちゃん可哀想過ぎるだろ... あとバンクスって頭おかしいの? よくわからんかったわ 「日の名残り」は映画が好きだったんだけど、原作も読んでみようかな。 今は、「わたしを離さないで」を読んでる。 「わたしを離さないで」は最初に「提供者」という単語が出てきたときに 想像した以上のことが何も起こらずに終わってしまって肩すかしをくらった気分で終わった。 「遠い山なみの光」 は最後読んでて喪失感で気が狂いそうになるぞ わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? プアでもニートでもないがつまらなかった。 設定がありえないほど陳腐だし、その設定を抜いたら もっと陳腐なガキの好いた惚れたはれたでさんざんひっぱられて 我慢して読んだところで最後には肩すかしくらった。 ニートならヒマがつぶれていいかもしれないが時間返せって感じだったよ。 クローンを題材にしたネタなんか特にSF読みでなくても 80年代の普通の少年少女漫画でやりつくされた感がある。 漫画のない世界では斬新なアイデアに見えたのか? 恋愛や死を題材にした小説なんか何世紀も前から山ほどあるとは言わんのかい? クローン設定ってサナトリウム文学が成り立たなくなった代わりなのかね。 そういう題材扱うならもっと下調べすりゃいいのに・ 日本ならいざしらず、、食肉用の家畜にすら福祉だの権利だのにうるさい国で 生殖能力がなくとも人間の形をして自動車の運転までできる生命体に 何の権利もないまま放置されて誰も興味を持たないなんて状況ありえん。 あんな運動するまでもなく計画段階でどっかから漏れて大炎上だっつの。 もともと探偵ものが好きで、それとは別にカズオイシグロも好きだったんだけど、 5冊目が「わたしたちが孤児だったころ」だった。 カズオイシグロの探偵ものが読めるなんて、すごく幸せだった。 探偵なのに、既存の探偵ものと違うよね。どうやってるんだろうと思う。 イシグロのセールスポイントの一つは、 元長崎県人、つまり、原爆被害者の子孫、ということだ。 ふつううの英国人作家へのインタビューとは、明らかに、スタンスが違う。 作品の「文学性」があまり問題になっていない。 あえていえば、半分異文化外人作家、の色物扱いではないか。 たとえば、Kazuo Ishiguro on his novel "Never Let Me Go" full show ↑のインタビューの中ほどにそのはなしをする。 原爆→ホロコースト→「私を離さないで」の主題、みたいなことだったと思う。 ところで、イシグロの見た目・雰囲気は、 ヨーヨーマとジョンローンを足して割ったようだ、 と思うが、違うだろうか? 「わたしを離さないで」、と「わたしたちが孤児だったころ」だと、 わたしたちが孤児だったころのほうが面白かったし、完成度も高いと思うんだが。 「日の名残り」は読んでいるときは面白くないけど、読後に鮮やかな印象に残るのが不思議 「充たされざるもの」はもろにカフカみたいで辛かったわ 「日の名残り」はわかりやすくて真面目な優等生的な感じ。 「わたしたちが孤児だったころ」はなんかおもしろいんだけど長くて途中までしか読んでない。 けどどれも通奏テーマは同じではまる。 「遠い山なみの光」で <食べ物の味をほめる時の言葉を何度も叫ぶ>とかいうような文があったんだけど、 <うまい>に、<旨い>以外に<上手い>という意味があることを知らないのかな? 冗談なのか何なのかよくわからない一節だった。 良くも悪くも村上春樹がいなかったら、この作家はもっと持ち上げられていたでしょうね 夜想曲集の舞台って観に行く人いる?? 舞台は全くおもしろそうな感じしないからどおしようか迷ってる(たぶん行かない)。 The Buried Giant読んだけど、最後の方の余韻がよかったよ カズオ・イシグロ10年ぶりの最新長篇『忘れられた巨人』を、5月1日に発売いたします。 また日本での発売を記念し、6月上旬に著者を招いた講演会を実施いたします。 応募要項など詳細が決まりましたら当ホームページにてお知らせしてまいります。 どうぞご期待下さい。 http://www.hayakawa-online.co.jp/new/2015-04-23-135403.html 『忘れられた巨人』 原題: The Buried Giant カズオ・イシグロ/土屋政雄訳 発売日: 2015年5月1日/本体価格:1900円(税別)/四六判上製 奇妙な霧に覆われた世界を、老夫婦は息子との再会を信じてさまよう。 ブッカー賞作家が満を持して放つ、『わたしを離さないで』以来10年ぶりの新作長篇! 第19回ハヤカワ国際フォーラム 「カズオ・イシグロ講演会」 日時:6月8日(月)19:00〜 場所:イイノホール(千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング) ※応募要項は、決まり次第順次お知らせいたします。 ※本講演は同時通訳が入ります。 日の名残りを読みましたが他の作品もこのような作風なのでしょうか スティーブンスの描写がユーモラスで、話のほうはそこまで重い題材ではなく気持ちよく読めて最高でした 他はあらすじを見ても重そうなものが多いので…… >>138 日の名残りが一番ストーリーの骨格がシンプルだと思う。 他はもっと重くて複雑かもしれんが作風・テーマは同じ。 軽めのほうがいいなら短編集の『夜想曲集』がある。 短いのであまりイシグロならではって感じじゃないかもだが、 やりきれなさはさすがのイシグロ調だし自分は好き。 「浮世の画家」が「日の名残り」に一番よく似ている 「わたしを離さないで」や「わたしたちが孤児だったころ」も似ているけど、確かに題材は重たいかも。 ただ、話の深刻さは実はどれもそんなに変わらないと思う 「充たされざる者」は全く別物の小説。長いので読むのが大変。 「夜想曲集」は意外と面白い。 『忘れられた巨人』読み始めたところだけど「お姫様」ってへんじゃね?? 原作ではなんて単語?? (アクセルがベアトリスにしゃべりかける時、「〜、お姫様。」っていちいち言うとこ。) 忘れられた巨人。はじめてカズオイシグロの作品を読んだ。 イギリスの歴史に疎くアーサー王伝説もよくわからん自分には全て理解できなかった。 今度は両方調べてからもう一度読むわ。 最後の終わり方は個人的に好き。 全て理解できなかった→全部は理解しきれなかった という意味ですー カズオ・イシグロと村上春樹の対談が面白かったわ 村上はイシグロのことをライバル視してるのかしら?ってなんとなく思った イシグロは村上に対して常に敬意を持って話していたけど、 実際の実力はカズオイシグロの足元にも及ばない村上春樹 最新長篇『忘れられた巨人』を発表した、カズオ・イシグロ。 氏が出演するテレビ番組、NHK Eテレ「カズオ・イシグロ 文学白熱教室」の放送が決定しました。 放送日は、7月17日(金)23:00-23:54です。 番組では、創作秘話や文学について、学生たちと活発な意見交換をする様子が見られます。 どうぞご期待下さい。 わたしを離さないで、読後感の悪い嫌な作品だったわ。 カズオ・イシグロ 文学白熱教室 面白かったな。 くだらない質問する馬鹿な女を仕込んだNHKが不快だったが その馬鹿女の質問にもまったく予想もしない角度からの名回答。 頭のよさにしびれた。 質問した馬鹿女は理解できなかっただろうが。 見れなかった人はyoutubeに上がってるよ 再放送もいつかするだろうが 村上春樹の雑文集にイシグロについてちょこっと書いたエッセイが載ってたね >>150 あの女性の質問はその後の忘れられた巨人に繋がる質問だったし、 むしろ予想通りの回答かと思ったが。 時期的に考えて忘れられた巨人の販促講演会だしな。 ああいう質問頼むってNHKに言っておいたのでは。 原稿やメモの類を全く見ずにあの講義が出来るっていうのに驚いた 言いたいことやその筋立て、話の運び方やらが全部頭の中に入ってるんだなー アホの私は心底尊敬した アホでもそれくらいできるぞ 慣れ 政治家はアホなので本は書けないが 何時間でも演説できる NHK Eテレ「カズオ・イシグロ 文学白熱教室」〈完全版〉放送決定! 待望の新作長篇『忘れられた巨人』の刊行が話題となっている作家、カズオ・イシグロ。 先日来日した際にイシグロ氏が出演したテレビ番組、NHK Eテレ「カズオ・イシグロ 文学白熱教室」を74分に拡大した「完全版」の放送が決定しました。 どうぞご期待ください。 Eテレ 2015年8月16日(日) 午前0時00分〜午前1時14分(15日(土)深夜) イシグロは見た目、ここ5年くらいで急に歳取ったよね。 完全版、若い頃のカズオのインタビューが見れてよかった。 浮世の画家の賞もらったスピーチの仕草とか、かっけー。 言ってることが具体的でよかった 文豪だからもっと抽象的なこと言ってはぐらかすかと思った 完全版は、昔の(87年?)インタビュー映像とか観れてよかった。 もっとあの若い頃のインタビューも観たかったわ。 >>161 なんか得意気な仕草だったねw 年取ると丸くなるもんだね すいません質問なんですが ↑8月に放送された「文学白熱教室<完全版>」は 7月に放送された「文学白熱教室」と基本的に同じ内容で 時間の都合等でカットされた分等?も多少後から加えて放送しました という感じなのでしょうか? 7月の放送は見たのですが・・。 基本的にはそうだけど、 1987年1月にイシグロ宅でイシグロに(おそらくNHKが)インタビューした映像と、 「浮世の画家」がウィットブレッド受賞したときのスピーチの映像が映る。 あと白熱教室の会場に向かって自動販売機の前を歩くイシグロとか、 ナレーションがちょっと追加されてたり、質問者が二人くらい増える。 ↑167で書いたものです 情報ありがとうございます。再放送があればいいのですが・・。 忘れられた巨人読んだ 表題はマーリンのことなのかな 忘れたひと忘れないひとどっちが幸せなのか 忘れられた巨人 面白かったわ 三途の川がテーマかしらw 臓器移植用クローン人間を題材にした「わたしを離さないで」がこの秋日本でドラマ化される。 「わたしを離さないで」でしか読んでない人が多いと思う この作品はいっぱんたいしゅうを意識した作品かなと 正直、同じようなテーマのマンガのガンスリンガーガールのほうができが良いと思う ドラマ化まじかー。1月からだって。やな予感しかしない。 この作品は誤解されやすい。多部未華子のほうがまだよさそう。 『日の名残り』のほうがまだ映像化してもニュアンス伝わるのに。。あーあ カズオ・イシグロの作品を初めて読んだ 『わたしを離さないで』 これはすごい メタファーで満ち溢れている ただ、モチーフが「提供者」なだけに お涙頂戴ものとして受け取られてるのが残念だ 内部、外部、システム、社会、私とは… 村上春樹が心に残る本としてあげていたのもうなずける 彼ならドーナツもアイテムとして加えていたかもね 先ごろ、ロンドンでイシグロと綾瀬はるかが4時間も対談したんだってね。 ダウンロードして途中まで読んでそれっきり、タイトルも忘れた。 「私を離さないで」読んでみようかな。 読み終えた後、本を閉じ表紙に大きく描かれたカセットテープの絵を眺める 「ああ、そういうことか!」 読んでいたときに感じていたあのイメージは 「まさにこれだ」と、あらためて気づかされた 一度読みたいと思ってるが、日本語で読んだ方がいいか英語がいいか両方読んだのがいたら 教えてくれ! 『忘れられた巨人』読んだ。 大変面白かったのだが、老夫婦の会話を読んでいて「じいさんはどこだ」のコピペが浮かんできて困ったw >>184 原書だとある雰囲気が違うとこのスレか過去スレで読みました。 (日本語訳にはそれがないそう。) 作品を読み解く上で重要な要素になると思いましたので 最初は原書で読むことをお薦めします。 イシグロ自身は日本語で読めないから日本にどう受け止められてるか 間接的にしかわからないね。ドラマ化されることで相対化できるだろうけど。 2時間ドラマかと思ったら連続なのな。 速読みたいに読んでしまった。 だが、乱歩の「孤島の鬼」のほうが面白い。 映画のほうは見てないが、今夜のドラマには 映画「イノセント」を想起させるイメージがあった。 ロリコンに人気の映画だ。 来週は映画「ビレッジ」を想起させるシーンがあった。 >>192 その手法上、シャマラン的な要素は少なからずあるよね… 作家としてはもちろん比べ物にならないぐらいイシグロさんが上だが… 「イシグロ先生に聞きたいことがたくさんある」という綾瀬は「わたしを離さないで」を生み出した成り立ちやキャラクターの作り方などを次々と質問。 イシグロ氏もその想いに応え、熱いトークが繰り広げられた。 「キャシー(ドラマでは恭子)のキャラクターについてイシグロ先生はどう思っていらっしゃるのですか?」との質問にイシグロ氏は 「映像作品は(脚本の)森下さんやはるかさんのそれぞれの解釈が合わさってコラボレーションで作ることがエキサイティングなところ」と語りながらも 「キャシーは現実の人物に近いんじゃないかな」と具体例を挙げて説明。また、綾瀬がこの作品の持つメッセージ性について質問をすると、 執筆過程の秘話を明かした上で、「人生は短いということを書きたかった。すべての人は死を迎える。 その短い人生の中で避けられない死に直面したときに何が重要なのか、そういうテーマについて書きたいと思った」と話し、 それを聞いた綾瀬はじっと受け止めて考え込むような様子を見せた。一方でイシグロ氏もすでにドラマの脚本を読んでおり、 「森下さんが原作の中から新しい部分を探し出して、まるで、そこにあった開けていなかった新しいドアを開けて、何かを探してくれているようだ。 それぞれの役に、役者さんが自分の解釈を加えて新しいものにしていく、というプロセスが映像作品の面白さ」 と世界で初めてドラマ化されるこの『わたしを離さないで』への期待感を伝えた。 また、綾瀬が出演した『JIN-仁-』(2009年・TBS)のVTRを取り寄せて見たというイシグロ氏は、綾瀬の演技力を絶賛。「時代設定という制限のある中で、 医師に対する言葉にならない愛情を表情やボディランゲージでうまく伝えてらっしゃったところは綾瀬さんの演技力の素晴らしさだと思った」 と話すと綾瀬が「Thank you very much」と照れた表情を浮かべる一場面も。 ドラマの話題から“役者と作家という表現者としての違い”など深いテーマにも対談は及び、 最後は綾瀬がどうしても聞こうと思っていたという「わたしを離さないで」というタイトルにこめられた意味をイシグロ氏が明かし、 予定時間を大幅に超え4時間にも及んだ対談は終了した。 http://www.tbs.co.jp/hot-jyouhou/201512230600.html 視聴率低くてたいへんらしいね まあ大人気になるようなドラマでもないけど 第1回から謎が多すぎ視聴者はポイントがつかめず 焦らし作戦は逆効果だった。 クローン、臓器移植は表面のテーマ、人間愛が裏のテーマ ということを描きたければ早め展開すべきだった。 演出がちゃんとしてれば、出演者の撮影スケジュールも淡々と できるはずだ。子役の使い方が一本調子すぐり。 自分、原作が好きすぎるから、ドラマ化こわかった。 主人公が本当は「この女は」みたいな感情さえ持たなかったところまで 描けなかったことなど残念に思う。 しかし全体的には思ったほどはひどくなくて真面目にはつくられてて少しほっとした。 配役などはだいぶ映画を参考にしてる印象。(映画も残念だったが) 『Never Let Me Go』の曲は、映画のほうが変に能天気で怖くて好きだが ドラマの曲もぼんやり悲しくてちょうどいいかも。 カズオ・イシグロの本を英語の原文で読んでみたいと思っているのですが何から読んだらいいかわかる人いますか? ストーリーが一番わかりやすくて正統派なのは『日の名残り』だと思うが 英語読めないのでわからないけど トミーとの最後の会話がよくわからん(「サッカーしながら空想の水たまりをバチャバチャ」) 水の話は3回出てくる。 足首まで沈む湿地に浮かぶ廃船、ルースが見る水に沈んだヘールシャムの夢、トミーが空想する足首の深さの水たまり。 これはルースがいなければ2人の運命は違ってたって意味なのかな?いや結局変えられないわけだが… 廃船も「2人ぐらいなら入れるらしい」とかちょっと変なこと書いてあるし。 >>198 間違っても『忘れられた巨人』は読んでくれるな。これほんと。 >>200 サッカーバシャバシャはどうでもよいことを本気で大切に思ってることのだめ押しだと思った。 物語的な意味や象徴はあるのだろうか? 水の描写は『忘れられた巨人』でもよく出てくる。 日本人(やイギリス人?)は先祖が覚悟をもって海を渡ってきたわけだから、 そういう何かが潜在意識にあるのでは? (中沢新一が言ってた。。) >>200 個人的な解釈ですが ゴール(保護)を破った次の瞬間に 海でも陸でもない中間の場所を気持ちよさそうに跳ね回る姿 陸の境界(保護・制約)から飛び出て、海の境界(保護・制約)に入り込む境目 雨が降る時に一時的に現れる場所 どちらの境界にも属さない完全に自由な観念的な場所 ルースとキャシーの板挟みなっているトミーの姿にも重なります また対立項を生と死と考えることもできると思います 補足 現実の世界では廃船が示すようにいずれは朽ち果ててしまう 結局は猶予期間にすぎないのです >>201 >>202 もしくはシンプルにトミーのいう「激流」の前兆というか対比とか?うーん・・・ たいした意味ないのかもしれないけどね。 >>202 なるほどー!非常に共感でき、参考になりました! 大雑把にいうと 水は自由の象徴であり留まれないことを示唆していると言えるかもしれない。 気をつけて読みなおしてみたい。(201でした) >>200 >廃船も「2人ぐらいなら入れるらしい」とか そんな箇所あったっけ? 読んだのが大分前だから忘れてるわ。 もう一度読み直してみる。 ありがとう。 >>206 海→蒸発→雲→雨→海→繰り返し… 液体・気体・個体へと状態を変化させていく水循環 水たまりは一時的に“地上にとどまる”ことができた水 しかし、いずれ蒸発してサイクルに取り込まれてしまう この辺もヒントになれば 地球という容器に護られた水循環を踏まえ 表紙を眺めてみると 音声という実体のない物をテープに記録し容器で保護したカセットテープ 回転しながら左から右へと巻き取られるその構造 中間地点でヘッドに読み取られ音声となって再び外に出る、刹那的に 調子に乗ってしゃべりすぎましたね 失礼しました お、おう。。 装画といえば数年前、 そのカセットテープの絵を描いたイラストレーターさんの個展観に行って そのカセットの原画(或いは別バージョンだったかも)も売ってた。 原作好き過ぎるから記念に買おうか迷ったが、やっぱり世界観別ものすぎて止めた。 すごく趣味のよい絵を描くかただけど 日本の平和でおしゃれな空気感は原作と関連なさすぎた。 なんで写真にしなかったのかな。写真だともっと嘘すぎるか。。 装丁って難しいね わたしを離さなないで はダメダメの駄作 まずクローンネタが陳腐すぎる あいつらが、なんで誰ひとり脱走しないのか?反乱しないのか?の説明がないのがダメ。その説明が無いのが主題の一つだというほどはよくかけてない SF作品なんにも知らないバカが斬新な設定!とか喜んでるんだろうな。きっと。 このネタで100ページ以下にしたら、「使い古されたネタで、設定がおかしいけど、まあほどほどのレベルの中編」っていうくらいの評価は得たかも知らん。その程度だろ。 >>212 >なんで誰ひとり脱走しないのか?反乱しないのか?の説明がないのがダメ。 自分はその点について一切の説明がなされていないところが逆に凄いと思いました。 テレビドラマでは原作には無かったある設定があり、脚本家の方はその辺を充分理解した上でそれを加えたのだろうと感心してしまいました。 すまん質問、「わたしを離さないで」原作で 介護人が最終的に提供者を○して焼却する、って描写あったっけ? >>212 反乱?起こしたらネットでボコボコに叩かれるし就職に響くからでしょ(適当) >>212 >なんで誰ひとり脱走しないのか?反乱しないのか?の説明がないのがダメ。 おぞましい世界を当事者(話し手)が全然そう思っていないから怖い話の典型だという批評がありますな。 http://www.gothic.stir.ac.uk/interviews/ramsey-campbell-interviewed-by-david-mcwilliam/ "a classic instance of a story that’s horrifying precisely because the narrator doesn’t think it is" 仮に逃亡や反乱を試みたとしても無駄な状況だということについては、Chapter twenty-twoでMiss Emilyが十分説明していますね。 いまドラマやってるし原作も読んでみようと思うが詳しい人いるのかな この人、もっと高尚なものをかいてるのかと思ってたら、時代遅れのラノベみたいなの書いてるんだな 海外の方が遅れてて評価が甘いのか? 最新刊、がっかりしすぎて3分の2くらいのところまでで挫折中。 思わず未読だった『浮世の画家』読みはじめたけど やっぱりこうでなくっちゃ!おもしれー どういうふうにがっかりだったの? まだ読んでないけど教えて >>223 ただただどこも面白くないの〜。なぜだろう。 ・ヨーロッパ系の王とか竜とかの世界観になじみがなさすぎる ・原文はわざと「偽古文」的な文体なのに、翻訳ではそうなっていないらしい ・霧で覆われた話だからそれでいいのだ いろいろ理由はあるだろうが、これらはあまり重要ではなさそう。 とにかくこれまでのような「書くことが楽しくてしょうがない」感が無い。 昨年テレビでイシグロは「小説家ががんがん書けるのは45歳まで」 とかなんとか言っていたがまさがご自分のことだったとは! 本人も何かしら自覚しながらの作品といえるだろう。 もしかして私もそのくらいの年齢にならないとわからない境地なのかもしれない。 これからは、これまでの作品を順番に繰り返し楽しむよ。どうもありがとう。 過去の忌まわしい歴史を忘れてぼんやりとした頭で平和な生活を送るのが幸せなのか 歴史を直視して憎しみとせめぎあいの中で生きる道を探すのが幸せなのか そういう話じゃないの ファンタジーなんて表層的な仕掛けだけ見てたらもったいないだろ >>225 そーですね。 まあ無意識のうちに一人称語りを欲してしまっていたのかもしれないし 私にはまだ捉えきれないのかもしれない。 攻めの姿勢には敬服。 一番好きな作家に変わりはない。 >>222 浮世の画家って面白いんですね。 今度読んでみます。 皆様のカズオイシグロ・ベストワンを教えて欲しい。 ベストワンといったらやっぱりわたしを離さないでになっちゃうけど 夜想曲集(短編集)のなかの「チェリスト」は個人的にツボ(ただただ腹立たしい話) イシグロを読んだことがない人が最初に『浮世の画家』を読んだら どこに魅力があるのかわかりづらいかもしれない。 しかし思った以上に日本っぽくてびっくり。長女のしゃべりが小津調でたまらん。 ドラマの最終回見逃してしまいました。 原作通りだったよね? 映画の予告編でちらっと見たけど(校長先生が車椅子で出てくるシーン)ゆっくり見たかったな。 見た方どうでした? >>212 ラノベ風展開なら逃げ出す人間に焦点をあてるけど あの状況になったら逃げられない人間のほうが多いんじゃないかな アフリカの少年兵の記事読んでも洗脳され従って殺される人間のほうが多数 普通の教育受けて自由な国に暮してるから、なんで逃げないの?になるのだと思う >>233 佳作かな イシグロにはもっと良い作品が他にあるから 忘れられた巨人って設定がダークソウル2に似すぎじゃないですか? / ̄ ̄ ̄ ̄ \ | (゜。).| |┌ ⊂⊃ ┐| \ \|/ / / \ 『パンドラの少女』の帯、 「カズオ・イシグロ meets ウォーキング・デッド」だって。 これは読まざるを得ない。 『パンドラの少女』やっと読んだ。おもしろくないわけじゃないけど ソンビの話だからどうしてもコメディっぽく感じられて、軽かった。 テレビブロスの豊崎さんの書評のコーナー。金銀銅で評価してるんだけど 『わたしを離さないで』とかを金で紹介してた10年前は、 おおかたの本は銀だったから、たまに出る金は全部アタリだったけど、 近年はほとんどが金だし金でも全然おもしろくない。 『パンドラの少女』どういうところがカズオ・イシグロっぽかった? (牢屋から出されて拘束されて授業を受ける子供たち。)この子達は一体なんなのか。。。 というところが『わたしを離さないで』っぽい、ってことだけで。 別にわざとパロってるわけでは全然ないから、他は全然違うよ。 >>244 設定がなんとなく似てるってことか 「カズオ・イシグロっぽい」なんかもっと記憶とか曖昧さとかが似ているのかと思ったので残念 教えてくれてありがとう 極北ってアマゾンレビューみたらだいぶ好評ぽい。 自分もアンチ春樹だがせっかくだから読んでみよう 「The remain of the day」と「 never let me go]を買ってきたのだが、 なんかレベルが高すぎて全然読めないので「日の名残り」買ってきて最初を 読んでみたが、うーーーむという感じだな。よくわからん。 これは面白くなるんだろうか? とりあえず捨てないで放置しているが、 「私を行かせないで」を買おうかどうか迷ってる。上のほうで駄作って噂 なので、ひょっとするとこっちは面白いかもと思う。 私を離さないでの方が設定小説だからエンタメよりっちゃエンタメよりかもね 日の名残りとどちらがおもしろいかはそれぞれだろうけど ただ俺は日の名残りが一番おもしろいと思うよ 日の名残りはブリティッシュ紳士萌えにはウケがいいはず ウルベックの『地図と領土』というのを読み始めたけど、 あれ?なんか全然おもしろそうじゃないんですけど。。。 あと次は『贖罪』とかいうのを読んでみたいが、どうかなあ 皆のおすすめ知りたし。 200ページだ 200ページ読んでつまらなければどんな作品でも読まなくていい 『贖罪』は文飾がうざい イシグロ作品とは同じくらいのレベル それはけなしてるのか、それともツンデレ的な表現なのか?? でも文飾がうざいのはやだなあ イアン-マキューアン、初期の作品は好きだしイシグロとの共通点はあるような 文飾とか違うと思うけど、ストーリーに関係ない主人公の役柄のデティールなどを何ぺージも使って語るとか 本を書くにあたって自分が調べたことを全部書きたいって気持ちがあるみたい ↑最近のイアン-マキューアンがしつこい描写だってことで、イシグロとは違うって言いたかったの 「ストーナー」、ネットでジャケ買いして、 実際届いたらジャケ、良くなくて、がっかりしてまだ読んでないが、中身どおかな ストーナー読んだ カズオイシグロの初期作品のような地味だけど味わいのある作品だった never let me goは映画で言えばislandがそっくりだろ。 ユアン・マクレガー主演のやつ。 あれ観た時原作これかと思ったわ しかし人いねえな 書いてから半日たっても何の反応ないとか 窒息死するわマジで いかにもSF的な雰囲気に仕立て上げればアイランドっぽくなるかもね (糞コテ以外は基本過疎な板なんだからしかたないだろ) >>264 2ちゃん自体から人が少なくなっているのでは ある板に久々に行ってみたけどものすごく人が少なくなっている 特に新ネタがしょっちゅうあるというわけにはいかない板だとネタ切れもある >>263 アホ発見! あの手のネタはごまんとあるわ。どれがどれぱくったとか出なくて昔から有る陳腐なねたなんだよ >>241 自分で読め! >>235 アホ発見! 佳作って言葉の意味をわかってないでやんの ビートたけし「あああん!あべぴょん、らめえええええええ!ひぎぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!」 『充たされざる者』の手法ってなんですか? シュルレアリスム?不条理?意識の流れ? 似たタイプの小説や影響を受けたであろうものを教えてください わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? (SFとしてもだめ。純文学としてもダメ って言えば、小説として最低っていってるのだが、 バカは、「俺はジャンルを気にしない」とか言って反論したつもりになるのかな。 ほんとバカってアホだな ) 三流大の文系のオチコボレで、ヘリクツばっかり言ってる間抜けなんだろうな ) 俺は『わたしを離さないで』非常にがエンタメよりだと思ってる上で言うとその設定が“わざとらしい”ってのがそもそもの不要な枷なんじゃないの 人工的な文学ってのは存在しないって立場なわけ? >>271 =アホ発見! エンタメとしても純文学としてもダメなんだから、そういうことを言ってもダメ。 確かに「純文学としては、設定がわざとらしい」という言葉が、何をくさそうとしてるのかさっぱり解らんな まあ、純文学をろくに読んだことのないアホが、なんとか批判するためひねり出した言葉だとして読むと、 純文学=自然主義文学みたいなとらえ方を前提にして、それにそぐわないからダメという感じのことを言ってるんだと思う 私を離さないで が面白いとか名作とか言ってる奴って、一回、病院で脳味噌の検査して貰った方が良いぞ。そうとう頭、低能になってるから >>276 みたいな、私を離さないで が面白いとか名作とか言ってる奴って、一回、病院で脳味噌の検査して貰った方が良いぞ。そうとう頭、低能になってるから 「純文学としては、設定がわざとらしい」←こんな意味不明な言葉を5年もコピペし続ける奴の頭の方がどうかしてる。 いくらアホでも5年もあったらどっかの時点でおかしいと自分で気づくだろ。 ここまで低能だと残念ながら病院行っても治らんだろうけど >>280 はバカだから、わざとらしいという言葉の意味がわからないんだな。 そこまで言うんなら、私をはなさないで のどこがどういうふうに面白いって思ったのか 手短にここに書いて御覧なさい 『さよなら、カルト村。』を読んだが 著者が中一の頃書いた、先生に特別な○をもらった日記の内容を おおむね一言一句覚えているらしい、というところに恐ろしいものを感じた。 生まれた時から私物は引き出しひとつ分みたいな生活をしてると ほんとにそうなるんだなーと。 >>281 例えば、 「大衆文学としては、設定がわざとらしくないが、純文学としては、設定がわざとらしい」 「推理小説としては、設定がわざとらしくないが、純文学としては、設定がわざとらしい」 「時代小説としては、設定がわざとらしくないが、純文学としては、設定がわざとらしい」 とか書いてるやつを見たらなんとも思わないのか? こんなこと抜かすアホは話にならんだろ。 「わたしを離さないで」の評価を誤ったから馬鹿にされてると勘違いしてるみたいだけど、 本当に頭が悪いのか? 「わたしを離さないで」が駄作だろうが傑作だろうがもはや関係ない。 「純文学としては、設定がわざとらしい」←こんな低能丸出しのフレーズを、それと気づかないまま 5年もコピペするからこそ、救いようがないと指摘されているんだ。 さすがに自分でも気づいてるだろ? それとも5年もコピペしたフレーズが「わたしを離さないで」の本質を抉った鋭い批判だとまさか本気で思ってるのか? もしそうなら、言葉を尽くして説明していただきたいと、煽り抜きでお願いするわwww わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? (SFとしてもだめ。純文学としてもダメ って言えば、小説として最低っていってるのだが、 バカは、「俺はジャンルを気にしない」とか言って反論したつもりになるのかな。 ほんとバカってアホだな ) >>283 は 文系のオチコボレで、ヘリクツばっかり言ってる社会のダニなんだろうな わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? (SFとしてもだめ。純文学としてもダメ って言えば、小説として最低っていってるのだが、 バカは、「俺はジャンルを気にしない」とか言って反論したつもりになるのかな。 ほんとバカってアホだな ) >>285 は 文系のオチコボレで、ヘリクツばっかり言ってる社会のダニなんだろうな 純粋哲学の方が カント 神学系の。 バタイユもいいけど 無神学大全。非知。 わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? (SFとしてもだめ。純文学としてもダメ って言えば、小説として最低っていってるのだが、 バカは、「俺はジャンルを気にしない」とか言って反論したつもりになるのかな。 ほんとバカってアホだな ) >>288 >>289 は 文系のオチコボレで、ヘリクツばっかり言ってる社会のダニなんだろうな これ、嫉妬とかやっかみじゃなく本当に素朴に思うんだけど、イシグロ好きだし。 で、もしイシグロが日系イギリス作家ではなく、現代日本の純文学作家石黒だったら もっと作品の幅は狭くて苦労したかな?と思う 290さんは読書量少なそう >バカってアホだな なんて斬新な日本語使う方だから、漢字に全部ルビふってないとダメそう 文学における設定、舞台装置なんてそんな重要じゃないしね >>269 手法というか、オレは読みながら まるでカフカの「城」みたいだな と思った イシグロ好きな人って漫画読む? 自分は最近では古谷実のゲレクシスとか宮崎夏次系好きだったわー >>300 ボブディラン受賞で「なしだな」と思った。 文学を突き詰める方向じゃなくて、大衆に影響を与えたかみたいな方向なのでは。 私を離さないで。読み始めました。 原文では、提供者は、ドナーと書かれているのかな。それとも他の単語かな。 読んだがもう5年以上前で忘れた。 ただdonorだとなんとなく先が読めちゃうから ちがう言葉だった気がする。 というか、この本て最初の方でもう先が読めるんだっけ? >>305 読み始める前に、臓器提供者の話だと知ってた。けど、原文ではどうだったのか気になって。 てか、さっき臓器提供者なんだと先生から教わったところだ。 本ひっぱりだして確認しましたが、"donor"です。 1ページ目にあったのですぐわかりました。 ちなみにKATHY Hの仕事(?)は "carer"です。 というかもう10年前になるのか(独り言) 米amazonのLOOK INSIDE(なか見!検索)で見てみたら チャプター1の1ページ目から"donor"連発してた 七月の幽霊のことを思い出したけど、シュガー、バイアット達の乾いた魔女の自分なりの オチ的研究観よりはよくてま、相対バイアット達の方が書けるだろうけど、イシグロの方が読んだ後の暗さはない 、幽霊話に思えるなあ。幽霊が存在する次元だとか、子供を失うことだとか、 トランプじゃないけど不動産の話とか、本質的には、男の子と別れる、子離れと、 母親への精神的殺意が美しく描かれていて、翻訳に汚れた日本文学の記憶でも、 かなりリアライズされて追憶できる文学だと思う。 ミスウオーカークライトンの話が一番好きだ。 女子高といっても、今のようには退屈しない時間で、想像や幻想の中にいる世界 を通じて、自分の子供が育つ様子をイメージできる、実際の人生で、文学の中での 実話として、という一番手に編まれた小説が一番だと思う。 魔女の様子が描かれている 先に述べた作品では、 ネット時代にないネト無き性欲がかかれているのが、生々しいというより、 すがすがしくて、最後だけは、実際の古典作品のフィクションだろうけど、 未だ修正可能であるという感じがした。 Never let me goは原文で呼んだ。はじめてのイシグロだった 何がdonorなのかcarerなのかか最初いまいち収まり悪い感じで さらにミステリアスな設定もあり、もしかしたら俺が解釈勘違いしてるのかな と思って読みながらモヤモヤした記憶がある 途中から薄々気付いて最後の方では確信に変わったけど そしてイシグロってそういう手法の人と気付くのは何冊か読んでから はじめてイシグロさん読んだけど面白いね。 日の名残りも読みたい 「日の名残」の老執事は、感情の芽生え始めたロボットみたいで切ない 忘れられた巨人が好き、充たされざる者も好きだけど 新刊出ないのかな? 忘れられた巨人は読み終わってみたら面白かったけど 冒頭部分で挫折してしばらく放置していた 同じ作家の本、どんなに好きで連続して5冊読むと飽きちゃうけど この人のは全く一冊ずつ違うから飽きないのよ そんな作家って安倍公房とか、筒井康隆しか知らないわ わたしを離さないで って SFとしては陳腐 純文学としては、設定がわざとらしい SF読んだことが無い、二流文学者が「これは斬新な設定!」とか言いそうな感じ。 というか、そういう二流評論家、二流文学者、居たよな。 ここのスレのプアさんやニートさんはどう思いますか? (SFとしてもだめ。純文学としてもダメ って言えば、小説として最低っていってるのだが、 バカは、「俺はジャンルを気にしない」とか言って反論したつもりになるのかな。 ほんとバカってアホだな ) >>320 =アホ >>321 =バカ は、なんか賢いこと言ったつもりなんだろうな >>319 中途半端にSFかじった奴に限ってこういうこと言うんだよ。 「お、おら、こういう設定のやつ何かで読んだことあんぞぉ! (凄えだろ?褒めてけろw)」ってな。 ほんとうにSFに精通したやつはこんなの作品を展開する上での あくまでも世界の設定にすぎないし、もっといえば SFというジャンルへのパロディ的要素も感じ取ってニヤリとする。 あえて誰にでも分かるようなSF的設定にしてあるのにな。 (つまり大きな釣り針) >>319 はそれにまんまと食い付くアホ 南が丘文庫 http://www.minamigaoka.info/BOOKS/ Official Homepage 横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。 横浜市立南が丘中学校OB会 カズオ・イシグロさん、おめでとう! あなたは素晴らしい信頼できない語り手だ 私達が孤児だった頃が、最高傑作。しかし神の子供たちは皆踊るに似過ぎている。 楽天ほとんどメーカー取り寄せになってるじゃねーかwww 『日の名残り』は名作 日本人を消したイギリス人の小説 カズオ最高や! ハルウララとか最初からいらんかったんやw 私たちが世界とつながっているという幻想に隠されている闇を明らかにしたってどの小説のこと? ある『日の名残り』評 「現代において、これほど破綻なく計算通りに小説空間を築き上げられるということに、 まず賛嘆する。19世紀ならいざ知らず、20世紀末という情報化時代では、本来不必要な ことまで小説の中に紛れこみ、小説全体をまとまりのない、いわば現実社会と地続きの 空間たらしめてしまうという危険がつきまとう。カズオ・イシグロはその危険を回避し、 ものの見事にひとつの確固たる世界を構築してみせたのだった」 おめでとう 正直とりそうだけどとるとは思わなかった ここはファンが集うスレでしょうか? 「私を離さないで」の映画、自分はホロコーストを連想してならなかった。 ネットを見ると同様の印象を持った人が多くいるようだった。 でもカズオ・イシグロはインタビューで遠回しに「あれはホロコーストを暗示したのではない」と答えていた(と自分には思えた) ファンの皆さんはどう思いますか? 代表作「日の名残り」でもナチスドイツが主要な題材のひとつになっていると聞きますが… Kazuo Ishiguro The Nobel Prize in Literature for 2017 is awarded to Kazuo Ishiguro "who, in novels of great emotional force, has uncovered the abyss beneath our illusory sense of connection with the world". >>355 少なくとも、本人の基本姿勢からして暗示的に書いたわけではないと思うよ http://magazine.moonbark.net/event/kazuoishiguro1/2/ >「暗号として書かれ、解読するような小説は書きたくない」 >最後に杏さんは「自分の作品が深読みされ、解析されることについて作者はどう考えているのか」と尋ねる。 >状況によって変わります、と前置きした上で、イシグロさんは「作品が暗号として書かれ、 >それを解読するような小説は書きたくないし、読者だったら嫌い」と話す。 >そして、自分が書きたいのは感情や気持ちだとし、「飢饉で何十人が死んだ、と単に情報を >伝えるのではなく、飢えるとはどういうことか? 何を感じるか? どのように苦しんでいるか? >を伝えたい。小説や映画や劇はささやかだが、そういう事実の裏にあるものを伝えられる」と >物語の持つ特性を説明する。その上で、「『作者が伝えたいのはこれかも? でも、 >もっと複雑かもしれない』と、そこまで踏み込んで分析してもらえれば嬉しいですね」と笑顔で回答した。 数少ない全作読んでる作家だわ まあその全作の数は少ないんだけど。 >>357 はい。 複数のインタビューでそのような話をしていましたがどうも煮え切らないように感じてしまったのです。 何かを避けているかのような。 でもそれが基本姿勢なのならば、(自分にはわかりにくいですが)そうなのでしょう。 映画と原作が大きく違うこともままあることですし…。 >>319 ノーベルアホアホ賞の受賞おめでとうございますwwwwwwwwwwwwwwww これから毎年ノーベル賞の発表のシーズンになるたびに恥ずかしいレスしたのを思い出しちゃうんだろうね 惨めな奴だw >>360 何年も前から何度も貼ってあるコピペをからかって面白い? 去年あたりから読み始めて、すごく好きになった作家さんだった おめでとうございます 素晴らしいニュースだと思う。 今夜はいい夜だ。彼は芸術家です。 5年に一本で食っていけるて一冊何部くらい売れてるんだろ 翻訳家の土屋政雄さん「時間かかると思っていた」 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21954600V01C17A0CC1000/ 「日の名残り」などイシグロさんの作品を翻訳してきた土屋政雄さん(73)は 「いつかは受賞するだろうが、もう少し時間がかかると思っていたので驚いた」と語る。 イシグロさんについて「声が小さく、非常に穏やかな人」と話す。 2年前の新作発表時に会った際も「多くは語らず、あいさつしたぐらいだった」と振り返る。 作風については「暗闇で引っ張り回されている感覚。 『記憶』をテーマに最後までどうなるかわからない展開が特徴」と説明する。 「(イシグロさんは)ノーベル賞には関心を持っていなかった」。 過去に受賞した作家は、以後、優れた作品を書いていないと話していたという。 まさかカズオイシグロでジャップがホルホルするとは思わなかった このスレ2012年に立って、まだ1かよw ぜんぜん評価もされてないし、ファンもいないじゃんw また外国に教えられてファンになるパターンか 完全に日本を捨てた人間だから今さら日系だからと日本人が持ち上げてもイラつかせるだけだぞ この作品を世に出す前にイシグロは国籍をイギリスに変えている。重要な決断だった。 かれの心には常に日本の残照がある。 「もはや日本で暮らすことはできません。日本語を話せないし、慣習もわからないのですから。 自分自身に日本人になれるかと問いかけて、無理だと気づきました。 日本に来るとよく知っている場所のように思えます。しかし、あらゆる意味で滞在が最も難しい国でもあります。 日本語が話せない。理解できそうで理解できない。 感傷的には日本人であり続けたいと感じていたし、イギリス人になることは裏切りなのかもしれません。 しかし、英国教育だけで育ったわたしは後戻りできなかったのです」。 だいぶ前に春樹が絶賛してたので 『わたしを離さないで』というのを読んだが 初めの時点で結末がわかってしまい 多分それはフリで それを覆すものがでてきて 驚かされるんだろうと想定しながら読んだが 何も起こらず苦痛を我慢して最後まで読んだら そのまま終わってしまい 春樹の他の推薦本とともに二度とてにしなくなった 【ノーベル文学賞】カズオ・イシグロ先生のロンドンの自宅【画像あり】 https://goo.gl/HSPKGB >>370 推理小説じゃないし 己の運命を受け入れる強さとか悲哀みたいなものを意識して読めればよかったね 佐藤亜紀がTwitterで『わたしを離さないで』を執拗にディスってる >>300 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2017/04/03(月) 09:02:10.88 ID:vqX9LRR1 >>ノーベル文学賞は取れそう? >> >301 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2017/04/04(火) 01:09:18.96 ID:nEB92Onl >>>>300 >>ボブディラン受賞で「なしだな」と思った。 >>文学を突き詰める方向じゃなくて、大衆に影響を与えたかみたいな方向なのでは。 受賞の一報を聞いた瞬間、このスレの上記やりとりを思い出した イシグロさんの母、親族に作品と手紙贈る https://mainichi.jp/articles/20171006/k00/00e/040/238000c ノーベル文学賞受賞が5日発表されたカズオ・イシグロさんの母、静子さん(91)は、 イシグロさんの作品が出版されるたび、日本の親族に手紙を添えて贈っていた。 手紙には英国での評判などが記され、5 歳で日本から移住した後、作家として成功してゆく長男を誇りに思う母親の心情がにじんでいる。 1989年に英語圏で最高の文学賞とされるブッカー賞を受賞した、 老執事が英国社会の変化を語る「日の名残り」については、 「この本は すごい好評を受けていて 喜んでいます」とつづっている。 また、臓器提供者となるべく育てられたクローンたちの物語で映画・舞台化もされ大きな話題になった 「わたしを離さないで」(2005年刊行)に関しては、 「各紙の書評も良くて 私はえびす顔でいます」と書いている。 贈られた本には、作者の直筆署名と「ご多幸をお祈りします」などの英語の文言が入っている。 >>79 >>125 >>296 http://www.asahi.com/articles/ASKB6115JKB5UHBI03G.html 自分に影響を与えた作家についてはカフカを挙げ、 「彼は(作家として)技術的にも取りあげるテーマの上でも多くの可能性を切り開いた。 カフカに注目してきた」と語った。 また「プルーストを読んで以来、自分の書き方が変わった。 物語を直線的な筋に従うのではなく、記憶を通じて語るという方法を示したからだ」と述べた。 ワイドショーなんか見て本屋に駆け込んだ人ってたぶん読まないまま終わりそう そもそもそういう人が読んで作品の良さがわかる気がしない 『日の名残り』、『わたしを離さないで』あたりはニワカでも分かりやすいと思うけど 本の記事 : カズオ・イシグロが語る「ホームズ・谷崎・プルースト」 >それで、序章と「コンブレー」(第1篇「スワン家の方へ」の第1部)を特に子細に読み、観察していきました。 この本は、まるで抽象画や、コラージュ作品のような本と言ってもいいかもしれません。 ある一つのイメージから、次のイメージへ。一つの記憶から次の記憶へと、自由に物語をつむいでいくよう。 それによって、ただプロットを追うよりも、はるかに自由で、大きなことができるようになるのです。 「記憶」は、語られる「対象」としてだけでなく、物語を語る「形式」にもなりうることを学びました。 一番好きな作家とは今も言えないのですが、間違いなく、多大な影響を受けた作家です。 言っちゃなんだけど、たいした作家じゃないんだろうなとは思う たった300ちょっとしかレスがないのだから それなりの作家であれば、良い意味でも悪い意味でも多くの批評があるはずだろう 綾瀬はるかのドラマも面白くなかった >>372 まあノーベル賞まで取ったんだから そういう良いところがあるんだろうなあ 俺が感じたみたいに下らないSFってハズはないだろうし 「わたしを離さないで」前から気になってたんだけど、昨夜ituneで徹夜で読んでしまったよ 面白かったけど怖かった 今のところこれが最高傑作と言われてるの? 「日の名残り」も読みます >>384 代表作は「日の名残り」だよ イギリスのブッカー賞も受賞してる しっとりと味わってください >>365 アメリカの売れっ子ミュージシャンなんかも1枚アルバム出したらそれのツアーだけで3年とか5年とかやりますよね >>387 毎年のように出さないと生き残れない日本の出版業界が異常なのかもしれないね… 20ヶ国で5万部でも100万部だからなあ 世界中で売れる人は余裕なのかな 早川文庫は全作品持っているけど 今度でる新作は買いづらい状況になっちゃったなぁ ノーベル賞でつられて買ってる奴と思われる お店の人は本が売れてうれしいなあと思うだけじゃない? 下衆な話、売れっ子作家の印税収入って憧れの不労収入の中でもトップクラスに羨ましいですw んー、案の定Twitterで佐藤亜紀が発狂してるな カズオ・イシグロに親でも殺されたのか >>388 外国の作家は兼業作家が多いような統計を読んだことがある >>380 それって日本でそこまで浸透してないだけじゃね 映画は日本でも話題になったけど 根拠ないのはすまん スレが乱立するような大衆作家がノーベル賞とれるわけないだろ 10月8日 NHKEテレ 23時から 「カズオイシグロ 白熱教室」 再放送決定! >>398 ありがとう、楽しみ。 録画したはずだけどまだ見てなかったw 日本でもそこそこ知られてる人でしょ。 本屋にも置いてあるしね。 作品だってそれなりに面白い。 ただ、ノーベル文学賞クラスかといわれれば微妙。 本人が日本語話せないと言ってるのに 無理矢理話せることにしたがってる輩は何なのww ラドブロークスとか候補にもあげてなかったのって初か? >>380 知ってる人は知ってる、知らない人は知らない いままでそういうポジションだっただけだよ。 いくらノーベル文学賞だからって大江健三郎読んでる人は少ないでしょう。 読書家なら読んでる人は多いだろうけど。 同じ日本人でもそういうものだから外国国籍ならもっとじゃない? あとなんでもそうだけど、原作とメディア作品は別物。 【ノーベル文学賞】 日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏が受賞 「いたずらかと思った」★7 作品の話しないでネトウヨが発狂してるだけ、この世の掃き溜め感すげえ 2〜3年後にはブックオフで安く買えるからそれまで待機 2017年朴景利文学賞 最終候補者 http://news.donga.com/Main/3/all/20170811/85778507/1 A・S・バイアット(受賞者) コーマック・マッカーシー ペーター・ハントケ カズオ・イシグロ ヤン・マーテル 元々日の名残りとかは中公から出てたよな、早川に版権売った人間(もう退社してるだろうけど)どういう顔してるだろうw なぜか中公文庫版の日の名残りがAmazonで高値付いてるけど内容現行版と一緒なのに 25年くらい前に図書館の特集コーナーで 初めてこの人の本を目にしたとき ミステリーとかハードボイルドの作家かと思った。 格好つけてカタカナの名前にしてんのかみたいな。 1990年に出版された中央公論社『日の名残り』単行本帯付き初版を持っている。 今も新本同様の美本の状態だが、もちろん売るつもりはない。 ブッカー賞を取ったと当時結構話題になって、購入してすぐ読んだ。 帯に大江健三郎の推薦文が載っている。「カズオ・イシグロは明晰かつ端正な文体で 名高いが、僕はかれの粘り強い知性に驚く。新しい大才というほかない。」 ツイッターを見てると読書家は意外にカズオを読んでいない 読者層はミーハー中年BBA イギリスの日本人作家として親近感を持って読んだパターン もしくは民放テレビ局の低レベルドラマの影響 いまの報道連中と同じ気持ち悪い読者しかいなくてカズオ可哀想 本物の文学好きには何故か敬遠されてるカズオ >>412 なんか覚えてないんだけど現代文の参考書で、わたしを離さないでがあった気がする。 外国文学だからありえないよね。記憶違いなのかね。 でも、そういう参考書的なのでカズオイシグロに興味持った覚えがある。 ブッカー賞に興味のない「読書家」を持ち出されてもなぁ >>414 海外文学の翻訳が教科書に使われることあるじゃん。 ヘッセの蝶の標本を盗む話とか。 >>412 日の名残りの解説は丸谷才一が書いてるし、そこそこ外国文学読んでる人間は一目置いてたろ >>416 >>419 受賞後明らかになったのは、ブッカー賞など知らない奴等がカズオを読んでる 民放テレビとワイドショー好きおばはん中心 カズオ以外の外国文学は知らないおばはん 表立って騒いでるのがミーハーばかりだってだけじゃないの? ベストセラー作家だから文学好きもそうでもない奴も読んでるってだけ >>423 こっちの方が今日やる奴より長くていいね! 何年か前にEテレの英語番組で英文学を読む講座があり、そこで「日の名残り」が取り上げられてた それで興味を持ったような人間もおります >>385 ありがとう 俺ら毎年賞取るかどうかとか関心ない感じだけど >>427 今日23時からEテレで再放送やる 見てなかったから見るつもり きょうもテレビで取り上げられてた 図書館も予約2年待ちとかおかしい 小学生低学年の子が図書館でインタビュー受けてたけど何か違うw 図書館だが、何冊も買い足す必要なし。 1000円程度の買い物もできないやつは 何年も順番待ちすればいいんだよ。 https://www.youtube.com/watch?v=VMDQGDmbqF8 白熱教室 カズオ・イシグロ 文学完全版 要約、最初の2作(遠い山なみの光 浮世の画家 )は、自分の幼少期の記憶の空想上の日本がテーマ 2作で注目され賞ももらったが、日系作家のレッテルを貼られたため、違う作品を作りたくなった。 「浮世の画家」の設定をまんま、イギリスに変更した「日の名残り」 でブッカー賞を受賞したため、 テーマー重視で。設定は何でも良いことに気づいた。 「わたしを離さないで」ではSF設定にして臓器移植問題を問題提起した。 また、ストーリーテラーは自分の都合の良いように、ストーリーを脚色することから 話者の話はゆらぐ話を作った。 https://www.youtube.com/watch?v=VMDQGDmbqF8 白熱教室 カズオ・イシグロ 文学完全版 要約、最初の2作(遠い山なみの光 浮世の画家 )は、自分の幼少期の記憶の空想上の日本がテーマ 2作で注目され賞ももらったが、日系作家のレッテルを貼られたため、違う作品を作りたくなった。 「浮世の画家」のテーマをまんま、イギリスに設定変更した「日の名残り」 でブッカー賞を受賞したため、 テーマー重視で、設定は何でも良いことに気づいた。 「わたしを離さないで」ではSF設定にして臓器移植問題を問題提起した。 設定は重要で、ロケハンに1年近く費やす。 また、ストーリーテラーは自分の都合の良いように、ストーリーを脚色することから 話者の話はゆらぐ話を作った >>428 >図書館も予約2年待ちとかおかしい まあ、2年も待つ人はいないでしょう 年末か年明けにでもブックオフに読み捨て本が大量に並ぶはずだから そんなに買わないんじゃない 図書館乞食はすさまじいよ 白熱教室面白かった 実況見てたら、本当に本を読む人が減ってるのを実感した >>434 2年立つ前に もとのように人気はなくなり 読む気は失せる まあでもノーベル賞のお陰で 末永く読まれる作家になったわけで それは嬉しいことだね カズオ・イシグロの本は図書館で全部読んだ 今頃読み始めた人たちは可哀想だな このインタビュー集のなかにカズオ・イシグロも出てくる。 一読の価値ある本だ。 知の最先端 http://www.amazon.co.jp/dp/4569815200 なんでカズオ・イシグロの本について語らないかって言うと、ネタバレになるからだよ 芥川賞・直木賞はもう読まなくてもいい駄本が大量に破棄されてある感じだけど、ノーベル文学賞は世界の歴史に刻まれたわけだもんな 3年前に日本に来たとき撮った映像の再放送だが、言うことに深みがありますな https://i.imgur.com/uDqDwuj.jpg カズオ・イシグロ? 俺は賞取る前からずっと注目してた カズオ・イシグロのノーベル文学賞を福岡伸一は“予言”していた https://dot.asahi.com/aera/2017100500084.html (抄) 5歳のときに日本から英国に渡った彼は完璧な英語で話す。朗読のあと読者の質問に答える。 「(日英)二つの文化の間で自分をどう位置づけていますか」 「アイデンティティーの問題は私のテーマではない。昔はその問いがプレッシャーだったが今はそこから自由になっています」 【ノーベル文学賞受賞者カズオ・イシグロの捏造サイン本ほかが日々製造され、ヤフオク!で出品されています】 ヤフオク! ttps://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w199485852 トベンジャーズ ttp://www.tovengers.net/detail.php?yi=ngnsksk ※可能な方はぜひ、各所へのコピペ、ヤフオク!への通報、各関係先への投書をお願い致します 八月の幽霊を大学で読んで、バイアットなんかをめくっていたら 、ニュースが入ってきた。先生との関わり合いも少なめにしておくのがいいね。 >>116 超遅レスだけど、これこれ! ここに違和感を感じたから、SFとしても、純文学としても読めない。 社会さえ無難に描けていればまだ読めたのに。 登場人物の会話がいいね 数年前に四冊しか読んでないけど ノーベル賞とってしまったからなんとなくいま読む気にならんなー ハヤカワ文庫の「日の名残り」は中公文庫を底本にしてるようだが、 中央公論社のハードカバーは再販されるだろうか。 それとも全集を出版するだろうか。 数日前倒しとかなんとか 騒ぎのおかげで買いにくいという元からののファンがいる気がする イシグロ作品読んでみたいけど、今更買うのが恥ずかしい。 あ、こいつミーハーだなって 読みやすい小説書いてる作家がノーベル賞取るなんてあんまりないことだ これからニューエイジ・スピリチュアルのカテゴリーで 書いてもらいたい内容を箇条書きにしてゆく。 ・〜自分はいない〜というフレーズが浸透しているのは、支配者が霊界での支配を続けてゆく為のものである。 ・幾世代にも渡って宗教の説教が求められるように前世の記憶を失くして「注意することができない人」にされている。 ・2番目の補足ではあるが、記憶を失わせて説教が必要な人間に仕立て上げる為、彼らは地縛霊を雇い入れ転ばせている。 ・人を上手に転ばせることが出来る地縛霊だけは、生まれ変わることができない。(一緒に仕事をするため。) >>464 そういう意味では買って若干拍子抜けした わたしを離さないでは、まあ、語り手は気持ち悪いよね 信頼できない語り手 イシグロの作品は全部そうだが 嘘はつかないが自分に不利な情報は隠す物語の真実は隠す語り手 表面上はトムとキャシ−の魂の結びつきに割って入ったルースを含めた 切り離すことのできない運命に掴まれた三人の 愛と絆の物語だが 実際はルースはキャシーから奪いたかったからトミーと関係持っただけだし、 トミーはやれたら誰でもいいだけ キャシーはそのことをわかった上でそのことを認めたくないから 偽の物語を語って自分を慰め読者を騙しているだけ 主要な作品は 4作品ですね 1、「日の名残り」1989年、 2、「山なみの光」1982年、 3、「わたしを離さないで」2005年、 4、「忘れられた巨人」2015年、 きょう発売のフライデー10月27号に記事が 表紙画像クリックで拡大できます ttps://www.fujisan.co.jp/product/2305/new/ >『カズオ・イシグロ 28年前に取られた金髪美女との写真』 こんなゴシップ風の見出しでカズオを見る事になるなんて胸厚 本当にノーベル賞取ったんだなって思う >>469 奥さんじゃないの?受賞で騒がれてた時に家族の写真や動画がちらっと出たけど 金髪美女だったよ それにしても胸熱w 今まで、どんな人なんだろうなと思ってたから 少しでも情報があると嬉しいね >>468 もっと絞ると、日の名残り、わたしを離さないで、になる ノーベル賞選考委員が読んだのも、この2作だろう >>472 その2作はもちろん代表作だけど 「忘れられた巨人」が後押ししたんだと思うよ 忘れられた巨人て面白いのかよ 文庫でたら買えばいいやって思ってたからまだ持ってない…買い辛い… >>475 もうすぐ文庫になる こういう作品も書くんだ〜、と少し驚いた 受賞の後でマンガや映像の原作もやってみたいと言っていたのを聞いて この作品を読んでたので、なるほどなと思った 新宿の紀伊国屋書店で文庫が出揃った。 20時だったが「日の名残り」は1階テントに10冊ぐらいしかなかった。 翻訳家って内容にはうるさいのに 邦題名にはダンマリやな なにが忘れられた巨人だよ それ含めて作品だろうに 映画から原作という審査もありかな 「日の名残り」のアンソニー・ホプキンス、「私を離さないで」のキャリー・マリガンといい 映画化の良作だ。 裕木奈江を彷彿とさせるキャリー・マリガンは英国の女性参政権の映画でも主演だし心象は よさそうだ。 SFが受賞理由というわけではないだろうが、過去の文学賞では思いつかない。 カズオ イシグロ か イジチュール マラルメ も好きだけど。 忘れらられたダンジョンカス男 マーザン、ダンサー。低レベルにつきランク圏外。FMケータイでテレラジ みたいな。ゲーム携帯も。任天堂じゃないかな。64 424 1224 214 >>476 忘れられた巨人の文庫本、今日本屋にあったわ 地方の丸善 他の本の場所は空っぽ >>483 「日の名残り」、映画は佳作でした、ホプキンスも名演技でした、あの 女優さんも。 英国貴族たちは、あのような生活をしているのでしょうね。 ホプキンス良かったよね 戸惑う表情とか、焦点が定まらないような視線とか 唇にそっと指を当てて戸惑うような仕草も よく行く書店で発売いらい今まで半年以上も入り口すぐの一番いい平台に積み上げていた「騎士団長殺し」が撤去され イシグロの文庫本が並べられていた いい加減新潮社は返本受け付けたらどうなのか 書店を在庫置き場で利用しているのと同じだ ブッカー賞もパクリ作家の超駄作マキューアン「アムステルダム」が受賞するぐらいだから 芥川賞レベルの審査やってるんじゃないか マキュアンも、マルチ馬鹿に パクリ呼ばわりされたくはない >>470 フライデーの「28年前に撮られた金髪美女」 やはり奥さんだったw ゴシップ風タイトルとカズオの組み合わせがじわる 他の週刊誌でもワイド特集に「日の名残り」ってタイトルがつけられたり来日した時のエピソードがいくつか載ってる こういう機会はもうないだろうから楽しんどこ あとだいぶ前にNHKのBSやEテレでやってたアンソニー・ホプキンスが語る見たいな番組があり、 そこで『日の名残り』についても色々語ってた スティーブンスについては愚かだとは思う というような事も 日の名残りは切ないよな 映画のラストシーンも好き フライデーは講談社だから週刊現代のカラーページは時として 良質の時がある。 こういうときは会社の力がものをいう。 実際はゴシップじゃなかったけど「カズオ・イシグロがフライデーされた」ってのが草 今日発売の週刊現代2017.10.28だが、カラーではないが4頁の記事 あと壇蜜さんのカラー写真特集の力の入れようがすごい。 「遠い山なみの光」って 最初は「女たちの遠い夏」とかいう邦題だったんだねw なんか昔のドラマのタイトルみたいで浅野温子が出てきそうというか このタイトルだったらまず手に取る気にならんかったわ 元々の訳に近い「遠い山なみの光」の方がずっといい イシグロの作品が売れまくっているのを見る 全く売れなかった大江の気持ちはいかに 文学者が知識人だった時代だしね イシグロは技法の盛り合わせが絶妙な小説家 寡作なのも売り出しも全て現代作家のお手本 >>504 ノーベル文学賞授賞者の性格と品性とか運勢を比べるんですね。 記者の目 イシグロ文学にノーベル賞 https://mainichi.jp/articles/20171018/ddm/005/070/018000c 2015年6月、新刊小説「忘れられた巨人」の宣伝のため来日した際にインタビューしたイシグロさんは、 斜に構えたり自らを飾ったりしない。常に真っ正面から熱っぽく質問に答え、逆質問すらされた。 作品は6世紀ごろのグレートブリテン島を舞台に、行方不明の息子を捜すブリトン人の老夫婦の旅を描く。 旅路にはかつて敵対したサクソン人も住んでいるが表面的には平和である。 というのも、この世界では人々の記憶に霧がかかっており、少し前の出来事も薄ぼんやりしているからだ。 これは、執筆の動機となったという1990年代のユーゴスラビアやルワンダの大虐殺を伴う民族紛争の隠喩だ。 平和に暮らしていたのに、先の世代の対立の記憶をよみがえらせ、 隣人同士がむごい殺し合いを始める様に作家はショックを受けたのだ。 世界中の読者が我が事として読めるように、あえてファンタジーのような設定にしたのだという。 「記憶を失わせている存在を殺して記憶を取り戻すか、あるいは思い出せばまた対立を生むから忘れたままでいるかを問うた」と力を込めた。 ナチス・ドイツに協力した過去への後悔を通して個人と政治の関わり方を模索する代表作「日の名残り」(89年)といい、 臓器提供のためにクローン技術で生まれた若者の苦悩を描く「わたしを離さないで」(05年)といい、 イシグロ文学は静かで格調高い筆致で現代社会の問題の切っ先に迫っている。 本人は政治的発言には慎重だが、受賞決定を受けて 「世界が不安定な状況の中で、小さな形でも平和に貢献できればうれしい」と語っている。 作品では歴史観と世界観はより明白だ。それは社会を分断する流れへの「ノー」の立場である。 人間は過ちを犯しはするが、反省して一歩ずつ、良き道へ踏み出せるはずだという信念も感じる。 個人それぞれの人生行路が、国家レベルの歴史に重なるところに読み応えがある。 >>508 ならば春樹と比較するタイプの作家ということか よく知らんけど 技法でいえば対照的だね 最近だとgirls on the trainがそうだが 回想にウソ捏造が混じる信頼できない語り手 と 春樹のメタ物語的プロット 「ここで春樹を出すのはフェアじゃないわ」 ぼくはピスタチオの皮を剥くように、>>513 の頭を鈍器で殴った ところで 石黒カズオって名前の人は日本に相当いそう 村上春樹「1Q84」BooK1より引用 「現実はいつだってひとつしかありません」、書物の大事な一節にアンダーラインを引くように、運転手はゆっくりと繰り返した。 「もちろん」と青豆は言った。そのとおりだ。ひとつの物体は、ひとつの時間に、ひとつの場所にしかいられない。アインシュタインが証明した。 現実とはどこまでも冷徹であり、どこまでも孤独なものだ。 ↑ アインシュタインがそんなこと証明していない 気取っているけど物理学を全く理解できていない事がわかる 理解してない上に不正確で意味も不明 これが村上春樹の知能だと分かる文章 三大・檀の一人である檀ふみの父もカズオ あとの二人は檀れい・壇蜜な 「充たされざる者」が本屋で山積みになってた 読み始めたら面白いんだろうけど、あの厚さにびびって手が出なかった 「忘れられた巨人」は物語に入り込んで一気に読めたんだけどね 普通 センスはいいが センスのいい短編の名手はいっぱいいるからな zadie smithやlahiriとかそういうレベル しかし日本での評価はスカしてもいいじゃん。出身国なんでしょ。 僕は書下ろしの教科書が心に残ってる。八月の幽霊ね。 信用できない語り手 代表作日の名残は庖丁人味平が料理道を語るように執事が執事道を語る 凄く面白いがそんな馬鹿なと まだ料理なら何が一番かと品定めできるが主人の為を思いもり立てる頑張り誇りを持つがそんなん比較不可能だわ それぞれに執事の本懐はあるがあの執事はここが凄いがあそこは大したことない そんなことを互いに意識しながら執事道を追及する 庖丁人勝負みたいに そんな馬鹿なことがあるか でもその嘘で大変面白い物語にしたてあげられているが物語自体がその物語を裏切る 執事道を誇る語り手の執事は自分に自分のやり方に誇りを持つ 父親の必死のリハビリを鼻で笑いながら自分の正しさを揺るがさない 主人を敬愛するが故に主人の過ちを止められない 誇りを持ちすぎるが故に素直になれず女中頭とのフラグをへし折る 結果かっては正しかった対独融和策がヒトラーの台頭を許し主人は没落し次の主人には疎んじられ独身で人生の終わりを迎える しかし、そこでかっては馬鹿にしていた父親の行動を真似ながら人生の落日でまだやり直しに取り組む 語りが騙りとなり破綻した中でそれでもまだやり直せることに向き合う それはスエズ動乱で大英帝国にやり直しをさせ今度は突っ張って失敗するなとの作者の隠れたメッセージになる ヒトラーに誤った対処したようにスエズ国有化に誤った対応するなという かっての父親のようにまだやり直せるやり直すべく頑張ることに意味があるとのメッセージ 信用できない語り手だった主人公の掴む大きな真実 それが真に作者が描きたいこと わたしを離さないで 佐藤亜紀はエモーショナルな読者に迎合した最悪の物語と語った 高橋源一郎はただクローンの悲惨な真実が露呈するだけじゃないかと否定した しかし、そうだろうか この主人公が語っている相手、想定している聞き手は誰か 一般人健常者が?介護人か?いずれも違う 直接かたりかけている相手は提供者、しかもヘールシャムではないところで生まれてまだましな主人公の話を聞きたいクローンであり主人公キャシーの介護を受けている提供者だ そしてキャシーは余りにも残酷な真実は隠しておいてできるだけ気持ちよい思い出を仕立てる語るそういうことで優秀な介護人 クローン達に負担をかけないそういう基本方針だが真実をぶちまけることが正しいとした先生もいたがキャシーは違う トミーは真実を苦い真実も含めて求めた ルースは真実と出会うことエミリー校長先生に会うことはキャシーに託した キャシーの語るキャシーにとっての真実の物語は魂の三人、キャシー、ルース、トミーの物語 しかし、ルースはキャシーから男を奪うためにトミーと恋人になっただけだし キャシーが一人で我が道を行くトミーに憧れてたかがトミーにとってはキャシーはそこまでの存在ではない キャシーのトミーへの愛は本物かというと最後はトミーを看取っていない トミーは愛による猶予を信じ、それが真実であることを求めて、それが嘘だとわかったらもうやってられんと 提供者だけの繋がりにいき、そういうトミーをキャシーはまた真実よりは受け入れやすい物語のキャシーにとっても受け入れがたい だから最後は二人は別れ看取っていない このどこに魂の結び付きがあるのか 佐藤亜紀や高橋源一郎は安っぽいお涙頂戴物語だと切って捨てた しかし、真実は違う キャシーの語りが物語が破綻する物語なのだ 確かに三人の魂の結び付きを語った物語と表面だけは読め、大衆はそれに喝采した 映画に関わっているがそんな難しい物を映像に表現するのは作者は諦め、普通は綾瀬はるかのドラマのように受け取られる しかし、三人はばらばらだが同時に結びついている ロストコーナー 三人の方向性は違うがそれでも有刺鉄線を潜りながら真実に向き合う 微温的なものがたりの底にそれでも三人は違う形でありながら夢を見て真実とも向き合った 全て夢見られたものがロストコーナーで返ってくる 三人はばらばらだったのも真実だが三人は絆を求めたのも真実でこの物語が三人の魂の物語であることも真実 そういうネジ曲がった複雑な構造だ 単なるお涙頂戴ならこんな物語にはなっていない 表面の物語の下にそれでも吹き上がる真実の物語、現実にはなかったが夢見られたものも含めて真実がある あの赤ん坊の代わりに枕を抱いた子供を作れないクローンが夢見た子供が真実なように 佐藤亜紀っていう人は知らないが、 高橋源一郎がそんな薄っぺらい読み方しかしてないの? それってどこソース? 高橋源一郎 わたしを離さないで でググれば 小説の構造に詳しいということが売りの作家である 佐藤亜紀にしても高橋源一郎にしてもそんな読み方しかできないんだから 一般大衆が普通の娯楽小説として読んでしまうのは仕方ない 日の名残の作者がそんなもん書くわけはないんだが 日の名残の語り手が調子に乗った語りの裏でしっぺ返しに合う話であることは 皆、理解されたんだが わたしを離さないでは説明がめんどうくさい イシグロ自体も説明諦めて信用できない語り手は止めたと言って説明放棄している 映画なんか監修してもそんなめんどうくさい話にはしていない 小説は死ぬほど面倒くさいのに 小説売るのもそっちが都合良い 普通のお涙頂戴と思って読んで貰った方が売れるし このスレにしても ぐぐっても見つけられなかった・・・ 高橋はどうだか知らないけど、 べつにこのスレの人たちはお涙頂戴と思って読んではいないと思うよ ていうかすごい過疎スレだったのにな・・・ 佐藤亜紀や高橋源一郎はわたしを離さないでのwikiにも出てくる有名な話 わたしを離さないでは三層の物語があって表層は魂の結び付きの三人の話 でもそれだとキャシーがトミーを看取ってないことが説明つかない 信用できない語り手として気持ち悪い体制に従順な抑圧的な介護人である主人公の現実からも目を逸らしている 表面の物語の裏に流れているのは仲違いする三人の物語 しかし、それだけでもない そしてその底にそれでもなお結びついて離れない三人をはじめとするクローン達の夢の話が描かれる できたことできなかったこと含めて真実があると 人間はそういうものだと 実際にあったことだけじゃなく夢も含めて人間の真実だと 三層目まで考えた時にカセットテープの赤ん坊の勘違いやロストコーナー ノーフォークの意味がはっきりする なぜそれらが描かれたかがはっきりする クローン達の反抗や救済の話をかきエスエフや社会小説にしたかったならいくらでもできた マーガレット・アトウッドのように でもそうしなかった 佐藤亜紀や高橋源一郎は二層や三層を読めなかったわけだが ほぼ読めている奴はいないと断言できる 皆、可哀想なクローンと美しい魂の三人の物語、大衆娯楽小説として読んでる エスエフやクローン小説、政治小説として読んでる奴等も一緒 娯楽小説としてしか読めてない浅い読者 カセットテープや遺失物保管所まで読み込める奴はいない キャシーの歌詞の誤読含めて現実にあったこともなかったことも含めて人間であることまでは至れない 読めていない 柴田元幸の解説読めばそんな娯楽とは思わないだろうな。 ルースは有刺鉄線を越えることを恐れて夢ばっかり見ている キャシーは短いクローンの現実、死から目を逸らして嘘もついてもいい、 苦痛の少なくなることだけ考えている トミーは愛による猶予にすがり性急に答えを求め嘘だとわかると落胆する、自暴自棄になる トミーのキレやすさとはそういうこと 三人はばらばらだがそれぞれの立場を越えて考え方を越えて食い違いを越えて その夢見る力はそれぞれに正しいと肯定される 人間はそういうものだから 苦しみの中でそういう物をそれぞれの立場考え方で追い求めることは肯定されないといけないから 人間をやっていけないから それが物語の力で人が小説を読む意味だから その意味で三人の魂はクローン達の夢はやはり深いところで結びついている だからこそキャシーは歌詞を誤解していてもその誤解を含めて正しいのだし 仲違いし看取らずに離れていたトミーは最後のシーンで忘れられた物も含めて全てとして復活する カセットテープやロストコーナーとは、有刺鉄線とは、そういうこと 細部で何でその事がその物が書かれないといけないのかとは、そういうこと 昔高橋源一郎の小説講座みたいな本を読んだが 古今の有名な小説を1行で要約するというのをやってたな 男と女が別れた とか >>534 二層目まではわかるけど三層目がうまく咀嚼できない 一層目の魂の結びつきと三層目の結びつきの違いをもう少し教えて欲しい 単に記号論的に深読みできるかも、という ことを層云々いうのは滑稽だねえ >>537 「そういうこと」で済ませないできちんと読解できるといいね 連想・イメージでは二つのものをつなげることができてしまう けれど、それを確かなテキストの連関において説得力を持たせられるか AとBは連関している、ではなくて、「こういう視点から見ると」AとBは同じ構造を持っているように作者は書いている、とすること 佐藤亜紀や高橋源一郎と違う視点で小説を楽しんでいるのは第一歩 その視点がきちんと「ツッコミ」に耐えられるだけのテキスト的な強度があるか いろんな人がいろんな視点から楽しく小説を読むことはいいことだ その提示された視点がほかの人にも面白いものであることはもっといい 第一層は語り手による美しい共同の物語 第二層は個々の人物の利己的な相克の物語 第三層というのがユング的な無意識においてつながっているという読解なのだろうか? では、なぜ彼らはそのような無意識・夢でつながっているのか、そしてそれがどのような意味を持つのか 結構いいたいことは分かる気はするが、具体的な「カセットテープや遺失物保管所」に語ってみてくれ >>542 たとえばヘンリー・ジェイムズが物語と筋の違いを指摘している 筋は男が老夫婦のところに生まれて動物を仲間として島を渡って敵を倒して報酬を得て帰ってきた 物語は「桃太郎」・「犬猿雉」・「鬼」という登場人物を筋に加えたもの 登場人物を記号に還元して筋を調べることと、還元し得ない「登場人物性」=テキストの残余・背景・コンテキストを同時に考えるのが記号論 そんなに浅くはない 単に小説をプロットに還元してものを言うことが浅い 小説を物語に還元して読むときには「登場人物」や「背景」を説明してから読まなきゃならない さらに、テキスト的に痕跡を浮かび上がらせて拾い上げながら読むテマティズムだって、浅いわけではない いろんな視点からきちんと小説を読む事は大事で楽しい イシグロは創作科なので よくある類型にならないように設計している その技術を褒めるのはいいが微視的な 記号論を作って他人はコレコレに気づいていないと 言い出すのはバカ。 >>544 文句つけたいだけの人だったら嫌なんだけれど、「微視的にも」きちんと読解するのは大切なこと 少なくとも問題提起としては粗雑な「マクロ視点」での読解に対する批判として面白いと思う 高橋源一郎や佐藤亜紀が「マクロ視点」で評価したとき、それに微視的な視点から批判を加えるのは正当なこと 問題はその「微視的な視点」が視野狭窄じみたものか、独りよがりなものか、他人にとって「面白くないのか」 提出された「微視的な視点」がつまらないと思うのなら同じ土俵に立って反論すべきだと思う 記号論だから、○○だから、とレッテルを貼って相手を批判したいだけの「記号論」=「薄い」とか「記号論」=「馬鹿」というイメージの結合でマウントとろうとすることはやめようよ 怠けては駄目 小さいエピソードを記号論で関連づける のは勝手にすればいいが、あいつはここに 気づいていないとか言い出すとみんな ついてこれなくなるな 俺は謎を解いたぞっていう感じにね 特に今回の場合のように説得力が薄い場合はね 研究で明らかになるプロット上の驚くべき構造 というのはあるにはある 西遊記のエピの配置とかな 王道的な象徴解読なら 日本家屋の造りと話運びを絡めた 前田愛みたいな視点な しかし3層論は「あいつはこれ気づいてないから ダメじゃん」って言えるシロモノじゃない 個人的なこじつけ >>547 三層である理由がわからないじゃん 小さいエピ拾えば何層でも解釈できるだろう これは2つの小さいエピソードだけで 実は一層をなすのです 注意深い読者は気づくのです そしてこれはコレコレの層と実は対立関係にあります しかしこれは宙吊りのまま物語が閉じます とかいくらでもできる言葉遊びなのよ いくらやってもどこにもいけないタイプ これが恣意的にならない場合というのは 実証的な情報と誰にでもわかるような物語構造に 見事な相関関係があった時な。 例えば人物名が沢山出てくるとして 無意識にでもその語源の分類が物語世界内での ある重要な分別と一致しているとかな。 なんらかのパロディの場合、その参照先を見つけ出すのも 重要。例えばnever let me goの場合 英文学の学校児童モノというジャンルが背後にある らしいが俺は知らんから、なぞったり外したりといった 設計された効果を実感できない。これは本書だけを いくら読んでも、ジャンルに通じていないかぎり 実感できない なので件の屁理屈みたいに 題目の抽象的精神的テーマについての深さというのは 無理が多いわけだ 「あいつはこの隠れた人間精神のテーマを読めてない」 とか延々となるからな 不毛としかいえない >>550 三層構造については分かりやすいと思ったけどな 語り手は登場人物たちが協力していると話していた テキストレベルでは利他的でない行動を取っていることを書き込んでいる さらに、それでもいくつかのエピソードでは同根のような断片がある こういう単純な視点を君は否定できる? 否定できるならそれはそれで生産的だけど、君は馬鹿にしているだけじゃないの? 君が「不毛でない」ならちょっと否定してみてくれないかな 助け合っていても 利己的な行動を一切しないわけないじゃんw 聖人じゃないんだから 類型化された人物造形をしたくないなら 数あるエピソードでそういった我や自分本位の行為を 織り交ぜるのは誰でも思いつく作法で それは「層」である必要はない 問題はその利他/利己の配分や特徴が「明確な」物語構造 や言語使用、あるいは話の前提となっている社会と いかに見事に連動しているかどうかってこと 例えば利己的な行動の前には必ずある特徴的な 言葉遣いが現れるとか、行動の質を調べると 実は内容が被らないように上手く割り当てられて いるとかな だから三層なら三層である理由が三層であるという 事柄以外の客観的要素から説明されないとダメ そもそも 1描写されている登場人物たちの意識 2実は登場人物は主張している通りに動いていない 3実は意識が繋がっている 人間を丁寧に描いた場合だいたいこれ言えるだろうw 愛し合っているカップルがしかし 実はお互いに偽善的行為して結果結ばれないが、 実はなんらか深い部分で共感していた こんなの普通だろ なんでも当てはまる 日の名残り読んでてよくわからなかったのが 主人から客の息子に性教育するよう頼まれた主人公がいちどはしなくていいのかとほっとするんだけど、やっぱりしなくちゃだめだと気づくまでの流れが。なんでそうなったの ワインにパエリアが合うかどうかとか。とりつぎとかコネより コネクション ザ ワールド。 >>560 客の息子と会話してみて、息子が「ちゃんと理解してるよ」って言ってたからスティーブンス安心、と思ったら理解してると言ってたのは来賓のことでしたやっぱり性教育しなきゃ って流れだと思う >>560 ビリヤードでクッションを使ったり衝突の連鎖を利用したショットが 狙ったボールに当たったものの、ポケットには落ちなかったということかな?? 読み直してみた デュポンて男なのに どうしてレジナルドは紳士と淑女の違いの話でデュポンのことを持ち出したんだろ 私見を申し上げれば 緊迫した館ではフランス代表のデュポン氏をいかにして味方につけることができるか ということが焦点となっています (後々イギリスとフランスの立場や考えがいかに違うのかということが書かれます) もう一つのポイントは作中「婉曲」「率直」という表現が頻出していることです そこへ父からの伝言といってスティーブンスがレジナルドに話し始める 「〜紳士と淑女の間にはいくつかの重要な点で違いがあることを心得ておかねばなりません」 レジナルドは生真面目な青年であるような描写が直前にあったと思います そこで彼は少しの間考えを巡らせ 「この状況下で父からの伝言。これはきっと婉曲表現でイギリスとフランスのことを言っているんだ」と 考えたのではないでしょうか よくレス読んでないけど、これから日の名残読むから、ネタバレはなしでお願い 妄想を誇大的にせず歪曲もせずに婉曲で受け取ること。 これも便利なツール。精神的関係でね。 まあ笑うところなんだろうけど 自然の驚異とか サカナのことならよく知ってるとか レジナルドがスティーブンスを単にからかってたのかな 紳士と淑女の間には、というのが男と女という意味じゃなく、一般的に、われわれ人間の間には、という意味で受け取ったんだろうな そういうことにしとく 日の名残り読みました。 ノーベル文学賞作家としてのイシグロを感じたいなら次は何を読むべきですか? それとも日の名残りで十分ですか? buried giantだな ベタなファンタジーを現代小説で 料理するっていうのは試みとしてはあるんだけど 多分一番上手い grendelっていう古典もあるけど あれは、アーサー王伝説読んでからの方がいいのかね? おれなんか朧気な知識しかなくて読んでしまったが。 忘れられた巨人の豆知識 ・恐らくはエドウィンとはアーサー王が一時的に撃退した後のサクソン人の覇王の一人 ・ベアトリスの姦通相手ってア○サ○王 ・ガウェインは夫をサクソン人の武将に殺された若い女を殺させる訳にも行かないがこんな復讐をやらせたくもなくもう大変 ・ウィスタンも母を殺したブリトン人への復讐を忘れるなと言いながらもう戦争は避けられないと嘆き悲しむメンヘラ ・でもテーマは悲惨な記憶を思い出すくらいなら過去の記憶は忘れるべきかじゃないから ・竜もサンザシの花をマリーンに与えられてた 征服王に俺はなるのエドウィンもブリトン人のアクセルやベアトリスを忘れない、 忘れるな、過去に如何に悲惨なことがあってもそれ以上に互いを結びつける大切な記憶を忘れるながテーマだからそこんところよろしく ・記憶を無くさせる竜も忘れてはならない物を持っている アクセルやエドウィン達も忘れてはならないことを持っている 忘れてはならないことがある ・ラストは夫婦が会えないか会えなくないかが問われているわけではないから どんな辛いことが過去にあっても忘れてはいけないことを知っていれば二人はまた会える そういう物語だからそこんところ繰り返すがよろしく 腹が痛くて今直ぐに死にたい。 もうたくさんだ。 さっき、1週間食事を絶って、カレーを食った。 うめぇ! 飯を3合も食ってしまったわ。 トッピングは山盛りのとろけるチーズ、ゆで卵10個、蒸したジャガイモ7個。 5000カロリー超えた。 腹がいてぇよ。 「忘れられた巨人」感想 外国にも三途の川ってあるのか… >>580 その感想が新鮮でびっくりだわ 渡し守カロンとか知らないのかな?ギリシア神話のオルセウスとかいろんな入り口あると思うけど レーテ・スティクス・オブリヴィョン・・・ 死んだ魂が生前の記憶を忘れるっていうイベントは現世=ケガレ、来世=浄化として結構普遍的だね 読書はいろんなところにつながって面白いですよね わたしを離さないで、読み終えた。 「そこ」が気になるけど全然描かれず関係のないものばかり描かれるから仕方なく読んでたけど、 結局「そこ」も別に大したことなくて、ラストはまぁこんなもんかと思った。 文章はすこぶる読みやすかった。 つーか長すぎ、もっと短くまとめて。 >>585 いや、たったこんだけのことに頁を使いすぎってことだよ。 プロット=内容だと思ってると、そういう感想になるか 書店がゴリ押しするせいで、本来だったら文学と無縁の人が読むようになったね カズオ自身がプロモーション熱心な 現代作家だからまあいいじゃないの 多分純粋にインダストリー的な環境で勝ち抜いて ノーベル文学賞とった初めての作家だろうね 情けないよな ノーベル賞は立派な賞だと自分から言ったり 憲法学者の長谷部恭男先生はイシグロお好きみたいですね。 バイアット シュガー の方がオススメ。作家、小説家 文学者 の順位じゃないし。 日の名残りでは大事な客への皿を割り父親が失敗して給仕をやめさせられた後に石段を登り降りする そしてリハビリしてまた執事に戻ろうと取り組む 主人公が全て遅すぎて大切な女性のメイド長をラストにもう駄目よ全ては遅かったと失う、その時に桟橋に灯りが灯る、桟橋に詰めかけた観光客達は見知らぬ同士で感動し歓声の声をあげる そこに登り降りした父がオーバーラップする まだ届くまだ光に達せられる、高い所の光を手にできる 日が暮れて人生が終わろうとしてもまだ取り戻せるものはある 時はスエズ動乱でイギリスがエジプトに軍事行使しようとしてアメリカに阻止され赤っ恥を書く時代 チェンバレンの対独融和策がナチスの台頭を許し主人公が大切な女性を失ったような過ちを繰り返してはならない 日は残っている 忘れられた巨人はまだ中世も整備されないころのイングランドが舞台 そのころ人々の記憶はなぜか失われて過去の事が思い出せない アクセルとベアトリスという老夫婦がいるが彼らは蝋燭で夜家を照らすことがきんじられている なぜか周りは霧が立ち込めているがある時、霧が晴れて日がさして高い所から蜘蛛が降りてくる 何かを思い出す 自分達には息子がいた 顔を思い出せないがそこに行こう、場所も旅の途中で思い出すだろう 途中で別々にしか渡る事ができず大切な記憶をどちらも持っていないと二度と会えない島、アヴァロンで船頭に会う 息子とは関係ないと別なところに行く そこでアクセルにもしかしたら私はあなたに会ったことあるのではとウィスタンという騎士に会う そしてアーサー王の甥、ガウェインとも会う アーサー王死後のイングランド そこが物語の舞台 ウィスタンはクエリグという竜を倒すと言う その頃竜にかじられたエドウィンという少年がいて ここは剣と魔法と騎士道の中世初期 アーサー王はローマ帝国衰退後のゲルマン大移動、サクソン人(アングロ・サクソン、イングランドのサクソン人の語源)の侵入を撃退したブリトン人の英雄の名前から作られた伝説の王 そしてエドウィンとはその後にイングランドに覇権を確立しキリスト教の導入をしたサクソン人の王 アーサー王とアクセルはブリトン人とサクソン人の和平をもたらした しかし、和平が壊れて殺しあいになった時、ガウェインはブリトン人の娘がサクソン人の領主を仇を取ると戦場に向かう 娘を殺させたくないからサクソン人達を倒すがこんな馬鹿なことはやりたくない ウィスタンは記憶喪失はクエリグの霧のせいだと言うが霧が晴れたらブリトン人に殺された母の仇を取ると言う 自分は別に過去の記念碑の為ではなく未来に続く征服者の為にいると 自分は駄目でもエドウィンを仕上げると ガウェインは全てをやめさせるためにマリーンと組みクエリグに魔法をかせ和平を取り戻した 記憶喪失と引き換えに 木の上に登るエドウィン、塔の上まで火をかけ上がらせて修道院の陰謀を断つウィスタン 高さの主題、霧の上灯り中で光の中で取り戻すこと、竜に噛まれた傷を元に竜の居場所を探すエドウィンとウィスタン ウィスタンは嘆く必ず大地を血に染めないといけないと、しかし、私は既に余りにもブリトン人の仲間をアーサー王やアクセルの夢見たブリトン人とサクソン人の共和に魅せられたと 息子と会うためにアクセルとベアトリス、アクセルお前は怒ってたではないかとガウェイン アーサー王をめんばしながら怒っていた、怒りのあまり騎士をやめた、それでも思い出したいというのか ガウェインをウィスタンが倒しクエリグも倒すと霧は晴れる マリーンが竜の為に残したサンザシの花だけがあった 日の名残りの桟橋の灯りのように記憶を無くさせる竜の心を和ませる忘れてはならないものとしての光 アクセルは言う、エドウィン、私たちブリトン人の老夫婦の事を忘れないで アクセルは妻ベアトリスとアーサー王の姦通のことや息子が既にアヴァロンで死んでいることを思い出す ラストはアヴァロンを渡ろうとする二人 この話のテーマは忘れるな それでもどんな取り返しのつかないことでも それ以上の忘れてはならない諦めてはならない大切な記憶を繋がりを失ってはいけない この意味で日の名残りもわたしを離さないでも忘れられた巨人ま全く同じ話 日の名残りの失った物を取り戻す桟橋 わたしを離さないでのロストコーナー、間違った記憶も含めて真実だ 忘れられた巨人の蜘蛛が蝋燭がさんざしの花が 忘れるなと人は言う 読書感想文に長々とあらすじ書いて 最後に「面白かったです」で〆てたタイプだろこいつ わたしを離さないでは、三層の物語が描かれている 一層目は過酷な運命を強いられるクローン達のなかで三角関係を形作りながら切っても切り離せない三人の絆の絆の物語 ルース、トミー、キャシーの愛の三角関係の物語でドラマなら綾瀬はるかや三浦春馬の美男美女がやる物語 しかし、表面を裏返せば子供の頃はルースはトミーを馬鹿にしているし、ルースはキャシーに意地悪したいから恋人になった、あなたたちこそ恋人になるべきだったと死ぬときは白状しているし、 それでも奪わずにはいられないほどルースはトミーを愛してたかというと全くそんなことはないわけで トミーはやれるからやっただけでルースのこともキャシーのことも本当はどうでもよく 真の恋人は猶予が与えられるとの噂が嘘だとわかったらキレてキャシーを遠ざける キャシーも口当たりの良い嘘は辛い真実よりましだと微温的な物語をたれ流す 完璧体制側に都合の良い気持ち悪い介護人でありそれとは相容れないトミーとは袂を完全に分かち看取りもしない 愛の物語、絆の物語とは全く嘘だとわかる でもその底に真の第三の物語が語られていて有刺鉄線、忘れられた巨人の棘の木と同じに辛く傷みを伴うものであってもそこにロストコーナー、忘れたもの失われた物が全て帰ってくる 三人がバラバラでも夢を見たそのことはカセットテープの歌詞のようにかけがえのない、事実とは違っても真実である 忘れてはならない 三人が事実としてはバラバラでも夢見た真実の中で三人の愛は絆は決して失われない 帰ってくる そういう物語である 濃密な人間関係が魅力の小説を一冊手に取ります 読みながら惰性/反発/愛情を三色マーカーで 色分けしていきます 読み終わった後にあなたは三色がそれなりに 使われたことが視覚的にわかるはずです でもね、だからといってこれを構造だとか層と 呼ぶのは幼稚なんです なるほどな。深く考えられません。有刺鉄線の向こうに立ちあがった風景は牛さん親子です。モーすごい小説だったな。 ユリイカの人選が微妙じゃないか? ノーベル賞の注目度を利用するならもっと良い書き手を選んで丁寧につくるべきだったな 中井亜佐子?に1ミリも同意できないとツイートしてる人がいたけどその人が言ってることもよくわからん 逆巻しとねか。カズオ・イシグロ一作も読まずにゴチャゴチャ文句つけてたとはいつもどおりくだらんやつだな こいつが言ってることの方が1ミリも同意できないことが多い イシグロさん人気 文学賞の授賞式控え 現地書店に特設コーナー https://mainichi.jp/articles/20171207/dde/041/040/048000c 市街地最大の「アカデミー書店」では、メイン通路の中央にイシグロ・コーナーを特設。 文芸書担当のカリン・マンネストーラさんによると、10月の同賞発表時には約50人の客が待機した。 テレビでイシグロさんの名が読み上げられると「驚きと喜びの声」が上がり、近刊「忘れられた巨人」の在庫数十冊が即完売。 「彼の本は学者肌の人からミステリー愛好者まで、しかも10〜90代の幅広い世代に読まれる」と話す。 今月5日に来店した70代の女性は「友人へのクリスマスプレゼント」として、「日の名残り」と「わたしを離さないで」の英語版を購入。 「私はスウェーデン語版で読み、映画も見た。とても良かった」と笑った。 また老舗デパート内で「NK書店」を経営するリエナ・エックさんは 「毎年、村上春樹さんの受賞に期待しているが、イシグロさんは予想外で驚いた。 『日の名残り』はここ3週間、店の売り上げトップ。主人公の執事とメイド頭の微妙な恋愛は大人にこそ分かる味わいだ」と話した。 冬が長いスウェーデンは文学への関心が高く、ノーベル賞作家を論じるイベントが全国で開かれる。 今月1日夜には首都で「イシグロについて語る会」があった。 語り手の作家、クリストファー・リアンドアさんは「登場人物が自らの苦痛や他者への愛情に気付かないふりをするのは、 サムライのようでもあり、英国的でもある。二つの文化は重なり合う」と指摘した。 鴻巣友季子(助走中) @yukikonosu イシグロの講演の全訳は土屋政雄さんによって、早川書房から出版されるとのことです。 ★本日 深夜★ 12月9日(土)23:00 〜 翌0:30(90分) NHK Eテレ ETV特集 アンコール「カズオ・イシグロをさがして」 番組内容: 今年ノーベル文学賞を受賞した作家カズオ・イシグロ。 「小説家はテレビに出るべきではない」とイシグロ。 2011年に来日した際の単独インタビューで謎めいた素顔に迫る。 番組詳細: 受賞のしらせに「フェイクニュースの時代、間違いかと思った」と取材陣を笑わせたカズオ・イシグロ。 物静かな中にもユーモアを忘れない人柄は、作品にも共通するものだ。 常に小説スタイルを変えるとされるイシグロだが、一貫するテーマは「記憶」だ。 そこには生まれ故郷の長崎との深い関係がある。 「わたしを離さないで」「日の名残り」など作品の魅力を、分子生物学者の福岡伸一、 女優ともさかりえらが、それぞれの視座から探る。 出演者ほか: 【出演】作家…カズオ・イシグロ,【出演】分子生物学者・青山学院大学教授…福岡伸一, 【出演】女優…ともさかりえ,【出演】演出家…蜷川幸雄,【出演】放送作家・映画監督…三木聡, 【出演】イラストレーター・アーティスト…松尾たいこ,【出演】女優…小橋めぐみ, 【出演】脚本家・作家…アレックス・ガーランド,【出演】文芸評論家…セバスチャン・クローズ 日の名残りとわたしを離さないでしか知らなくて ノーベル賞をきっかけに残りもぜんぶ読んだけど 結局他のはどれも微妙だったな、、 ★明日 夜★ 12月11日(月)21:00〜22:00 NHK総合 ニュースウォッチ9 ▽カズオ・イシグロ氏が創作秘話を独占告白! 12月16日(土)19:00〜19:50 NHK BS1 「カズオ・イシグロさん 独占インタビュー」 ともさかりえのような横曲がりシャクレ族の朗読は味わいがあって良かったな カズオイシグロの良さを最大限喧伝したと思うよ 女優の小橋めぐみって知らない人も良かったな 年間100冊の本を読みますって中江有里の300冊の足元にも及ばないじゃんってツッコミは入れない方向性で 分子生物の人も良かったね。人間も液体だって。面白い番組でした。 カズオ・イシグロさん ノーベル文学賞授賞式後の晩餐会スピーチ http://www.asahi.com/articles/ASKDC3F2GKDCUCLV002.html 今でもその外国人、私の本にカラフルにでかでかと描かれた西洋人の男の顔を鮮明に思い出すことができます。 迫り来るようなその顔の背景には、一方に爆発によって巻き起こった煙とほこり、もう一方には空に飛び立っていく白い鳥たち。 5歳の私は、日本の伝統的な「畳(タタミ・マット)」の上にうつぶせに寝そべっていました。 その瞬間が記憶に刻まれているのは、おそらく背後からきこえてきた母の声、 ダイナマイトを発明したものの、その使われ方に心を痛めてやがて「ノーベルショウ」というものを創設したというその男について語るときの、 その声が何か特別な感情をたたえていたからでしょう。 「ノーベルショウ」、その名を私は日本語で初めて耳にしたのです。 「ノーベルショウというのはね」と母は私に語りました。 「ヘイワ(平和や調和を意味する日本語です)を広めるためにつくられたものなのよ」。 私たちの故郷である長崎が、原爆によって壊滅的に破壊されたわずか14年後のことです。 幼かった私は、「平和」というものが何か大事なものだということを直感的に知っていました。 それなしには、「何かおそろしいもの」が私の世界に迫ってくる、ということを。 優れた知見が常にそうであるように、ノーベル賞は、子供でも理解できるようなとてもシンプルなものです。 そしておそらく、だからこそ、世界に影響を与え続けているのでしょう。 自分の国の出身者がノーベル賞をとったときに感じる誇りは、 オリンピックで自国のアスリートがメダルを獲得するのを目撃したときに感ずるそれとは質的に異なります。 わたしたちは、自分の同胞が他を優越しているということで誇りを感じるのではありません。 そうではなく、われわれ人類の一員が、人類共通の財産となる偉大な貢献をなしたということに誇りを感じるのです。 わき上がるその感情は大きく、人を結びつける力を持っています。 わたしたちはいま、異なる種族が互いに強く反目し、ばらばらに忌み嫌い合うような時代を生きています。 私が生きる糧にしている文学という分野がそうであるように、ノーベル賞は、互いを分断する壁を越え、 人類として共に何に立ち向かっていくべきなのかを思い出させてくれます。 ノーベル賞はまるで母が幼い子供に聞かせるような物語であり、世界中の母たちがそうしてきたように、 子供たちをインスパイアし、彼らに希望を与えるのです。 この栄誉を前に、私は幸せでしょうか。もちろんです。 驚きのニュースを受け取った数分後、91歳となる母に電話をかけた際、 自分でも気づかないうちにそう呼んでいたように、「ノーベルショウ」を受けたことを、たいへんに幸せに思っています。 ノーベル賞というものが持つ意味を、幼かったあの日の長崎で直感的に悟ったのと同じように、 自分が今この賞の精神を理解できていると信じています。 そしてその歴史の一つに連なることを許されたことに、畏怖(いふ)の念を感じながらここに立っています。 ありがとうございました。 直観で判断すると誤る。そもそも嫌いな人ばかりなのだよ。特に、、、 いや誰に限らずだろう。特別に頭が悪いからということではないと思う。その人が書いた本が 理解できないからといって、嫌いになる必要はない。誰の本でも理解するのはかなり難しい。 そんなに直ぐに入り込んで一気読みできるような本は滅多に出会えない。本を読むのは ジョギングと同じだな。最初の3kくらいまでは寒いし乗れないしかなりつらい。しかしそれを過ぎる と段々気持ちよくなる。本を好きになるのも他人を好きになるのも同じだろう。沢山歩いていれば 乾いた明るい土地よりもジメジメした湿地帯の方がだいたい好きになるものだ。 お母様はえびす顔でしょうね。平和は共感であるとノーベル わた離って被曝の実験台にされている日本人逃げろって話だよ 家なき子や明日ママの方が面白い 漫画とコラボレーションしたいといってたけど 長嶋有みたいなアンソロジー本出さないかな? 表紙は藤子A先生で ★本日 夜★ 12月16日(土)19:00〜19:50 NHK BS1 「カズオ・イシグロさん 独占インタビュー」>>614 番組内容: ことしのノーベル文学賞に選ばれた長崎生まれのイギリス人作家、カズオ・イシグロさんが、 ストックホルムでの授賞式を前に、NHKの単独インタビューに応じた。 番組詳細: カズオ・イシグロさんは1954年、長崎で日本人の両親のもとに生まれ、5歳のとき、家族でイギリスに渡った。 ▽今回のノーベル賞受賞をどう受け止めているか? ▽日本で生まれイギリスで育った人生は作品作りやものの見方にどう影響しているか? ▽小説を通して読者に伝えたいものは何か? ▽社会の分断が深まる世界情勢へのまなざしは? 10日に行われる授賞式の様子も交えながら、インタビューをたっぷり伝える。 出演者: 【出演】小説家…カズオ・イシグロ >>627 数の話が面白かったです。太陽は見えないゼロであるな〜んて思った >627 ABC理論証明のスレで望月のブログが面白いとか言ってた人いたけど、これのことなのかな? 公式とはリンクせずこっそりやってるのか、他人がなりすましてるのかわかりにくいな。 作った本人以外に解かる数学者が世界にほとんどいないらしい宇宙際タイヒミュラーを研究してる新一 なんて1人に限られるだろうけど(笑) すっかり元の落ち着いた過疎スレに戻ったなー 熱しやすく冷めやすいジャッw >>625 の再放送になります ★本日 昼前★ 12月23日(土)午前11:00〜11:50 NHK BS1 【再放送】「ノーベル文学賞 カズオ・イシグロが語る世界」>>625 番組内容: ことしのノーベル文学賞に選ばれた長崎生まれのイギリス人作家、カズオ・イシグロさんが、 ストックホルムでの授賞式を前に、NHKの単独インタビューに応じた。 番組詳細: カズオ・イシグロさんは1954年、長崎で日本人の両親のもとに生まれ、5歳のとき、家族でイギリスに渡った。 ▽今回のノーベル賞受賞をどう受け止めているか? ▽日本で生まれイギリスで育った人生は作品作りやものの見方にどう影響しているか? ▽小説を通して読者に伝えたいものは何か? ▽社会の分断が深まる世界情勢へのまなざしは? 10日に行われる授賞式の様子も交えながら、インタビューをたっぷり伝える。 出演者: 【出演】小説家…カズオ・イシグロ >>633 EPG見て気付いたのが今朝だったからごめんね・・・(´・ω・`) NHK公式サイトのドキュメンタリー番組一覧にも イシグロさんのインタビュー番組の頁が無かったしorz ★本日 夜★ 1月3日(水)21:45〜23:00 NHKEテレ 白熱教室特別版 アンコール「完全版 カズオ・イシグロ 文学白熱教室」 ノーベル賞受賞で若い頃の写真が出てくるけど、ジョン・レノンワナビーで笑える。 あれ黒歴史だと思うのだけど、臆せず公開するのはえらいなw >>625 >>632の再放送になります 1月18日(木)19:00〜19:50 NHK BS1 【再放送】「ノーベル文学賞 カズオ・イシグロが語る世界」>>625 >>632 番組内容: 2017年のノーベル文学賞を受賞した日系イギリス人作家、カズオ・イシグロさんがNHKの単独インタビューに応じた。 作品の紹介や授賞式の様子を交えてたっぷり伝える。 番組詳細: カズオ・イシグロさんは1954年、長崎で生まれ、5歳のとき家族でイギリスに渡った。 小説を通して読者に伝えたいことは何か? 日本で生まれイギリスで育った人生は作品作りにどう影響しているか? 社会の分断が深まる世界情勢への考えは? 去年12月に行われた授賞式の様子も交えながらインタビューをたっぷり伝える。 <主音声>吹き替え(日本語) <副音声>イシグロさんの肉声(英語) 出演者: 【出演】小説家…カズオ・イシグロ >>640 NHK総合では初放送になります ★明日 深夜★ 1月14日(日)午前0:50〜1:40 NHK総合 「ノーベル文学賞 カズオ・イシグロが語る世界」[二ヶ国語][字幕] >>625 >>632>>640 番組内容: 2017年のノーベル文学賞を受賞した日系イギリス人作家、カズオ・イシグロさんがNHKの単独インタビューに応じた。 作品の紹介や授賞式の様子を交えてたっぷり伝える。 番組詳細: カズオ・イシグロさんは1954年、長崎で生まれ、5歳のとき家族でイギリスに渡った。 小説を通して読者に伝えたいことは何か? 日本で生まれイギリスで育った人生は作品作りにどう影響しているか? 社会の分断が深まる世界情勢への考えは? 去年12月に行われた授賞式の様子も交えながらインタビューをたっぷり伝える。 <主音声>吹き替え(日本語) <副音声>イシグロさんの肉声(英語) 出演者: 【出演】小説家…カズオ・イシグロ 「特急二十世紀」を観ながら思ったこと――そして壁を破ってくれ カズオ・イシグロのノーベル賞受賞記念講演を完全収録 刊行日 : 2018/02/06 ★本日 夜★ 1月18日(木)19:00〜19:50 NHK BS1 【再放送】「ノーベル文学賞 カズオ・イシグロが語る世界」>>640 タイトル変更 特急二十世紀の夜と、いくつかの小さなブレークスルー >>452 はあ?奴隷だってガス室で処分だって実際あったのにとんだ人権平和ボケだな君ら メロディアス ライブラリー TOKYO FMからJFN全国38局ネットで毎週日曜10:00〜10:30放送 放送予定 2/11 カズオ・イシグロ 夜想曲集・音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 英語わからんし映画だけの判断だけどわたしを離さないで全然面白くないな リメインズオブザデイは面白かったから期待してたのに 海外文学好きなオレも、カズオイシグロは苦手なんだよなあ。入ってこない。なんでかなあ。 韓国の女性作家がノーベル賞に匹敵するブッカー国際賞受賞 アジア人初の快挙 151 : 番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です (ワッチョイ 87ef-Jrc9)[] 投稿日:2016/05/18(水) 13:22:21.17 ID:/PASELQh0.net カズオ・イシグロを日本人だと主張するようなことはしないしな この人はバイリンガルではないところが逆に面白いな 結構な家系みたいだし、能力的には訓練次第で喋れるようにもなれたんだろうけど 育った国の言語のみでやってきたことが小説家としては功を奏したのかね 親も日本語の勉強を強要しなかったそうだし 昨今は猫も杓子もバイリンガルにさせたい、早期英語教育が大事って感じだけど それってデメリットもあるよなあ、と思いました 家では日本語しゃべってたんじゃなかったっけ? 5歳くらいまで日本だから忘れてなければ幼稚園児程度の 日本語は話せるだろう。帰国やハーフだとありがち。 おばあちゃんとはイタリア語で話すけど家の外出たらぜんぜん わからんとか言ってた人もいた。 別にデメリットはないだろう。小さいときに混乱するというのはあるが。 あとはアイデンティティの問題が出て来るけど、この人はそれは 克服したと言ってるし。 カズオイシグロさんのノーベル賞 授賞ニュースは日本では連日盛大に 報道された。 イギリスの報道は静かだった。イシグロ氏の晩餐会スピーチを報じた新聞は なかった。 七月の幽霊は英語で読んだ。教科書さ。 ま、授賞をお祝いします。 イギリスの新聞はノーベル賞のニュースを大きく報じない。 ノーベル化学賞はイギリス人が授賞したが、まったく報道しない新聞もあった ノーベル文楽賞授賞した3人目の日本人と騒いでいたな 後進性根性抜群 >>657 日本人が海外で活躍することが少ないから騒ぐのね 文楽賞、日本人三人しか取れないのかよw むしろ取れた外人はどこで文楽やってるんだよw 新刊出ないのかな? 全部読んだけど『忘れられた巨人』が最高! 英語で読んだわ 想像よりも暗くて好きになれなかったな 機知がネガティヴな方に向かってて わたしを離さないで読んでみた。 感情描写と、エピソードのテンポがよかった。 読者の感情に訴えかけることで社会問題を一般人に意識させるので、 疲れたけど、 なんというか、文学の力みたいなのを感じたな。 わたしを離さないでの映画観た。 主人公のキャスティングとかが良かったので物語の雰囲気はよく再現できていた。 ただ時間の制約があるので、大事なシーンでもはしょっている箇所も有り、小説のほうを先に読むのをお勧めするわ。 映画が小説に勝っていたのは、エンディングのセリフぐらいかな。 でも映画の尺がもっと確保出来てたら、かなりいい作品が出来てたと感じさせるような力量はあったな。 わたしを離さないでを読んだ セックスセックスセックス… そんな話だった タイトルは「中出ししても大丈夫」で良かったんじゃないかこれ ツイッターより 【拡散希望】 怒りで気を失いそうになったが、翻訳家の土屋政雄氏は自由間接話法も意識の流れも、全く知らないとのこと。 括弧でくくられた箇所はそこを全て省いて翻訳することもあるそう。 そんな人の翻訳でしか読めない本があまりに多すぎる、ハヤカワのやり口に背筋が凍った。 フォークナーやヴァージニア・ウルフを曲がりなりにも原文で読んだことがあれば、 括弧内を翻訳しないとか最早犯罪だとわかる。意識の流れの無視甚だしい。 それをやっていると、カズオ・イシグロを訳す土屋政雄氏が仮にも公の場でマイク通して言うとか、 日本の翻訳者選びってどれだけいい加減なの 昨今の少子化故に、大学専任講師になれない人はゴマンといるにもかかわらず、 自由間接話法や意識の流れすら知らないような英文学ドアホ達が名著翻訳を独占しているとか虫酸が走る。 翻訳を回してあげて貰えたら、土屋政雄などよりよっぽどマシに翻訳出来る人は腐るほどいるだろう。 👀 Rock54: Caution(BBR-MD5:f70dfdc711a7c6ae6accccb939f27fbf) ドラマ「8K特集ドラマ『浮世の画家』」 放送:2019年3月 放送局:BS8K、NHK総合 原作:カズオ・イシグロ『浮世の画家』 主演:渡辺謙 10月9日(火)午前1:59〜3:59 日本テレビ 映画天国「わたしを離さないで」 カズオ・イシグロのベストセラー小説を奇跡の映画化! あまりにも儚く切ない衝撃作!! 【監督】 マーク・ロマネク 【キャスト】 キャシー : キャリー・マリガン トミー : アンドリュー・ガーフィールド ルース : キーラ・ナイトレイ (2010年 イギリス、アメリカ) >>6 私を離さないで、映画は凄く良かった。中国の臓器移植ビジネスのリアルを考えさせられた。 >>673 良かった、、、か? 俺は見てから1,2ヵ月落ち込んじまったよw よくもあんなとんでもない話を考えるもんだ ミーハーで恥ずかしいが ノーベル賞受賞を聞いて5冊買い込んで さあ、これから読むぞ〜と意気込んでた矢先だったから 本はいまだにツンドク状態になってる あれは別に悲しい話じゃない。ふつうの人間は目的をもって生まれてこない。何をするのも自由。それが幸せなのかどうか。他人の命を救えるなら、生まれてきた価値があるんじゃないか。 ドナーが徹底的に臓器移植を拒否しようとすればおそらく可能。絵や作品を先生に見せるだけでなく、社会的に成功を収めれば世間からちょっと待てよという声がかかる。 そういうのもなく、ただ漫然と生きるよりは他人の役に立って死ねるなら満足の行く人生という考え方もあるだろう。 ノーベル賞の賞金出たから、もう働かなくてもいいだろ 日本だったら賞とったら出版社がどんどん書かせるようせっつくよね この人一冊書くのにものすごく時間かけてリサーチするんじゃないの? 長編に期待してるよ 3月24日(日)21:00〜22:30 NHK BS8K 8Kスペシャルドラマ「浮世の画家」 焼け跡から徐々に復興の姿を見せていく街の中、一人の老画家の人生を通し、 人の心の弱さから生まれる「悲劇」、そして思い違いから生まれる「喜劇」 2017年度ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの出世作「浮世の画家」の映像化。 舞台は終戦後の日本。焼け跡から徐々に復興の姿を見せていく街の中、一人の老画家の人生を通し、 人の心の弱さから生まれる「悲劇」、そして思い違いから生まれる「喜劇」。 繊細で緻密な独特の世界観を(8K)映像で丁寧に描きだす。 【原作】カズオ・イシグロ, 【出演】渡辺謙,広末涼子,前田亜季,寺田心,中村蒼,大東駿介,萩原聖人,渡辺大知,武田航平,和田正人, 佐藤隆太,秋山菜津子,長谷川初範,佐野史郎,余貴美子,小日向文世,奥田瑛二, 【脚本】藤本有紀, 【音楽】三宅純 http://www4.nhk.or.jp/P5655/ 3月30日(土)21:00〜22:30 NHK総合 土曜ドラマ「浮世の画家」 2017年度ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの出世作「浮世の画家」の映像化。 舞台は終戦後の日本。焼け跡から徐々に復興の姿を見せていく街の中、一人の老画家の人生を通し、 人の心の弱さから生まれる「悲劇」、そして思い違いから生まれる「喜劇」。 繊細で緻密な独特の世界観をスーパーハイビジョン映像で丁寧に描きだす。 【原作】カズオ・イシグロ, 【出演】渡辺謙,広末涼子,前田亜季,寺田心,中村蒼,大東駿介,萩原聖人,和田正人,渡辺大知,武田航平,石黒英雄, 佐藤隆太,秋山菜津子,長谷川初範,佐野史郎,余貴美子,小日向文世,奥田瑛二, 【脚本】藤本有紀, 【音楽】三宅純 http://www4.nhk.or.jp/P5078/ 小説読んで面白かったら映画なんて見ないわ 小説より映画の方が面白いのはスティーヴン・キング 映画はSFしか見たいわ まったりした人間ドラマなんて映画で見る価値無いと思うけど、言葉でイマジネーションを構築出来ない人は お仕着せの映像で分かったような気がするのかしら? そうなんだ、 小津の映画はヌーヴェルヴァーグに多大な影響をもたらしたそうだけど あの手のフランス映画も大嫌いだわ イシグロの小説は好きだけど、彼の映画観なんてどうでも良いし クローンといえど心があり、自我もある それなのに臓器提供のためだけに生かされ、利用され、 痛みも悲しみも感じてるのに 7月11日(木)13:00〜15:15 NHK BSプレミアム シネマ「日の名残(なご)り」<字幕スーパー><レターボックスサイズ> ■番組内容 ノーベル賞作家K・イシグロがブッカー賞を受賞した小説をJ・アイボリー監督が映画化、 自身の過去を回想するイギリスの老執事を描く文芸ドラマ。主演はA・ホプキンス。 ■番組詳細 ノーベル賞作家カズオ・イシグロがブッカー賞を受賞した小説を、J・アイボリー監督が映画化した文芸ドラマ。 1958年、英国の名門ダーリントン館の老執事スティーブンスは、かつてともに働いたメイド頭のミス・ケントンを訪ねる旅にでる。 互いに好意を抱きながらも、職務に忠実なあまり、自分の思いを伝えられなかったスティーブンスの脳裏に、過去の日々が去来する…。 主演のA・ホプキンスの抑制された演技が絶賛された。 ■出演者ほか 【監督】ジェームズ・アイボリー, 【出演】アンソニー・ホプキンス,エマ・トンプソン,ジェームズ・フォックス,クリストファー・リーヴ, 【原作】カズオ・イシグロ, 【脚本】ルース・プローワー・ジャブバーラ, 【音楽】リチャード・ロビンス https://www.nhk.or.jp/bscinema/ >>687 これはさっぱり感情が動かなかった >>688 これは意外に面白かった 音楽も良かった 「浮世の画家」読了。 序盤から終盤までちょこちょこ主人公と周り人間との記憶に違いがある描写があって、 それが最後に集結して認識のどんでん返しがあるのか、と思ってたら何にもなかった。 ノーベル文学賞作家作品をエンタメ脳で読んじゃダメだな。 どうして新作書いてくれないの! あなたが賞貰う前に全部読んじゃって、賞取ったら大作書いてくれると楽しみにしてたのに! 「世間に認められたい、今までそれだけがモチベーションで作品を世に出し続けて来ました。ノーベル賞を取った今、もう新作を出す理由は私にはありません。」 え? それあなたの作文でしょ? イシグロ氏はあまのじゃくな性格なのかもね 途中で投げ出した「充たされざる者」でも又読んでるわ これ一番カフカっぽいよね? 日の名残りの映画は、役者も上手く、悪い出来ではないと思うがあまり感情移入できなかった。(好みの映画ではなかった)) 執事とメイド頭の年齢差がやや大きいように見えたので不自然に感じたのと、 あと小説だと違うのかもしれないが、尺の関係かもしれないが二人の心のやりとりがたいしてないような気が。 主人は、対独融和政策は間違ってなかったが、軍隊の拡張を認めたのが失敗だったかなと。 まあ金持ちの屋敷に執事という仕事が必要な理由はよくわかったわwww。 私にとってイシグロの最高傑作は「忘れられた巨人」 またああいうの書いて! 「忘れられた巨人」 良かったわ 読書後、しばらく夫に「お姫様」って呼ばせてたわ 日の名残り よく分からん。 何がどうなのか、これの味わい方を解説して欲しい。 時代の流れに翻弄され取り残された主人と執事の話 昔好きだった女がいまでも自分のことを好きなはずだと思って会いに行ってがっかりするあたりカッコ悪さに涙が出る 3月2日(月)13:00〜15:15 NHK BSプレミアム シネマ「日の名残(なご)り」<字幕スーパー><レターボックスサイズ> ■番組内容 ノーベル賞作家K・イシグロがブッカー賞を受賞した小説をJ・アイボリー監督が映画化、 自身の過去を回想するイギリスの老執事を描く文芸ドラマ。主演はA・ホプキンス。 ■番組詳細 ノーベル賞作家カズオ・イシグロがブッカー賞を受賞した小説を、J・アイボリー監督が映画化した文芸ドラマ。 1958年、英国の名門ダーリントン館の老執事スティーブンスは、かつてともに働いたメイド頭のミス・ケントンを訪ねる旅にでる。 互いに好意を抱きながらも、職務に忠実なあまり、自分の思いを伝えられなかったスティーブンスの脳裏に、過去の日々が去来する…。 主演のA・ホプキンスの抑制された演技が絶賛された。 ■出演者ほか 【監督】ジェームズ・アイボリー, 【出演】アンソニー・ホプキンス,エマ・トンプソン,ジェームズ・フォックス,クリストファー・リーヴ, 【原作】カズオ・イシグロ, 【脚本】ルース・プローワー・ジャブバーラ, 【音楽】リチャード・ロビンス https://www.nhk.or.jp/bscinema/ 充たされざる者、辛くて読めなかった カフカのアメリカを読んだときと同じ気持ち 苦しいほど分かっちゃうのが辛いのよね 日の名残りはいろんな読み方できる。 変化に抗えない人間が必ず持ってる悲しみ。 全体を通してこの逃れられない悲しみが流れてる。 そして変わっていく「型」や「伝統」といったものに覆われた中に存在していた、時代を超えても変わっていかない人間が持ってる普遍的な男の女に対する気持ち。 あの執事は結局全てを失う。自分が信じて磨き抜いてきた価値観とその背後で温めていた女への希望。 女への思いは完全な妄想だった。そして彼が信じてきたあの伝統への価値観も同じように妄想だったのかもしれない。 >>692 ノーベル賞なんかもらうと意識しすぎてかけなくなるんだよ。川端なんかかけなくなって自殺したものな。 >>698 俺も。全然わからん。執事が旅行に出た時貴族に間違えられたのに敢えて否定しないでいて、医者に車まで 送ってもらう時に正体をズバリ当てられて、急に学のない小物になっていく感じがなんともなく哀れに思えて仕方なかった。 執事をどこかトンマで学のない役として組み立ててるんだよな。イシグロが言いたかったのは学の無いやつはトンマってことか? クラーラはお友達ロボット。ハンナって女の子のお父さんが買ってきた。 お友達ロボットは安っぽい。上位互換にお手伝いロボットが居る。 お手伝いロボットは何でもできる。お友達ロボットは子供と遊ぶだけ。 クラーラの仕事はハンナと友達になること。それしかできない。 ハンナの部屋は地下室で天窓があってそこから空が見える。少しづつ暗くなると夜だとわかる。 お母さんはいつも家にいるが違う部屋にいる。ご飯を食べるときだけハンナと一緒。 お父さんはたまに家にいるらしい。ときどきお母さんとハンナはお父さんに呼ばれて違う部屋に行く。 その時物が壊れたりする大きい音がする。ハンナは無表情で帰ってくる。 この男の人はお父さん、この女の人はお母さん、この女の子は娘。ハンナと同じね。クラーラは一緒に絵本を読む。 この丸いのはおひさま、この半分だけ丸いのはおつきさま、これは飛行機、これはお船。ハンナと一緒に絵本を読む。 お父さんには本当の奥さんが居て奥さんとの間に娘がいた。 奥さんはお父さんに殺されて娘と一緒に粉々にしてコンクリに混ぜて地下室の床の下に埋められた。 お父さんは娘に性的な虐待をするようになりその結果生まれたのがハンナ。 ハンナのお母さんのお父さんはお父さん。お父さんはハンナのお父さんにしてお爺ちゃん。 クラーラは何も知らない。ハンナはずっと天窓から空を見る。 >>704 >なんともなく哀れに思えて仕方なかった まさにそれでしょ。イシグロが描きたかったのは >>704 >学の無いやつはトンマ まさにそれでしょ。イシグロが描きたかったのは カズオ・イシグロの新刊小説「クララとお日さま」が映画化 主人公はAIの少女 2020年8月11日 22:30 https://eiga.com/news/20200811/16/ [映画.com ニュース] ノーベル賞作家カズオ・イシグロの新刊小説「クララとお日さま(Klara And The Sun)」が映画化されることがわかった。 米Deadlineによれば、米ソニー・ピクチャーズと出版社ハーパーコリンズの合弁事業である、エリザベス・ガブラーの製作会社3000ピクチャーズが原作の権利を獲得した。「ハリー・ポッター」シリーズのデビッド・ハイマンがプロデュースする。 2021年3月に刊行予定の原作は、並外れた観察眼を持つ「人工フレンド(Artificial Friend)」のクララが主人公。人工知能(AI)を搭載したロボットであるクララは、店を訪れる客や通りを歩く人々を眺めながら、いつか誰かが自分を購入してくれると期待していた。ついに、クララはある少女の家族と住むことになるが、実は一家には秘密があったというストーリーだ。 イシグロの小説はこれまでに、「日の名残り」(ジェームズ・アイボリー監督、アンソニー・ホプキンス主演)、「わたしを離さないで」(マーク・ロマネク監督、キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ出演)が映画化されている。 わた孤児でハセガワ大佐が言及してた和歌って実在するのかな? 大人になってしまうと子供時代のことが外国のことのように思える っていうやつ 作中作みたいな感じで存在自体が創作? 「クララとお日さま」読んだ。 ノーベル賞とっちゃったし、あれこれ考えながら書いたんだろうなあ あと翻訳の古臭さが鼻についた。日の名残りでは感じなかったんだけど。 途中から脳内でクララがどうしてもアシモになってしまって困ったw >>714 この記事で「日の名残り」の執事が「人生を懸けて仕えた主人に幻滅し打ちのめされる」って書いてあるけど そうだっけ? 幻滅してたっけ? クララの外見がイメージできない 浅黒い肌のショートヘアでやさしい目を持つ13歳くらいの黒い服を着たフランス人ぽいものの 一見して人間と区別できないほど人間そっくりではないらしいが、かなり細かい表情はつくれる 非整地はよたよた歩ける程度で運動能力は高くない 人間と問題なく生活できる程度の常識と大学受験生の家庭教師ができるくらいの知性をもちながら、お日様にお願いすれば病気が治る と考える謎の思考 奥様がクララを彫刻家に実験体として引き渡すのを強硬に拒否するのは情が湧いたせいかと思ったら、ラストであっさり●●に●●してるし ●●する前に●●を●●するのが当然だと思うがそれもしてない 謎だわ リックがレストランでドローンの設計図を見せるあたりは、わたしを離さないでで校長に人間の証明をするシーンが思い出されて辛かったw 未来的な部分を科学で突き詰めずにふわっとした設定のままいっちゃうのがこの人の作風だよね 自分はクララがペッパーくんに脳内変換されてしまった 最後の方で リックの家庭教師お願いね っていわれてたよ >>710 この作品は欧米的なロボットの価値観で作られているからスッキリしない。 ハリポタの監督でいいとは思うけど できれば日本的な価値観で改変した作品も見てみたい。 それを原作のイシグロが許さないなら 全く違う作品として設定を大幅に変えればいいだろう。 >>698 文学なんてどれも面白いもんじゃない ただ人間心理あるあるを書きつつ衒学的な記号を埋め込んでそれを見つけてニヤッとするもん >>717 其処はキリスト教的な西洋倫理を理解しているいかどうかの教養を試されてる >人間と問題なく生活できる程度の常識と大学受験生の家庭教師ができるくらいの知性をもちながら、お日様にお願いすれば病気が治る と考える謎の思考 >>723 知り合いに進化論を信じていないキリスト教原理主義アメリカ人大学教授がいるけど そういうこと? 大学受験生の家庭教師ができるくらいの知性はあるけれど お日様にお願いすれば願いがかなうと信じる子供の思考 そもそも子供の話し相手として開発されたんだから そういう設計なのかも >>729 つまり統合失調症な精神をしたロボットだといいたいの? そんな大人の思考とかけ離れた支離滅裂な子どもの精神性を併せ持った、歪んでチープな設定というより日本人には理解しにくい価値観・倫理観とするほうが正しいだろう 毎日神社に行って家族の健康をお祈りしているわたしとクララを重ねちゃったわ クララの空の鳥を眺めて横たわる最後のシーンが好き 「忘れらた巨人」も大好きだったけど次に好きなのがクララかしら 今彼の作品で唯一読んでなかった「私は孤児だったころ」読んでるけど翻訳が良くないわ >>722 んなわけねーから 日の名残りは最高に面白い。ちょっとないくらい面白いだろ。 あれが衒学的って、ないない わたしを離さないでを読了したけど、なかなか面白かった〜 イシグロ作品は初めてだったけど、なかなか読んでよかったと思えた 序盤のヘールシャムの施設では洗脳のプロセスというか、近代国家の学校システムの中でどのように人間が条件付けられていくかを見ているようで、彼らの成長や行動は自分も通った道ではあるが痛快ですらあったけど、 学年という観念や横並びの同世代感覚を身に着けさせて競争心を煽る、教えているようで真実は教えない、授業でひたすら芸術作品の制作がなされる それらの半ば洗脳みたいなものが、終盤で一転して誰からも奪われない価値になっていく 人物描写もなかなか生臭くて、エモくならないのがイイね。 おれが日本訳しか読めないからか、翻訳が村上春樹っぽいなーとは思ったけど、イシグロの性描写には至極納得できた 最近の小説で久々に良いものを読んだ気分 設定は陳腐だと思ってたけど、ちょっとそういう本ではないな。 おもしろポイントが多すぎて線ひきまくってしまった クララとお日様読みはじめた やっぱイシグロは上手いなあとおもう いまリックたちと町へでてきたところ さて、後半どうなるか、ワクワクだー Sunとの約束?を果たした後に変調をきたすクララの感覚が面白い しかし、”ゴミ”とか、わざわざ書き込む人の気がしれないなあ なんでそんな嫌なことばかり書くんだろうか? よっぽど不幸せなんじゃないかと思ってしまうよ 横だが"ばかり"で文法も意味も全く問題ない 嫌なことばかり書いてないで辞書引いて日本語勉強したら?w そうだねノーベル賞作家をゴミと称してマウント取りたがるくらいだから被害妄想が激しいんだろうね I have just finished reading Klara and the Sun. The long and short of it is that this is a masterpiece. It is sad to know how Klara ended up in the yard, though AFs must have been programmed in order to be convenient to humans. I am convinced that Kazuo Ishiguro is one of the best living novelists in the world. あっちでアナザーレベルって言われてたくらいだもんな クライマックスでお日さまがジョジーを治しちゃうところではぁ????となってしまった。 不完全な認識と分析で(読者から見ると)頓珍漢な祈りを捧げるAIの姿が、知能とか希望とか宗教とかへの問いかけなんじゃないの? なんで治ったの? そこで一気に絵本みたいなノリになって完全にさめてしまった。ノーベル賞後第一作ということで力んだのだろうか。 お祈りで治ったのではなく、たまたま治ったのだと思って読んだ たまたまなのか、本当に太陽が何かしたのか、 あえてわからなくした書き方だよね だとしたら、たまたま治ったことを人間達は分かっている、そしてAIの視点からはその事実の意味が分からないという描写が欲しかったね。 信頼できない語り手であるAIというのがここでブレてしまう。 そのあとの大人になってから捨てられたり店長と再会したりってのが書けなくなるから作劇上の都合もありそう クララとお日様が面白かったので 次はわたしを離さないでを読んでみようかな この間行ったブックオフに100円で文庫があったような・・・ 明日行ってあったら買って読むのだ ブックオフ時短営業でギリギリだったが 間にあってよかった、わたしを離さないでを買えて いまちょうど半分くらいまで読んだが、いいなあ ヘールシャムの生活というのは確かに特殊だけど よくよく考えてみればいつの時代であっても子供というのは 今生起している事象の真の理由を隠蔽された形で 生かされていると言えるのではないだろうか その理由が私的公的の如何にかかわらず・・・ 今日はここまでにして あした続きを読むとしよう あしたが楽しみだなあ 『わたしを離さないで』にのめり込むばかりで自分の人生を決して忘れないように。君には君の物語、君だけの話があるのだから。 『話を渡さないで』近日公開! 信頼できない語り手を用いた人間性の考察をテーマにするなら、ロボットより子供より老人より発達障害をモチーフにするのが現代的だと思うんだけど。 叩かれちゃう&ドラマを作りにくいのかな。 わたしを離さないで、読了 面白かった、というより心に重く来た 映画やテレビドラマにもなっているようだが キャシーの語りの静かさに浸されたわたしとしては この小説の映像化作品をしばらくは見たくないなあ (映像化作品はそんなに評判は悪くはないようだけど) 折を見てもう一度読んでみたい その際にはキャシーの声の複雑さをもう少し理解できたらいいなと思う ようやくわたしを離さないでの原作と映画みた。 こんな疑問は野暮だがあえて、なぜ彼らは逃げ出したり反抗したりせず、淡々と運命を受け入れるのだろう。 >>762 それが不自然に思うなら物語として失敗してるって事だな 年明けにブクオフでセールやるんだな イシグロの本でも探しに行くか カズオが壮絶な経験をしてきたということはわかった。 「わたしを離さないで」あたりの amazonのレビューを読んでみると面白いね まず否定的なほう(★一個)から読んでみた そのあと推奨するほう(★五個)を いろんな見方があるわけだ 「純文学 Amazon.co.jp」からどうぞ 同じノーベル賞作家でも、 川端康成の小説のほうが好きだな 「雪国」「眠れる美女」「みずうみ」あたり カズオ・イシグロは読まれないノーベル賞作家ばかりのなかで まさに理想的な受賞者になったね 物語性をもたせながら、人間の本質や社会の問題を考えるという作風 映画化もされて成功しているし、感情に訴える作品を目指しているという態度が同意できる ドラマや映画化までされてんのに ノーベル賞獲る前に読んでた唯一のノーベル賞作家だ フランクさんに レイ〇されたと?木登りで内またをケガした なんて言っていたけども。 さらには〇カ〇ロプレーまで布団の上で? まあマッキュアンはSF的でも近未来的でもぜんぜんないけどね よくその2人の作品が似てると挙げられてるけど自分的にはだいぶ違うと思う。テーマは似てるんだけどね。 https://itest.5ch.net/jump/to?url=http ://magazine.moonbark.net/event/kazuoishiguro1/2/ イシグロが普通に日本で育っていたらこんな才能や作品は生まれなかっただろうな 『私を離さないで』のクローンって、実は我々自身のことだっていうことに気づいた人は少ないんじゃないかな? 文庫版のクララとお日さま読んだけど結局なんで人間の女の子(名前忘れた) の病気が治ったのかがよくわからなかった。 ちなみにこの文庫、文庫売上ランキングみると本屋で大量に平積みされてるの に全然売れてないね。(朝井まかての『類』もだけど) この人の作品で読んでないのが 翻訳ミスがあると言われている『遠い山なみの光』と くそ長くて分厚い『充たされざる者』 なんだけど読む価値ありますか?後者は村上春樹が好きな人 には良いと言われてるんですが そこまで読んだのなら全部読めば良いよ 充たされざる者はカフカ的なポストモダン文学で村上春樹が好きなら~というのはどうもピンと来ないな 『充たされざる者』ってBOOKOFFで最安どれくらいですか? 3年前は税込み1000円だったんですが 「日の名残り」を読了 癖のある構成でしたが、読んでいくうちに慣れていきました 主人公の執事も癖のあるキャラでしたね でも、なんだかんだで読み終わったときに余韻が残りました read.cgi ver 07.4.7 2024/03/31 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる