前スレ【生誕100年】太宰治イベント情報【没後60年】

597 : 吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 00:57:53
太宰治の甘ったれた小説「人間失格」を読んだら、さすがに「いい加減にしろよ」と思いましたね。
世の中には、周りに散々迷惑をかけながらも憎まれない得な人がたまにいて太宰治はその典型じゃないかと思います。
特に女に好かれて得したのがこの人の特徴ですね。 こんなろくでなしのせいで、若い美人が二人も死んじゃったんだから。
田部あつみは数え年19歳。まだ子供みたいな年でした。その直後、太宰は予定通りに他の女性と結婚します。
山崎富栄は28歳の戦争未亡人。空襲前は銀座の美容室を仕切っていたという才色兼備の人。
もう少しでお店を再建できそうなほど貯金があったのにそれを11歳も年上のろくでなしに貢いでしまったらしいです。
しかも、もう一人の愛人が生んだ子供の養育費のために。
井伏鱒二や瀬戸内晴海など、文壇の人たちは山崎富栄を悪者にして太宰を庇ったようです。
太宰治の立派なお墓には今でも大勢の人が訪れているようですが、田部あつみと山崎富栄のお墓は、
よく探さないとわからないような所にあるらしいです。