【嵐ヶ丘】ブロンテ姉妹【ジェーン・エア】
『嵐ヶ丘』を岩波文庫の新しいほうの訳で読んだが、面白かった。 純文学とエンタメの区別なんてなかった時代の大衆小説 ケイト・ブッシュのWuthering Heightsは昔の曲だけどいいよ 気になるあの子が読んでたので気になったけど長編だったので諦めた かーば、かーば、
そんないもったいないなら舐めちゃえよ! Jane Eyre は、わかりやすくて歯切れがいいから、気楽に楽しめた。
Wuthering Heights は、最後まで頑張って読んだという感じであって、
まだまだそれを面白いとまで思える段階にはきていない。
そのうち、もういっぺん読みたい。
Jane Eyre は、楽しみやすいと思う。でも、Wuthering Heights って、
けっこう難しいっていうか、その本当の面白さがわかる人って、
少ないんじゃないかな? 本当の面白さって言われるとわからないけど、普通に面白いと思うけどな。
風景描写に胸がドキドキする。
荒唐無稽な話なのにどっぷり入り込んでしまい、読み終わったあとは2,3日クラクラしてる。 >>819
チチチ、烏賊じゃないもん、818は、「おれだよ、おれ」ね。
>>816
>>つけたみたいな
舌ったらず、というよりは、語彙が拙劣。
「とってつけた」といいたかったのだろうな。 ここまでアンの話題なし。
ワイルドフェル館の住人は三姉妹の作品では一番好きだ。 嵐が丘は男のオレにはいまいちピンとこなかった。
ジェーン・エアは男のオレでも面白かった。
アンは読んでないね〜 『嵐が丘』は凄い小説だと思った。ヒースクリフとキャサリン、二人の魂は今でも荒野を彷徨っているのかな?(若くて生涯独身、内向的?なエミリーにこんな小説を書けたとは、とても信じられない…) 内向的だからあんなの書くんでは?普通あんなに根に持つかな。。
読んだのずっと前なのでどんな話かだいぶ忘れてしまったのだが アンの『アグネス・グレイ』読み終わった。
なんか鬱陶しい小説・・・。
これで3姉妹全員読んだけど、シャーロットが一番好きだ。 デュモーリアのレベッカは、ジェーンエアに似ているな。 http://www.logsoku.com/r/book/1300015210/
ダフネ・デュ・モーリア
5 : 吾輩は名無しである[sage] : 投稿日:2011/03/17 21:14:16
『レベッカ』は『ジェーン・エア』のパクリ
9 : 吾輩は名無しである[] : 投稿日:2011/04/03 01:06:18
あーなるほど
たしかにジェーンエアに似てる! ジェーンエアだけじゃないが、義母とか先妻って大抵は悪役だよね。 確かに。
今も昔も、こういった部分は変わらないものだ。 嵐が丘では、ヒースクリフを悪役にすれば全て解決です 嵐が丘ってたくさん出てるだね、どの訳本がオススメなのかなぁ・・・(´・ω・`) 「嵐が丘」読んだけど、煽りというか罵倒がすげえな
2ちゃんでもここまで相手の尊厳傷つける言い回しってほとんどお目にかかったことないわ アーンショー家の子供らは唯一の理解者が近くにいる間だけはいばれるのよ
理解者を失うとポッキリ折れて枯死 岩波文庫でジェイン・エア新訳、9月
訳者は嵐が丘の人 冒頭でアーンショー氏はリバプールまで片道60マイルを歩いたとあるが
老人なのにスゲー…真似出来ません ヒースクリフとキャサリンって作中で名言されてないけど異母兄弟だよね。 >>30
エミリーにヒースクリフが憑りついていたんじゃないかな。
インドの王様、シナのお妃様、キャサリンがヒースクリフを慰めるところが好きだ。 この本最初読んだ時ネリーの存在意義がわかんなかったが
段々イッギリス人だな〜と思うようになってきたな・・ ネリーがヒースクリフと再会したときの印象が
「ヒースクリフはあまり醜くなくなっていました。」というのが辛辣だと思った。 ネリーに冷たい言葉を吐かせる原作者が皮肉の好きなイギリス人ぽいと思うんだ
激情家カップルのメラメラ燃えてる大悲劇を
冷たい氷でコーティングしてるような書き方が面白い
冷めていいんだか燃えていいんだか
読んでる人間にはヒースクリフに心底惚れさせといてさっ 憎いねっ もっと言うとさ、エミリーさんて妄想の世界で遊んでいても
ハッと我に返って「しかし現実はキビしいのだ」といつも思いしっていたんだろな
そんな生活がこういう書き方を生んだのかななんて考える エミリーさんはヒースクリフラブの人だったよ。
彼女にとってヒースクリフは小説のなかの人物だけじゃなかったようだ。
妄想の世界で遊んでいるというより半分非現実の世界のなかで正気で生きていた。 『嵐が丘』って、お互いの首筋に噛み付いて、唾液たらしながら、ガルルガルル唸ってる場面なかった?
まさにそんな感じがしたんだけど スカルカーってブルドッグがキャシーに噛み付いた場面ならあるけど
まさにヨダレを垂らして
この小説っていろんな犬が出てくるのね
赤いポインターとか(見たことない、どんなん?) 三姉妹なのに、シャーロットとブロンテばかり語られて、アンが悲惨だ。
まあ、アンが足りなかったのも事実だけど。 ジェーン・エアの新訳の河西弘美って人の訳ってどうなの?
チラッと流し読みしたらそんなに悪くない、っていうか田中西二郎の訳と
そんなに変わらないと思ったけど
一部のネット評で不感症の女がポルノ小説を訳してるみたいに
無味乾燥な翻訳みたいに酷されてたようだけど そもそも英語って無味乾燥だと思わない?
癖のある翻訳すればそれはそれで嫌がる人もいるわけだし 英語のほうが語彙が多いんじゃなかったっけ?
>>4
ネリー 無味乾燥と語彙って全く別の話じゃないか
わかって言ってるの?
難しい言葉放り込むだけってのはやめてくれ
てかこのスレなさけない奴多すぎシャーロットとブロンテとか
もういいよ、サヨナラ >>70
エミリーさんは孤高の人。だけど兄弟の仲はよかった。DQNはお兄さんのブロンウェル。 嵐ヶ岡って面白いですか? 長そうだけど読んでみようかと思いまして・・ ↑嵐ヶ岡って書くと日本の地名のようでなんだか味わい深い…
ネリーは唯一まともな人物というけど、盗み聞き・見て見ぬふり・要らんおせっかいなどが多い気がする。「家政婦は見た」のようだ。
あんがいくせものじゃぁないかと思う。 シャーロットのはジェーン・エア以外読んだことなかったので、みすず書房とかから出てる他の小説も読みたいんですが。
面白いですか?アマゾンじゃプレミア価格になってて…。 ネリーは乳兄弟のような感覚でしょう。
家政婦のような他人ではないような。 ブロンテ姉妹ってアイルランド系なんだね。
「嵐が丘」って英国人が〜?と言うような変わった小説。
「何か変だなぁ」と思ったらアイルランド系が多いと思う。
アイリス・マードックだって変わってるじゃない。 へぇ〜、アイルランド系って変わってんの?
非常に文学的だって思うけれどね。
どんなところが文学的だって思うかといえば、
肉体がいらない、みたいな考え方でしょう?精神だけでいい。それでさまよう、みたいな。
ある種の陶酔を感じさせるのよね。うまいわあ。 ところで『嵐ヶ丘』新潮版鴻巣訳は悪訳絶版推奨で評価は定まったのかな? >>78
阿部知二が誤訳の根源。
業界内では有名なのだが、阿部訳は誤訳のオンパレード。
新訳を出す際に、旧訳を参考にしたりする。
訳文のチェックや、下訳としてな。
そんで、旧訳=正解と思い、自分が間違っていると思いがち。
こんな感じで、誤訳が連鎖する。
さらに新訳が出るときに、またしても旧訳を参考にする。
複数の間違った訳を参考にしてしまう悪循環が発生する。
これが如実に表れているのが、嵐が丘。 >>78
アマゾンで売られているようです。
以前にあったスレッドで、そもそも翻訳された日本語の意味が分からないと言われていました。
ちょっとそれでは、翻訳本として意味がないようです。新潮版鴻巣訳を初めての嵐が丘として
選ばないことをおすすめしたいです。きらいになってしまうかもしれないから。 嵐が丘の翻訳って本当に難しい。その心髄を表現するためには翻訳以上のものがいるよう。
(新潮田中)
「なんでもないことなの、ただ天国ってところは、あたしの住むところじゃなさそうだと
言いたかっただけ。だからあたしは、地上へ帰りたくて、胸の張り裂けるほど悲しんで泣いてたの。
天使たちがとてもおこって、嵐が丘のてっぺんの荒地(ヒース)のまんなかへあたしを投げ落としたの。
で、そこで、うれし泣きに泣いているところでめがさめたの。・・・」
(岩波川島)
「ねえ、ネリー、わたし、もし天国へ行ったら、とってもみじめな思いをすると思うの…
地上に帰りたくて胸が張り裂けるほど泣いたら、天使たちが怒って、わたしを荒野に放り出したんだけど、落ちたところが嵐が丘のてっぺんで、嬉し泣きして目がさめたわ。」
「なごやかな空の下、僕は墓畔にしばし、たたずんだ。ヒースやほたるぶくろの葉かげに、
我の舞っているのを眺め、草をわけて息づくかすかな風に耳をすました、そして、この静かな大地の下に
ねむるひとびとの夢が安らかでないとは、はたして誰が想像するのだろうかと、いぶからずにはいられなかった。」
「穏やかな空のもと、ぼくは墓のまわりを歩きながら、ヒースや釣鐘草の間を飛ぶ蛾を眺め、草にそよ吹くかすかな風に耳をすませた。
そして、こんな静かな大地の下に休む人の眠りが安らかでないかもしれないなどと、誰が考えつくだろう、と思うのだった。」 ここら辺の良し悪しは判断が難しいですわ、本当に。
俺みたいなトーシロはどちらも素晴らしいみたいですと言うほかないw
もちろん河島訳は日本語として流れるようにわかりやすいですが、
それが一見くどいように見える田中訳よりもいいのかと言うと…わかりませんとしかw そりゃまあそうですけど、そんなに大きな問題でもないような… すごく大きな問題だと思う。
キャサリン(母)は「あたし」などと言う女性ではないし
エドガー・リントンは弱く見えたかもしれないが弱い男ではない >>78
私は新潮版鴻巣訳いいと思うよ。
原文読めない私は鴻巣訳で初めて意味が通ったところが二箇所くらいあった。
マニアには許せないことかもしれないけど。 ほんとうに、人それぞれですね。
それから、訳本もそれぞれ、いいところがあるのですねw
私は、鴻巣訳はちょっと初めての人には向かないのではないかと思います。
その理由は、一番最後の文章が、どちらでも取れるという点です。
嵐が丘は、嵐が丘の人たちの顛末の物語ですが、その物語を語る家政婦のネリーと
またまたそれを聞いて語るロックウッドという都会の人という厳重な構造をもっています。
そのロックウッドが最後に、ヒースクリフやキャサリンに対して同情的な常識的な大人の
思いを抱いたというところが結構大切だと思うのです。 鴻巣訳:
そして、思うのだった。こんな静かな大地に休らう人々が静かに眠れぬわけがあるだろうか。
原文:
and wondered how any one could ever imagine unquiet slumbers,for the sleepers in that quiet earth.
河野訳:
そして、このような静かな大地の下に眠る者に静かならぬ眠りがあろうとは、いったい誰に想像できようかと思うのだった。 安部知二訳
そして、この静かな大地のなかに横たわるものの眠りが静かでないだろうなどと、
だれが想像できるものだろうか、と心に問うのだった。 "Wuthering Heights"(嵐が丘)って、荒涼たる風景の中で、登場人物たちはみんな
ギスギスしてて、実の息子を階段から落として殺しかけたり、復讐に燃えて周りの人を
どんどん破滅させて自分だけが金や不動産をどんどん奪っていったりして、
たくさんの登場人物が次々に悲惨に死んでいくし、凄惨きわまりないんだけど、
一方では、ユーモアがいっぱいですね。一ページごとに何度もクスッと笑わせてくれる
ような言葉や場面がある。 Charles Dickens の "Great Expectations"(大いなる遺産)を原文で読むスレ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1393425859/l50 鴻巣訳が一番わかりやすいじゃんよ。
英語の言い回しには忠実ではないかもしれないけど、日本語としては一番意味が通り易いちゅうことだ。 はっ、もしかして・・・。
鴻巣訳は最後に(いや、無い。)が入る二重否定だよね。
私高卒だよ。
日本語の常識だよね・・・。 たまたま買った永川訳で読んだが良い訳だったと思うよ
末っ子の作品も読んで三姉妹コンプリートしようと思ったけど
バカみたいに高い アン・ブロンテは全集くらいしかないからね。
どこか文庫化しないかしら。 映画「ブロンテ姉妹」をずっと前に映画館で見た。
イザベル・アジャーニがエミリー、マリー・フランソワーズ・ピジェがシャーロット、
イザベル・ユペールがアン。男の兄弟がジャン・ソレル。
豪華絢爛キャストなんだが、フランス語版。
あまりと言えばあんまりな・・・で、途中で帰ってしまった。
カール・バルトが出演していたらしいね。
イザベル・アジャーニとか、英語も上手なんだろうに、何でフランス語版を上映したんだ? 翻訳(鴻巣)で読んでそのまま原書で読み始めた
1ヶ月以上かかりそうだが楽しい
「焼き印」とか阿部訳からの誤訳承継なのかねえ 誤訳誤訳っていうなや
誤訳指摘することほど憐れなことってないと思うぞ
そもそも誤訳ってなんだ?
英語が日本語になるってどういうことだ?
軽々しく誤訳なんていうなや