【嵐ヶ丘】ブロンテ姉妹【ジェーン・エア】
嵐が丘って外から隔絶されたムーアを舞台に、不器用なはぐれ者達が織り成す愛憎劇
ドロドロした一種のオフビート恋愛小説なんだよな エミリ達が皆早死にしたのは母親の虚弱体質が遺伝したのと親父の毒親支配かな >>290
ヘアトンに「ヒースクリフは大切な人だから憎まないで欲しい」的に頼まれた時、
「分かったわ。もう酷い態度はとらないわ。」と返した2代目キャサリンに感動したよ。
あの瞬間「勝った…!この子ヒースに、三代ん十年続いた憎しみの連鎖に勝った!!」と。
あのシーンが嵐が丘のクライマックスだと思う。
やられっ放しだったエドガーのとった愛情教育は正しかった。エドガーもまた勝者。
憎しみや復讐って視野狭窄のまま全力投球するから
相手のレスポンスがないと何も残ってない自分に気付いてしまう。
生き甲斐だった復讐対象の二人はキャサリンの面影を残すがゆえにこれ以上痛めつけられず、
しかも自分とキャサリンの一番幸せだった時代を常に思い起こさせてくる。
エグい。
ラストの展開はエミリーの才能にほんと震える。
この作品は恋愛小説の皮を被ったもっと恐ろしい何かだと思う。 ジェインオースティン好きに侮られているの解せないわ
ああいう英国保守本流みたいなのわりとどうでもいいので。
オースティンの小説はうまいし嫌いではないんだけど、オースティンファンのおっさんにブロンテ姉妹アンチみたいなの(ようはいわゆるアンチフェミニズムみたいなものだろう)が多い ローレンス・オリビエ主演の「嵐が丘」を観た。
2階部分を取っ払ったパターンだが、2階部分が無いと陳腐なストーリーなんだよな。 >>301
キャサリンが早世した時点でラストはあの展開しか無いと思うわ。 2階部分の怒涛の回収と1階部分との対比が圧巻なのになあ
キャサリンとヒースクリフの野生的で依存的な相思相愛が恋愛小説好きに刺さるのは分かる
2階ラストの悪漢ヒースの崩壊とキャサリンへの思慕と回帰は1階ラストの死別シーンより心震えるのに勿体無い 恋愛小説好きじゃねぇけど、突き刺さったよ
確かにこれは恋愛小説の皮を被った何か別のものだわ 二人の関係は、恋愛みたいにいつかは枯れる草じゃなくてその下の岩盤なんだよねまさに
キャサリンとヒースクリフは結構相手をクソミソに言ってたりするけどwそれでも相手が自分を見限って去ってゆくなんて夢にも思ってない
互いが互いの母親だったのかなーと思う
ギャンギャン泣き喚こうがミルクを吐こうがうんこを漏らそうが絶対に見捨てないでありのままを愛してくれる存在
自分の全てを支える岩盤だから、見捨てられた!いなくなった!と思った瞬間からグズグズ〜と崩れて衰弱死
二人の愛着がもっと成熟してれば、たとえ離れ離れになっても「自分だけはお前の最後の砦やでぇ!辛かったらいつでも戻ってき!」的に
世間の風雪から相手を守る実家(嵐が丘)のオカンになったのにね…二人はいつまでも幼すぎた ジェーン・エア
今思い出すと、イトコに食って掛かるとこなんか結構気が強い。
どこかで見たことあると思ったら、ヒースクリフに似ている。
シャーロットやアンの作品で、ヒースクリフに似ているキャラは
誰だといろいろ言われるけど、ジェーンがそれ。
シャーロットがエミリと意見交換してキャラ作りした結果だろう。 ジェーンエアはローウッド寄宿舎での生活情景を読みながら
カウアン・ブリッジでのエミリ達の生活を想像するくらいしか読む処無かったわ
好きな人には悪いが、御都合主義なストーリーがね >>301
よく分からないないんだけど復讐ってなに?
誰にどんな酷いことされたことへの復讐?
女性の作品だからか、いまいちピンボケしててよく分からんわ もっとホラー仕立ての映画「嵐が丘」があってもいいのにな
キャシーの幽霊がフワフワ雲へ吸い込まれて吹き荒れるとか
>>311
ヒンドリーにボコられてるじゃん
エドガーにはキャシー泥棒されるしイザベラにはバカにされるし あと一人のブロンテ姉妹についてはほとんど語られることがないな >>311
己が得られるはずだったもの(アーンショー家の財産&キャサリン)を
奪われたとヒース自身は認識したから復讐しに戻ってきたんでしょ
実際はほぼ逆恨みだけど…
アーンショー家の先代は子供達の仲を取り持つどころか対立を煽るからイラついたわ
ディオをええかっこしいで引き取ったら実子を虐め抜かれたジョナサン父を思い出したw ヒースクリフはもともと他人の家に厄介者としてきた身であり
物語の最後はアーンショー氏の直系男子ヘアトンに継がれるのはうまい流れである
的なことが最初の訳者大和資雄があとがきで書いている だからと言ってヒンドリーはボコり過ぎなんだけど
DV描写がすごいってのもそこは嵐が吹きまくって
人間がもともと自然に暴力を受けてる土地ってのを
読者が認識しなきゃいけない物語なんだと思う ムーアの情景描写はもっとあって良い。
ムーアあってこその嵐が丘。 翻訳する人ってパクったと言われないように
過去の訳者とは表現を変えるんだろうけど
He bled her, (ケネス医師がキャシーの血をとる)を例えば
大和資雄→ヒルで血を吸わせ
永川玲二→血を抜き
鴻巣友季子→瀉血し
と三様な書き方してる。大和資雄は昔の感覚だな~。でもそれも面白いかも。 オーソン・ウェルズがロチェスターを演じた1944年のジェーン・エアの映画の脚本には
オルダス・ハックスレーが参加している。
またその映画の音楽を担当したバーナード・ハーマンは嵐が丘をオペラ化したが、余り評価
は得られなかった。 ケイト・ブッシュの嵐が丘リメイクされまくってるけど
最近のはヘヴィ・メタ風だね ケイト・ブッシュの「嵐ヶ丘」は近代文学をモチーフにした曲の中では一番知られてるし、カバーも多いな。 あの歌の歌詞はキャシーが家出したヒースクリフを呼んでるところだと思ってたが
死んだキャシーが家の中に入れてと言ってる部分だとlet me inで分かった キャサリンはムーアの彼方から
ヒースクリフの魂を奪いに来たんだな 日本の嵐が丘と名乗れそうな強風地帯で育ったけど
so coldooooの後に(your windowoooo)と小さく続くところがめっちゃムーア感があった
建物を揺るがすゴーーービリビリビリって風の後に上空で ぉぉぉぉぉ って残響があるの
だからケイトは現地で風を聞いたんだなって曲聴いて分かった ヴィレット
貴族に嫁いだ友人をあざ笑うルーシー。
確かに、その友人は軽薄だったけど、ルーシーには温かく接していたのに
それをあざ笑うのは気に入らない。
シャーロットの小説を読んだ昔の友人や教え子は、自分たちのことを心ではこう
思っていたのかと嫌な気分になっただろう。 パーン _, ,_ パーン
パーン_, ,_ ( ・д・) _, ,_パーン
( ・д・) U☆ミ (・д・ )
⊂彡☆))Д´>>329 ☆ミ⊃ パーン
, ,∩彡☆ ☆ミ∩, ,
( ) パーン ( )
パーン パーン 愛ってある種の呪いだったんだね
キャサリンとヒースクリフが互いに呪いあってたと思えば
嵐が丘の展開、特にラストがしっくり来る シャーロットは幽霊の存在を信じてる書き方だけど
エミリーは登場人物には信じてるって言わせてるわりに
自分では信じてない気がする。
だからロクウッドがお化けが出たって騒ぐに至るまでの
組み立てが巧みでうまいと思う。 そうか?
あの時代のイギリス人なら、ほぼ確実に幽霊信じてると思うけどな 神風が飛び立つ海明石海浜公園じゃないが海浜公園に各国軍用機燃料の空港ヘリポート。
イギリスはジプレキサ健常者嫉妬統合失調症無効化薬品混入事件で、沈んでいくね。キャプテンシャーロック探偵の登場を待て。
核平和はいらない。 平和裏の策略とかイギリスも南米も日本と弱体化してる。スポーツ警察がいけない精神科病院拡充地域。 仙術 恢復 攻撃 そろった善意の恐怖政治をお見せしよう。 ヒースクリフより狂信者セントジョンの洗脳の方が怖かった