ゴーゴリ part2
しかも取れた鼻が食パン切ってるときに出てくるんだから
怖いし&笑う そだね あの床屋は怖くなって鼻を捨てに行くのはまあ分からなくもないけど
捨てたことに達成感を覚えてニヤニヤしちゃうのは倫理的にアウトだと思った 花粉症の時期にCMで道路にでかい鼻が出てくるのあったんだけど、
めっちゃこれ思い出す。
芥川のよりインパクトある鼻 ドストエフスキーが好きなので、ゴーゴリの有名どころの作品をひととおり読みました。
思った以上にドストは彼に影響されていますね。死せる魂を読んだあとにカラマーゾフを読んだんですが、モチーフなどの共通点があまりに多くて驚きました。(たとえばチチコフのトロイカとドミトリーのトロイカ) ゴーゴリ好きな人、人生で2人くらいしか会ったことがない。
仕事で1人大学で1人。 死せる魂の東海の新訳がアマゾンで評判悪いけどそうなの? >>253
新作でもないのに約5000円って高いよ。2500円くらいなら応援の気持ちも込めて買えるのに >>254
『心は孤独な狩人』新訳はそのくらいの価格で売れているらしい 『死せる魂』岩波文庫3巻は数年前復刊したとき買っておいたけど
今Amazonを見ると古書価が高騰しているね
平井肇訳は安定して高評価だからね
新刊で買えるのは河出の東海訳と集英社ギャラリーの中村・川崎訳だな
どちらも高額だ 図書館で借りることもできるし、電子書籍で工藤精一郎訳のものも安価に読める
しかし紙の書籍で読みたいし持っていたいのだよね そう、読めればいいのではなく、本を触ったり愛でたり眺めたりして楽しみたい
だから、選ぶ際に本の装丁も重視するし、海外文学では翻訳の質も比べる 古本の文庫本に高値を払うのはバカバカしいので岩波文庫のはスルーしてる
そのうちまた復刊されるでしょ >>256
元々翻訳本はそんなに安くない。
3000円くらいまでなら手元に置いておきたい本なら即買うよ。
専門書なんかはもっと高いしな。 なんの価値もわからないブックオフで100円で売ってたのを見つけたときは
なかなか感動ものでしたがね。 >>254
水声社の『カラマーゾフの兄弟』は2万円だけどね 文庫で既訳がたくさんあるのにそんな高い価格設定は商品としてどうなんだろうな
図書館への納入目当てなのかしら >>265
ドストは高い値がついてる。古本屋で6万とかあった。
ゴーゴリは比較的安いのでお買い得。 そんな二万円も出してカラマ読みたいものかね。重度のドストマニア、カラママニアが買うのかな ゴーゴリ全集7巻揃、今なら15000円前後で買える 自分が小中学生だった頃は、ゴーゴリも、
プーシキンも、ゴーリキーも各社文庫が
出ていたのにな。
最近は、わびしい状況。 ロシア文学自体が今読む人いないもんなあ。海外文学も低迷してるし、
三体とかペストとか82年生まれキムなんとかとか
売れてるのもあるけど。 古い考えかも知れないが、露文と日本人感覚って
結構適応しやすいがゆえに、明治期に日本でかなり
広まったんではないかと、自分は考える。
新潮、角川、岩波など、いろいろ作家・翻訳者の選択肢
があった頃が、戻ってきて欲しいんだわな。 いま読まれているのはドストがダントツで次がトルストイかなあ 大長編が代表作の作家の作品が読まれづらいのは仕方がないね ドスト、トルストイは、前っから1・2位だよ。
寧ろ3位に誰が来るかだよ。 う〜ん・・・残念ながらゴーゴリではないんだろうなぁorz 誰か耳が取れて遊び回っている話を書けば芥川賞を取れるよ 今は地方、方言ものが主流ですから。
あとは青春スポーツもの。 今月は検察官、狂人日記、ネフスキー大通り、肖像画を読む予定 チェホフスレが落ちてて悲しくなっちゃったのでやっぱり書き込もうと思う
元々チェーホフは読んでたけど最近オペラの方の「鼻」を見掛けて鼻と外套を一気に読んだよ
最高に良い!価値とかはわからないけどなんかすごく良い
「鼻」なんかあの独特の言い回しは今でも楽しめると思うんだよ…かなり難しいけど
鼻と外套でネフスキー大通りの同じ場所が出てきたのは感動しちゃったな
ところでゴーゴリは鼻フェチか? >>284
うん、新しい方はね…
でも過去のスレが1000もいかないでログに入るのを見たら書けるうちに書こうと思って…
オペラから本格的に読んだけど原作の方がまだまともでなんか安心しました!(実際にまともかは謎) 横田瑞穂訳で読んでいるが、丁寧で良質な翻訳だ
確か五木寛之が授業を受けた先生らしい >>286
一行目で期待。
二行目で「あ〜、そうだったのorz」 あしや「ゴーゴリの作品で言うと、ディカニカ付近の夜話」って言うのが好きかな?
安涼奈「あれは映画もあるじゃん、面白いよね。でもさ、楽しいのもあるけど、
死せる魂もあるじゃん!読めた?」
あしや「読む前のイメージだと、地獄とか天国とか出て来るのかな、と思ったけどごく普通の日常的話だった。」
安涼奈「あれも深い意味があるから、そう言うの理解して読むのが良いのだけど、でもゴーゴリってそう言う重いのと、楽しいのとどっちもあるよね。」
あしや「それも才能だよね。プーシキンみたいに、幅広く。」 ロシアの若者も古典文学、プーシキンやゴーゴリなどを読まなくなってると
どこかで読んだけど。
政治はともかく芸術は素晴らしい作品も多いのだからもったいないなあと思う。 あしやさんレッスン受けてみたいけど船橋遠いなあ。
1時間5000円+交通費なんか出すと結構な金額になってしまう。
日本語ぺらぺらだし、会話したらすごく楽しそうだけど。 ゴーゴリスレでは、「あしやさん話題」はスレ違いだけど、彼女船橋でレッスン開講なんですか?
最近、長い事青森からだったので、あっちへ転居かとおもた〜。
でも、安涼奈さんとの文学会話は、彼女ら多少シニア(?)かも知れないが、
まあ、最近の若者とロシア文学の関係、読み取れる気もする。
日本ほど「母国文学離れ」が進んでいないんじゃないか?
日本では、高村光太郎や萩原朔太郎の詩を暗記させたり、しませんからね。 語学講師の登録サイトでロシア語講師を検索すると彼女が出てくる。
登録内容がそこまで新しくないから
もしかしたら移住地とか変わってるかもしれないね?
ロシアの学校は小学生とかでもプーシキンの詩とか暗唱するんでしょ? ナボコフが賞賛するゴーゴリ作品は『検察官』『外套』『死せる魂』の3作のみ ドストエフスキー『分身』を読んだら、ゴーゴリ『狂人日記』の影響顕著だった このスレの読者はみなゴーゴリ全集を持っていると思う 石川忠司の本読んだらゴーゴリに興味がわいてきた
が、岩波文庫の死せる魂は高値ですね >>313
田舎の書店に残っていたりする。上巻だけとか中巻だけとかだけど スターグループって、店舗拡大してて従業員足りないらしいよ、、、 >>312
それは古い全集だろう
1977年に出たのはゴーゴリ全集だ 河出書房新社版のゴーゴリ全集月報に後藤明生の寄稿文あると思うんだけど読んだ人いる?これは7回分書いてあるのか? ゴーゴリはよい作家だ
代表作『死せる魂』は何度も読み返している
手許に2種類の邦訳があるので少し比較してみる
第4章冒頭
「旅籠屋に近づくと、チーチコフは二つの理由から停車を命じたが、それというのは
一つには馬に休息を与えるためと、二つには自分も少し腹ごしらをして元気をつける
ためだった。正直にいうと、こういう連中の食欲と胃袋に対しては、作者は実に羨望
の限りなのである。」中村融訳・決定版ロシア文学全集第4巻・日本ブッククラブ
「料理屋の前にさしかかると、チチコフは二つの理由から、馬車を止めるように命じた。
一つには馬を休ませるため、二つには、自分も何か少々食べて元気をつけるためであった。
実際、こういった連中の食い気と胃の腑には、作者も羨望を禁じえない。」
平井肇/横田瑞穂訳・岩波文庫 >>313
最近では2016年に増刷され、その前は2008年だった
次は2024年かもね