ヴァージニア・ウルフ
>>164 誠実謙虚な姿勢に頭が下がり、こちらが猪口才なことを書いたのが恥ずかしくなったりします。 「ダロウェイ夫人」ますます読みたくなってきました。 光文社の解説は私もプルーストスレで勧められ、読みました。確かに素晴らしい。 >無理をして原文でひいこら言いながら、辞書とかネット上のあちこちを 引っ張り回し、この小説に出てくる単語のみならず、引用される詩歌の全文を英文で端から端まで 読んでいき、出てくる地名は片っ端から Wikipedia やネット上の地図を見てその場所を確認し、 その地名に関連する写真も眺め、出てくる有名な人名も調べ、登場人物については、それぞれ Virginia Woolf がなぜそのような名前をつけたのかを考えながら読み進める。 やはり、こうあるべきなんだろうなあと反省します。フォークナーや宮澤賢治みたいに研究者の編纂した 事典等あれば、かなり効率的になるのかも(もしかしたら、すでにあるのかな)。 今、Le Petit Princeをの原文朗読を聴きながら(貴殿の書き込みを読んで、視聴覚体験の重要さを認識 しました)、加藤晴久「自分で訳す 星の王子さま」を読んでいます。 このまえがきには、 >フランス語を学び始めてから55年になるのに、Le Petit Princeさえちゃんと読み解けない 自分に絶望しながら仕事を進めました。 この道と思い定めて半世紀 異国の文の 究めがたさよ とあります。 大学教授としてフランス語を教えていた人ですら、このように述懐している。 この人、『憂い顔の《星の王子さま》』で内藤濯訳、さらに新訳11点の多くをくそみそにけなし物議をかもし ましたが。「自分で訳す」では同じ三修社から近々出ると予告しているけど、結局、三修社はおそらく他の 訳者への批判の激しさに尻ごみしたのか、別の出版社から出ている(一昨年の12月頃、プルーストスレ でこの本の存在は教えてもらった)。 長文失礼しました。 >>165 以下は、>>168 をうpしてから気がつき、読ませてもらいました。 ますます、「ダロウェイ夫人」読みたくなってきました。 read.cgi ver 07.5.0 2024/04/24 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる