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ヴァージニア・ウルフ
0358吾輩は名無しである2020/11/09(月) 13:05:04.62ID:QUrltWbq
最近けっこう再評価が進んでいる印象。
0360吾輩は名無しである2020/11/13(金) 20:24:56.42ID:XjvXKGhP
ヴァージニアウルフ読みたいけど本屋で手に入るのがかなり限られてる。
0361吾輩は名無しである2021/03/13(土) 09:43:10.59ID:9bzTMDRG
平凡社ライブラリーはだいぶ有能

自分ひとりの部屋
三ギニー

をほぼ文庫サイズで新訳で読めるいまの日本人は、すげえ恵まれてるよ
0362吾輩は名無しである2021/03/14(日) 19:17:28.60ID:ST2SxnJd
平凡社ライブラリーやフェミ系の文庫は必ずしも図書館には置いてないでしょまだまだ
0363吾輩は名無しである2021/03/16(火) 09:50:31.56ID:6FtQS3Y5
平凡社ライブラリーなら、幕間とレズビアン短編小説集も近年リリースされてるぞ
0365吾輩は名無しである2021/03/19(金) 18:25:50.38ID:Rp6swlfL
Virginia Woolfが、女性自身の文体を模索してるのはイイコトだと思った。あとこのヒトすごい頭がいい。当たり前だけど
0368吾輩は名無しである2021/05/19(水) 10:06:04.50ID:tgJbnc+Z
『灯台へ』を読んだ。
夏目漱石の『草枕』を思い出してしまった。あっちは山と温泉だけど
0369吾輩は名無しである2021/05/20(木) 18:14:01.27ID:oY3kRztP
観察眼が鋭いわりに、けっこうフワフワした文体だよね。このオバサン
0370吾輩は名無しである2021/05/21(金) 15:25:36.34ID:rrBgbfP7
『フレッシュウォーター』
ビクトリア期の古臭いオジサンオバサンを揶揄する軽やかな寸劇だった。
この時代になると『人形の家』みたいな悲壮感はもうないね。ウエメセで爺さんたちを置き去りにする感じ。

いいネ
0371吾輩は名無しである2021/07/21(水) 16:33:44.52ID:3LgM/r5S
>>367
新訳『波』を読みました!
朝からエアコンで涼みながら
野外の暑さを窓の外から感じながら読了

ウルフ後期の作品だけあって、彼女の美技が冴え渡っていると思います。
登城人物たちはすべてウルフの分身にしか思えず主語が誰でもあまり頓着しないまま、色鮮やかなリズムよい表現に乗っかるのが心地よかったです☆
0372吾輩は名無しである2021/07/22(木) 02:37:30.11ID:A89Pal6g
前の訳も全然悪いと思わなかったけど新訳版読みやすかったですか?
これという特徴があるってわけじゃないならわざわざ新訳版手にしないけど好きな小説なんで気になりますね
0373吾輩は名無しである2021/07/22(木) 17:45:44.32ID:uYfpwY2g
>>372
ハヤカワの装幀が素敵だったから、本として気に入ってる。
訳文もオレにとっては、十分水準

文庫本になったら、そのまま知り合いにレコメンドするだろう。
0374吾輩は名無しである2021/07/22(木) 23:07:39.18ID:OtDpKfk/
ハヤカワだから文庫に入る可能性もなくはないのか
本当なら『波』って文庫本で読みたい作品だね
海辺でつまみ読むのが似合う本だわ
文庫になっている『灯台へ』のほうがハードカバーで置いておきたい
0375吾輩は名無しである2021/07/25(日) 12:10:06.95ID:pOUeOmln
ウルフ3大傑作所有本
『灯台へ』岩波文庫
『波』角川文庫
『ダロウェイ夫人』集英社文庫
0376吾輩は名無しである2021/07/25(日) 13:43:55.64ID:kocxwMRW
最近のハヤカワepi文庫は、実のある作品が多いから是非ウルフの力作も加えて欲しいね
0377吾輩は名無しである2021/09/13(月) 17:45:29.89ID:eltNUL/J
『船出』岩波文庫を読んだ。
訳文が新しいせいか、やたら読み易く感じたな
仕事で疲れた週末に読むには、ちょうどよかった。作者の筆致が相変わらずほわほわとしてなんだか美術的な趣きが心地良い
0378吾輩は名無しである2023/07/14(金) 02:24:26.49ID:12j1D6a6
太陽はまだ昇っていなかった。海が、布のなかの襞ひだのようにかすかに皺立つほか、空と
見分けるものとてない。空がほの白むにつれ、海と空を分かつ暗い一線があらわれ、灰
色の布は、ひとつ、またひとつ、あとからあとから走るいくつもの太い筋によって縞目
をつけられ、水面みなものしたのその筋は、果てしなく、たがいの後を追い、追いかけあっ
た。
ヴァージニア・ウルフ (森山恵訳) (2021) 『波〔新訳版〕』早川書房

陽はまだ昇らなかった。縮緬皺を寄せたかのようなさざ波が海面にひろがるほかは、
海と空の区別はつかなかった。空が白むにつれ、海と空を劃す一線がしだいに色濃く
なると、灰色の海には幾筋もの大波が湧き起こり、次から次へ、追いかけ追いかけ、耐
えることなくうねり寄せた。
ヴァージニア・ウルフ (川本静子訳) (1976) 『ヴァージニア・ウルフ著作集 5 波』みすず書房
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