>>19のつづき
鈴木「あまりにそれで失敗してダメになっていった奴らを見すぎちゃったからというのもあるかもね。彼はシラ
   フでいられないからずっと酩酊状態の中にありながらも、自分の周りのものを観察している様なところが
   あって、「観察する梟」(レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ)みたいな感じもあった。僕はそういうらも君が
   好きだった。彼は面白がってサドも読んでいたけど、むしろサド的じゃなくて、レチフ的だった。彼は本
   当は冷徹に観察する人なのかもしれないね。眼鏡をかけて、観察するミミズク!」