最近「ぶっぽうそうの夜」がリメイクされたけど、過去作品のリメイクには2種類ある。
1つは、求龍堂から出ている再生復活版シリーズ。旧版と違うのは、収録作品(とくに短篇)。
もう1つは、河出書房などから出ている究極版(?)シリーズ。旧版と違うのは、夥しい改行による頁数の倍増。
この違いはなんだろう?と考えていて、気がついたことがある。
改行によってページ数が倍増しているのは、ワープロを使って書いたと思われる作品なんだよ。
「千日の瑠璃 究極版」「ぶっぽうそうの夜 完全版」
原稿がデータとして残っているなら、リターンキーとスペースキーと十字キー(あるいはマウス)だけで、簡単にリメイクできる。
まあ、改行とスペース空けるだけで、リメイクと言っていいものかどうか疑問だけどな。
なんつうか、楽することを覚えると、結局、落ちていくしかないのかねえ。