オノレ・ド・バルザック Honore´ de Balzac 4
>>318
抄訳なんて読む価値なし。俺はすでに創元社の全集で読んでるがね。 そう抄訳としってすごくがっかりした
三部作は全部文庫化してほしい >>320
永井荷風に言わせれば、外国文学を翻訳で読んでる事自体、価値無しなんだけどね。うぅ ・・・・
まずは紹介しなきゃ知られることもない。
でなきゃ受け入れられる余地もない。
私は好きだけど、幻滅もうかれ女も、あんなだらだらした展開の小説、好んで読む人はかなり少数だとおもうよ。ゴリオはかなり特殊。
幻滅は3種類、うかれ女は2種類の翻訳を読めるだけでも、私は幸運だな。入手もそんなに難しくないし。
ただ、うかれ女の改題はちょっと反対。 >>323
永井荷風だって原書で読めたのは英語とフランス語だけで、他の言語は翻訳だ。
文学板には大学の研究者が多いから翻訳否定派がよくいるが、作家も含めて
市井の文学愛好家が翻訳で海外文学を楽しんで何が悪いかとは思うね。 楽しむ分には一向にかまわないと思う。
だが、学問的な研究者みたいに偉そうなことを言うやつが、
翻訳しか読んでないなんてのはちょっとどうかと思う。
当然翻訳は巧拙があるわけで、特に哲学的な書物なんぞは、
原典に当たらないと意味がわからん、なんてのはよくある話だろう。
文学作品でも、新訳とか言って、スタンダールの某作品の翻訳が、原典を冒涜しているような
レベルでひどいのを、ほかの学者に指摘されて赤っぱじ、ってのもあったし。 >>326
昔このことを某スレに書いたらファンから罵倒されたけど、
竹田青嗣はドイツ語が読めないのにニーチェ入門とかハイデガー入門とか書いてる
厚顔無恥というか、なんというか・・・ >>326
あと、あの野崎歓のスタンダールはひどかったね
野崎歓もファンが多いらしく、誤訳を指摘した学者の方を口汚く罵っていたが 母国語以外(フランス語)で文学作品読めるような奴等にバルザックが理解できるのかね? >>334
意味わかんない?←さすがにこの質問はおまえにも読めるだろ?w 人間喜劇のすべての登場人物相関関係図を自力で制作中。
できたら本にしようと思ってね。 あたかもフランス語で読んだらバルザックを理解できないかのような 悠長に文学を嗜めるような余裕があるひとには
ゴリオ爺さんとか理解できなそう 理解はできるぞ、ただとりわけそこからなにも学んでないというだけ
でもたとえばニートが『ゴリオ爺さん』を読んだらどうおもうんだろうとはおもう 赤と黒、椿姫、マノン・レスコーと来て谷間の百合に辿り着いたが
凄いなと思った
自然の描写が濃密で花束一つ作るのにも詳しい解説がつく
バルザックの描写力にただただ圧倒されてしまった
最後のナタリーの返事で現実に戻った
バルザックの他の作品も読んでみることにする 藤原書店の人間喜劇ハンドブックと全作品あらすじは両方とも買ったほうがいいのか? ルイ・ランベール読んだけど難解でよう分からんかったわ
セラフィタも読みたいけど疲れそうだから純愛から読む >347
ルイ・ランベール読んだけどそんなに良くない
セラフィタの方がいいかも。
純愛って『ウジェニー・グランデ』のこと? 邦題は恥ずかしいが名訳。 >>348
そう。ウジェニー・グランデのこと
バルザックの物事の描写の多さには最初戸惑ったけど
今では癖になってる
面白い >>344
このへんの傑作ちゃんと読まないと「ロリータ」も「コレラの時代の愛」も消化不良だよねえ
それでもそれはそれでめちゃくちゃ面白かったと思えたんだけど
でも「椿姫」読んであれらを楽しむには大事な基礎がなってないと思った
「マノン・レスコー」はこれから読む >>351
『椿姫』を読んだなら次は当然親父の『モンテ=クリスト伯』を読もうぜ。 >>352
あれ分厚いから嫌なんだよねw
絶対面白いのわかるし
でもいい機会だがら読むわ 今やっているTBSドラマ「カルテット」はバルザック『ベアトリックス』を想起させる。 東京創元社のバルザック全集を2週間前に借りてきた
26冊のうち最後の1冊は書簡のために借りなかった
あと9冊で終わる
今度の3連休で全部読む予定
また数年後にでも借りて読もうと思っている ゴリオ爺さんと従妹ベット 谷間の百合がよかったね
自動車でいったことから重くはなかった
なお自分は一日に1000ページ読む
朝ファミレスが開店するとすぐに陣取って夕方まで読んでいる
途中何度か注文しながら読んでいる
図書館ではカバンに本を入れて3往復した
もっともっと読んでやる
実は先月人文書院のスタンダール全集を全部読んだ
バルザックの次にはトルストイのアンナカレーリナと
ドストエフスキーの未成年を読む
これでトルストイとドストエフスキーも完読となる 15時間ぶっ続けで読み続けたとしても1分間に1ページ以上。創元の全集は新旧とも25X25二段組だったと思うので、このスピードで読めるのはもはや速読の領域だね。まさか文学作品を速読する人がいるとは 。
俺なんか浮かれ女読むだけで4日くらいかかったから、羨ましい限りですよ。嫌みではなく。ホント、嫌みではないですよ。嫌みでは。
まあ、バルザックの小説、1/3くらいとばして読んでも筋を追うのは支障ないんだけどね。 訳文が古いのも多いから読むのが辛いと思うときはある。 356だけども一応三連休で全部読み切ったぞ
ただし全集と言いながらも「砂漠の情熱」とかが入っていない
上の人がいうように自分は速読だ
いわゆる読みすぎだ
だから何年かしたらもう一度全集に挑戦していこうと思う
でも全部をたったの3週間で読んだのではない
谷間の百合 従妹ベット ウジェニー。グランデなどは読んでいた
これでフランス人の全集を読んだのは、モリエール、カミュ、モーパッサン、
スタンダールについで5人目だ
またそのうち再読してみようとも思う
自分は一日に1000ページ読む
平日はそんなにいかないが、休日は読書を日課としている
次は最後の作品だけを残しているドストエフスキーとトルストイの攻略だ
ほかにもゴーゴリ、プーシキン、チェーホフ、ツルゲーネフの全集を
全部読んだし、カフカ、ヘッセ、ヘルダーリンも全部読んだ
これで50人の全集を読んだことになる
これからも多くの全集を読んでいくことにする
再読もしていこうと思う 谷間の百合読んだんだけど
風景描写が素晴らしいね
滅茶苦茶細かくてでも必要ないとは思わない
簡潔に描くのもいいが、言葉をつくさないと伝わらないものもあると思った
こんな自分ですが他にバルザックでお薦めはないでしょうか? ”村の司祭”を薦めます
女主人公が、ある理由で司祭の助けを借りて、地元の貧しい地方を開拓する話です。
この地方の描写、川の描写、村人の生活の描写が素晴らしい。ぜひ一読を。
女主人公がどのように育ったかも興味深いです。
東京創元社の第21巻にあります。 >>367
ありがとう
読んでみます
バルザックの描写力はマジで衝撃だった
それほど本を沢山読んでるわけじゃないけど
ここまで書く人いるんだなぁと思った わがバルザック長編5作
従妹ベット、暗黒事件、村の司祭、ベアトリックス、ふくろう党 村の司祭は解説にあるけどドストエフスキー的深遠さに到達した作品だよな
タブーに飛び込み事業をなす人のあり方
なんかいちいち説得されるんだよね
俺的にも心の底からぎゃー!となった作品 ドストエフスキーよりバルザックの方が小説家として偉大だと思う。
バルザックがいたからドストエフスキーは出現したのだ。
19世紀から21世紀まで世界でいろんな小説家が登場したが、
バルザックの小説の広大さ、深遠さ、豊かさを凌駕した者は一人もいない。 ドストエフスキーはシェークスピアバルザックディケンズポーサド(もちろんプーシキンとゴーゴリも)を
読んだうえで小説を書いてるからな
時代的なアドバンテージは持ってる 新潮版の翻訳のほうが人気なのでしょうかね。
光文社古典新訳文庫のほうはあまり人気がないのか
いつも図書館でぽつんと置かれています。 >>364
なんかもったいなくない?
読み方がさ。
いや嫌味じゃなくて。 ちょっとイッってる人のようだから放っておくほうがいいよ。
皮肉も通じないし……
バルザックやゾラは馴染みのない当時のフランスの風俗やちょっと登場する脇役のキャラをゆっくり楽しみながら読まないとね。
俺は冷酷なダンディ、ド・マルセーが登場するとちょっと嬉しくなるね。 『田舎医者』って、なかなか読み進められない小説だが、
誰かこれの楽しみ方を教えてくれんかな。 バルザックの短編中編のおすすめベスト5教えて〜
私見でOKです 短編、中編だと
1)人生の門出 2)オノリーヌ 3)ピエレット 4)老嬢 5)ゴプセック 筑摩のバルザックコレクション
文庫で出してくれるのはうれしいがラインナップが 短編では「捨てられた女」が断然ベストだ。
長編にしてもいい濃密な内容を見事に語る。 人生の門出 は社会人になりたての人、これから社会人になる人に是非読んで欲しいわ
おもろいww >>383-386
お返事ありがとう!
母校の図書館で3冊借りて来ました。
1.バルザック全集15(東京創元社1960)市原訳
ベアトリックス、捨てられた女
2.バルザック全集21(東京創元社1975)加藤,水野訳
村の司祭、ルイ・ランベール、海辺の悲劇
3.バルザック伝 アンリ・トロワイヤ著
捨てられた女を最初に読みたいんだけど、1が日焼けしてボロボロ…涙
2,3は綺麗なので、海辺の悲劇から読もうかなぁ。
東京創元社の全集は有名みたいだけど、60年版と70年代版が随分違いますね。
前者はかなり目に厳しい…人生初バルザックなので読みやすい別本あれば是非教えて下さい。 バルザック・コレクション(ちくま文庫)の中に捨てられた女を発見!! 幻想・怪奇小説選集
などの水声社のシリーズおもしろそうですね。 >>372
これだけは間違いなく言えるのは
二人とも借金したから偉大な文学者になれた あなたがそう思うのは勝手だけど、根拠くらい書いた方がいいと思うよ >>392
借金が現実的・精神的にどう作用したと思いますか? >>393
>>394
ふたりとも作品を借金に追われて必死こいて書いた
ドストは罪と罰を借金返済しないと版権すべて取られてしまうという状況で
それに間に合わせるために死に物狂いで口頭記述で書いた
バルザックは借金の返済に迫られないと作品をほとんど書かなかった
こういう後ろから鞭打つようなプレッシャーがあるのとないのとでは全然違うだろ >バルザックは借金の返済に迫られないと作品をほとんど書かなかった
これ事実?
知らなかったな…
トロワイヤの伝記に書いてるかな? トロワイヤの伝記、買ったまま読んでないのを思い出した。 「ゴリオ爺さん」とか「谷間の百合」しか読まれてこなかったから、
いまだに知られざる大作家だよ。 つまり読まれていない傑作が多く、大作家の全貌が知られていない。 ★★★少子高齢化を防ぐ為に、多産家族の表彰制度を導入すべきである★★★
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/★3729/12★26114724/★73
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なるほどねー
でも出版サイドの事情も普及の妨げになってる気がする
大型書店に行っても5大長編名作が手に入らないとかもうね… 「従妹ベット」はものすごいエネルギーにあふれた天才的な構成の傑作だが、
岩波文庫も新潮文庫も絶版だ。 私見では、従妹ベット、村の司祭、暗黒事件がバルザック3大傑作。
異論は認める。 村の司祭がBEST OF Balzac
BOB!!