フランツ・カフカ Franz Kafka 10
カフカは一行だけで終わっている作品が多い
おそらくはそれなりの作品に仕上げる予定だったのだろうけど
発想が浮かばなかったのだろう
うまくいかせば成功しそうな一行ものがいくつも見ることができる ねずみのジョセフィーヌを主人公にしようとした作品が多い。
どれもこれも一行もので終わっている
カフカは短命だったからこういう未完の作品が多かったのだろう
トーマス・マン、ヘッセの半分くらいしか分量がない
ここがカフカの致命的な部分だろうと思う
短命だったことがカフカの惜しまれるところだ カフカはものすごくストイックな人だったから、自分の書いたものの多くを否定していた。そういう人の書いたものは信頼できるよな。 >>293
章構成も異常だしね(T・U〔1・2・3{a・b・(c)・d}・4〕・V)
けど面白いという人はカフカの中で一番面白いと言ってたりするね
まあ中にはただ通ぶりたくて面白いとか言ってるアレな人もいるかも知れないけど
下のサイトを見てるとワケがわからんってのは至極もっともだと思うよ
色々解説されてる
http://www.geocities.jp/buruton2000/kafkaaru.html
>カフカはこの「ある戦いの描写」の朗読会で、クスクス笑いながら朗読をしていたとのこと。
>この作品だけが残された現在僕達はこの作品に対してどういった姿勢で取り組めば良いのか、
>それすら分からないという大変に困難な状況に置かれていることも「難解」と言われる原因なのかもしれませんが
>このやり取りだけでも非常に愉快であると思いませんか? >>371
今現在は角川だけだと思う
大昔には他からも出てたかも知れないけど ちくま文庫の「カフカセレクション」にも収録されてると思う 世界三大無能作家の一人がフランツ・カフカです。
深層心理が夢となって現出したものを、紙に書き著しただけの能無し。
心理学者として、反ナチスを標榜すればよかったのではないでしょうか。 「反ナチスを標榜すればよかった」って言うけど、あなたカフカが何年に亡くなったか知ってます? >>380
そういう意味では「ある戦いの描写」は今現在は角川のが一番手に入りやすい。
だがアマゾンのレビューでは、
「『ある戦いの描写』はこの本にしか入っていないようですので買って損はありません
が、『変身』は他の訳で読んだ方が良いかもしれません……。」
との事で、言われてる通り訳が不評のようだ。(角川版の訳者は中井正文)
他に確認できる限りでは
白水社から「カフカ全集 第5巻 万里の長城ほか 池内紀(訳) 」
新潮社から「カフカ全集 決定版 2 ある戦いの記録、シナの長城 前田 敬作 (訳)」
に収録されている。
>>377
それはもう読んで自分で判断するしかないんじゃないか?
どの訳がいいかなんて人によって好みもあるだろうし。
ちなみに言うと、
角川版の肥大漢、祈祷師は、他では太った男、祈る男と訳されている様子。
個人的には肥大漢、祈祷師の表現の方が好みだ。
・・・しかし訳が不評のようだから(ry 結局現在でも新品で買えるのは角川だけだろ。
他のが欲しければ古書店に行くかアマゾン等のネット通販やオクで落札して中古で買うか
図書館で借りるかって選択肢になるな。 『失踪者』を『アメリカ』などと誤解し、カフカは偉大であるなどと賞賛するプラハの豚共はおめでたい。
カフカなんてのは、ラヴクラフト以下の5流作家にしかない。
ボードレールの原作者の、自己陶酔日記の亜流以外のなにものでもない 『ある戦いの記録』の太った男の話は、広重の「興津」にインスピレーションを得て書いたんだな 2016年04月23日
カフカ『変身』書き出し部分、翻訳一覧
http://lagado.seesaa.net/article/436900405.html
(カフカ『変身』高橋義孝訳、新潮文庫、1952)
(カフカ『変身』山下肇訳、岩波文庫、1958)
(『変身・断食芸人』山下肇・山下萬里訳、岩波文庫、1958)
(『筑摩世界文學大系65 カフカ』辻瑆訳、筑摩書房、1972)
(『河出 世界文学大系58 カフカ』原田義人訳、河出書房新社、1980)
(カフカ「変身」、『ドイツ3・中欧・東欧・イタリア「世界の文学」12』所収、城山良彦訳、集英社、1989)
(『カフカ 世界の文学セレクション36』辻ひかる訳、中央公論社、1993)
(『世界幻想名作集』種村季弘訳(抄訳)、河出文庫、1996)
(『変身ほか カフカ小説全集4』池内紀訳、白水社、2001)
(カフカ『変身』中井正文訳、角川文庫、2007)
(カフカ『変身/掟の前で 他2編』丘沢静也訳、光文社古典新訳文庫、2007)
(『カフカ・セレクションIII 異形/寓意』浅井健二郎訳、ちくま文庫、2008)
(新訳カフカ「変身」、『すばる』2015年5月号所収、多和田葉子訳、2015) カフカの「城」他三篇
森泉 岳土 (著)
ハードカバー: 80ページ
出版社: 河出書房新社 (2015/3/26)
1975年生まれ。水、墨、爪楊枝、割り箸など、特異な技法で漫画を描く注目の新鋭。
「森のマリー」にて商業漫画誌デビュー。著作に「夜のほどろ」「祈りと署名」「夜よる傍に」「耳は忘れない」がある。
http://www.kawade.co.jp/img/image_i2/9784309275758.jpg 「一説によるとオドラデクはスラブ語だそうだ。ことばのかたち
が証拠だという。別の説によるとドイツ語から派生したもので
あって、スラブ語の影響を受けただけだという。どちらの説も
頼りなさそうなのは、どちらが正しいというのでもないからだ
ろう。だいいち、どちらの説に従っても意味がさっぱり判らな
い。」
「ちょっとみると平べったい星形の糸巻きのようなやつだ。実際、
糸が巻き付いているようである。もっとも、古い糸くずで、色
も種類もちがうのを、めったやたらにつなぎ合わせたらしい。
いま糸巻きといったが、ただの糸巻きではなく、星条の真中か
ら小さな棒が突き出ている。これと直角に棒がもう一本ついて
いて、オドラデクはこの棒と星形のとんがりの一つを二本足に
してつっ立っている。」
「屋根裏にいたかと思うと階段にいる。廊下にいたかと思うと玄
関にいる。おりおり何ヶ月も姿をみせない。よそに越していた
くせに、そのうちきっと舞い戻ってくる。ドアをあけると階段
の手すりによっかかっていたりする。そんなとき声をかけてや
りたくなる。むろん、むずかしいことを訊いたりしない。チビ
助なのでついそうなるのだが、子どもにいうように言ってしま
う。」
「この先、いったい、どうなることやら。かいのないことながら、
ついつい思案にふけるのだ。あやつは、はたして、死ぬことが
できるのだろうか。死ぬものはみな、生きているあいだに目的
をもち、だからこそあくせくして、いのちをすりへらす。オド
ラデクはそうではない。いつの日か私の孫子の代に、糸くずを
ひきずりながら階段をころげたりしているのではなかろうか。
誰の害になるわけでもなさそうだが、しかし、自分が死んだあ
ともあいつが生きていると思うと、胸をしめつけられるここち
がする。」 モーツァルト創作8時間+音楽レッスン4時間
フロイト創作8.5時間+患者診察4時間
カフカ創作7時間+保険局でのサラリーマンとしての執務6.5時間、午前2時以降に就寝、不眠症 オドラデクのかたちを3Dプリンターで出力して欲しい。どうしても無理だと聞いたのだけど… カフカの作品も面白いけどカフカとの対話とか関連本も良作多いくて楽しい 日記と書簡と対談とインタビューが読みたい…時間がない… 共和国
【1日遅れ・1】日本で最初(とされている)カフカ論。岡村宏「フランツ・カフカ」、『独逸文学研究』第1号所収、1932年6月。
http://pbs.twimg.com/media/Cmgd3wuUMAEz9i8.jpg
【1日遅れ・2】日本で最初(とされている)カフカの翻訳。林兼道訳「万里長城を築くに当りて」、『エルンテ:独逸文学研究雑誌』1933年1月号所収。
http://pbs.twimg.com/media/CmgfLuUUIAA8fX0.jpg
【1日遅れ・3】日本で最初(とされている)カフカの単行本、本野亨一訳『審判』白水社、1940年10月。
当時は7、8部しか売れず、そのうちの1冊を安部公房が買ったという伝説が。「審判」という誤訳が根付いてしまったのもここからか。
http://pbs.twimg.com/media/Cmgf0zNUsAAaI1Z.jpg
【1日遅れ・4】戦後に刊行された花田清輝訳『カフカ小品集』(左)無刊記(叢書「世紀群1」1950年9月?)。
初版200部だか300部だかを手作りしたという。貼りこまれたイラストを描いた桂川寛は、ブックデザイナーの桂川潤さんのご尊父。
http://pbs.twimg.com/media/Cmgg50OUsAIhwDz.jpg
4 Jul 2016 >>406
いつもはtwitterのコピペとかうっとうしいだけだけど、これは面白い
教えてくれてありがとう
最初の翻訳である「審判」の書き出し部分も見たかった
ひょっとして国会図書館の電子ライブラリーで見られるかな? やっぱマックスブロートのおかげだろう
カフカは短命だったけど
いい友達にめぐまれた
生きていれば大富豪になれたんだろうけどね カフカの影響力を一番理解していたのはやはり友人だ大富豪どころか親父に認められただろうに >>413
これ、おもしろすぎる。
文庫出てるけど買おうかな。 お邪魔しますよ
投票実施中 9/11(日)23:59までに投票して下さい
文学板ID制を導入に関する投票スレ [無断転載禁止]©2ch.net
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/vote/1473074707/ 自分に自信がある人とか楽観的だったりポジティブな人ってカフカ読んで楽しめるの? 「審判」 フランツ・カフカ
184位/318作品。翻訳小説SF以外。
凡庸な話だと思うのだが、何の意味ももたないという特徴に関しては、
確かに何の意味も持たないという奇妙な味がある。
が、まあ、読む必要もない古びた古典であろう。 カフカの短編といえば「夜に」が好きだな。
谷川の「ビリイ・ザ・キッド」ぐらいハードボイルドだ。ランボーっぽいしな。
まあしかしこんな世の中でまともな奴なら有名人になりてえとか思わないわけだよ。
小説家なんかだったら偽の性別とかプロフィールとかで済ましてしまうわけ。
カフカもそう。ししどカフカってねーちゃんいるじゃん。カフカって本当はあいつなわけ。
それにしちゃ長生きだなと思うだろうけど、そのとおり長生きなんだよ。
死の鳥はカフカの新作だ。最近のいろいろに関する教科書的にも読める。 「strangefruit fc2」でぐぐってみろ。前のコテ捨ててからしばらく書いてた小説サイトが出てくる。
下のほう、1をクリックして最初から読め。
フランス人がよく言うのはランボーっぽいということかな。
おっとそういえばあいつも街のケンカ自慢のギャングスタラップだったらしいな。
ししどカフカの目つきもギャングとかマフィアの女みたいだろ。 思いつく限り書いておく。まず俺はきくちなるよしじゃないし勘弁じゃない。勘弁は石川の漆器屋じゃなくてご近所さんだ。
ネットであんま個人情報垂れ流すのもあれだから東京にいるのに茨城いるとかそういう嘘はよくあるだろ。
そういう嘘ついてたらその嘘にのっかった偽者があらわれてしまったとそういうことだな。イクシオンとかも近所で元気にしてる。
菜の花ちゃんは数少ないまともなヤクザの娘だよ。
といってもまともなヤクザをみわけたりお前らには出来ないだろうから、ヤクザ全般を信用するのはやめたほうがいいが。
ごうりきあやめはあんなものはお前、華僑の殺し屋だっつーの。
最近は俺の下で働いてるけど、みんなお前らほど呑気じゃねえんだよ。 おっと1じゃねえ7だった。
石原なんて気持ち悪いじじい知らないし偽者の龍の顔はなんだあれ。ゾンビそのものだな。
本物の龍はこっちにいるし中田ヒデの本物なんかもこっちにいる。真面目な勤労青年やってるよ。
ギャングスタラップだからといってロンとかでもない。あんな百貫ぶーでーじゃねえよ。
とにかく日本人だろうが外国人だろうが差別はないから、
話にのっかりたけりゃ誰かに連絡してから横須賀に来い。会おうと思えばその日のうちに会える。
戦争はじめたいんだよ。さっさとしろ。 まあまじなんだ。色々事情知ってたら有名人になんかなりたくねえんだ。
止むを得ず有名人やらなきゃいけない場合にはそういう各種防衛的な処置をするわけ。
それ知らないでふいに有名人になっちゃった奴らいるけどな、最近こっちにも。
見るからに結構大変そうだけどな。 天網恢恢 暗黒漫画
深層糺明 四十九履
餡洞納通 式測是宮 一応白水社の全集を全部読んだ
カフカって一行で終わった作品が多いんだな
もう少し生きていればドストエフスキーくらいの
分量がかけたのではないか >カフカって一行で終わった作品が多いんだな
ノートにメモしてたのも作品として出てるからね 今更問うけど結局カフカは何をしたのさ!
僕は「個人」の時代を予期して、ルソーが「告白」を書いたみたいに
カフカは「誰でもない人 nobody」の時代を予期して城やら書いた人だと見ている ??? 変身の話さえ…w 何に変身したと思う?天才 カフカという人は、自分自身の死の予兆を覚えたのだろう
だからこそ小説を書くことによって自分の種の保存の身を投じたのだろう
子供がいるわけでもないカフカには、文章こそが唯一の自分の生の証であった
のだろう
そう思うとカフカの毎日の執筆についての説明がつく 451 なる〜。たしか、ボルヘスは、ゼノンのパラドクスや、肝油、キルケゴールとかを
カフカの文学的先祖だと言った。しかも、カフカが現れたことで、初めてそれらのカフカ的
文学が一つのものに見えるようになった、というようなことを言っていた。
つまり僕の説と君の説が一つに合わさり、すばらしい力を手に入れた。
452 なる〜。
ここで、「そのまま」見てはどうだろう
掟の門の門番は、カフカの父親で、
酷いエディプスコンプレックスがカフカを動けなくした。
もし、カフカが門番を押し切って、向こう側まで行けたらロマンになるだろう。
ところがカフカにとって、何かを達成することは嘘になる。
「物語にならない物語」とでも言おうか、それだけがカフカに書けるものだった。
さて、ここで僕は新説、「カフカ・キャラクター論」をとなえたい!
眼鏡っ娘、どじっ娘、ツンデレと並んで、カフカっ娘(別に娘じゃなくてもいいが)というわけだ。
ザムザも、ゲオルクも、Kも、みんなカフカ娘である、と言ったとて、誰も反論しないと思う。
そして僕たちはツンデレに萌えるように、カフカに萌えればいいのでありゅ。
カフカかわいいよカフカうわあああああカフカうわああああああああカフカたんの耳もふもふしたいお! なるほど〜。カフカは、カフカっ娘というキャラだったのか。 だから、小説でもないものを一生懸命書き続けるカフカっ娘というキャラが愛されたのか〜。 絶望のカタルシス説、というのは?
検討の余地ありでしょ カフカは死の予兆を覚えたからこそ執筆に走ったんだ
病気がちでいつも失望の中にいた
それこそがカフカの原動力だったと思う
いわば長時間かけて描いた遺書だというほうが正しいと思う
しかしカフカはいい友人に恵まれたよな
マックス・ブロートがいなけらば誰も気が付かなかった カフカは死の予兆を覚えたからこそ執筆に走ったんだ
病気がちでいつも失望の中にいた
それこそがカフカの原動力だったと思う
いわば長時間かけて描いた遺書だというほうが正しいと思う
しかしカフカはいい友人に恵まれたよな
マックス・ブロートがいなけらば誰も気が付かなかった カフカはそんなにいいだろうか? ルイス・キャロルやウォルト・ディズニーは必要だと思うが、カフカは必ずしも必要な作家だったか、どうか? カフカはすごいよ
ボルヘスだってカフカがいたからこそ出た作家だ
安倍公房だってカフカの世界に入り込んだ
こうしてみるとどれだけ意義をもった作家かがわかる
本当はカフカは死ぬ前に全集をだしておけばよかった
そうすればカフカは金持ちになって
もっとその世界を広げただろう
カフカは当時は評価が低かったけど
トーマス。マンやヘッセは評価していた 走った 書いた から死ねたんだね。幸せにさ。追随を許さず、後塵を拝させ。