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ウラジーミル・ナボコフ 6
0456吾輩は名無しである垢版2017/07/24(月) 07:42:40.04ID:l7EOxH1W
どなたかわかる方いませんかね。
長編だと思うのですが。
0457吾輩は名無しである垢版2017/07/25(火) 21:04:38.07ID:nG14l0xf
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆
0458吾輩は名無しである垢版2017/08/01(火) 04:57:09.34ID:oIbsk9Mf
どなたかわかる方いますか。
0461吾輩は名無しである垢版2017/08/10(木) 21:40:26.15ID:rQ+7LwTP
アーダきたな。
復刊ドットコムでも新訳9月下旬ってなってる
0462吾輩は名無しである垢版2017/08/11(金) 10:42:53.07ID:q2qnap/2
>>461
上下2巻で5400円
みんな奮発して購入しようぜ
0464吾輩は名無しである垢版2017/08/12(土) 01:25:37.70ID:KuWb2AoI
買うよ。もう書店で予約はできるのかな。

次はマーシェンカか賜物か。楽しみは続く。
0465吾輩は名無しである垢版2017/08/12(土) 01:38:29.29ID:1TfZ90hn
高いから文庫になるまで待つというのはやめてくれよな
0468吾輩は名無しである垢版2017/08/12(土) 21:05:45.08ID:FWXUdWdX
文庫になる前に図書館で読むかな。
0469吾輩は名無しである垢版2017/08/13(日) 00:28:27.73ID:taNxjc2l
おい
0470吾輩は名無しである垢版2017/08/13(日) 04:58:41.53ID:tdLtCfHa
ほとんど文庫にならないじゃん?
最初から文庫売りのやつはともかく。
0471吾輩は名無しである垢版2017/08/13(日) 10:24:52.23ID:taNxjc2l
そう、早川書房は前の斉藤訳の『アーダ』も文庫にしなかった
だから、文庫化を待っても無駄だ  単行本を買おうぜ
0472吾輩は名無しである垢版2017/08/16(水) 04:20:24.79ID:Joc4PdzH
図書館でじゅうぶん。
0473吾輩は名無しである垢版2017/08/16(水) 09:30:51.22ID:2nwhj80r
若島の事だから何年か経って改訳新装版とか出しそうなんだよなあ、ましてやナボコフの文章で一番難しいと言われるアーダだし
早川は近年は純文学もepi文庫で出してるから売り上げ次第では文庫化もありえると思う
まあとりあえず買うか
0474吾輩は名無しである垢版2017/08/17(木) 00:41:07.81ID:Fn53R8EZ
ハヤカワの翻訳純文芸で比較的売れているはずのコーマック・マッカーシー作品も近年は文庫化されてないので、迷わずに単行本を買ったほうがいいと思うぞ
0475吾輩は名無しである垢版2017/08/17(木) 02:25:57.85ID:h5Bgk9g6
マッカーシーで文庫化されてないのって、
ブラッドメリディアン、チャイルドオブゴッドくらいか?
ザ・ロード、美しい馬ら辺は文庫になってるな
ただし文庫化された血と暴力の国はもう入手困難だな
スレチすまぬ
0476吾輩は名無しである垢版2017/08/17(木) 09:14:02.52ID:/r1zuWHS
ドン・デリーロとか文庫化して欲しいがピンチョンがされないなら無理そうかな
0477吾輩は名無しである垢版2017/08/17(木) 12:01:05.66ID:mO7HA39g
文庫化だと河出の賜物は可能性ありそう
ちょうど池澤世界文学全集どんどん文庫化してるし
0478吾輩は名無しである垢版2017/08/17(木) 13:20:06.64ID:KBCsLuT8
福武文庫の『賜物』を持っているが、訳が読みづらく好きじゃない
だから河出の沼野訳も買ったよ こっちはロシア語からの初訳だしね
0480吾輩は名無しである垢版2017/09/13(水) 12:33:26.26ID:BAsuMBLb
『アーダ』新訳版の装丁がお目見えしているが、華やかでよろしい
旧訳版や岩波の『青白い炎』が地味な装丁だっただけに
0483吾輩は名無しである垢版2017/09/13(水) 17:21:30.35ID:BAsuMBLb
>>481
『青白い炎』の新訳を期待する
0484吾輩は名無しである垢版2017/09/13(水) 19:15:24.70ID:H5v5rKQ3
>>483
それは作品社がやってるし、新潮社のはロシア語からの新訳が中心って書いてあるから、
微妙に守備範囲から外れてる感じ
0485吾輩は名無しである垢版2017/09/13(水) 20:19:03.77ID:BAsuMBLb
ロシア語時代の長編でロシア語からの翻訳がまだないのは
『マーシェンカ』『キング、クイーン、ジャック』
『ディフェンス』『断頭台への招待』か
0487吾輩は名無しである垢版2017/09/14(木) 02:22:56.14ID:lRMOA4h1
>>485
ディフェンスって河出から出てる若島正訳のはロシア語から翻訳したんじゃないの?
0488吾輩は名無しである垢版2017/09/14(木) 02:48:43.30ID:uz1GHIRC
>>487
解説読むと英訳がメイン
このテキストとしてはヴィンテージ・インターナショナルから出ている英訳版を使用し、
ロシア語版と英訳には若干の異同もあり、個々のケースについては訳者の判断によりロシア語版のほうを採用したこともあることをお断りしておく

ロシア語については諌早勇一にご教示を賜った、と書いてある
0489吾輩は名無しである垢版2017/09/14(木) 02:53:39.31ID:FXR+elT/
「初のコレクション第1弾」って書いてあるけど第二弾って何がくるんだ?
短編集とか?
0490吾輩は名無しである垢版2017/09/14(木) 09:25:35.18ID:mv948Y5V
>>487
若島はロシア語はできない
0491吾輩は名無しである垢版2017/09/14(木) 10:33:54.08ID:5kwg/JPG
あれだけ熱心なナボコフファンなんだから、
ロシア語くらいできるのかと思ってた。
頭よさそうだし。
0492吾輩は名無しである垢版2017/09/14(木) 10:57:06.53ID:mv948Y5V
ロシア語も英語もできる名訳者というと、小笠原豊樹だな
0493吾輩は名無しである垢版2017/09/14(木) 19:16:45.77ID:A//tAsD3
ロシア語、イタリア語、フランス語は読むぐらいはできるらしいよ
フランス語で一番良く読んだのはジョルジュ・シムノンらしいけどww

ナボコフの息子がイタリア語に翻訳しているからそれもチェックしないといけないからね
0495吾輩は名無しである垢版2017/09/17(日) 21:26:44.07ID:Cg4qI940
アーダ、文庫落ちしそうでだから買うの躊躇うなぁ
学生なので金がない
0496吾輩は名無しである垢版2017/09/18(月) 05:52:33.58ID:Js/xBVnG
あーだこーだ言ってないで欲しかったら食費抜いてでも買うんだよ
『ロリータ』みたいなごく一部の例外をのぞいて3年は経たないと文庫にはならない
それにあまり売れないとふんだから高めの値段つけてるんだろうし文庫化はまずないと思う
0498吾輩は名無しである垢版2017/09/18(月) 18:42:15.68ID:H87z2F6x
アーダにも『ロリータ、ロリータ、ロリータ』みたいなの発売されないかなぁ
0499吾輩は名無しである垢版2017/09/18(月) 21:54:34.06ID:RsHddfuT
文庫落ちはないかもしれんが若島の場合数年後に改訳新装版を出す可能性は大いにあると思う
0500吾輩は名無しである垢版2017/09/19(火) 00:30:51.96ID:7yDrqOkp
ロリータが即文庫になった記憶があるんで、警戒する気持ちはわかる
が、アーダってロリータみたいに無闇矢鱈に有名でもないし、今回の文庫落ちはそれなりに時間かかると思う

>>499の言ってる改訳版はすごくありそうで怖い
若島でなくても、初版で買った本が版や刷が改まったところでさらっと誤訳が直ってたりする事がままあって、
急いで買って損した気分になる
0501吾輩は名無しである垢版2017/09/19(火) 00:38:39.91ID:wZ0tGhWg
旧訳で面白かったから精度があがる位のものだと思ってる
怖かったら旧訳図書館で読めばいい
言葉遊びに楽しみを感じるタイプなら旧訳じゃ全くダメだろうけど
0502吾輩は名無しである垢版2017/09/20(水) 02:50:30.56ID:P8eYquDG
ロシア語の小説って翻訳でずいぶんと印象が変わる。
自分でロシア語やって原書で読み始めてから思った。
語彙が豊富な言語だからか。日本語直訳するとき英語よりニュアンスとか気を
使う。ナボコフの言葉遊びなんかは日本語もちゃんとできる人じゃないと
難しいだろうな。
0505吾輩は名無しである垢版2017/09/21(木) 22:34:37.90ID:Ta0bQDRZ
アマゾンでは売り切れだが、楽天では売っているな
0508吾輩は名無しである垢版2017/09/22(金) 15:26:18.18ID:QaHPA/j/
新宿で『アーダ』購入
いつ読もうかな
0509吾輩は名無しである垢版2017/09/22(金) 16:10:10.72ID:kSiYNj9D
南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage

横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。

横浜市立南が丘中学校OB会
0510吾輩は名無しである垢版2017/09/22(金) 21:18:40.87ID:TUfAfgQV
若島訳アーダ、訳註一切無し(原註はある)
あとがき見る限りはこれからも訳し直す気満々だな
ただロリータと違って文庫落ちはなさそう(あったとしてもかなり先)だから普通に買って良いと思う
0512吾輩は名無しである垢版2017/09/23(土) 03:38:03.91ID:reKmYo2m
アーダの次は何に取り掛かるのか。
0518吾輩は名無しである垢版2017/09/25(月) 12:15:32.12ID:FCqMH/JO
文庫化するかどうか話題は出てるけど、電子化はどうなんだろう?
そっちの方が気になる。
ハヤカワは一ヶ月後にしてる印象があるので、する予定があるか知りたい。
0519吾輩は名無しである垢版2017/09/26(火) 11:40:29.34ID:jijWjKOl
買わないと早く絶版になり、古本高騰化する
0522吾輩は名無しである垢版2017/09/28(木) 15:33:27.37ID:aUtisTR4
全5巻ってそんなに訳すの残ってるのか?
何来るか予想できる人いる?
0523吾輩は名無しである垢版2017/09/28(木) 23:40:17.44ID:OgFu75DB
ロシア語からの訳がない断頭台への招待とディフェンスは確定
中編の魅惑者と目は分量的に二つで一冊だろうから、もう1冊が不明だな
0524吾輩は名無しである垢版2017/09/28(木) 23:50:17.95ID:knB+M0kx
マーシェンカとキング、クイーン、ジャックが1冊と考えると
ディフェンスと断頭台への招待も1冊になるか、中編と合わさって1冊になりそう

なんかますます残りのラインナップが謎になるが
0525吾輩は名無しである垢版2017/09/29(金) 00:06:37.17ID:rKRHcqRW
つーか本当に5巻まで出るのか?
途中で打ち切りになったりして。
ラインナップが揃わないことには迂闊に手を出せんな。
0526吾輩は名無しである垢版2017/09/29(金) 00:36:52.41ID:6hoJPTIU
ロシア語時代の短編集で1冊になりそうだな
0527吾輩は名無しである垢版2017/09/29(金) 00:43:05.77ID:6hoJPTIU
他に戯曲と詩集もあるが、このへんは全然訳さていないよね
0529吾輩は名無しである垢版2017/09/30(土) 00:40:48.29ID:Qfr6QkXq
素人が読んでも面白いっちゃ面白いんだろうけど、
研究者とかこれを必要するレベルの読者ならロシア語はともかくとして英語くらいは不自由しないだろうし、
絶対に翻訳されないだろう作品だよねオネーギン注釈
0530吾輩は名無しである垢版2017/10/04(水) 18:51:46.20ID:4sSJnXjL
新訳『アーダ』読んだ人はいないの?
0531吾輩は名無しである垢版2017/10/04(水) 20:08:15.66ID:cH0X2AR3
そういう新刊関係のレスはこの板ではもう無いよ
0532吾輩は名無しである垢版2017/10/05(木) 01:42:31.84ID:k8fbCDhG
>>530
読んでいるんだけど、結局もとの小説がものすごく複雑で不親切な小説で、読むのが大変
以前のアーダ訳と比較しながら読んではいるんだけれど、注釈などが増えたわけではない、というか一切ない
英語と比較しないとよくわからない部分も多くて、日本語に訳されたからわかりやすくは全くなっていない
(英語で読もうとすると架空の固有名詞やフランス語やロシア語だらけで沈没する)
アメリカに半世紀アーダを読み続けて注釈をつけている評論家が居るんだけど、まだ上巻だけしか注釈が終わっていない
10年以上続いている京都ナボコフ研究会もまだ上巻までで、今回の新訳は「決定版」から程遠い

研究会で丸一日議論し続けたと言う、アーダの光と影のゲームは少しいい訳になっていた
The shadows of leaves on the sand were variously interrupted by roundlets of live light.
The player chose his roundlet - the best, the brightest he could find - and firmly outlined it with the point of his stick; whereupon the yellow round light would appear to grow convex like the brimming surface of some golden dye.
Then the player delicately scooped out the earth with his stick or fingers within the roundlet.
でもやっぱり、そもそもよくわからない

一読して理解できる、筋を追えばいい小説じゃないし、翻訳に触れたからと言って書き込みが急に増える小説ではないってことだと思う
0533吾輩は名無しである垢版2017/10/05(木) 11:13:43.17ID:EeBOiW3a
新訳『アーダ』を読むのは来年以降になりそうだな
今は『四重奏/目』を読んでいる
0534吾輩は名無しである垢版2017/10/05(木) 20:03:07.16ID:gJu9xIBz
買っただけでまだ開いてもないけど、訳注がないってのはびっくりだわ
いっそ解説本でも出してくれりゃいいのに
0535吾輩は名無しである垢版2017/10/06(金) 11:40:21.22ID:oJr90w2H
>>534
注釈はネットに無料で公開されているんだ
解説本なら小説本文より長くなる
英語版で1章と2章で16ページなんだけど、ネットの注釈を印刷したら行間詰めても50ページびっしりになった

Ardor: "Ardor" indicates the Russian rather than American pronunciation of Ada's name (demonstrated by Marina at 39.16-17:
"She pronounced it the Russian way with two deep, dark 'a's, making it
sound rather like 'ardor'") in a manner that echoes the guide to the Spanish rather than American pronunciation of "Lolita" in Humbert's first paragraph in that novel
("the tip of the tongue taking a trip of three steps down the palate to tap, at three, on the teeth").
In Dickens's Bleak House (see previous n.), whose Ada's name is of course pronounced in the usual English way, Ch. 45 contains the sentence:
"Ada had been telling me [Esther Summerson, the narrator] only that morning of her hopes that Richard might exhaust his ardour in the Chancery suit by being so very earnest in it."
The doubling of “Ada” and “Ardor” prefigures the doubling of, for instance, Antiterra and Terra, Old World and New World, Aqua and Marina, Ada and Van, Ada and Lucette, throughout the novel.
The Russian “Ada” and the American spelling of “Ardor” specifically prefigure the Old-World/New World or transatlantic doubling motif.
MOTIFS: ardor; dor(e); doubling; transatlantic doubling.


AdaとAda or Ardorにも別個に同じくらいの記載あり
0536吾輩は名無しである垢版2017/10/07(土) 10:52:29.42ID:AA9hDRgm
アーダ、というタイトルがすでにAda or Ardorという英語のタイトルを翻訳している
このタイトルは英語圏ではエイダ オア アーダと目に飛び込んでくる
しかし、この本の中ではAdaはロシア風にアーダと読み、Ardorと同じ発音をするとなっているからタイトルは「アーダオアアーダ」と発音される
(実際は二つのaは同じように発音されるのでアーダー)
だから日本語訳のタイトルはアーダであって、エイダと熱情(Ardor)は消えてしまう
エイダはたとえばバイロン作の「カイン」に出てくるアダムの娘、カインの双子の妹にして妻のAdaをイメージする
神を捨ててセイタンについていくカインをただ一人愛し続けるエイダはアーダとはまったく似ていない
Did he know Joyce’s poem about the two washerwomen?
He did, indeed. Did he like it? He did.
In fact he was beginning to like very much arbors and ardors and Adas. They rhymed. Should he mention it?
Ardis Hallでアーダに初めて会って、案内されたarbor(園亭)もardor(愛欲)もアーダ(Adas)が好きになりかけている場面はエイダでは成立しない
(ジェイムズジョイスやプルーストを読んでいる14歳と12歳!)

そもそもアメリカとロシアが融合したアンチテラというSF世界(というかフランス人とロシア人がアメリカに難民として追放されている)だからこの言葉遊びが成立する

翻訳を読む→原文に戻る→注釈を読むを延々繰り返すことになる
0537吾輩は名無しである垢版2017/10/07(土) 11:06:31.06ID:AA9hDRgm
前の訳ではあった注釈を完全に省いているので、潔いけれども日本語だけではわからない箇所はたくさんある
"I used to love history," said Marina, "I loved to identify myself with famous women. There’s a ladybird on your plate,
Ivan. Especially with famous beauties?Lincoln’s second wife or Queen Josephine."
「私は歴史上の有名な女性になりきることが大好きだったわ。お皿に天道虫がいるでしょ。イヴァン。それも絶世の美女にー
リンカーンの二番目の奥さんとか、ジョセフィーヌ女王とか」
ナポレオンの妻はまだいいとして、リンカーンは一度しか結婚していない。天道虫も意味不明。

前の注には、天道虫Ladybirdは当時のLady Bird、リンドン・B・ジョンソンの奥さんを示している。
ケネディの暗殺(1963)とリンカーンの暗殺(1865)が重ねられ、暗殺後にFirst ladyとなったLady Bird夫人が「リンカーンの二番目の妻」で、
その前任者は美女と名高かったジャクリーン・ケネディというナボコフのジョークとあった。

どうも天道虫はお皿に描かれた模様だったようだけれども。
もっともそもそもアンチテラではリンカーンが二人目の妻を持っていてもおかしくはない。
それどころかエイブラハム・ミルトンという「アンチテラでは誰もが知る」として登場しているので、ジョンミルトンの二番目の妻のことを示しているという解釈もある
ミルトンはエリオットとも合体させられてミルトン・エリオットという不動産業者になってたりもする。
その友人が空き地と四重衝突(Waistlineと Agonic Lines)を書いた友人がいることになっていたり、ユダヤ人にされていたりする。
(ナボコフは反ユダヤ主義のエリオットを嫌っていたため)
0538吾輩は名無しである垢版2017/10/09(月) 18:51:37.03ID:y1dyG6cz
>>534

ナボコフの「オネーギン」注釈みたいになるからな
注釈が本文と同じ長さになるという
詩の世界だもの
0539吾輩は名無しである垢版2017/10/09(月) 22:14:25.02ID:zCYj83+2
全五巻の収録作品リスト出たっぽい。
賜物とロリータは訳者が沼野と若島でおなじだから改訳っぽい?
0540吾輩は名無しである垢版2017/10/10(火) 10:57:36.56ID:oWiys7P1
『ロリータ』が入るんなら、ロシア語時代限定ではないな
0541吾輩は名無しである垢版2017/10/10(火) 11:18:49.74ID:YlIRxiPX
>>539
見つからないんだけど、ソース貼ってくれませんか?
0543吾輩は名無しである垢版2017/10/11(水) 07:51:14.58ID:GhGgPgP7
今月発売の新潮に全5巻のコレクションの広告載ってた。
ロシア語版からの翻訳みたいだけど。
訳者によってタイトルがころころ変わる作家だよね。
0544吾輩は名無しである垢版2017/10/13(金) 15:23:50.25ID:wK3c/daU
これは出版したらいいのに非売品だとか


「ナボコフ訳注『エヴゲーニイ・オネーギン』」注解
京都大学大学院文学研究科21世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」「『翻訳』の諸相」研究会 編
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008501315-00


ナボコフ訳注『エヴゲーニイ・オネーギン』について.ナボコフと文学ゲーム / 秋草俊一郎 著

オネーギンは余計者か / 芦本滋 著

ナボコフのリズム観と10章解釈について / 柿沼伸明 著

ナブコフのゆらぎ / 小西昌隆 著

第1章第21連〜第33連まで第6章第24連〜第7章第15連まで / 鈴木聡 著

プーシキンの外国語とナボコフの奇妙な関係 / 中田晶子 著

破棄された「オネーギンのアルバム」 / 三浦笙子 著

禁じられた夢の劇場 / 皆尾麻弥 著

『オネーギン』より『アーダ』へと走る水脈 / 吉川幹子 著

国際シンポジウム「プーシキンの『エヴゲーニイ・オネーギン』とナボコフによる英訳・注釈について」.ロシア文学作品の翻訳について / 川端香男里 著

Nabokov,Pushkin, and Eugene Onegin / Julian W.Connolly 著
0545吾輩は名無しである垢版2017/10/13(金) 15:45:17.41ID:MNvl/Ma8
>>544
519ページもあるんじゃ紙媒体では出版はむずかしいだろ
PDFで公開してくれればいいのにな
0546吾輩は名無しである垢版2017/10/13(金) 21:18:53.46ID:UQpHnFZW
出版社とかに頼んでオンデマンド出版したらいいのに、1万超えてても買う人は買うだろ
0547吾輩は名無しである垢版2017/10/13(金) 23:42:43.03ID:7jkT6eEt
>>543
そうではなくて、単に英語版とロシア語版でタイトルが改題されている
英語からの訳とロシア語からの訳で同じタイトルにするわけにはいかない
>>544
たとえば秋草さんのは「訳すのは私」(東大出版会)にある程度収録されている
個別に発表されたのはこのあたりがある
世界は注釈でできている―― ナボコフ『エヴゲーニイ・オネーギン』注釈と騙られた記憶
https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/39238/1/55-004.pdf
ウラジーミル・ナボコフ『「エヴゲーニイ・オネーギン」翻訳と注釈』について
http://yaar.jpn.org/robun/kanto/24-Akikusa.pdf
ナボコフ訳注. 『エヴゲーニイ・オネーギン』」注解. 若島・皆尾・鈴木. 中田・吉川 (55ページ)
http://www.hmn.bun.kyoto-u.ac.jp/report/2-pdf/5_bungaku2/5_06.pdf
学術成果だから、個々人がそれぞれ10年前から研究続けているよ
0548吾輩は名無しである垢版2017/10/15(日) 06:22:28.54ID:jY/dVDrq
>>544
コピペするのはかまわないけど、きちんと読解ができるといいですね
秋草氏の論文のメモのごく一部
ウラジーミル・ナボコフの翻訳理論と『オネーギン』訳の生んだ波紋
(1) Paraphrasic(パラフレーズ的なもの)――形式上の便宜ゆえ、省略や付け足しをともなって原文の意訳をおこなうもので、この慣例は消費者 のせい、翻訳者の無知のせいでおこなわれる。
いくつかの言いかえはいきな言いまわしや慣用的な意識の魅力を持つことがあるが、学者は見栄えのよさに屈服するべきではないし、読者もそれにだまされてはいけない。
(2) Lexical (or constructional)(語彙的な、あるいは構造的なもの)――言葉の基本的な意味(およびその語順)を翻訳すること。
優秀なバイリンガルの管理のもとで、機械がおこなうことも可能だろう。
(3) Literal(リテラルなもの)――異なる言語の連想的・文法的な能力に可能なかぎり、原文の文脈に厳密に即した意味を翻訳すること。これだけが真の翻訳である。(Nabokov 1975: 1, xii-xiii)
ドライデンの三類型にならって、ナボコフは翻訳を三つに分類し、そして最後の “literal” なもの以外は翻訳ではないと切り捨てている。
ここに書かれているように、ナボコフが “literal” と定める翻訳は条件が非常に厳しいものであり、日本語で正確な翻訳という意味で使われる「逐語訳」という言葉よりも文脈上での正確さを求めている点でより深みのある概念だ。
ナボコフにとって「逐語訳」や「直訳」は次善の策である “lexical” にむしろ 属してしまう言葉に過ぎない。
ナボコフの『オネーギン』翻訳を語る上で鍵となるこの “literal” という形容詞について は、注釈のほかの場所でもくわしく解説されている。

訳注の序文でもナボコフは「脚韻を再現しながら、 “literally” に訳するのは数学的に不可能」と断定し、脚韻からの撤退を表明する(Nabokov 1975: 1 ix)。
ただし、ナボコフは脚韻からは撤退したが、韻律は手放さなかった。
その理由をナボコフは「英語散文はごく自然に弱強格になるという奇妙な理由で、弱強格の詩行はリテラルな正確さとまったく自然に結合するのだ」と説明している (Nabokov 1992: 135)。
実際『オネーギン』英訳で、ロシア語の弱強格はかなりの程度保たれている。
0549吾輩は名無しである垢版2017/10/15(日) 06:23:23.04ID:jY/dVDrq
脚韻からの撤退
ナボコフが犠牲にした最たるものが、「オネーギンの節」と呼ばれる複雑な押韻形式
これは各節14行からなるソネット式の連それぞれが、最初の四行が交代韻(AbAb)、
次の四行が連韻(CCdd)、次の四行が抱擁韻(EffE)、最後の二行が連韻(gg)で
構成されるというものだ(大文字は女性韻、小文字が男性韻)。
この入り組んだ脚韻が整然と繰り返されるがゆえに、『エヴゲーニイ・オネーギン』は「韻文小説」と副題されている
後に触れる論争を理解するうえでもポイントになるが、ヨーロッパ言語間で詩を翻訳する場合、韻文訳が通例である。
脚韻を用いた作詩が普及しなかった日本とは違い、多くのヨーロッパ言語では脚韻を用いた詩法が一般的。
ロシア語と英語では「音節アクセント詩法」を共用しており、翻訳のさい韻律も保持されることが多い。
英語にかぎっても、ナボコフ訳をのぞくほぼすべての翻訳で『オネーギンの節」がなんらかの形で再現されている。
実際、ナボコフも 1945 年の段階では韻文訳で『オネーギン』の一部を訳出していた。
この訳はエドマンド・ウィルソンにも好評だったが、ナボコフは韻文訳にたいして早い段階で限界を感じていたようだ。
1949年にはウィルソンに「もう韻を踏んだ翻訳はいっさいやらない――その専制君主ぶりはばかげているし、厳密さと折り合わない」とこぼしている (Nabokov 2001: 254)。
1955年に発表された論文「翻訳をめぐる問題:『オネーギン』を英語に」で、ナボコフは『オネーギン』を韻文訳することをこう結論している。
私が到達した結論は三つ。
(1)『オネーギン』を脚韻つきで訳すのは不可能である。
(2)テクストの変調と脚韻を、さらにはもろもろの連想やすべてとそのほかの特徴すべてを、一連の脚注で記すことは可能である。
(3)『オネーギン』の各連 14 行の脚韻を踏んだ四歩格を14行の、脚韻を踏まない、長さのばらばらな、二歩格から五歩格の弱強格に置きかえることでまずまず正確に翻訳することは可能である。(Nabokov 1992: 143)

こういうナボコフの議論を踏まえた上で、アーダやロリータのハイブリッド訳が生まれているようです
0550吾輩は名無しである垢版2017/10/16(月) 15:58:11.84ID:GsGZ8T82
亀井麻美 @kameiasami

ウラジーミル・ナボコフ『アーダ』 若島正訳、早川書房、2017年9月。
レールモントフの詩とかグリボエードフの『知恵の悲しみ』とか、日本の読者がどの程度ピンと来るかはわからないですが、ロシア語とロシア文学の知識が豊富で
あればあるほど愉しめる作品、という感じ。


亀井麻美??
@kameiasami

ロシア語が出来ないまでも、ヨーロッパの文学作品は古典から近現代に至るまで、英語は当然のこととして、独仏語程度は原語で読んでる読者が対象って感じ。
ハイブロウで性的に少々アブノーマルな人向けなのです(^^;
0551吾輩は名無しである垢版2017/10/24(火) 11:00:47.62ID:yciS2y5v
みんな『アーダ』に四苦八苦して、なかなか読了できないようで、書き込みが増えない
0552吾輩は名無しである垢版2017/10/25(水) 05:33:39.92ID:fdFXNWsu
買う銭ないんや
0553吾輩は名無しである垢版2017/10/25(水) 06:23:03.93ID:PLtKK4gx
ナボコフが自分レベルの読者に向けて書いた本だからな
英語ロシア語フランス語ドイツ語が出来て詩も散文も読めて原書でロシア語英語フランス語ドイツ文学を読み漁っている読者が基準という
0554吾輩は名無しである垢版2017/10/25(水) 11:40:45.09ID:NCWHvR4s
最近1ヶ月に買った本
ナボコフ『アーダ』上下 5400円
カブレラ=インファンテ『TTT』 3888円
フエンテス『テラ・ノストラ』 6480円
合計 15768円
学生やプータローでは無理でも、社会人ならこれくらい買える
0555学術垢版2017/10/25(水) 12:55:49.99ID:cg93qnch
なるほどナボコフはいいものなのか。誰かが読んでなたあ。
0556吾輩は名無しである垢版2017/10/25(水) 14:09:17.88ID:SNiSdU0K
血と汗の匂いの無い文学なんて俺は認めない。
所詮、お貴族様の限界だよ。
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