【にごりえ】樋口一葉【たけくらべ】
[1872〜1896]小説家・歌人。東京の生まれ。本名、なつ。中島歌子に和歌を学び、半井桃水(なからいとうすい)を小説の師とした。
「文学界」の同人と親交。民衆の哀歓を描き、独自の境地を示した。小説「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」など。 >>6
BookLiveで全集の電子書籍が格安ゲットできるよ。
露伴が酒飲んでるとか発言してるのを誰かが咎めているのを発見。
読んでて愉しめる。 一葉日記、たけくらべ、にごりえ、一葉論集 これだけで満足できる。
十三夜やうつせみ、ほかすべて悲惨すぎる 讀んでてつらい
日記は笑える箇所も多く、桃水の前で真っ赤になってドキドキしてるところなんかたまらん
母、一葉、くにが「なんと良い男だ」「美しい」「いや、あたしはそうな思わないね」などと
男の値踏みしてわいわいやってるのが楽しそう。 iphone5sで一葉全集読んでる。
文字が小さいのが難点。
軽いタブが欲しいな。
池で高級な鯉を預かる話しとか、
日記で読んでる。 >>9
おいら新世社版一様全集(昭和十六年)全五巻だ。古書で格安。
これも目がつかれて肩がこる。
日記は面白いよほんと。意外に新聞記事や時事にも触れているんだね。 『一葉のきもの』を借りてきた。明治の女性のきもの、髪の結い方とかのビジュアルブック。作品解説だと、女性の服装や化粧、おしゃれとの関連が細かく分析されてる。
跡歯という下駄が塵中日記にあって、これが当時の一葉の最大のおしゃれだったらしい。
貧乏だったから、そこまでこだわれなかったんだよね。。
買うほどじゃないけど、 あまりにも偉大な天才。残念なことにいま読めるやつがすくない。
格調高い古文ゆえ。 邦子の支えが重要だったんだね。
母は文学が金にならないと不平。
スレ落ち防止レス。 読みたい旬がなかなか出版と重ならない。
新版が出たときはたまたまそれほど読みたくなくて
ああ読みたいと思ったときは古本しか入手できない。
一番いいのは新書ぐらいの大きさで全集が出たときに読みたいと
思うこと。 最初に手を出すなら日記が良いのかな?
古文は辞典と首っ引きになるので解説付きじゃないと辛いし。 >>17
辞書なしで読める、ほとんど現代文と変わらないのは「わかれ道」。
短めだから苦労はない。ただしけっこう暗部を照らす内容。 日記読んでると、
半井ぬし、とか書いてる。
これって、お主(ぬし)と同じかな。
最初は日記も読みにくいけど、
しばらくすると慣れるね。 >>1
>半井桃水(なからいとうすい)を小説の師とした。
嘘でしょ。文学の格が雲泥の差。 大衆小説家だからね
まあ処女から見れば大人の男に見えたんでしょ。
瀬戸内寂聴なんかは男女の関係を強調するけど
半井だってめったなことじゃこんな天才少女に手は出せない
と感じただろう。そう思いたい。 しかし、正直正太夫 は日記に出演するなかで最も
面白いキャラ 新興宗教の親玉に金儲けの秘訣を聞き、金のむしんをする下りは笑える。 半井桃水の影響は良く分からないのが実態じゃない。
影響で韓国文学も読み出したりしてるからね。
それより、地震の日記がWikipediaにあるんだが、
一葉からの引用はそんな重要なのか? 一葉記念館に行ってきた
又行こうと思ってる
身を飾るような物がほとんど無いのが一葉らしいというか… 「一葉のきもの」を読んで「にごりえ」を読み出したけど面白い
一葉にはまったみたいだ 「たけくらべ」どうしてもというとこだけ注釈みて一気に読んだ
一葉たん天才 一葉の自虐エピソード。
自分のこと、落葉とも呼んでた。 中島歌子は天皇にも会ってる。
鍋島邸の落成のときに。 古文が苦手なんでなかなか手を出しづらいんだけど、レス読んでると一葉日記がオススメみたいだね。初めて読むならやっぱりこれかな。
>>24
桃水に振られた時に桃水の「臭いがする」あらゆるものから訣別したんじゃなかろうか。
当然一葉の文体からは桃水の影響は消えた、と。 別れたけど、日記読むとその後もいろいろ付き合いはずっと続いてるんだよね。
間接的にかなりのフォローしてたから、太陽とか掲載される。 明治の歌塾「萩の舎」で樋口一葉の姉弟子に当たる三宅花圃が目にした手記には、師である中島歌子の心の声が刻まれていた。
人気歌塾の主宰者として一世を風靡し多くの浮き名を流した歌子は何を思い、胸に秘めていたのか。
中島歌子は、幕末の江戸で熱烈な恋を成就させ、天狗党の志士に嫁いで水戸へ下った。
だが、尊皇攘夷の急先鋒だった天狗党はやがて暴走する。
内乱の激化にともない、歌子は夫と引き離され、自らも投獄され、過酷な運命に翻弄されることになる。
“君にこそ恋しきふしは習ひつれ さらば忘るることもをしへよ”
代表歌に込められたあまりにも切ない真情。そして、歌子が下したある決断とは──。
『恋歌』
著者:朝井まかて 日本のロマン主義文学の主な作品は、
樋口一葉の短編小説『たけくらべ』(1895年)、
島崎藤村の詩集『若菜集』(1897年)、
国木田独歩の随筆的小説『武蔵野』(1898年)、
徳冨蘆花の社会的視野を持った家庭小説『不如帰』(1899年)、
泉鏡花の幻想小説『高野聖』(1900年)、
与謝野晶子の歌集『みだれ髪』(1901年)、
高山樗牛の評論『美的生活を論ず』(1901年)などである。 にごりえの子供
うつせみの下男
うすむらさきの小僧
たけくらべの大工
みんな名は「太吉」 「たけくらべ」について質問させていただきます
大運動会以来邪険に扱っていた信如に美登利は恋をしているようですが、恋愛感情が伺える描写が信如の履物の鼻緒が切れた場面しかないのに、そこで急に信如への感情を描写するのは唐突すぎないでしょうか
もう少し過程がないとあまりに不自然というか
あと信如は美登利に恋愛感情を持っていたのでしょうか?それも唐突に鼻緒のシーンで現れますが、むしろ大運動会のあたりでは美登利を恐れてすらいるように見えるんですが......しかしそれだと水仙の造花を残したりはしないでしょうし
とにかく伏線というかきっかけが感じられず、急展開な物語に見えます
どなたかご教授していただけませんか 樋口一葉って夏目漱石なんかよりぜんぜん前なのな
漱石が作家デビューする20年も前に死んでるんだから
明治文学とか大正文学てだいぶ幅あるんだよね
島崎藤村も後期だね 一葉一家は生活苦のなか竜泉から家賃が倍もする丸山福山町に引越しました。
どのような成算があってできたのでしょうかおしえてください。 乾坤一擲の中味ですが、一葉のその後の奇跡とも言われる上昇を見れば「身過ぎに足る小説家」は賭けるに価することだったとも思えるのですが、
「文学界」という実入りのほとんどない同人誌のような雑誌にやっと書けるようになったような情況でのそのような賭けは無謀に過ぎて現実味が薄く、
むしろ、そのころの一葉の奇異な行動を見れば、彼女はいま風に言えばデリヘル(出張売春)することを決意したのではなかったか、
そして、その手始めの相手が久佐賀義孝なる占い師だったのではなかったか。とも考えられますがどうでしょうか。 久佐賀、村上は支援したこともあったかな。
半井は色々面倒見てたからね。本当のところ。
パトロンも探してたかもしれないけど、実際は微妙だったんじゃない?
最後は博文館がバックについた。この頃はもう出版社から引く手あまた。読売は断ってるし。 5000札をやたらに配る人達がいたので調べてみたら文学の人なんですね。餃子のパッケージにまで載っており5000札が当たるキャンペーン。 一葉ブームなんですか? 5000札を配るあの人達変。目が細い人や土人みたいな人達。 三宅花圃は一葉の成功を妬んだのかな。
萩の舎で悪口を相当言ったんだろう。 生まれる時代を間違った樋口一葉、お気の毒( ^ω^)・・・ 漱石より前に成功したけど
漱石より年下なんだよな。 本人は成功した、なんて思っていなかったはず。
貧乏暮らしで、肺病で若死に。
メリットを享受しているのは後世の読書人だけ。
はかない人生だったな。 たけくらべを読み始めた。
読みずらい。でも頑張る。 読んだら好きになってしまった。
アイドル的な意味で。 @闇桜(1892年3月『武蔵野』)
A別れ霜(1892年4月『改進新聞』)
Bたま欅(1892年4月『武さし野』)
C五月雨(1892年7月『武さし野』)
D経づくえ(1892年10月『甲陽新報』)
Eうもれ木(1892年11月『都の花』)
F暁月夜(1893年2月『都の花』)
G雪の日(1893年3月『文學界』)
H琴の音(1893年12月『文學界』)
I花ごもり(1894年2月『文學界』)
J暗(やみ)夜(1894年7月『文學界』)
「奇跡の14ヶ月」
K大つごもり(1894年12月『文學界』)
Lたけくらべ(1895年1月 - 1896年1月『文學界』)
M軒もる月(1895年4月『毎日新聞』)
Nゆく雲(1895年5月『太陽』)
Oうつせみ(1895年8月『読売新聞』)
Pにごりえ(1895年9月『文芸倶楽部』)
Q十三夜(1895年12月『文芸倶楽部』)
Rこの子(1896年1月『日本乃家庭』)
Sわかれ道(1896年1月『国民之友』)
21うらむらさき(裏紫)(1896年2月『新文壇』)
22われから(1896年5月『文芸倶楽部』)
和田 芳恵(1906年4月6日 - 1977年10月5日 男性) ぶっちゃけ江戸時代の小説だな。
内容以前に読めない。
註がなければ理解できまい。
古典の知識レベルではない。
なんなんだろうか。この人は 読んでるとすぐ慣れて読めるようになるよ
んで、昔の人というより、若い女の子の瑞々しさみたいのがリアルに感じれたりする >>58
一番恩恵にあずかったのは妹の邦子だよ
全集の印税は誰しも知るところだが、その他に、
学校教科書(博文館)の小石川に於ける販売権を
有していた。 >>65
平安時代の作品でも、読めば共感できるのは、同じ日本人だから、まあ、同じ人間だから、といってもいいけれど、
千年じゃ否定できない普遍性があるからだろう。
江戸末期から明治の、同時代の作家たちのものを読んでみるのも一興。
まあ、一葉は暗喩もうまいから、同じようなものがごろごろ、ってわけにはいかないだろうがな。 sage 女流で樋口一葉を越える傑作を書いた作家を知らない。どうしても男性作家ばかり読んでしまうが。
初めて樋口一葉を読んだ時の感応は忘れられない。当時の男性作家にも人気だったんじゃないかな。占い師に手付けられたらしいけど 南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage
横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。
横浜市立南が丘中学校OB会 明治5年〜明治29年かー
その頃の町の雰囲気はどんな感じだったのか
まだ江戸の感じも残っていたのか 終焉の地とか碑をもうちょっと目立つようにした方がと思う
お世話になったって土蔵の方がまだ存在感ある 原文で読んでみたら難しかった、という意見が多いが
試しに朗誦してみてほしい。びっくりするほどわかりやすくなるから(講談や古典落語を聴くように)
さらに、書き写してみてほしい。
あっという間に、真意が自らの手を通してアウトプットできるから。
その時分にはもう、自分と文語(正確には漢文くずし文体)の関係は自ずとハネムーン状態に。
「たけくらべ」らは、日本近代文学における、完結にして妙世界を醸する漢文くずれ記述の”しんがり”をつとめる作品である。
文語は平安時代の口語であるが、千年以上かけて洗練尽くした妙世界を負っている。
『十読は一写に如かない』と言うが、手で書き写せば自ずとわかる。すべてが入ってくる。
25歳の若い女子があれほど成熟した傑作を書けたのは
文語こそが平安時代からの千年の洗練の後押しを受けた、
この国の文学の柱石を担っているからということもわかってくるであろうから。 日本文学者の本には樋口一葉と尾崎紅葉は源氏物語の影響がある
とある。
よく知られているのは芥川龍之介が今昔物語などの影響があるってこと。
やっぱ古典をちゃんとやった人は文体やストーリー展開とか
自然と学ぶんじゃないか。 『三五郎は居るか、一寸來くれ大急ぎだと、文次といふ元結よりの呼ぶに、
何の用意もなく おいしよ、よし來たと身がるに敷居を飛こゆる時、
此二タ股野郎覺悟をしろ、横町の面よごしめ唯は置かぬ、誰れだと思ふ長吉だ
生ふざけた眞似をして後悔するなと頬骨一撃、
あつと魂消て逃入る襟がみを、つかんで引出す横町の一むれ、
それ三五郎をたゝき殺せ、正太を引出してやつて仕舞へ、弱虫にげるな、
團子屋の頓馬も唯は置ぬと潮のやうに沸かへる騷ぎ、』
・・たけくらべ 喧嘩の段。 今は 亡 ( う ) せたる傘屋の先代に太つ腹のお松とて一代に身上をあげたる、女相撲のやうな 老婆 ( ばゝ ) さま有りき、
『わかれ道』 上野藝大で鏑木清方の美登利を見てきたよ
屈指の美人画だった 卒論のテーマ日記でも調べたけど、あまり時間は割かなかったよ。 たけくらべの原稿、ほれぼれする江戸の女文字
日本はええなあ
そやけど
なんとしても早死には惜しい 昨日のサザエさんでワカメに樋口何とか呼ばわりされてかわいそうに あなたの死がコロナから救うかもしれない
(結核国民病をBCGが改善した)
心置きなく5000円から引退できますな >>45
それまで信如の気持ちははっきり書かれていませんが、最後に旅立ちの時に水仙の造花を差したことで信如も美登利を好きだったことがはっきりしている。 子ども達ひとりひとりの輪郭がくっきり浮かび上がってきて、あの頃に戻りたい気持ちになった。 『別れ霜』で芳之助の死ぬ描写が読み取れないのだが・・・・ 青空文庫で「たけくらべ」を一通り読んだ。
古文と現代文が入り混じったような独特の文体。
一つの単語として意味のわからない単語は余りなかったが、文章を読んでも
すぐに意味が頭の中に入ってこない。読んでいてしんどかった。 >>94
頭の中で音読すると(変な表現だけど)すんなり入ってくるよ。 >>95
人間が頭の中で考えるということは、言葉で考えるということだから、
考えるということ自体が、頭の中で文章を音読しているようなものだと思う
が。
それだったら、(大きな声でなくてもいいから)実際に小さく声を出して
読んでもいいかも。 文章は、寧ろ江戸期の言葉が多く含まれ、
出始めの頃の作品には、句読点すら用いられていないので、
一葉さんの作物を読みなれない人には、多少戸惑いもあるでしょう。
かく言う私こそその一人でしたが、やはり、不思議な事に七頁、八頁と
読み進むごとに、段々と一葉さんの文章が、自然に難なく理解できるようになった。
あの時の悦びは、忘れられないね。絶対、中高生の頃から読んでみるべきだよ!
マンガで読破!なんて、意味ないからね。 マンガで読破懐かしい
まだあるのか
あの意味のないマンガもどき…。あらすじ読んでりゃええやんて思った。 そうなんです。なんの意味も無い。
文学は、粗筋だけ追えばよいものでは、ありませんぞよ〜。 >>99
中・高生になって、樋口一葉を読み始める…いいとおもう! 樋口一葉肖像の5千円札もあと1年で見納め
自分はピン札を1枚保存してある チケットぴあ
山下達郎 100Qインタビュー
Text●森朋之
Q11 おすすめの本は?
「僕は樋口一葉のファンで、日記も含めて、全作品を読破してるんです。
そのなかで1冊選ぶとすると「にごりえ」かな。何百回も読んでます。
ただ、僕は人に言えるほど本を読んでるわけじゃなくて、
むしろ読書コンプレックスが大きいんですよね。
若いときから、本買うお金があればレコードを買ってたから」
Q51 おすすめの戦前の日本映画は?
「山中貞雄の『人情紙風船』。これは人生の1本ですね。
この映画が作られた昭和12年に赤紙が来て、13年に中国戦線で赤痢で死んじゃうんです。
もし生きていたら、小津安二郎、溝口健二、成瀬巳喜男らと並ぶ大監督になったでしょうね」
Q84 現在、レコードは何枚くらい持ってますか?
「CD、LP、シングル合わせて6万枚くらい」
2011/08/18 ファンタジア文庫
夏目漱石ファンタジア
著者 零余子イラスト 森倉 円
発売日:2024年02月20日
西暦一九〇六年。夏目漱石、作家の自由を脅かす政府に反逆。
西暦一九一〇年。夏目漱石、暗殺。
西暦一九一一年。夏目漱石、樋口一葉の身体にて蘇生。
「――彼女の肉体に、俺の脳を移植したのか」
森鴎外による禁忌の医術を受け夏目漱石は樋口一葉の身体で蘇った。それは帝
都に渦巻く闇との戦いの再開を意味していた。
誰が自分を殺したのか。どうして鴎外は漱石を蘇らせたのか。そして作家をつ
け狙う殺人鬼『ブレインイーター』の正体とは。
様々な謎が見え隠れする中、漱石の協力者の筈だった野口英世が独自の思惑で
動き出し――文豪バトルファンタジー開幕。