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【酒・酒】吉田健一【酒・酒】
0001吾輩は名無しである垢版2014/09/10(水) 21:29:12.23
酒と文学をこよなく愛した吉田健一のスレがなくなって久しいので
立てました。文庫本で復刊が相継ぎ小さなブームの観を呈していますが、
吉田文学の魅力を語りましょう。TO THE HAPPY FEW
0257吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 13:02:01.71
52にしては薄っぺらいな いや いい意味で
老婆の捨てたタバコの吸殻を大事にひろったなんて
いかに匿名でも ふつうは書かないだろう
つまり普通じゃない いや いい意味で
だってそりゃあ変態としか思えないもの いや いい意味でね

ああ いい意味だなあ 世界はいい意味で満ちているぞう
えっけー ほーもー
0258吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 13:25:11.84
変態芸で売ってた頃のタモリですら、大学時代、
吉永小百合の学食での食べ残しをどうしようか一瞬迷って、
でも結局なにもしなかった、って言ってた。

個人的には、写真で見る限り、
吉永小百合よりも佐多稲子のほうがずっと美人だと思うけど。
0259吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 13:31:20.81
>>258
俺も昔の文士の顔は好きだが(もちろん吉田健一の顔も)
ここ以外であんまりそういうこと言わない方がいいよ
真の異常者だと思われるから
0260吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 13:41:03.92
ごめん、>>259だが、宮本百合子の顔を佐多稲子の顔だと思い込んでた。
佐多稲子なら大丈夫、申し訳なかった。
0261吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 13:56:29.17
そんなことを言って百合子さんにはどう落とし前つけるんじゃ?
百合子のレコは怖ええぞ、ん?
0262吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 14:14:52.94
ハマコー「ミヤザワケンジ君が人を殺したと言っただけじゃないですか!」
0263吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 14:40:51.11
宮本百合子=百合子女史
武田百合子=百合子さん
という感じじゃない?

この二人は、夫が強面で、殺○経験あり、とされているのが共通してる。
0264吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 14:58:44.05
>ミヤザワケンジ君

昭和共産党インター闘争も遠くなりにけり、とひときわの感慨が・・・



♪立て〜 飢えたる者よ 今ぞ日は近し〜
 ♪立てよ わが兄弟 奮い〜立て いざ〜
  ♪ああインターナショナ〜ル 我等がもの〜〜
0265吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 15:10:11.12
徳田球ーがマッカーサーの釈放で網走から帰ってきて火炎瓶闘争をやる。
(多分ソ連からの指令で)野坂と宮本が党内クーデターで徳田派を追放して合法闘争に移る。
追い出された連中が大学学生自治会を拠点にして革共同を作る。これが全学連の始まり。
革共同は更に内部対立を起こして共産同が分派する。
かくして60年後半の大学紛争の基礎が出来上がった、ってわけ。
0266吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 15:10:28.64
ミヤケンの事件はさすがに知ってたが、武田泰淳のは今ググって知った...

武田泰淳と吉田健一は同い年で、大岡昇平や石川淳を通じて交流があったみたいだ

吉田健一は、泰淳の本の好意的な書評もいくつか書いてるね
0269吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 15:32:15.17
>>265
なるほど。若輩で引きこもりの自分には、実感なんかとてもできないけど、
こうした流れの中で、吉田健一は「保守反動」とかレッテル貼りされて、
黙殺されるような恰好になっていたのかな
うろ覚えだけど、最初の著作集が売れなくて刊行中断しちゃって、
神保町のゾッキ本屋で叩き売られてた、なんて、痛ましい話を読んだ記憶がある
0270吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 16:24:38.89
父親との対談集を出したり、出版社の意向で随筆集を「宰相御曹司貧窮す」なんて題名にされたり、
そんなことも色眼鏡で見られる原因になったのか。
俺も同時代体験があるわけではないが。

そういえば、昨年辺り、渡辺謙が吉田茂を演じた犬HKの連続ドラマ、見てた人いる?
俺は途中で見るのを止めちゃったし、TVごときに腹を立てるのもみっともないが、
茂へのプロテストとして健一が銀座で物乞いを始める、という展開になっていて、
健一が紋切り型の生っ白いアプレゲール的に描写されていたことも相まって、ものすごい違和感があった。
0271吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 16:38:18.23
そのドラマ、番宣で存在は知ったけど、結局みなかったわ

吉田茂役といえば、やっぱり森繁だろ
「小説吉田学校」だっけ、
あの映画にもほんの少しだけ吉田健一が出てくるよな
偉大な親父に反発して文学の道に進んだ、
的な、案の定のわかりやす〜い解釈だったはず
0272吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 16:41:42.26
>>269
べつに保守反動のレッテルを貼られて無視されてなどいなかっただろ。
どうして勝手にそういう見方をするのかね。おまえが今、レッテル貼ってるんだよ。

最初の著作集ってたしか「垂水書房」のだろ。批評AとかBとかいうの、おれも
確かに三茶書房あたりでゾッキ本を買ったおぼえがあるが、あれは「垂水書房」が
健一に惚れて出したんで、個人の著作集なんかよほど人気がなければ売れなくてあたりまえさ。
まして代表作がまだなにもなくて、「大衆文芸時評」かなにかをせっせと書いてるおっさんの
著作集が売れたらそっちのほうがフシギ。
0273吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 16:46:58.27
>吉田茂役といえば、やっぱり森繁だろ

というくらい、おめえもわかりやす〜い人間だな(笑
0274吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 16:50:41.46
うむ。ゾッキ本と言ったって著者には印税は行くわけだから、
痛ましいのは垂水書房であって健一じゃない
0275吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 17:01:26.49
>>272 >>274
ありがと。
垂水書房との間にはそういう関係があったのか。
『葡萄酒の色』の500部限定本も同じ出版社か。綺麗な状態なのをいつか手に入れたいけど、
引きこもりしてるうちは無理だね。
0276吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 17:16:58.26
>>274
銭金のことももちろん大切だけどよ(笑
ゾッキ本として自分の著作が棚晒しにされてたら、
誰だっていい気持ちはしないだろうさ

俺たち吉田健一の愛読者(だよな?)にとっても、
少なくとも嬉しい話ではないだろ
0277吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 17:18:24.28
引きこもりをやめてしょぼく働くのもいいが、
引きこもったまま稼ぐ手を考えるってのもある(笑
0278吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 17:25:49.07
>>276
まあね、しかしそれは本屋が見込み違いをやったってことで。
良い本がだれにでも手の届く値段で市場に放出されたと、喜べない
こともないね著者として、また愛読者として。

村上春樹の本だってケタ間違えて1000万部刷っちゃったらゾッキ本に
せざるを得なくなるだろうし。
0279吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 21:58:42.69
>>278
そうか、ゾッキ本は、単行本が文庫本になるのと同じような感覚とも言えるのか
残念ながら今の文庫本は割高感がハンパないが

それにしても>>1に書いてある通り、吉田健一の著作がこんなに文庫化される時代が来るとは
単行本で欲しい派の俺も、素直に嬉しいわ
0282吾輩は名無しである垢版2014/11/20(木) 23:55:02.79
擬古氏が>>179で書いてるが、『時間』が文芸文庫になって、
そのあと青土社から新装単行本が出たりもしたから、
そのへんの著作も文庫になってるもんだと勝手に思ってた
まだまだ宝が残ってるんだな
0283吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 01:12:15.07
>>280
文庫化済の2作も加えて、
『覚書』('73/7-'74/7「ユリイカ」)
『詩に就て』('74/8-'75/8「ユリイカ」)
『時間』('75/1-12「新潮」)
『昔話』('75/9-'76/8「ユリイカ」)
『思ひ出すままに』('75/12-'76/2「すばる」)
『変化』('76/9-'77/6「ユリイカ」・絶筆)
《長篇評論の極北六部作》じゃだめかい?
0286吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 02:39:14.89
《払方町六部作》一択だね
金井美恵子の本の売行きは、《目白四部作》がダントツらしいから(笑
文庫化希望なら、販売戦略も考えないと
0287吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 07:24:33.92
シニア層アピールで、本屋で佐伯泰英の隣とかに並べてもらえばいい
《さらば宰相御曹司! 別れの六部作》
《乞食王子絶唱! 男涙の六部作》
《ヨシケンさん安らかに! 黄昏六部作》
0288吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 07:57:52.11
時代小説について、『大衆文学時評』では、
山本周五郎を筆頭に、子母澤・海音寺・池波・司馬・村上元三あたりが概ね高評価だった。
佐伯泰英って俺は読んだことないが、確かに本屋でいやでも目につくね。
0289吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 08:32:37.37
>>283
自分らみたいなヨシケン中毒患者だったら、
題名を見るだけで幸福に包まれる六冊だけど、
灘の生一本がライトユーザーには旨く感じられないこともある。

どうも拙い表現で悪いが、これらの文章は、
吉田健一がリミッターを完全に外した状態で書いたものだと思う。
だからあなたの《極北》という表現には納得できる。惹句として良いかどうかは別にして。
0290吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 09:42:11.11
Wikiの著作一覧ながめてるが、青土社と小澤書店から出た単行本は全く文庫になってないのかよ
古本でよければ単行本を安価で買えるみたいだが、例えばエッセイの『時をたたせる為に』等、
文庫で持ち歩いて細切れの時間に読むのも悪くないな
0291吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 10:01:32.03
>『時をたたせる為に』
傑作だね、中身は読んだことないけどw、題名だけでも
0292吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 10:25:49.99
題名だけじゃなく中身もいいぜ >『時をたたせる為に』
>>283に挙がってるようなヘヴィ級の思索の結晶ではないが
没後刊行の『春 その他』と共に、晩年の随筆を集めたもの
0293吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 12:09:42.06
>>288
大昔読んだ印象では、水上勉がとにかく毎回褒められてて、
次いで結城昌治、新田次郎なんかが取り上げられてたような。
あとは(誰かの作品の引き合いとして)ダレルに何回か言及してたかも。
0294吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 12:42:57.14
『大衆文学時評』は、>>272にある通り、吉田健一の主要な業績ではない。
全集(集英社の著作集)以外では再刊・再録されていないし、文庫化も当然されていない。
しかし、読売新聞に連載されており、書評というものの影響力が今よりは大きい時代だった。

新田次郎は新進作家として、気象庁職員との二足の草鞋でデビューしたが、
作家専業を決意した大きな理由のひとつに、吉田健一の時評で取り上げて貰ったことを挙げている。
複数回にわたって言及され、当然ながら毎回絶賛などではなく、厳しい評価もままあった。

同年生まれであっても文壇の大先輩だった吉田健一が亡くなった際、新田は慟哭したという。
0296吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 13:43:30.13
>>287
 吉田健一作品とのマッチング度:0点
「特捜最前線」のサブタイとして:100点満点
0297吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 13:46:05.55
新田次郎が専業を決意したのはカミさんの本がベストセラーに
なっちゃったからじゃないの?カミさんへの対抗心。
0299吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 16:03:09.54
うん、いま評判?の竹林のなんとかよりずっと奥行があるしすばらしい。
息子はすこしおかあさんを見習うべし。
0300吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 16:13:55.34
正直に言うとさ、吉田健一の晩年?になるのかな、あの文体、すげえな、とは思うんだけど
なんかこう、ついていけない無念さがあるんだよ

いや、誰かをけなしたいんじゃなくて、俺の力不足なのはわかってるし、
吉田健一に興味あるからここを覗いてるんだけど

俺が読んだのは「時間」なんだが、う〜ん、その「読んだ」っていうのが、
言葉を追うので精一杯、何かを掴み損ねたまま最後のページまで来ちゃった、
だから果たして、俺はこの本を「読んだ」と言えるのかな、って
0301吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 17:05:51.76
>>300
「ベルグソンを読め!」なんて怖い人がこないように…w

まず、偉い。あなたは本当に偉い。
ちょっとでも意に沿わないところがあると、作者がバカだの、訳者がクソだの、他人のせいにばかりする御時世なのに。
あなたを見習いたいです、心から。

『時間』ですが、個人的に申し上げられることがあるとすれば、「あせらず寝かせる」ということでしょうか。
例えば私は、セリーヌ『夜の果てへの旅』を丸20年おいて再読、
いや、あなたの言葉を借りれば、真の意味で初めて「読んだ」と言えるようになりました。

わずかながら参考になれば、と。
0302吾輩は名無しである垢版2014/11/21(金) 17:07:59.54
>>300
吉田健一の世界はそんなに堅苦しいものじゃないぜ
肩の力抜いて、(ヨシケンのものに限らず)しっくり来る本を楽しんで読めばいいんよ
最初はピンと来なくても、何かのきっかけで愛読書になることは普通にあるさ
0303吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 00:37:09.56
>>301 >>302
二人ともどうもです
お礼が遅れてすみません

「東京の昔」とか「三文紳士」なんかは大好きなんで、引き続きこのスレに来ますね
0304癇癪持ちの耄碌爺垢版2014/11/22(土) 01:54:11.97
>>300
「ついていけない無念さ」
「果たして、俺はこの本を「読んだ」と言えるのかな」

いい言葉だなあ…。

「ついていけない無念さ」を生じさせる+快楽=文学
0305吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 08:26:31.68
>>300-304
胸を衝かれる。自分なんか安易に「読んだ」なんてドヤ顔で言っちゃうが、
機械的に字面を追ってただけ、なんてことが(いつもではないが)あるなあ。

話の趣旨とは違う俗っぽい例ではあるが、
『白鯨』の延々と続く博物学的記述、『戦争と平和』の詳細極まる戦闘経過など、
映画ならば倍速再生で「観た」ことにしちゃったような、後ろめたい記憶がある。
0306吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 08:43:43.39
>>305 モームの亡霊乙(笑
0307吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 08:54:32.91
後ろめたい記憶があるってことを読んだ記憶がある(笑
0308吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 08:57:27.30
×話の趣旨とは違う俗っぽい例ではあるが、

〇実体験とは違うほかで見かけた例ではあるが
0309吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 09:23:32.45
『白鯨』『戦争と平和』の挫折体験とか、飛ばし読み推奨とか、
いろいろな本やらサイトやらに書かれまくってるからね。既視感がすごい。
0310吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 09:35:00.55
>>305に嘘を書いたつもりはなかったが、言われてみれば思い当たる。
「読んだ」が、世評を確認しただけ、飛ばし読みすることすら先人の轍…
不毛な自己満足にもほどがあるな。まったくもってお恥ずかしい限り。
0311吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 09:44:37.35
『白鯨』を日本語で読むなら、
このスレ的には、健一の弟子筋にあたる幾野宏の訳で、ということになるのか
0312吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 09:54:05.88
>>311
昔阿部知二、今八木敏雄
0313吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 09:58:47.25
>>312 岩波さん乙(笑
0314吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 10:05:25.51
丸山健二の「超訳」があるぜ! 俺は積ん読してるぜ!
0315吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 12:52:19.39
幾野宏は、
吉田健一の『Japan is a circle』を『まろやかな日本』と訳して、
吉田未亡人に「健一は『まろやか』なんて日本語を決して使いませんでした」と
disられちゃったんだよな
0316吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 13:29:18.19
いいじゃねえか、「シンドラーのリスト」とその関連書の翻訳で一山当てたんだから
0317吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 15:14:01.59
そういや河出で出す池澤夏樹の日本文学全集に入るんだっけか、一冊丸々はおろか文学全集に収録されることすらまれだから楽しみだな
池澤は世界文学全集でハワーズ・エンドを入れた位だし結構好きなんだね
0318吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 15:30:16.71
その巻に番が回るまで全集の発刊が、というより河出本体が、もつといいね
0321吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 22:45:37.85
>>318
大型書店は何処も専用平台に並べてるけど
販促に力入れれば入れるほど痛々しいと言うか‥。

昨日早くも池袋のブックオフに出てたわ。
0322吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 22:51:40.15
http://www.kawade.co.jp/nihon_bungaku_zenshu/
>吉田健一  文学の楽しみ ヨオロツパの世紀末 他
>批評という文学形式において近代日本が生んだ最も価値ある二冊。
>その傍らに巧緻な翻訳と機略の小説、洒脱のエッセーを配する。

吉田健一の巻は2015年5月刊行予定
0323吾輩は名無しである垢版2014/11/22(土) 23:00:17.93
「機略の小説」ってなんだよw
0324吾輩は名無しである垢版2014/11/23(日) 08:36:01.38
>>322
この紹介文、池澤さん本人が書いてるのね

>批評という文学形式において近代日本が生んだ最も価値ある二冊。

吉田健一好きとしては嬉しいんだけど、ちょっと大げさに褒めすぎじゃないか…
0325吾輩は名無しである垢版2014/11/23(日) 09:04:37.80
個人編集(偏執?)ってのを最前面に出して、最大の売物にしてる全集だからな
0326吾輩は名無しである垢版2014/11/23(日) 11:51:37.92
個人偏執wなのはその通りだが、河出の創業130年記念事業でもあるからね。

『文学の楽しみ』『ヨオロツパの世紀末』がメインに来るのに違和感はないものの、
『文学の楽しみ』は、河出の「文藝」に連載→河出から単行本→河出文藝選書へ、
という出版過程も考慮されたんじゃないか。
0327吾輩は名無しである垢版2014/11/23(日) 12:27:23.33
もし殊更に「批評という文学形式」と言うのであれば
文学概論>文学の楽しみ
異論は認める
0328吾輩は名無しである垢版2014/11/23(日) 13:11:14.27
ここでも池澤アンチが必死の工作かよ
第1巻、おかげさまで八重洲BCフィクション部門売上第4位!
アンチ涙目
0329吾輩は名無しである垢版2014/11/23(日) 13:20:40.04
>>328
お前が今朝の朝日新聞書評欄の
書籍売上ランキングを見たのはわかった。
ご苦労さん。
0330吾輩は名無しである垢版2014/11/23(日) 18:19:48.95
仮に今ならブックオフで1000円で買ってくれるとして
八重洲BCで100冊買ってブックオフに持って行くと
売れた売れた自演予算10万円。
4位でいいならしかし5万円くらいで済むか?
安い宣伝費のような高い宣伝費のようなw
0332吾輩は名無しである垢版2014/11/23(日) 20:43:51.87
鴎外の巻には即興詩人が入る
吉田健一の巻に入る「巧緻な翻訳」とは、ヴァレリーか、ラフォルグか?
0333吾輩は名無しである垢版2014/11/23(日) 21:08:33.29
>>332
あとは『葡萄酒の色』からの抜粋とか。無難な選だと。
個人的願望は『ファニイ・ヒル』。河出が版権持ってるはずだが、まず頁数的に厳しいか。
0334吾輩は名無しである垢版2014/11/23(日) 21:32:05.77
お堅い感じなのに、猥本を入れて欲しいなんて、アンタも好きねぇ〜www
0336吾輩は名無しである垢版2014/11/24(月) 00:09:16.97
>>335 横井庄一軍曹乙(笑
0338吾輩は名無しである垢版2014/11/24(月) 01:13:59.47
>>337
折角吉田健一に1巻を充てるような新機軸を打ち出すんだから、
中身も思い切って、例えば『時間』あたりをもってきても良かった気がする。

俺は正直、池澤夏樹の文学観をよく知らないが、
>>322の案内文では「モダニズム」「日本語のために」なんてのがキーワードになってるようだから、
吉田健一の「極北」をむしろ積極的に収録すべきだったのでは。
0339吾輩は名無しである垢版2014/11/24(月) 01:29:17.22
>>338
吉田健一『時間』 池澤夏樹訳 [新訳]
著者が、その最晩年に到達した人間的考察の頂点。
時の流れの意味を考察した錯綜のテクストを、今の我々が読める形に。

なんて悪夢が過ぎる…
0340吾輩は名無しである垢版2014/11/24(月) 01:35:09.17
池澤夏樹のモダニズムってのはいわゆる大正モダニズムみたいなあの自由主義のモダニズム(近代教養主義的粋(通俗的にはモボ・モガ))じゃないよ?
どんなバカでも芸術家を気取れるバカなダダもどき=アングラポモのアプレ・ヌーボー・前衛・ポモのことなんだよ(笑
0341吾輩は名無しである垢版2014/11/24(月) 08:30:33.08
>>339
思わずフイたが、実際にそんなバカをやりださないという保証はないな…

>>340
池澤夏樹って、俺の中では黒鉄ヒロシの下位互換って感じで(顔の話ね)、
今まで殆ど読まずに来ちゃった。
あ、10年前の世界文学全集は何冊か世話になったか。解説は…ごめん、記憶なし。
0342吾輩は名無しである垢版2014/11/24(月) 23:38:10.57
あの世界文学全集には本邦初訳や全面改訳も多かったし、少なくとも新鮮さはあったね
(読んでみて、???となった作品もないではなかったが)
0344吾輩は名無しである垢版2014/11/25(火) 00:24:00.21
>>339
まだ半年先だから、変な入れ知恵したら本当にやりかねんぞww

店頭の束見本のジャケットも
鳥が飛んでるちゃんとしたデザインは既刊の古事記だけで、他はタイトルだけと云う無様さだし。先のことは何も考えてない感じだわ。
0345吾輩は名無しである垢版2014/11/25(火) 08:37:51.57
>>344
なにか勘違いしてるようだね。
0346吾輩は名無しである垢版2014/11/25(火) 12:19:27.25
>鳥が飛んでるちゃんとしたデザインは既刊の古事記だけで、他はタイトルだけと云う無様さだし

どうやってこういう嘘を考え付くのか聞いてみたい。
0349吾輩は名無しである垢版2014/12/10(水) 17:39:46.96
隔世の感がするなり。
余の青春時代、神田の古書肆の店頭の箱の中に、垂水書房版の全集だか著作集だかが、
一冊百円くらいで並べられてゐたり。忘れられぬ光景なり。かくの如き扱いを受くる氏の著作を不憫に感じけり。
知らざりし、時移り世去り、「天声人語」に引用さるる時代が来むとは。
思へば氏ほど劇的なる評価の変転を経し文学者も世に稀なるらむ。
いかなるゆゑにかくも毀誉褒貶の激しきや?不可思議なる現象なり。
0350吾輩は名無しである垢版2014/12/10(水) 22:44:12.83
>>349
お久しぶりです、擬古文先生!
ゾッキ本の話は>>269-279あたりでも出てましたが、
是非いろいろ、懐旧譚を書き込んでください!
0351吾輩は名無しである垢版2014/12/11(木) 08:23:44.07
わ〜い、コロ助が帰ってきた!
でも内容は上で誰かが言ったことそのままナリよ。
それをもっと通俗のカタにはめただけナリ〜
もっとがんばるナリ〜
0352吾輩は名無しである垢版2014/12/11(木) 09:54:43.18
文学者にしろ他の分野の芸術家にしろ評価が劇的に変わる例なんて珍しくもない。

まして健一の場合はブレーク前でもそれほど低い評価に泣いていたわけでもなく、
ただたまたま売れ残ったものがそういう形ででたというだけ。
逆に誰にも相手にされなければ、かりに出版にこぎつけたところでゾッキ本
になるほどの部数を刷ってもらえるはずがない。
0353吾輩は名無しである垢版2014/12/18(木) 09:22:40.50
書かれる内容じたいが擬古スタイルに縛られてしまう結果だな。
同じ人でもまともに自分の文章で書けば、自前の発想での意見表明になっただろうに。
0354吾輩は名無しである垢版2014/12/20(土) 09:17:55.38
第41回大佛次郎賞『吉田健一』長谷川郁夫
選考委員:鷲田清一・佐伯一麦・池内了・田中優子・船橋洋一
0355吾輩は名無しである垢版2014/12/22(月) 09:36:25.19
>>354
きのう丸善丸の内本店に買いに行ったら置いてなかった(泣
0357吾輩は名無しである垢版2014/12/23(火) 20:49:22.66
>>354,355,356

吉田文學フアンの一人として正に慶賀すべきことなり。
同書はあまりに価の高きゆゑに敬遠してありしが、選評を読むに頗る好著の予感有り。食指が動くなり。
かくなる上は今年最後の奮発をせねばなるまい。
余思へらく、年末年始、遠出もせで、この書を読みて過ごしなば、かへりて安上がりなるらんかと。
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