【酒・酒】吉田健一【酒・酒】
酒と文学をこよなく愛した吉田健一のスレがなくなって久しいので
立てました。文庫本で復刊が相継ぎ小さなブームの観を呈していますが、
吉田文学の魅力を語りましょう。TO THE HAPPY FEW 正直に言うとさ、吉田健一の晩年?になるのかな、あの文体、すげえな、とは思うんだけど
なんかこう、ついていけない無念さがあるんだよ
いや、誰かをけなしたいんじゃなくて、俺の力不足なのはわかってるし、
吉田健一に興味あるからここを覗いてるんだけど
俺が読んだのは「時間」なんだが、う〜ん、その「読んだ」っていうのが、
言葉を追うので精一杯、何かを掴み損ねたまま最後のページまで来ちゃった、
だから果たして、俺はこの本を「読んだ」と言えるのかな、って >>300
「ベルグソンを読め!」なんて怖い人がこないように…w
まず、偉い。あなたは本当に偉い。
ちょっとでも意に沿わないところがあると、作者がバカだの、訳者がクソだの、他人のせいにばかりする御時世なのに。
あなたを見習いたいです、心から。
『時間』ですが、個人的に申し上げられることがあるとすれば、「あせらず寝かせる」ということでしょうか。
例えば私は、セリーヌ『夜の果てへの旅』を丸20年おいて再読、
いや、あなたの言葉を借りれば、真の意味で初めて「読んだ」と言えるようになりました。
わずかながら参考になれば、と。 >>300
吉田健一の世界はそんなに堅苦しいものじゃないぜ
肩の力抜いて、(ヨシケンのものに限らず)しっくり来る本を楽しんで読めばいいんよ
最初はピンと来なくても、何かのきっかけで愛読書になることは普通にあるさ >>301 >>302
二人ともどうもです
お礼が遅れてすみません
「東京の昔」とか「三文紳士」なんかは大好きなんで、引き続きこのスレに来ますね >>300
「ついていけない無念さ」
「果たして、俺はこの本を「読んだ」と言えるのかな」
いい言葉だなあ…。
「ついていけない無念さ」を生じさせる+快楽=文学